バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜 作:穂乃果ちゃん推し
僕たちはディザスターを殆ど撃退して、奥へと進んだ。
奥へ進むと、人数分座れるかどうかの椅子とテーブルがあり、そこから見上げる形でとてつもなく大きなピアノがあった。
???「フフフ。待っていたよ。」
コツコツと足音を立てて現れたのはキョウヤ!絶対に許さない!
キョウヤ「ここまでの戦い、見せてもらったよ。」
絵里「そうなの。」
にこ「それで?お気に召す戦いはあったかしら?!」
キョウヤ「まぁまぁ、そう身構えないで。ゆっくり寛いでよ。」
ダイヤ「寛ぐ?いきなり何を言うかと思えば!」
善子「アンタの言う事を聞くメンバーがここにいると思う?!」
キョウヤ「フフフ。それもそうだ。なぜならここにいる人たちはみんな、僕の計画の妨げとなる存在なのだから。でも、君たちはいい所に来た。」
盛谷「どういう事だ!!」
キョウヤ「丁度今、最終段階に入った所さ。このカードのおかげで。」
キョウヤはあるカードを僕たちに見せる。それは、真幸君のバディである、<裏・無角邪王 ドレイングルス>だった!
鞠莉「oh......。」
曜「あなたは何をするつもりなんですか?!」
キョウヤ「僕の願いは唯一つ!僕の理想とする世界を作り上げること!その為には世界を1度リセットしなければいけない。」
千歌「そのために、裏角王達やデュアルカード、ヤミゲドウの力などを使ったというんですか?!バディファイターとしてやっては行けない事をあなたはしてるんですよ?!」
キョウヤ「そんな考えなど、僕の計画の前には何の意味もない。」
穂乃果「そんな……!」
海未「あなたはこの世界がどうなっても良いんですか?!」
キョウヤ「ああ、構わない。こんな腐った世界なんて!」
真姫「腐った世界ですって?!」
ことり「ことり……、怒っちゃった……!」
盛谷「やはり、僕とキョウヤは一生分かり合えないのかもしれない!」
全員「覚悟!!臥炎キョウヤ!!」
キョウヤ「そうだね。ならファイトしようか。と、その前に……、おいで、アジ・ダハーカ。」
絵里「え?!キャッ!」
キョウヤが言った瞬間、絵里ちゃんのデッキにあるアジ・ダハーカが異変を起こした!
アジ・ダハーカ「ぐわああああ!おのれ〜!!キョウヤ〜!!」
キョウヤ「来るんだ。アジ・ダハーカ。」
アジ・ダハーカ「誰がお前に従うか……!ぐわああああ!」
しばらくした後、アジ・ダハーカの動きが止まった。するとその時、ドレイングルスの力がアジ・ダハーカに吸い込まれた!
絵里「アジ・ダハーカ?」
アジ・ダハーカ「ぐおおおお!我が名は<終焉の帝王 アジ・ダハーカ ''インフェルノ''>!キョウヤの計画のトリガーとなる存在!」
希「どうなったん?!」
盛谷「操られてる……!ファイトに勝たないと解けないよ?!」
全員「ええ?!」
キョウヤ「さあ、ファイトしようか。」
穂乃果・千歌「私が相手だ!」
キョウヤ「構わない。それではこっちへ。」
キョウヤに案内された場所はファイトステージだった!
盛谷「ここは!」
キョウヤ「ここは審判の間。さぁ、始めようか。」
穂乃果「合わさる拳、繋がる心!光輝け、超太陽!!ルミナイズ!『太陽の弾丸』!!」
千歌「轟け、竜王の息吹!照らせ、太陽の如く!ルミナイズ!『超竜五角陣』!!」
キョウヤ「旧き世界は終わりを告げ、僕による新しい世界を作り出す!今、その障害となりし者を消し去れ!ダークルミナイズ!『終焉の咆哮』!!」
盛谷「それでは、バディ〜、ファイッ!!」
穂乃果/千歌/キョウヤ「オープンTHEフラッグ!」
穂乃果「ドラゴンワールド」
千歌「ドラゴンワールド」
キョウヤ「ドラゴン・トリプル」
全員「<ドラゴン・トリプル>?!」
キョウヤ「このフラッグは属性に<竜>、<ドラゴン>とあるモンスターしか使えない。その代わりに、僕はライフ30、手札4枚、ゲージ2からスタートする。」
盛谷「このファイトは、2対1のデスマッチなので、最初の2人は先攻扱いとなります!穂乃果ちゃんと千歌ちゃんは、ドロップゾーン、ゲージ、設置魔法は共有可能であり、その他は個人の使用となります!良いですか?!」
穂乃果/千歌「はい!」
盛谷「先攻は、穂乃果ちゃん!順番は、穂乃果ちゃん→キョウヤ→千歌ちゃんという順番で行きます!」
穂乃果「私のターン!チャージ&ドロー!ゲージ1を払って装備!<太陽石 バルフレイム>!」
太陽石 バルフレイム/攻5000/打撃2
穂乃果「バルフレイムでアタック!」
キョウヤ「くっ。」LP 30→28
穂乃果「ターンエンド!」
キョウヤ「僕のターン。チャージ&ドロー。センターにコール。<魔竜の下僕 ディミオス>。」
魔竜の下僕 ディミオス/サイズ2/攻5000/防2000/打撃2/ソウルガード/ソウル1
[効果]このカードをコールする時、自分のフラッグが<ドラゴン・トリプル>なら、デッキの上から1枚をソウルとする。
キョウヤ「アタックだ。標的は、高坂穂乃果!」
穂乃果「バルフレイムの効果で、ダメージを軽減!」
キョウヤ「ターンエンド。」
千歌「私から後攻です!ドロー!チャージ&ドロー!ゲージ1を払って、ダメージ1を受けて装備!(LP 10→9) <五角竜剣 王牙>!」
五角竜剣 王牙/攻5000/打撃3
千歌「さらにキャスト!<ドラゴブライト 五角の光>!(LP 9→8) ゲージ1+して、ドロップゾーンから<五角竜王 ドラム>を手札に!」
盛谷「よし!ドラムを持ってきた!」
千歌「レフトにコール!<五角騎竜の弟子 砂杖のハグン>!」
五角騎竜の弟子 砂杖のハグン/サイズ1/攻2000/防3000/打撃2
千歌「ゲージ1を払ってライトにバディコール!五角の力は信頼の力!今ここに絆を保つ為に現れよ!<五角竜王 ドラム>!(LP 8→9)」
ドラム「五角竜王 ドラム、只今、見・参!!」
キョウヤ!絶対にお前の野望を打ち砕く!!
今回はここまで!まずは小手調べ。千歌ちゃんがいきなりのバディコール!このターンで決めるという決意の現れか?!それでは次回をお楽しみに!
今回は明日の午後12時半までお待ちしてます。あ、お昼の12時半なのでお間違いなく。