バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜   作:穂乃果ちゃん推し

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今回は颯樹君Partです!それではスタートです!前書きでの曲は、




T.M.Revolution/水樹奈々[Preserved Roses]


不穏なる動き

零と秋羅がデウスと対峙している頃、モンスターを追っていた颯樹たちは日本中を駆ける。

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[長崎空港]

 

 

颯樹「ん?《ゼロスドラゴン》?」

 

かすみ「どうしたんですか?」

 

 

颯樹はかすみの方を向く。そして答える。

 

 

颯樹「いやね?アソコ……」

 

かすみ「ん?」

 

 

颯樹とかすみは空を見上げる……、すると目に入ったのは、蒼き鱗の竜が空を飛んでいる所だった。

 

 

真姫「本当に何処へ向かってるのかしら?」

 

ルビィ「さ、さあ……」

 

颯樹「ねえ、かすみちゃん」

 

かすみ「はい?」

 

 

颯樹はかすみに聞く、その内容とは……。

 

 

かすみ「私たちが居るのはここで……、さらに先程の蒼き鱗の竜が向かっているのは、東の方向ですね」

 

颯樹「……、この方向ってまさか!」

 

 

何かに気付いた颯樹は、そのまま考え始めた。しばらく考えた後、驚愕の表情を見せる!

 

 

真姫「何か分かったの、颯樹!」

 

颯樹「ああ……これは僕の推測なんだけど、恐らくゼロスドラゴン達は、この場所へと向かっているんだと思う……」

 

ルビィ「こ、これって……」

 

3人「〈東京スカイツリー〉!!」

 

颯樹「ゼロスドラゴンの向かう場所が分かった!皆に電話して、行くよ!」

 

3人「OK(はい)!」

 

 

颯樹達は、気付いた事を電話で他のメンバーへと伝える。そして《ゼロスドラゴン》の向かう〈東京スカイツリー〉へと向かって行った。

 

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[東京スカイツリー]

 

 

颯樹たちが向かっている同刻、東京スカイツリーの頂上にはある男が立っていた。そう……デウスの秘書であるイタガワが立っていた。イタガワは全ての《ゼロスドラゴン》の所有権を自分に書き換え、自分の思うがままに操っていた。

 

 

イタガワ「ゼロスドラゴンたちよ……さあ、私の下へ集まるのだ。共にデウスが創ろうとした世界を破壊し、私の望む世界を創ろうぞ……もはや、このイタガワという名前を名乗る必要も無い、私の本当の名は……」

 

 

ゼロス!

 

 

ゼロス「この忌々しい世界を破壊し、新たなる世界を創造し……我こそが真なる世界の王となるのだ!」

 

?『そこまでだ!』

 

ゼロス「来たか」

 

 

ゼロスが顔を向けると……そこには、事態収束へと向かって行ったμ's,Aqours,虹ヶ咲メンバーの2人,異世界組の2人……そして、颯樹と美奈の24人だった!

 

 

ゼロス「待っていたぞ、運命に選ばれし者達よ」

 

颯樹「態々待っていてくれてたとはね……探す手間が省けたよ!」

 

真姫「貴方が何を考えてるのかは分からないけど、そのイカれた考えはこの私が粉々にぶっ壊してあげるわ!」

 

ゼロス「良かろう、ファイトしてやろう……真なる世界の生け贄となる幸運なニンゲンは誰だ?」

 

颯樹「僕だ……!!」

 

 

ゼロスとのファイトに名乗りを上げたのは、颯樹!どうやら……颯樹はゼロスの計画を阻止するつもりらしい!

 

 

絵里「頼むわよ、颯樹!」

 

颯樹「ああ!」

 

ゼロス「始めようか」

 

颯樹「君の野望は……ここで潰える運命だ!」




今回はここまでです!それではまた次回!実は最後の台詞なのですが、ガイト君の決め台詞を捩った物です。次回はいよいよラストバトル!颯樹VSゼロスをお届けします!今回の曲は、


水樹奈々[TESTAMENT]

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