まずはじめにごめんなさい。
前回の話は駆け足過ぎましたね。ホントにカフェが全力疾走で逃げてました。いや、言い訳させて!俺はこのシリーズは日常ほのぼの系でぼちぼち書いてこうと思ってんだ...結末などない。つまり、出したものを回収していかないと望んだ結果にはならない。だからこその駆け足回収。申し訳ない。今回からゆっくり回収していって元のカフェ要素を復活させるんでそれまでは我慢してちょ!
人間とは常日頃罪を作り続け償い続ける。
いつだってそう。誰だってそう。
友達と言う縛りをする。
恋人と言う縛りをする。
本人達に自覚が無くとも結果からすれば拘束をし、相手に有無を言わさぬ。
それが正しいのかは誰もわからない。
だが多数決は決して正義ではない。
多人数の前では少人数の奴らは貪られる。
事実や正しさを人数で押し曲げられる。
個人が正義を説いても集団に間違いとされる。
何が言いたいか?
八幡「ハァ...ハァ...もう...勘弁してください...」バタン
雪乃「駄目よ。まだ死ぬまで走ってないわ。」
結衣「ヒッキー!がんば!」
どうしてこうなったかと言うと
昨夜家で
小町「お兄ちゃん!今度の球技大会優勝してね!」
八幡「どうした藪からスティックに。まぁ負ける気ないけど」
小町「おお!あのお兄ちゃんが積極的だ!」
悪いかったな...
八幡「んで?どうして急に?」
小町「葉山さんと雪乃さんが今回のバスケ本気でやらないなら...って。」
いや、最後まで言えよこえぇよ。
八幡「と言うか小町ちゃん?お兄ちゃんカフェとかで忙しいんだけど?」
小町「知ってる!だから小町がスケジュール組んだよ!」ペラ
徐に一枚の紙を差し出す
4時00分
起床
4時30分
ランニング開始
6時30分
帰省
朝ご飯
準備出来次第学校へ走って登校
着いた時間からHRギリギリまで練習
お昼
ご飯を食べ終わり次第五限目まで練習
放課後
部活中依頼が無ければ常に勉強
部活終了後
帰りも走りで下校
家に荷物を置いたら近くのコートで練習
9時00分
帰宅
ご飯を食べシャワーを浴びたら陽乃さんと勉強
12時00
就寝
以後繰り返し
八幡「小町ちゃん?これお兄ちゃん死んじゃうよ?」
小町「とか言いつつ今やってるのと変わらないよ?」
八幡「カフェどうすんの?...」
小町「別紙にカフェに行く場合のスケジュールも組んだよ!」
八幡「用意周到だなあ...」
と言うことがあり絶賛バスケの練習中。
技術はあるが体力の無さを指摘されてしまった。
おい雪ノ下。お前人の事言えんのか?
雪乃「何か?」ギロッ
ヒィ!睨むなよ...
雪乃「ハァ..貴方わかってるの?あれだけの人と行為に及んだのだから責任は取らなければならないし、その為にはお母さんに確実に当主として認められないとならないじゃない。」
結衣「そうだよヒッキー!ヒッキーが頑張らないと皆が可哀想だよ!!」
八幡「さいですか...」
『alone』
自分の店で長閑に過ごす。
コーヒー片手に本を読み注文を受けコーヒーの香りを漂わせる。あぁ。やはり俺がカフェの店長なのは間違っていないようだ。
相模「あれ?八幡疲れてる?」
八幡「お?相模か...まぁな。近々球技大会と期末考査があるだろ?それの追い上げがな...」
相模「ウチで良ければ癒してあげよっか?性的な意味で!」
八幡「はは。それも良いな。だがこの後も練習があるからお預けだな」
相模(大分やられてんなぁ...いつもの調子じゃなくてウチも調子狂うな...)
カランコロン
陽乃「ひゃっはろ〜!」
八幡「いらっしゃいませ。陽乃さん。もう少しお静かにしてください。」
陽乃「はは。ごめんごめん。で、注文はいつものでお願いね、」
八幡「ご注文承りました。」
なんだかんだ言って常連になったのは三浦、陽乃さん、他モブ位で1番来てくれるのが陽乃さんである。
来る度に抱きつかれそうになるからいつもカウンターに引き篭もる羽目になってるのは秘密。
八幡「はい。お待たせいたしました。」コトッ
陽乃「お!ありがと〜♩」クイッ
陽乃「あ〜美味しい♩」
八幡「ありがとうございます。」
陽乃「ところで、最近調子はどう?」
八幡「ん?まぁぼちぼちですよ。」
陽乃「そう。案外継続力あるんだね」
八幡「いや、継続させないとマズイでしょ...」
陽乃「え〜?そんなにお姉さんを愛人にしたいの〜?」クネクネ
身体を抱きしめながら捩るな。
まぁ本音を言えば愛人にしたいのは当たりだけどなぁ」
陽乃「え?///」
八幡「ん?」
陽乃「本音はしたいの?///」
八幡「も...もしかして...声に出してましたか?」
陽乃「」コクッ
八幡「うがぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」ダダダ
陽乃「ちょ!比企谷くぅ〜ん!」
陽乃「ありゃりゃ裏に入っちゃった。あ〜あ逃げられちゃった♩」
陽乃(ま、私も比企谷君になら愛人になっても良いんだけどね///)