バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜   作:穂乃果ちゃん推し

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いやぁ〜、此処まで来られたのも、皆様の応援があってこそです!この場で感謝の気持ちを伝えさせてください!本当にありがとうございます!さて、今回はこの小説がとうとう50話に達しましたので、記念回を描きます!今回の見どころは、絵里ちゃんとことりちゃんがさつき君を巡って熾烈な争いをします!これまでのお話を読んでくれている人なら、ことりちゃんがさつき君に抱いている思い、絵里ちゃんがさつき君に抱いている思いは何となく分かるはずです。それではどうぞ!視点はことりちゃん視点です!


【記念話】絵里VSことり!女の戦い!

【前回までのお話!】by ことり

私たちはキョウヤの野望を止めて、普段の生活に戻りました!その日の夜、私はさつき君に思いを告げようと決めました!

 

 

キョウヤの野望を止めて、しばらくした日、家に帰り着いた後……。

 

 

ことり「ただいま〜。」

 

ことり母「あら。おかえりなさい。」

 

ことり「今日も疲れたよ〜。」

 

ことり母「そう。ご飯出来てるわよ?食べましょ?」

 

ことり「うん!」

 

 

私とお母さんは夕飯を食べ始めた。暫くすると…。

 

 

ことり母「それで?あの子との関係はどうなの?」

 

ことり「んぐ!けほっけほっ。急にどうしたの?」

 

ことり母「実は少し気になってね…?ことりがあの子にするアプローチが少し大胆になってるから…。」

 

ことり「まだ思いは伝えられないよ…。」

 

ことり母「どうして?」

 

ことり「やっぱり恥ずかしいよ…。男の子に思いを伝えるのは……。」

 

ことり母「そうなの…。ことり?」

 

ことり「何?」

 

ことり母「男の子っていうのはね、放っておいたら他の女の子に目が行きやすい物なのよ?」

 

ことり「うん…。」

 

ことり母「そんな時こそ諦めちゃダメ。自分の気持ちを素直にその子にぶつけなさい。これは人生の先輩からの助言兼アドバイスよ?」

 

ことり「うん…!分かったよ!お母さん、ありがとう!」

 

ことり母「どういたしまして。」

 

 

その後、私はお風呂に入り、寝間着に着替え、横になろうとした。その時!

 

 

(( ´-`)oO())

 

 

ことり「誰からだろう?」

 

 

私はスマホの着信に応答する。相手はさつき君だった!

 

 

盛谷『あ、ことりちゃん?起きてる?』

 

ことり「うん。どうしたの?」

 

盛谷『明日、お休みの日なのは知ってるよね?』

 

ことり「うん…。」

 

盛谷『明日、ことりちゃんとの約束を果たそうか。』

 

ことり「え?」

 

盛谷『ダメかな?』

 

ことり「い、イイよ!時間はどうする?」

 

盛谷『そうだなぁ…。午前11時に神田橋の近くで待ち合わせようか。』

 

ことり「うん!それじゃぁまたね!」

 

盛谷『はーい。おやすみ。』

 

 

私はさつき君が電話を切ったのを確認して電話を切った。明日はさつき君との約束を果たす時!楽しみだなぁ〜。

 

 

 

~翌朝 南家にて~

 

 

 

ことり母「ことり〜?起きてるの〜?」

 

ことり「あ、ごめんなさい!寝てたよ〜。」

 

ことり母「今日はさつき君とのデートなんでしょう?急いでね〜。」

 

ことり「はーい!」

 

 

私は急いで寝間着から私服へと着替える。

服装は間違ってないかな?ちょっと男の子風にしたんだけど…。似合ってるよね?さつき君はなんて言ってくれるかな?可愛いって言ってくれるかな?もし、さつき君の都合が合えば、デートの最後にあんなことやこんなことがあったり……。エヘヘ。今日は張り切って行きます!

 

 

ことり「まだかなぁ〜?」

 

 

私は、指定された場所に時間よりも15分前に着きました!そしてしばらくすると、彼の足音が聞こえてきました!

 

 

盛谷「お待たせ!待った?」

 

ことり「ううん!待ってないよ?ことりも今来たところだよ?」

 

盛谷「それじゃぁ行こうか!」

 

ことり「うん!」

 

 

私はさつき君と一緒に歩き始めました!歩いている途中で、恋人繋ぎという繋ぎ方をしました!今回はことりが主導権を握りました!今日は誰にも邪魔させません!

 

 

私たちは、ケーキバイキングがあるお店に行きました!

 

 

盛谷「すごいね………!」

 

ことり「私ね、ここにさつき君と行ってみたかったの!」

 

盛谷「そうなんだ!僕もケーキが好きだから嬉しいな!」

 

ことり「そうなの?!やったー!!さ、行こっ!」

 

盛谷「ああ!」

 

 

中に入ると、黒を基調としたメイド服を着た店員さんが席に案内してくれた。

 

 

ことり「ここはね?最初に1つ注文してから、後は好きなだけ取りに行けるんだよ!」

 

盛谷「へぇ。だったら…、どうしようかな…?」

 

ことり「ことりは決まってます!すみません!」

 

盛谷「あ!ことりちゃん、早い!」

 

 

私たちは店員さんに注文しました。ことりがチーズケーキで…、さつき君はイチゴのショートケーキです!

 

 

ことり「美味しいね〜。」

 

盛谷「ホント!来た甲斐があったよ!」

 

ことり「嬉しいな…。あ、さつき君、ほっぺにクリームが付いてるよ?」

 

盛谷「あ、ホントだ。全然気付かなかったよ。」

 

ことり「ことりが取ってあげるね?」

 

盛谷「じゃぁ、お言葉に甘えて……。」

 

 

私はさつき君のほっぺに付いたクリームを取りました!因みにどう取ったのかは秘密です♡

 

 

ことり「ありがと♡ 奢ってくれて!」

 

盛谷「構わないよ。結構、今日のデートを楽しみにしていたんだから。」

 

ことり「そうですか?!」

 

盛谷「うん!」

 

ことり「(๑////๑)」

 

盛谷「どうしたの?ことりちゃん?おーい…。」

 

 

恥ずかしくてさつき君の顔が良く見られないよ……。やっぱり、ことりはさつき君の事が好きです!好きなんです!

 

 

ことり「次はここです!さつき君は何かファッションってこだわりとかありますか?」

 

盛谷「そうだなぁ…。基本的には暗い色を好んで着るかなー。」

 

ことり「じゃあ、ことりが選んであげます!」

 

盛谷「それじゃぁ、お任せしようかな!」

 

 

私たちは服屋さんで買い物をしました!そして、しばらく買い物をした後、近くの公園に立ち寄っています!

 

 

ことり「今日は楽しかった?」

 

盛谷「ああ!ほんとに楽しかったよ!」

 

???「なる程ね……!」

 

ことり「誰ですか?!ぴぃ!」

 

絵里「私のさつきを好き勝手してくれたじゃない?」

 

盛谷「え?こちらがことりちゃんのお願いを聞いて、今、デートしてるんだけど?……あっ。」

 

絵里「成程ね……。ことりもさつきの事が好きという事に変わりないのね?」

 

ことり「はい!変わりありません!」

 

絵里「だったらファイトしましょうか。」

 

ことり「いいですよ!相手になります!」

 

 

絵里ちゃんとの真剣勝負!!絶対に負けるつもりはありません!

 

 

絵里「尊き我が理想のため、旧き世界を終わりへと導く!ダークルミナイズ!『終焉の世界』!!」

 

ことり「闇に蠢く深淵の者達よ!今その力で世界を黒く染め上げる!ダークルミナイズ!『深淵の影』!!」

 

盛谷「あの〜?2人とも僕の事が好きで良いんじゃないの?今はさ、一夫多妻制なんて法律があるし。それに、1人でも2人でも嬉しいからさ!」

 

絵里「さつき……!」

 

ことり「さつき君……!」

 

絵里「ことり、ごめんなさい。つい熱くなりすぎたわ。」

 

ことり「ことりこそごめんね。周りが見えなくなってた…。」

 

盛谷「2人のプロポーズ、しっかりと受け止めるよ。こういう事を言ってしまったからね。」

 

絵里/ことり「ええ(うん)!」




なんだか、さつき君のお陰で争いがなくなっちゃった……!まあ、いいか!次回より新章、『新未来創造』編に突入!今回より僕のお気に入りの曲を1曲載せていきます!今回はMAN WITH A MISSIONを初めて知った時の曲!


MAN WITH A MISSION『Seven Deadly Sins』

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