バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜   作:穂乃果ちゃん推し

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お待たせしました!今回を含めてあと2話ほどで終わりを迎える『キョウヤの野望』編です!まず今回は前編!それではどうぞ!視点はさつき君視点です!


第47話 打ち砕け!キョウヤの野望!(前編)

 

僕たちはディザスターを殆ど撃退して、奥へと進んだ。

奥へ進むと、人数分座れるかどうかの椅子とテーブルがあり、そこから見上げる形でとてつもなく大きなピアノがあった。

 

???「フフフ。待っていたよ。」

 

コツコツと足音を立てて現れたのはキョウヤ!絶対に許さない!

 

キョウヤ「ここまでの戦い、見せてもらったよ。」

 

絵里「そうなの。」

 

にこ「それで?お気に召す戦いはあったかしら?!」

 

キョウヤ「まぁまぁ、そう身構えないで。ゆっくり寛いでよ。」

 

ダイヤ「寛ぐ?いきなり何を言うかと思えば!」

 

善子「アンタの言う事を聞くメンバーがここにいると思う?!」

 

キョウヤ「フフフ。それもそうだ。なぜならここにいる人たちはみんな、僕の計画の妨げとなる存在なのだから。でも、君たちはいい所に来た。」

 

盛谷「どういう事だ!!」

 

キョウヤ「丁度今、最終段階に入った所さ。このカードのおかげで。」

 

キョウヤはあるカードを僕たちに見せる。それは、真幸君のバディである、<裏・無角邪王 ドレイングルス>だった!

 

鞠莉「oh......。」

 

曜「あなたは何をするつもりなんですか?!」

 

キョウヤ「僕の願いは唯一つ!僕の理想とする世界を作り上げること!その為には世界を1度リセットしなければいけない。」

 

千歌「そのために、裏角王達やデュアルカード、ヤミゲドウの力などを使ったというんですか?!バディファイターとしてやっては行けない事をあなたはしてるんですよ?!」

 

キョウヤ「そんな考えなど、僕の計画の前には何の意味もない。」

 

穂乃果「そんな……!」

 

海未「あなたはこの世界がどうなっても良いんですか?!」

 

キョウヤ「ああ、構わない。こんな腐った世界なんて!」

 

真姫「腐った世界ですって?!」

 

ことり「ことり……、怒っちゃった……!」

 

盛谷「やはり、僕とキョウヤは一生分かり合えないのかもしれない!」

 

全員「覚悟!!臥炎キョウヤ!!」

 

キョウヤ「そうだね。ならファイトしようか。と、その前に……、おいで、アジ・ダハーカ。」

 

絵里「え?!キャッ!」

 

キョウヤが言った瞬間、絵里ちゃんのデッキにあるアジ・ダハーカが異変を起こした!

 

アジ・ダハーカ「ぐわああああ!おのれ〜!!キョウヤ〜!!」

 

キョウヤ「来るんだ。アジ・ダハーカ。」

 

アジ・ダハーカ「誰がお前に従うか……!ぐわああああ!」

 

しばらくした後、アジ・ダハーカの動きが止まった。するとその時、ドレイングルスの力がアジ・ダハーカに吸い込まれた!

 

絵里「アジ・ダハーカ?」

 

アジ・ダハーカ「ぐおおおお!我が名は<終焉の帝王 アジ・ダハーカ ''インフェルノ''>!キョウヤの計画のトリガーとなる存在!」

 

希「どうなったん?!」

 

盛谷「操られてる……!ファイトに勝たないと解けないよ?!」

 

全員「ええ?!」

 

キョウヤ「さあ、ファイトしようか。」

 

穂乃果・千歌「私が相手だ!」

 

キョウヤ「構わない。それではこっちへ。」

 

キョウヤに案内された場所はファイトステージだった!

 

盛谷「ここは!」

 

キョウヤ「ここは審判の間。さぁ、始めようか。」

 

穂乃果「合わさる拳、繋がる心!光輝け、超太陽!!ルミナイズ!『太陽の弾丸』!!」

 

千歌「轟け、竜王の息吹!照らせ、太陽の如く!ルミナイズ!『超竜五角陣』!!」

 

キョウヤ「旧き世界は終わりを告げ、僕による新しい世界を作り出す!今、その障害となりし者を消し去れ!ダークルミナイズ!『終焉の咆哮』!!」

 

盛谷「それでは、バディ〜、ファイッ!!」

 

穂乃果/千歌/キョウヤ「オープンTHEフラッグ!」

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

 

千歌「ドラゴンワールド」

 

キョウヤ「ドラゴン・トリプル」

 

全員「<ドラゴン・トリプル>?!」

 

キョウヤ「このフラッグは属性に<竜>、<ドラゴン>とあるモンスターしか使えない。その代わりに、僕はライフ30、手札4枚、ゲージ2からスタートする。」

 

盛谷「このファイトは、2対1のデスマッチなので、最初の2人は先攻扱いとなります!穂乃果ちゃんと千歌ちゃんは、ドロップゾーン、ゲージ、設置魔法は共有可能であり、その他は個人の使用となります!良いですか?!」

 

穂乃果/千歌「はい!」

 

盛谷「先攻は、穂乃果ちゃん!順番は、穂乃果ちゃん→キョウヤ→千歌ちゃんという順番で行きます!」

 

穂乃果「私のターン!チャージ&ドロー!ゲージ1を払って装備!<太陽石 バルフレイム>!」

 

 

太陽石 バルフレイム/攻5000/打撃2

 

 

穂乃果「バルフレイムでアタック!」

 

キョウヤ「くっ。」LP 30→28

 

穂乃果「ターンエンド!」

 

キョウヤ「僕のターン。チャージ&ドロー。センターにコール。<魔竜の下僕 ディミオス>。」

 

 

魔竜の下僕 ディミオス/サイズ2/攻5000/防2000/打撃2/ソウルガード/ソウル1

[効果]このカードをコールする時、自分のフラッグが<ドラゴン・トリプル>なら、デッキの上から1枚をソウルとする。

 

 

キョウヤ「アタックだ。標的は、高坂穂乃果!」

 

穂乃果「バルフレイムの効果で、ダメージを軽減!」

 

キョウヤ「ターンエンド。」

 

千歌「私から後攻です!ドロー!チャージ&ドロー!ゲージ1を払って、ダメージ1を受けて装備!(LP 10→9) <五角竜剣 王牙>!」

 

 

五角竜剣 王牙/攻5000/打撃3

 

 

千歌「さらにキャスト!<ドラゴブライト 五角の光>!(LP 9→8) ゲージ1+して、ドロップゾーンから<五角竜王 ドラム>を手札に!」

 

盛谷「よし!ドラムを持ってきた!」

 

千歌「レフトにコール!<五角騎竜の弟子 砂杖のハグン>!」

 

 

五角騎竜の弟子 砂杖のハグン/サイズ1/攻2000/防3000/打撃2

 

 

千歌「ゲージ1を払ってライトにバディコール!五角の力は信頼の力!今ここに絆を保つ為に現れよ!<五角竜王 ドラム>!(LP 8→9)」

 

ドラム「五角竜王 ドラム、只今、見・参!!」

 

 

キョウヤ!絶対にお前の野望を打ち砕く!!




今回はここまで!まずは小手調べ。千歌ちゃんがいきなりのバディコール!このターンで決めるという決意の現れか?!それでは次回をお楽しみに!
今回は明日の午後12時半までお待ちしてます。あ、お昼の12時半なのでお間違いなく。

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