バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜   作:穂乃果ちゃん推し

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今回はタイトル通りことほのうみ回です!前書きはこれ位にして本編をどうぞ!視点は穂乃果ちゃん視点です!前書きでの曲は、



高坂穂乃果(CV:新田恵海),南ことり(CV:内田彩),園田海未(CV:三森すずこ)「START:DASH!!」


ことほのうみと神崎兄妹の邂逅

穂乃果[うーん、この位買えば大丈夫かなぁ〜?]

 

海未[そうですね、その位はあった方が良いかもしれません。]

 

ことり[じゃあ早く行こう!颯樹くんに伝えられた通り!]

 

穂乃果[うん!]

 

海未[そうですね!]

 

 

私は高坂穂乃果!今は和菓子処『穂むら』を継ぐために勉強中の大学生!私は今、ことりちゃんや海未ちゃんと一緒にある場所へ向かっているところ!その場所へ行くことになったのはつい1時間ほど前……。

 

 

 

~回想~

 

 

 

それは私がまだ勉強中の事でした……、お母さんがドアを開けて知らせてくるまではそんな展開は思いもしませんでした!

 

 

稀衣[穂乃果、貴方に電話が来てるわよ?]

 

穂乃果[はーい。]

 

 

そう言って私は下に降りました、電話をするならスマホでもいいのに〜。多分電話をかけてきた人は私が勉強中だという事を考えて、家の方に掛けたのだと思いました。

 

 

穂乃果[はい。]

 

颯樹[あ、穂乃果ちゃん!ごめんね、勉強してる所なのに……。]

 

穂乃果[ううん、いいよ!それくらい!んで、どうしたの?]

 

颯樹[実はさ、折り入ってお願いがあるんだけど……。]

 

穂乃果[うんうん。]

 

 

(それからかれこれ20分後)

 

 

颯樹[という事なんだけど、分かった?]

 

穂乃果[うん!任せて!]

 

颯樹[多分家には2人揃ってると思うんだけど、そのうちの1人が応答してくれると想うから。]

 

穂乃果[分かった!]

 

颯樹[あ、あとそれから。]

 

穂乃果[ふぇ?どうしたの?]

 

颯樹[あの子達に会うなら1人はあまり得策じゃないから、なるべく2人以上であってあげて欲しい。]

 

穂乃果[分かった!]

 

颯樹[それじゃぁ仕事へ行ってくるから、あとの事はお願いするよ。]

 

穂乃果[うん!颯樹君も、お仕事ファイトだよ! (و'ω')و]

 

颯樹[ありがとう、それじゃぁね!]プツッ

 

 

そう私に伝えて電話を切りました。その後私はお母さんにこの事を伝え、海未ちゃんとことりちゃんを誘って颯樹君の家に向かいました。

 

 

 

~回想 終了~

 

 

 

これが颯樹君の家に向かう事となった経緯。海未ちゃんは道場を施錠して来てくれたし、ことりちゃんは丁度日本でのファッションショーが3日後に控えていた所で、アシスタントさんに伝えてから来てくれたそうです。

 

 

海未[それにしても、その2人はどのような戦いをしたらそうなるのでしょうか?]

 

穂乃果[多分、数は少ないけどその中には熾烈な戦いもあったと思う。今は2人を倒して残りの戦わないと行けないメンバーが11人だって話を聞いてるよ?]

 

ことり[11人って、もしかして私たちの事?]

 

穂乃果[そうだね。でも今はにこちゃんに負けて、零君って男の子が凄く落ちこんでいるって話だったよ?]

 

海未[それでは尚更早く行かねば!]

 

穂乃果/ことり[うん!]

 

 

そう言って私たちは颯樹君の家に向かいました。

 

 

 

~楓 side~(穂乃果ちゃんたちが来る2時間ほど前)

 

 

 

お兄ちゃんがにこ先輩に負けた翌日、私はいつもの通りに目が覚めて、朝ごはんを颯樹さんと一緒に食べました。その後、颯樹さんは仕事へと出発しました。いつまでも出て来ないので、お兄ちゃんを慰めに行く事にしました。

 

 

楓[お兄ちゃん……、入るよ?]

 

 

部屋から応答が無かったので、私はいつもの癖で中の反応を聞くことをもせずに部屋へと入りました。そしてそこで見たのは、布団にくるまっていたお兄ちゃんでした。

 

 

零[なんで……、俺は負けたんだ……。]

 

楓[お兄ちゃん……。]

 

零[力か……、力が無かったから俺は負けたのか?!]

 

 

今のお兄ちゃんは、見えない誰かと話しているみたいにブツブツと何かを呟いていました。

 

 

楓[お兄ちゃん……、今……助けてあげる……、彼女の力で……。]

 

 

そう言って私は服を脱ぎ出す。お兄ちゃんを助けられるのは私しかいない、そんな思いを込めて……。するとそこにいいムードを邪魔する者が!!

 

 

(ピンポーン)

 

 

楓[誰だろう?]チッ

 

 

私は脱いでいた服を元に戻して応答する。

 

 

 

~楓 side out~

 

 

 

私たちは颯樹君の家に到着して、インターホンを鳴らしました。1回鳴らしてみたものの、反応がありませんでした。2回目を鳴らそうとした時に中から反応が!

 

 

楓[はい。]

 

穂乃果[あなたが楓ちゃん?]

 

楓[そうですけど。(颯樹さん……、余計な事を……。)]

 

 

 

~バディポリス内~

 

 

 

颯樹[(穂乃果ちゃんたち、ちゃんと着いたかな〜。楓ちゃんの愛を考えると、自分の家で親近相関はさせられないからね……流石に……。)]

 

スタッフ[盛谷くん、少し良いかな。]

 

颯樹[はい!(頼むよ、穂乃果ちゃん!)]

 

 

 

~場所を戻して~

 

 

 

海未[零は何処にいるかわかりますか?]

 

楓[私?知りませんよ〜?取り敢えず、帰って頂けますか?]

 

海未[分かりました……と言うよりも、]

 

穂乃果[私たちは零君と楓ちゃんが颯樹君の家にいるって情報を聞いてここにいるんだよ!]

 

ことり[それに……、楓ちゃんの服を見る限り、親近相関をしようとしてたみたいだしね〜♡]

 

楓[ど、どうしてそれを?!]ビクッ

 

 

ことりちゃんが思った事を口にする、そうしたら楓ちゃんの顔がこれまで以上に青ざめてしまった!!だって〜、穂乃果たちは君たちの性格まで聞いちゃってるから〜、お見通しなんだよ〜。

 

 

海未[さぁ?早く零の所へ案内、して頂けますか?]ニコッ

 

楓[は、はい……。どうぞ中へ……。]

 

 

海未ちゃんのドスの効いた声を聞いた楓ちゃんは一気に降参の意を示し、私たちを中に通した。しばらく進むと、楓ちゃんの動きが止まった。

 

 

楓[まだまだ諦めませんよ!あなた達の内、1人でも私に勝てたらお兄ちゃんのお世話を許可します。でも私が全て勝ったら帰って下さいね!]

 

穂乃果[へぇ〜、そんな事をいう子にはお仕置きだ〜。闇結界、発動!!]

 

 

私はそう言って、黒い置き物を放り投げる。すると私たちを巻き込んで、異世界のファイトステージへと送り込まれた!

 

 

 

~闇結界の中~

 

 

 

穂乃果[行くよ!]

 

楓[はい!]

 

穂乃果[帝王の力は、希望の力!今、進撃の時!ルミナイズ!!<竜牙進撃>!!]

 

楓[血盟は今果たされる……集え、絶望の騎士たち!ダークルミナイズ!!<断罪!煉獄騎士団>!!]

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

穂乃果[ドラゴンワールド]

 

楓[ダークネスドラゴンワールド]

 

穂乃果[先攻は穂乃果から貰うよ!チャージ&ドロー!!ゲージ1とライフ1を払って装備、<帝王剣 ジーブレイド>!!(LP 10→9)]

 

 

帝王剣 ジーブレイド

[クラン]ドラゴンワールド

[属性]竜牙/武器

[攻撃力]6000

[打撃力]2

■【装備コスト】ゲージ1を払い、ライフ1を払う。

■君のファイナルフェイズ開始時に、このカードをスタンドする。

■このカードはファイナルフェイズ中にも攻撃できる!

 

 

穂乃果[ジーブレイドで楓ちゃんにアタック!!]

 

楓[うっ!!]LP 10→8

 

穂乃果[ターンエンド、さぁ力を見せて!]




今回はファイトの序盤までお届けしました!次回はファイトシーンを中心にお届けします!それではまた次回!今回の曲は、



高坂穂乃果(CV:新田恵海),南ことり(CV:内田彩),園田海未(CV:三森すずこ)「ススメ→トゥモロウ」

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