バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜 作:穂乃果ちゃん推し
第49話 未来へ!
キョウヤの野望を止めてから数日後……。私たちは12人でスクールバディチーム、μ'sとして活動していました。これは、ある日の出来事です。
盛谷「うーん、なんだか部室に入るのが久しぶりな気がするよ……。」
穂乃果「本当だよ〜。」
海未「そうですね。あの戦いが長かったせいですね。」
ことり「今思い出しても、刺激的な内容だったなぁ〜。」
そう4人で話しながら部室の前に来ました。さつきがドアを開けた瞬間、私たちは謎の光に呑み込まれました!
~??? 大通り~
盛谷「うわぁぁぁぁ!痛っ!どこ?ここ。ん?」
穂乃果/海未/ことり「うわぁぁぁぁ!」
盛谷「ええええ?!痛っ!」
穂乃果「大丈夫?!」
盛谷「大丈夫じゃない……。」
海未「す、すみません!すぐに降ります!」
そしてしばらくした後……。
ことり「ここは一体何処だろう?」
海未「さぁ……。」
穂乃果「穂乃果も知らないよ?」
盛谷「一体どこなんだろう?」
???「動くな!」
穂乃果「誰?!」
???「バディポリスだ!抵抗すれば拘束させてもらう!」
盛谷「バディポリス?」
???「こちら滝原。身元不明者4名を拘束しました。これより本部へと連行します。」
???『分かった。気をつけて来てくれ。クリミナルファイターには遭遇しないようにしてくれ。』
滝原「はい。分かりました。」
盛谷「どうかしたんですか?」
滝原「君たちにはバディポリス本部へと来てもらう。」
穂乃果「それって、捕まっちゃうんですか?!」
滝原「大人しくこちらの要求通りの行動をしてさえくれれば危害は加えない。だが、抵抗すれば君たちの安全は保証できない。どうする?付いてくるか?」
海未「分かりました。付いていきます。」
滝原「その前に名前を聞こうか。身元不明者のままではあまり円滑に進まないのでな。」
穂乃果「高坂穂乃果です。」
ことり「南ことりです。」
海未「園田海未です。」
盛谷「盛谷颯樹です。」
滝原「高坂さん、南さん、園田さん、盛谷君だね。覚えておこう。それでは付いてきてもらう。」
4人「はい。」
~バディポリス 本部内 司令室~
???「何の用かな?」
滝原「ただいま拘束した4名をこちらに連れてきました。」
???「入りたまえ。」
滝原「ここから先は関係者フロアだ。この名札を掛けておくといい。」
海未「ありがとうございます。」
滝原という警察官を先頭に、私たちは謎の部屋へと入る。そして少し歩いた後、動きが止まった。
滝原「コマンダーI、連れてきました。」
コマンダーI「どうも。」
滝原「こちらはコマンダーI。このバディポリスの司令官だ。」
コマンダーI「こんにちは、君たち。僕はコマンダーI。改めて、君たちの名前を聞こうか。」
滝原「左から、南ことり、高坂穂乃果、園田海未、盛谷颯樹と名乗っていました。」
コマンダーI「滝原、報告ご苦労。下がってくれ。」
滝原「はい。失礼します。」
コマンダーI「それでは単刀直入に問おう。君たちは一体何者だ?」
盛谷「僕たちは過去から来ました。」
コマンダーI「過去?」
穂乃果「はい!ここよりもずっと昔の東京からです!」
海未「それで、ここがいつの何処なのか教えていただきたいんです。」
コマンダーI「ここは、君たちのいた世界より7年後の世界だ。ここは超東京と言う。因みに西暦は2024年だよ。」
海未「そうですか……。」
コマンダーI「ここまで話したらいいだろう。過去からここへ来た経緯は何だね?」
ことり「私たちはある学校の生徒なんです!部活動を行うために部室へ行き、さつき君がドアを開けた瞬間にこの世界にワープしたんです!」
盛谷「経緯と言いましても、私たちはいきなりこの世界にワープして来たので、経緯は無いんです。ただ、元の世界へ帰る方法を探そうとしているところなんです!」
コマンダーI「んー、分かった。しばらくはここを拠点として活動してもらう。そのついでと言っては何だが、君たちにはバディポリス見習いとして在籍してもらう。」
4人「はい!」
コマンダーI「滝原!」
滝原「はい!なんでしょう?」
コマンダーI「この子達のアシストをしてあげてくれ。まだこの世界については知らないみたいだ。君が教えてあげなさい。」
滝原「はい!分かりました!」
コマンダーI「聞いてのとおりだ。これからは滝原君と共に行動してもらう。」
滝原「よろしく頼む。」
4人「はい!」
これで私たちは7年後の未来で、仮のバディポリス見習いとして活動する事になりました。
もう後書きは短めに!
次は本格的な内容へと突入!
今回の曲は……、
μ's 「ススメ→トゥモロウ」