プリキュアと謎のデュエリスト   作:リゲイン

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マナ「ねえ、今日の最強カードって何かしら」

いちか「実は、今日はないんだよね」

あおい「実は、今日はないんだよね」

いちか「なんで?」

あおい「実は、今日で最終回なんだって」

マナ「もう?長かったね」

あおい「うん」

いちか「じゃあ、本編行こうかな」

あおい「そうだね」


平和な世界へ

あきら「悪夢獣との戦いが終わって2週間後」

 

ジャッカル「面倒だな、悪夢獣の域う残りが面倒だな」

 

キュアショコラ「そうですね、まさか悪夢獣の生き残りがいたとはな」

 

ジャッカル「みんなが来る前に、カタつけるか、行けヴァレルロードドラゴン轟雷のヴァレルショット」

 

ヴァレルロードドラゴン

 

ドラゴン族/リンク

 

攻撃力3000 LINK4 リンクマーカー左/左下/右下/右

 

効果モンスター3体以上

 

②このカードはモンスターの効果の対象にならない。②1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。この効果の発動に対して相手はカードの効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。③このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターをこのカードのリンク先に置いてコントロールを得る。そのモンスターは次のターンのエンドフェイズに墓地へ送られる

 

キュアショコラ「ショコラ・アロマーゼ 」

 

ジャッカル「これで終わったな、みんなが来る前にカタついたな」

 

あきら「そうですね」

 

ジャッカル「さて式の準備でもすっか」

 

あきら「はい」

 

そして20分後、予定どおり式が開始された

 

ジャッカル「お前のドレス姿かわいいな」

 

あきら「あっ、ありがとうございます」

 

そして2時間後

 

あおい「あきらさん ジャッカルさんおめでとうございます」

 

ジャッカル「ああ、ありがとな」

 

ゆかり「うらやましいわ、本当に」

 

あきら「そう?」

 

ジャッカル「それより、どうするよ、これから」

 

いちか「そうだ、私が二人のために、なんか作ってあげる」

 

ジャッカル「そうか、ありがとな」

 

その時

 

みく「お姉ちゃん」

 

あきら「みく」

 

みく「お姉ちゃんおめでとう」

 

あきら「ありがとう」

 

いちか「出来ました」

 

ジャッカル「なかなかよく出来てるな」

 

あきら「ジャッカルさん」

 

その時

 

炎「ジャッカルさん、おめでとうございます」

 

ジャッカル「ありがとう、炎」

 

早苗「まさか本当に式を挙げるなんて」

 

麻光「本当ね」

 

歌音「最初は笑顔とか必要ないって考えてたけど今になってはすごくわかる」

 

沙羅「うん」

 

炎「・・・」

 

沙羅「どうしたの?」

 

炎「あの、ジャッカルさん」

 

ジャッカル「なんだ?」

 

炎「私、ジャッカルさんの跡を継ぎたいです」

 

ジャッカル「俺の?別に構わんが、なんで急に?」

 

炎「実は、私ジャッカルさんのデュエルを見て、笑顔にしたいって思ってたんです」

 

ジャッカル「分かっただがこれだけは言っておく、デュエルの道は厳しいぞ」

 

炎「はい、ついていきます」

 

ジャッカル「いい覚悟だ」

 

沙羅「あらっ?ということは炎ちゃんは、ジャッカルさんの後継者になるって事ね」

 

炎「ええ」

 

真琴「でもなんで急にジャッカルさんの跡継ぎに?」

 

炎「彼は私達に笑顔を教えてくれた、私もジャッカルさんみたいに、デュエルで笑顔にしたいと思ってね」

 

ジャッカル「よく言った、炎」

 

あきら「いいんですか?」

 

ジャッカル「ああ、俺はいつでもいいぞ」

 

あきら「ジャッカルさん」

 

ジャッカル「どうした?あきら」

 

あきら「私も貴方の手伝い、いえマネージャーに回ってもいいですか?」

 

ジャッカル「かまわない」

 

あきら「でも、どうやって、やるんですか、私達はデュエルモンスターズは持ってませんし」

 

ジャッカル「そのことなら大丈夫だ、我のデッキがあるからな」

 

炎「それなら、安心ね」

 

いちか「ここじゃあれだから、キラパティで話そうよ」

 

ジャッカル「そうだな」

 

いちか「じゃあ、キラパティオープン」

 

そして20分後

 

いちか「いらっしゃいませ」

 

あきらのファンA「あきら様」

 

あきら「どうしたの?こんなところに」

 

あきらのファンB「開いてたので、スイーツを」

 

あきらのファンC「あれっ、あきら様、指輪してますね」

 

あきら「うん、婚約したの」

 

あきらのファンA「誰とですか?」

 

あきらのファンB「あきら様に近づく虫は誰ですか」

 

あきら「それは言いすぎだよ」

 

ジャッカル「どうした?あきら、もめごとか?」

 

あきらのファンA「誰ですか」

 

あきら「私の婚約者だよ」

 

あきらのファンB「なっ!!あなたが!!」

 

あきらのファンC「あなたなんかにあきら様を取られるとは」

 

ジャッカル「熱狂的なファンか、やめておけ、どうせ意味はないんだ」

 

あきらのファンA「ムカッ、なによ」

 

ジャッカル「そうか、なら相手になるぞ」

 

あきらのファンA「なによ」

 

あきら「あの二人とも、落ち着いて」

 

ジャッカル「・・・まあ、そうだな、少し頭に血が上りすぎた」

 

あきらのファンA「あきら様がいうなら」

 

その時

 

ジャッカル「んっ、これって」

 

あきら「どうしたんですか?」

 

ジャッカル「いや、急にアメリカからオファーが来てな」

 

あきら「海外からって」

 

ジャッカル「どうやら、この世界にもデュエリストがいろいろ来たようだそれでその大会に我が呼ばれてな」

 

あおい「すごっ、外国からオファーって」

 

あきらのファンの4人「・・・」

 

あきらのファンD「海外からのオファーって彼そんなにすごいの?」

 

ゆかり「私も始めてね」

 

ジャッカル「すまんな、あきら、婚約してすぐに離れるようになって」

 

あきら「いいえ、大丈夫です、私もジャッカルさんの事応援してますね」

 

ジャッカル「ああ、ありがとう、まったく仕方ねえな、一発、派手に暴れてくるか」

 

あきら「さすがジャッカルさんです」

 

いちか「ジャッカルさんが海外デビューってことで私がとっておきのスイーツを作りました」

 

ジャッカル「なかなかいい味だ、ありがとな、いちか」

 

いちか「はい、これはジャッカルさんの必勝を願って作ったものです」

 

あおい「このアイスは私が作ったんだ」

 

ジャッカル「うまかったぞ、あおい」

 

いちか「これもひまりんのおかげだよ」

 

ジャッカル「ありがとな、ひまり」

 

ひまり「大丈夫です」

 

響「ジャッカルさん、聞きました、海外デビューなんですか?」

 

ジャッカル「ああ」

 

エレン「すごいわ、海外デビューなんてさ」

 

ジャッカル「まあ、大したものではないが」

 

せつな「たいしたことですよ」

 

みらい「海外デビューなんてワクワクもんだあ」

 

リコ「みらいが海外デビューじゃないのよ」

 

みらい「そうだけど」

 

りん「いつ出発なんですか?」

 

ジャッカル「明日だな」

 

あきら「そうですか?」

 

ジャッカル「大丈夫だ、終わり次第戻ってくる」

 

あきら「はい」

 

ゆうこ「今日の夕飯は派手にしましょう」

 

奏「そうね」

 

ジャッカル「大丈夫だ、あきら、我は必ず勝ってくる」

 

あきら「はい、ジャッカルさんなら出来ます」

 

ジャッカル「ああ、そうだな、まあ、席とれるようなら、お前たちの分も取っとくぞ」

 

あきら「いいんですか?私たちの分を取ってくれて」

 

ジャッカル「気にするな」

 

ゆかり「世界大会ねえ、面白そうだわ」

 

あおい「その時は、私のロックで盛り上げてやるぜ」

 

ジャッカル「頼むぜ、お前のロックは盛り上がるからな」

 

そしてさらに数週間後

 

あきら「ジャッカルさんが行って、数週間後ね、どこまで、勝ち残ったかしら」

 

あおい「ジャッカルさんからチケット来たよ、どうやら決勝戦を見に来てほしいだって」

 

いちか「場所は?」

 

あおい「アメリカ ロサンゼルスだって」

 

ひまり「でもどうやって、行くんですか?」

 

あおい「どうやら飛行機をよこしたって、そろそろ来るらしいよ」

 

あきら「じゃあ、準備してくる」

 

そして9時間50分後

 

あきら「場所はどこ?」

 

あおい「えーと」

 

その時

 

響「あれっ、みんなどうしたの?」

 

いちか「あっ、響さん、私達も呼ばれたんです」

 

響「そうだったの、あと、他のプリキュアの皆さんも来てます」

 

いちか「そうだったんですか」

 

そして20分後

 

あきら「どうやら、ここね」

 

響「そうですね」

 

あおい「もう始まってるじゃん」

 

ジャッカル(なかなかやるが、ヴァレルロードドラゴンの前では無意味)

 

対戦相手「儀式召喚サクリファイス」

 

あきら「攻撃力0のモンスター・・・何かあるわね」

 

対戦相手「サクリファイスの効果発動」

 

ジャッカル「無駄だ、トポロジックボマードラゴンの効果発動、このカードのリンク先にモンスターが召喚 特殊召喚された場合、すべてを破壊する」

 

対戦相手「何!!だがお前のモンスターも」

 

ジャッカル「ああ、ヴァレルロードは効果では破壊されない」

 

響「というと、破壊されるのは」

 

あきら「相手のサクリファイスだけね」

 

ジャッカル「砕け散れサクリファイス」

 

対戦相手「しまった!!」

 

あおい「さて、バンドの用意だ、いっくぜ」

 

あおい青空Alrightを熱唱中

 

ジャッカル「あいつら来てくれたのか、さてどうする?貴様はのフィールド手札は無い、どうする?」

 

対戦相手「ぐぬぬ」

 

ジャッカル「これで終わりだ、トポロジックとヴァレルロードでダイレクトアタック」

 

対戦相手「ぐああああ」

 

奏「やった」

 

あかね「まさかの逆転勝利やで」

 

あきら「ジャッカルさん」

 

ゆかり「あきら」

 

審判「優勝はMrジャッカル」

 

ジャッカル「やったぜ」

 

アナウンサー「見事優勝しましたジャッカルさんにインタビューします、優勝の秘訣は?」

 

ジャッカル「そんなものは無い、しいて言うなら、皆の応援と決勝を見に来てくれた、あおいのバンドが勝利へ導いた」

 

アナウンサー「それでは、ジャッカルさんを勝利へ導いた、あおいさんに聞いてみましょう、何か音楽を習っているのでしょうか?」

 

あおい「あたしはただ、バンドをやっているだけです、それより、私より、そこにいるあきらの方が勝利へ導いたんだと思います、だってあきらは、ジャッカルさんの妻ですから」

 

アナウンサー「では、ジャッカルさんの妻であるあきらさんに聞いてみましょう、ジャッカルさんを勝利に導いた秘訣は?」

 

あきら「べ、別に、何も、私はただ、祈ることしか出来ませんでしたし、私は何も」

 

アナウンサー「そうですか、では今日はこの辺で」

 

ジャッカル「お前らありがとな来てくれて」

 

あきら「大丈夫です」

 

ジャッカル「我はもう少しロサンゼルスに残る、お前らはどうするんだ?」

 

れいか「私たちは今日中には、日本に戻ります」

 

ジャッカル「そうか、分かった」

 

あきら「ジャッカルさんは日本に戻るんですか?」

 

ジャッカル「ああ、戻る予定はある、まあ戻ったら、しばらくはいるから大丈夫だ」

 

あきら「はい」




あきら「一応、短いけど終わってしまったね」

ゆかり「そうね、そうだ番外編ってやるのかしら?」

あきら「今は考えてないようだけど、やるみたいではいるのよ」

ゆかり「それは楽しみだわ」

あきら「この辺でいいかな?」

ゆかり「そうね」

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