バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜   作:穂乃果ちゃん推し

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何だかVS友希那のバトルの決着が意外と早めに出来たので、【300話突破記念回】よりも先に投稿します。記念回を楽しみに待たれていた方には、大変申し訳が立ちません。実はまだ、ストーリーの内容(基盤は出来てるが、肝心のストーリーが出来てない)が不完全な物で……なので、此方を先に仕上げたいと思います!あ、本日2月10日は何の日かご存知ですか?……それは、Aqoursメンバーである果南ちゃんの誕生日で〜す!俊介さんの方では御祝いをされていましたので、微力ですが私からも……。果南ちゃん、お誕生日おめでとうございます!Aqoursメンバーの誕生日回は書く事ができませんでしたが、この場で御祝いをさせてください!本当におめでとう!そんな興奮冷めやらぬ空気を保ちながら、本編へと入りましょうか!それではスタートです!前書きでの曲は、

Aqours[未熟DREAMER]


狂い舞う星竜の使い手 ~Part4~

〈途中経過〉[後攻:颯樹の第2ターンまで]

 

 

友希那のライフ10/ゲージ2/手札1

 

 

センター/レフト:無し

ライト〈狂星竜 ムーンナイト・レイン〉

アイテム〈月夜のマイク " ムーン・シュア "〉

設置:無し

 

 

颯樹のライフ13/ゲージ2/手札2

 

 

センター〈"死灰魔導" エルシニアス〉

レフト〈死病術師 バリセラ〉

ライト〈死病術師 ルベラス〉

アイテム〈死の学術書 アナト・ミカイ〉

設置:無し

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

友希那「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!!……くっ、イライラするわね…全く。」

友希那のゲージ2→3/手札1→2

 

颯樹「どういう事?」

 

友希那「惚けないで!貴方、私を楽しませようとしてるんでしょ?だけどね……、そんなので私の気は紛れないわよ……私には[勝利]しか目指してないもの!」

 

颯樹([勝利]……だと!?そうか!この娘って、もしかして……!!)

 

 

何か思い当たる節があった様な表情を浮かべる颯樹。暫くの沈黙のあと、颯樹が口を開いた。

 

 

颯樹「君の事……何処かで見た事があると思ったら、つい最近のバディファイトの大会で優勝を飾っていたね?」

 

友希那「……見ていたの?」

 

颯樹「ああ、そこで僕は奇妙な噂を耳にした。情報を提供してくれたファイターによると、『勝利の為ならどんな物でも投げ売り、自らの願いの為に狂う星竜の使い手がこの辺りにいる』ってね」

 

友希那「……ええ、そうよ」

 

颯樹「僕は始め……噂の人物が、君とは到底思えなかった。だって君みたいな大人びた可愛い女の子に、それが出来るとは到底思えなかったから……」

 

友希那「なっ!かわっ……!!///」

 

颯樹「だけど……そのファイトスタイルを見て、僕のほんの少しの迷いが真実となった!君とは1度手合わせをしてみたかったんだよ、湊友希那ちゃん」

 

友希那「そ、そうだったのね……。それで、私をどうするつもり?」

 

颯樹「別にどうはしないよ。これからも勝利の為に、直向きに精進して欲しいって思ったよ」

 

友希那「ありがとう……この話はお終い、そろそろ決着をつけましょ!」

 

颯樹「そう、だね!!来なよ、友希那ちゃん!」

 

友希那「行くわよ、バトル!」

 

颯樹「今度は手札からキャスト、〈ザ・ホット・ゾーン〉!!相手の場のモンスターとアイテム全ての攻撃力-3000、防御力-3000!」

颯樹の手札2→1

 

友希那「それだけじゃ、私は止まらないわよ!レインとムーン・シュアでエルシニアスに連携攻撃!!」

 

颯樹「ゲージ1を払ってキャスト、〈コンテージョン・ゲル〉!!」

颯樹のゲージ2→1/手札1→0

 

 

コンテージョン・ゲル

フラッグ:マジックワールド

種類:魔法 属性:病/防御

■相手の攻撃中に使える。

■【使用コスト】ゲージ1を払う。

■【対抗】その攻撃を無効化する。さらに、君の場のアイテムのソウルに《病》の魔法があるなら、そのターン中、相手の場のカード1枚の打撃力-1!

 

 

颯樹「その攻撃を無効化して、レインの打撃力を-1する!」

 

友希那「甘いわね……ライフ2を払ってキャスト、〈BLACK SHOUT〉!!」

友希那のライフ10→8/手札2→1

 

 

BLACK SHOUT

フラッグ:スタードラゴンワールド

種類:魔法 属性:狂舞/強化

■君の場の《狂舞》のモンスターが相手のセンターに攻撃していて、相手が魔法を使った時に使える。

■【使用コスト】ライフ2を払う。

■【対抗】相手が使ったその魔法を無効化して、攻撃している《狂舞》のモンスター全てに[貫通]を与える!

 

FT『貴方たちに命を懸ける覚悟はある?』

 

 

友希那「さっきの貴方が使った魔法、〈コンテージョン・ゲル〉を無効化して、場のモンスター全てに[貫通]を与える!」

 

颯樹「嘘っ!?」

 

 

"死灰魔導" エルシニアス 撃破!!

 

 

颯樹「ソウルガードで復活!!」ソウル1→0

 

友希那「貫通2ダメージ!!」

 

颯樹「うっ…!!」颯樹のライフ13→11

 

友希那「面白いじゃない、ターンエンド」

友希那のライフ8/ゲージ3/手札1

 

颯樹「そう言ってもらえて何よりだよ……でもね、自然と終わりは来る物……この瞬間を楽しもうよ!僕のターン!先ずはアナト・ミカイの効果で1枚ドロー!!そしてドロー、チャージ&ドロー!!キャスト、〈大魔法 インキュベーション・ピリオド〉!!デッキの上から2枚を見て、その中の《病》の魔法2枚までを、アナト・ミカイのソウルに加える!」

颯樹のゲージ2→3/手札0→1→2→1

 

 

デッキの上2枚のカード

①〈レゼルボアの大魔法陣〉

②〈大魔法 ラテント・インフェクション〉

 

 

颯樹「2枚とも《病》の魔法なので、アナト・ミカイのソウルに加える!さらにアナト・ミカイの効果でドロップゾーンから〈大魔法 インキュベーション・ピリオド〉をソウルに加え、ライフ+1!」

颯樹のライフ11→12

 

 

アナト・ミカイ/ソウル5→8

 

 

颯樹「それじゃぁ行こうか!〈"死灰魔導" エルシニアス〉!!」

 

 

颯樹は慣れた手付きで天に文字を描く。それは順に『逆』→『天』→『殺』と繋がっていく。そしてその文字が完成した時、青白いオーラが放たれる!

 

 

颯樹「[逆天殺]!!」

颯樹のライフ12→10

 

友希那([逆天殺]……一体、どんな効果なのかしら?)

 

颯樹「エルシニアスの[逆天殺]はライフ2をコストに発動し、ゲージ+6する!」

颯樹のゲージ3→9

 

友希那(ゲージを増やすだけ?……いや、あの手札がちょっとだけ気になるわね……)

 

颯樹「友希那ちゃん、よく見破ったね」

 

友希那「え、どういう事?」

 

颯樹「ゲージ6を払ってキャスト、〈究極大魔法 ワールド・パンデミック!〉!!」

颯樹のゲージ9→3/手札1→0

 

 

究極大魔法 ワールド・パンデミック!

フラッグ:マジックワールド

種類:魔法 属性:病/死/カオス

■君の場のアイテムのソウルに《病》の魔法が8枚以上あるなら使える。

■【使用コスト】ゲージ6を払う。

■相手のフラッグを裏にする!(フラッグが裏になると、フラッグに書かれているカードは使えず、場のカードは全てドロップゾーンに置かれるぞ!)

 

 

友希那(さっきまで、ソウルに《病》の魔法を貯めていたのは、この為の布石だったのね!)

 

颯樹「このカードは僕のアイテムのソウルに《病》の魔法が8枚以上ある事と、ゲージ6を支払うという多大なコストがかかるけど、その魔法はまさに《究極大魔法》と称するに相応しい力を持つ!その効果は……相手のフラッグを裏にする!」

 

友希那「ええっ!?」

 

エルシニアス『これぞ我が編み出した、世界を閉じる終焉の魔術!』

 

颯樹/エルシニアス「『今こそ閉じよ、クローズTHEフラッグ!!』」

 

 

〈スタードラゴンワールド〉CLOSE!!

 

 

友希那「そんな!」

 

 

月夜のマイク " ムーン・シュア ",狂星竜 ムーンナイト・レイン ドロップ!!

 

 

友希那「これが……〈究極大魔法 ワールド・パンデミック!〉の力……!!」

 

颯樹「エルシニアス、バリセラ、ルベラスで友希那ちゃんに連携攻撃!!」

 

友希那「うっ!!」友希那のライフ8→4

 

颯樹「エルシニアスの2回攻撃、友希那ちゃんに攻撃!」

 

友希那「うっ!!」友希那のライフ4→2

 

颯樹「ターンエンド」

颯樹のライフ10/ゲージ3/手札0

 

友希那「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!!……ターンエンドよ」

友希那のライフ2/ゲージ3→4/手札1→2

 

颯樹「僕のターン!先ずはアナト・ミカイの効果で1枚ドロー!!そしてドロー、チャージ&ドロー!!行くよ、エルシニアスで友希那ちゃんに攻撃!」

 

友希那「うっ!!」友希那のライフ2→0

 

 

ゲームエンド!!WINNER、盛谷颯樹!!

 

 

颯樹「お疲れ様、とても良いファイトだったよ!この調子でこれからも頑張ってね!」

 

友希那「ありがとう……ねぇ、私、貴方に伝えないといけない事があるの」

 

颯樹「ん?どうしたの?」

 

 

友希那の下に颯樹が近寄ると、友希那は颯樹の耳元にこっそりと耳打ちをした。

 

 

友希那「次は負けない……そして、貴方を絶対に私に振り向かせて見せるわ。その時まで覚悟してなさい?私の力に魅せられるその時まで……」

 

 

そう言い残し、友希那は去っていった。ファイトステージから出ると案の定と言うべきか、黒いオーラを漂わせている人物がいた。

 

 

ことり「颯樹く〜ん?あれは一体どういう事〜?説明……シテクレルヨネ?」

 

颯樹「((((;゚;Д;゚;))))ヒィッ」

 

ことり「ことりは怒ってます!何故あの女の子と仲良くしていたのか、そして最後のあの言葉……何を言われたんですか?」

 

颯樹「ん〜……教えられません」

 

ことり「家に帰ってから、颯樹くんにはお説教です!覚悟して下さいね?あ、あとこの事は絵里ちゃんにも伝えるからね?」

 

颯樹「わ、分かった分かった!ちゃんと話すから、絵里ちゃんには黙っててくれない?ね?」

 

ことり「それは颯樹くん次第ですよ?さ、行きましょうか♪」

 

 

謎の黒い笑顔を絶やさないことりに連れられ、颯樹はカードショップを後にする。この後颯樹はことりにこってり搾られてしまうのだが、それはまた別の話……。そして友希那の方では……。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

友希那(ああ〜……負けちゃったわね〜!!)

 

レイン(ええ、とても良いファイトでしたね)

 

友希那(盛谷颯樹……あの人にはもう1度会ってみたいわね……)

 

レイン(そうですね、私も雪辱を果たしたいですしね!)

 

友希那(そうと決まったら、世界大会にむけて……特訓再開よ!)




今回はここまでです!それではまた次回でお会いしましょう!今回の曲は、




Roselia[熱色スターマイン]

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