バディファイトLoveLive 〜女神たちと少年の紡ぐ軌跡〜 作:穂乃果ちゃん推し
【前回までのお話!】by ことり
私たちはキョウヤの野望を止めて、普段の生活に戻りました!その日の夜、私はさつき君に思いを告げようと決めました!
キョウヤの野望を止めて、しばらくした日、家に帰り着いた後……。
ことり「ただいま〜。」
ことり母「あら。おかえりなさい。」
ことり「今日も疲れたよ〜。」
ことり母「そう。ご飯出来てるわよ?食べましょ?」
ことり「うん!」
私とお母さんは夕飯を食べ始めた。暫くすると…。
ことり母「それで?あの子との関係はどうなの?」
ことり「んぐ!けほっけほっ。急にどうしたの?」
ことり母「実は少し気になってね…?ことりがあの子にするアプローチが少し大胆になってるから…。」
ことり「まだ思いは伝えられないよ…。」
ことり母「どうして?」
ことり「やっぱり恥ずかしいよ…。男の子に思いを伝えるのは……。」
ことり母「そうなの…。ことり?」
ことり「何?」
ことり母「男の子っていうのはね、放っておいたら他の女の子に目が行きやすい物なのよ?」
ことり「うん…。」
ことり母「そんな時こそ諦めちゃダメ。自分の気持ちを素直にその子にぶつけなさい。これは人生の先輩からの助言兼アドバイスよ?」
ことり「うん…!分かったよ!お母さん、ありがとう!」
ことり母「どういたしまして。」
その後、私はお風呂に入り、寝間着に着替え、横になろうとした。その時!
(( ´-`)oO())
ことり「誰からだろう?」
私はスマホの着信に応答する。相手はさつき君だった!
盛谷『あ、ことりちゃん?起きてる?』
ことり「うん。どうしたの?」
盛谷『明日、お休みの日なのは知ってるよね?』
ことり「うん…。」
盛谷『明日、ことりちゃんとの約束を果たそうか。』
ことり「え?」
盛谷『ダメかな?』
ことり「い、イイよ!時間はどうする?」
盛谷『そうだなぁ…。午前11時に神田橋の近くで待ち合わせようか。』
ことり「うん!それじゃぁまたね!」
盛谷『はーい。おやすみ。』
私はさつき君が電話を切ったのを確認して電話を切った。明日はさつき君との約束を果たす時!楽しみだなぁ〜。
~翌朝 南家にて~
ことり母「ことり〜?起きてるの〜?」
ことり「あ、ごめんなさい!寝てたよ〜。」
ことり母「今日はさつき君とのデートなんでしょう?急いでね〜。」
ことり「はーい!」
私は急いで寝間着から私服へと着替える。
服装は間違ってないかな?ちょっと男の子風にしたんだけど…。似合ってるよね?さつき君はなんて言ってくれるかな?可愛いって言ってくれるかな?もし、さつき君の都合が合えば、デートの最後にあんなことやこんなことがあったり……。エヘヘ。今日は張り切って行きます!
ことり「まだかなぁ〜?」
私は、指定された場所に時間よりも15分前に着きました!そしてしばらくすると、彼の足音が聞こえてきました!
盛谷「お待たせ!待った?」
ことり「ううん!待ってないよ?ことりも今来たところだよ?」
盛谷「それじゃぁ行こうか!」
ことり「うん!」
私はさつき君と一緒に歩き始めました!歩いている途中で、恋人繋ぎという繋ぎ方をしました!今回はことりが主導権を握りました!今日は誰にも邪魔させません!
私たちは、ケーキバイキングがあるお店に行きました!
盛谷「すごいね………!」
ことり「私ね、ここにさつき君と行ってみたかったの!」
盛谷「そうなんだ!僕もケーキが好きだから嬉しいな!」
ことり「そうなの?!やったー!!さ、行こっ!」
盛谷「ああ!」
中に入ると、黒を基調としたメイド服を着た店員さんが席に案内してくれた。
ことり「ここはね?最初に1つ注文してから、後は好きなだけ取りに行けるんだよ!」
盛谷「へぇ。だったら…、どうしようかな…?」
ことり「ことりは決まってます!すみません!」
盛谷「あ!ことりちゃん、早い!」
私たちは店員さんに注文しました。ことりがチーズケーキで…、さつき君はイチゴのショートケーキです!
ことり「美味しいね〜。」
盛谷「ホント!来た甲斐があったよ!」
ことり「嬉しいな…。あ、さつき君、ほっぺにクリームが付いてるよ?」
盛谷「あ、ホントだ。全然気付かなかったよ。」
ことり「ことりが取ってあげるね?」
盛谷「じゃぁ、お言葉に甘えて……。」
私はさつき君のほっぺに付いたクリームを取りました!因みにどう取ったのかは秘密です♡
ことり「ありがと♡ 奢ってくれて!」
盛谷「構わないよ。結構、今日のデートを楽しみにしていたんだから。」
ことり「そうですか?!」
盛谷「うん!」
ことり「(๑////๑)」
盛谷「どうしたの?ことりちゃん?おーい…。」
恥ずかしくてさつき君の顔が良く見られないよ……。やっぱり、ことりはさつき君の事が好きです!好きなんです!
ことり「次はここです!さつき君は何かファッションってこだわりとかありますか?」
盛谷「そうだなぁ…。基本的には暗い色を好んで着るかなー。」
ことり「じゃあ、ことりが選んであげます!」
盛谷「それじゃぁ、お任せしようかな!」
私たちは服屋さんで買い物をしました!そして、しばらく買い物をした後、近くの公園に立ち寄っています!
ことり「今日は楽しかった?」
盛谷「ああ!ほんとに楽しかったよ!」
???「なる程ね……!」
ことり「誰ですか?!ぴぃ!」
絵里「私のさつきを好き勝手してくれたじゃない?」
盛谷「え?こちらがことりちゃんのお願いを聞いて、今、デートしてるんだけど?……あっ。」
絵里「成程ね……。ことりもさつきの事が好きという事に変わりないのね?」
ことり「はい!変わりありません!」
絵里「だったらファイトしましょうか。」
ことり「いいですよ!相手になります!」
絵里ちゃんとの真剣勝負!!絶対に負けるつもりはありません!
絵里「尊き我が理想のため、旧き世界を終わりへと導く!ダークルミナイズ!『終焉の世界』!!」
ことり「闇に蠢く深淵の者達よ!今その力で世界を黒く染め上げる!ダークルミナイズ!『深淵の影』!!」
盛谷「あの〜?2人とも僕の事が好きで良いんじゃないの?今はさ、一夫多妻制なんて法律があるし。それに、1人でも2人でも嬉しいからさ!」
絵里「さつき……!」
ことり「さつき君……!」
絵里「ことり、ごめんなさい。つい熱くなりすぎたわ。」
ことり「ことりこそごめんね。周りが見えなくなってた…。」
盛谷「2人のプロポーズ、しっかりと受け止めるよ。こういう事を言ってしまったからね。」
絵里/ことり「ええ(うん)!」
なんだか、さつき君のお陰で争いがなくなっちゃった……!まあ、いいか!次回より新章、『新未来創造』編に突入!今回より僕のお気に入りの曲を1曲載せていきます!今回はMAN WITH A MISSIONを初めて知った時の曲!
MAN WITH A MISSION『Seven Deadly Sins』