バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜   作:穂乃果ちゃん推し

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今回はコラボ回をお届けします!提供元は薮椿さんの投稿小説である『ラブライブ!~μ's&Aqoursの新たなる日常~』です!キャラの御提供ありがとうございます!僕自体そんなに長ったらしく文字数を稼ぐ様なことは出来ないので、あくまでも僕の世界観の元で2人のオリキャラを活かしていきたいと思います!ご不明な点もしくはアドバイス等ありましたら、メッセージにて送っていただけると歓喜の極みでございます。それでは相反する気持ちを持った2人の活躍をどうぞご覧下さい!因みに今回は特別な回なので、いつもとは違う視点よりお送りします!これはまた別の纏まりとします!


異世界からの来訪者 ~1st Season~
素直と変態の邂逅


この小説を読んでる奴は初めてだな。

 

俺は神崎零(かんざき れい)という。長所はポジティブな所で、短所は海未に常々言われている……所構わず女の子を堕天使色に染め上げて行ってしまう事である。まあ、短所の内容は少し分からなくもないだろう?!可愛い女の子がいたら、思わず触りたくなるのは当然だろう!俺はこの事を海未に毎度毎度の如く言われているが、変える気は無い!さてと俺の紹介はここまでにして……。

 

 

零[ううっ……、ここは何処だ……?]

 

 

さて今の状況を軽く説明しよう、軽くだ。

 

 

まずはこの部屋だが隅々まで掃除が行き届いており、持ち主が清潔な場所を好む事がわかる。次に衣装ケースだが、シンプルな木材を使った物を使っており、他の家にあるものと殆ど遜色は無い。唯一つだけ他とは違う点を挙げるならば、ケースに入れられたカードの束があるという事だ。

 

 

この部屋から察するに、自分の部屋ではなく誰かの家に居るという方が正しい。こんな規模のデカい悪戯をしそうなのは、あの憎き嫌な発明しかしない異星人しかいない……。帰ったら地獄送りにしてやるぞ……、秋葉〜!!

 

 

零[何だかここに留まってるのも暇だし、下に降りるか。]

 

 

そう言って俺は下に降りる。この家の家主に一言御礼を告げる為に部屋から出ようとする。すると……、

 

 

颯樹[朝だよ〜、そろそろ起きた方が良いよ〜。]ガチャ

 

零[お、お前は……誰だ?]

 

颯樹[起こしてあげたのにその態度?あ、もしかして昨日僕がしてあげた事、忘れてないよね?]

 

零[え?]

 

 

そう言われて俺は昨日の事を思い出す。確かあれは夜も深くなって来た頃だったなぁ……。

 

 

~回想~

 

 

零『ここは何処だ?』

 

楓『お兄ちゃん……、ここって……。』

 

零『少なくとも俺たちのいた世界とは違う事は確かだな。』

 

 

俺と楓は秋葉の実験に付き合わされて、全く別の世界(俗にいうパラレルワールドである)に飛ばされてしまったみたいだ。ここが何処か知る為に行動を開始しようとしたが……、

 

 

颯樹『貴方達、一体どうしたんですか?』

 

 

この世界の住人に声をかけてもらい、一晩だけ泊めてもらうこととなった。その時楓がその人物に目の色を変えて睨みつけていたが、楓はその人物の制裁によって大人しくなった。とまぁこれがこの世界に来てから最初に起こったことかな。

 

 

~回想 終了~

 

 

楓[あ!お兄ちゃん、遅いよ!]

 

零[悪い、少し寝心地が良かったのでな。]

 

颯樹[気に入って頂けたなら良かったよ。さあ朝ご飯出来てるから食べちゃって!]

 

楓/零[いただきます!]

 

 

俺たちは確りと盛り付けられた食材に手を付ける。そのうちの1つを口に運ぶと……、

 

 

零[う、美味い……。]

 

颯樹[本当!?それは良かった!まだまだあるからどんどん食べてね!]

 

零[あ、ありがとな……。]

 

 

楓[まさか……、お兄ちゃんの舌を他の人の料理が唸らせるなんて……。すごい敗北感……。]

 

颯樹[そう?まぁゆっくり食べてよ、美味しいから。]

 

 

そう言われて俺と楓は朝食をとる。その後にデザートを食べながら、本題に入る事となった。

 

 

颯樹[それじゃぁまずは、自己紹介からしようか。]

 

零[じゃあまずは俺から、神崎零だ。大学生で教師を目指してる。]

 

楓[神崎楓です、お兄ちゃんの彼女です。]

 

颯樹[僕は盛谷颯樹、バディポリスって言う警察組織に務めてます。]

 

 

俺たちは一通り自己紹介をすると、直ぐ様質問タイムが始まった。

 

 

颯樹[それじゃぁまずは君たちの事を聞かせてくれないか?]

 

楓[はい、それについては私から話します。]

 

颯樹[頼むよ。]

 

楓[私たちはこの世界とは別の世界から来たんです。]

 

颯樹[別の世界……?それってパラレルワールドって事?]

 

楓[はい、その通りです。私たちには姉の神崎秋葉がいます。姉の奇妙な実験に付き合わされて、この世界に無理矢理送り込まれてしまったということです。]

 

颯樹[成程ね……。]

 

零[次はお前の世界の事について聞かせてくれないか?]

 

颯樹[分かりました、お話しますね。この世界はバディファイトが主流の世界です。]

 

楓/零[バディファイト?]

 

 

俺と楓は聞き慣れない単語に首を傾げる。颯樹はそれを汲み取ったのか、その事についての説明をし始める。




今回は短めにしました。どうでしょうか、まずは前座という事で暴走っぷりも抑えて描きました。これが何回続くかはこの後のお話しの進み方次第ですね。それではまた次回!今回の曲は、


アイドリング!!!「friend」

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