バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜 作:穂乃果ちゃん推し
Saint Snow「SELF CONTROL!!」
俺は、楓と秋葉とミナトと共に函館へと足を運んでいた。
零[さっむ!]
楓[寒い……お兄ちゃん、手繋いで……]
零[そうだな、少しはマシになるか……]
秋葉[私も繋ぐ!]
零[秋葉まで……、ミナトは大丈夫か?]
ミナト[私は大丈夫です…]
実はこういうことになったのには、深い理由があっての事で……。
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~遡る事2時間前~
零[函館?]
颯樹[うん、零君たちに行ってもらうのは、函館だよ。]
楓[でもどうしてそこに?]
楓が疑問を示すと、海未がそれに答える。
海未[ついこの間、ことりと一緒に調べていたのですが、どうやら函館にあるとある博物館の中には、不思議なカードが展示されているそうなんです。]
零[不思議なカード?それは七天覇王なのか?]
ことり[それがことりや海未ちゃんにも解らなくて……だからね、零君たちには函館へと向かって、その不思議なカードを見て来てほしいの!]
秋葉[謎のカードか……興味をそそられるわね……]
ミナト[私も一緒に同行します!]
颯樹[頼むよ、ミナトちゃん!それじゃぁ出発の時間だ!行っておいで!]
4人[はい!]
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と、このような経緯があり、北海道の函館へと足を運んでいた。11月の北海道は、真冬を思わせる程の寒さで、処々に雪が降り積もっていた。
零[ん?あれか?]
ミナト[間違いありません、彼処です!]
楓[入ろう!]
~とある博物館~
秋葉[どう?ミナトちゃん、七天覇王の波動を感じられる?]
ミナト[今は感じられません……]
零[やっぱハズレか……]
楓[でも、不思議なカードって何だろう……気になるね?]
零[せっかく来たんだし、少し拝んで行くか]
俺たちは博物館の中を見て回ることにした。その時俺たちは博物館のスタッフに聞いてみた。
秋葉[すみません……この博物館に不思議なカードがあるって聞いて来たんですけど……]
スタッフ[あ、はい!ご覧になりますか?]
零[ああ]
スタッフ[では、こちらです。]
俺たちはスタッフの後に付いて行く。すると豪華な部屋にショーウィンドウに展示されている1枚のカードがあった!
零[こ、これは!]
ミナト[す、すごいですね……]
見つけたカードは残念ながら七天覇王では無かったが、不思議なカードが展示されていた!それを見たスタッフは説明を始めた。そして暫くした後……。
~外~
零[外が真っ暗だ]
楓[どうする?宿は考えられてあるの?]
零[どうだったかな……]
俺が宿の確認をしようとすると、街の中から2人の女の子が現れる!
?[あら?こんな所でどうしたんですか?]
零[見ての通りさ……]
?[お姉様、この人たち……]
?[ん?ああ、グランドカップに出ていたファイターね?そうですよね?神崎零さん、神崎楓さん]
零[そうだが……お前たちは何者だ?]
?[そうでしたね、まあ詳しい事は家の中でお答えしますね。]
?[早く来て……じゃないと置いてくから]
そう言われ、俺たちはその2人について行く。暫くした後……
~とある家~
?[私は鹿角聖良、Saint Snowのメンバーです]
?[同じく鹿角理亞……]
俺たちはなんとSaint Snowのメンバーと出会った!俺たちも自己紹介を済ませ、本題に入る。
聖良[グランドカップの時はお疲れ様でした。とても良いファイトでした。]
零[ありがとう、そう言って頂けると嬉しいよ]
聖良[あの時のファイトは、身も心も弥立つような緊張感があり、とても見ててワクワクしました。同じスタードラゴンワールド使いとして、注目していました。]
理亞[お姉様、そろそろ……]
聖良[そうでしたね……皆さん、函館へとようこそおいでくださいました。話は颯樹さんから伺っています。今日はここでゆっくりなさって下さい。]
ミナト[ありがとうございます!]
俺たちは聖良と理亞の家にお世話になる事に!夕飯を食べて暫くした後……、
聖良[神崎零さん、あなたの実力を知りたい……ファイトしませんか?]
零[いいぜ、やろうか]
今回はここまでです!それではまた次回!次回は零君VS聖良ちゃんのファイトをお届けします!4人にとって初めてのデュアルカードとの対決、果たしてどうなるのか!乞うご期待!今回の曲は、
シギ「輝いた」