バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜 作:穂乃果ちゃん推し
僕は、真幸君とのファイトに負けて、真姫ちゃんの家に運ばれた。ぐっすり寝たら体調も良くなった。それで、僕は千歌ちゃんと一緒に秋葉原に出掛けている。ちょうどこの時期は学院も夏休みだったので、とても好都合だった。
千歌「スクールバディチーム、μ'sって、ワールドバディチャンピオンカップで優勝したってホントなんですか?!」
盛谷「そうだよ。あの時のμ'sは強かった…!もうすぐあれから一年になるかな。」
千歌「私たちも中継で観戦していました!さつき君って、ブラックオーシャンズのリーダーだったんですよね?」
盛谷「うん!」
千歌「やっぱり、ファイトも強かったんですか?!」
盛谷「それは勿論!」
(〜♪)
盛谷「何の音だろ?」
千歌「何でしょうか?行ってみます?!」
盛谷「うん、行ってみようか!」
僕たちは、音の聴こえた方向へと歩いていった。
そして、楽器店で僕たちと同じ位の女の子が、ピアノを優雅に且つ格好良く弾いていた。
???「ふぅ〜。ん?」
???「千歌ちゃん?!」
千歌「梨子ちゃん、やっぱりここに居たんだ!」
梨子「うん。どんなピアノがあるのかなって思ってたから……。あ、その人は?」
千歌「紹介するね!彼は、盛谷颯樹君!過去にブラックオーシャンズのリーダーを務めてた男の子だよ!」
盛谷「初めまして、さつきって気軽に呼んでよ。」
梨子「はい。私は桜内梨子です。梨子って呼んでください。」
盛谷「よろしく!梨子ちゃん!」
梨子「はい!こちらこそよろしく。」
盛谷「そう言えば梨子ちゃんって、スタードラゴンワールドの使い手だっけ?」
梨子「そうなんです。」
千歌「梨子ちゃんはすっごくファイトが強いんだよ?!私も勧誘した時のファイトでは苦戦したな……。」
盛谷「そうなんだ。」
梨子「そうですね〜。千歌ちゃんって、本当に何に対しても諦めずに突き進んで行く……。あの時だって……。」
~※回想※~
千歌「スクールバディチーム、Aqoursに入りませんか?!」
梨子「ごめんなさい!」
千歌「あなたならバディファイトも強いし、文句無しだよ〜!!」
梨子「興味無いので!」
千歌「あなたと出会えたことがまさに奇跡!」
梨子「だとしたら?」
千歌「Aqoursに入りませんか?!」
梨子「お断りさせていただきます!」
~※回想 終了※~
盛谷「へぇ、梨子ちゃんって、千歌ちゃんの勧誘に根負けして入ったんだね?」
梨子「はい。終いにはファイトまで……。」
千歌「でもでもね?!梨子ちゃんのファイトは、見てる人を力付けるファイトだったよ?!」
梨子「千歌ちゃん……。恥ずかしいから言わないでよ…。」
千歌「当然の事だもん!」
???「全くね。聴いてる方の身にもなって頂戴?」
千歌/梨子「あ、あなたは!」
盛谷「え、絵里ちゃん?!今日はどうしたの?!」
絵里「さつきが元気になったって報告が来てね、私の方からデートに誘おうかしらって思ってたの。」
盛谷「ああ〜。なるほど……。って、ええええ?!」
絵里「何よ。驚くような事?」
梨子「(あの絢瀬絵里さんだよね?)」
千歌「(そうだけど、まさかこんな所で会えるなんて!)」
盛谷「絵里ちゃん、デートなんて約束、僕は聞いてないよ?!」
絵里「仕方ないじゃない!今決めたんだから♡」
盛谷「ふぇ〜。(大丈夫かな〜。穂乃果ちゃんと同じ癖が出ちゃってるよ…!)」
絵里「それで返事は?」
盛谷「はい。喜んでお受け致します!」
絵里「ふふふ。素直でよろしい!」
その後、僕は千歌ちゃん達と別れて、絵里ちゃんとデートに行った。プランとかは考えたのかな〜?!
どうでしたか?!破滅の音色なんてサブタイを打っておきながら、全然そんな描写が無かったことを謝罪させてください!次回は番外編です。さつき君と絵里ちゃんのデートを描きます!それではまたお会いしましょう!