やはり俺がカフェの店長なのはまちがっている。   作:ステツイ

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第18話「バレたが責任。結果も良し悪し。」

 

今日も今日とて学校に行く。

教室に入っても寝たふりをする。

あぁ。ぼっちライフ満喫過ぎて逆に暇だな。寝よ。

 

「はちまーん!!」

 

ん?俺のことを下の名で呼ぶのは1人しかいない。つまるところ後ろを振り返れば天使が降臨しているはずだ。てか戸塚ってこんな声高かったっけ?

 

八幡「おう!どうした?とつ...か?は?」

 

相模「え?は?って酷く無い?八幡!」プンスカ

 

いや待て。何故下の名前で呼んでんだ?

 

相模「だって私愛人じゃん?」

 

ガタッ!!

 

いや、教室で暴露してんじゃねぇ!!あと川...なんとかさんと由比ヶ浜が過剰に反応してっから!!後ナチュラルに心読んでんじゃねぇ!

 

結衣「ヒッキー...?」ハイライトオフ

 

こぇえよなんで目の光が失ってんだよ。

 

由比ヶ浜「さがみんの言ってる事ホント?」

 

相模「そうだよ!」

 

結衣「さがみんには聞いてない!!!!」ダン!

 

大声だすなよ...教室の奴ら全員こっち見てんだろうが...

 

相模「でもぉ〜ウチぃ〜八幡にぃ〜処女挙げたしぃ〜?」

 

相模「八幡にも愛人になれって言われたしぃ〜?」

 

なに語尾伸ばしてんだ煽るなよ。

 

エ?ヒキタニッテドウテイジャナイノ?

サガミトサガミオリジナルシタノカ...

オオオカキモッ...

エェ...

 

結衣「ホントなの...?ヒッキー?」

 

八幡「ちょ、お前らここ教室」

 

川崎「その話、私も気になるね。」

 

八幡「お前関係なくない!?」

 

川崎「あ?」ギロッ

 

八幡「ヒィ!」

 

結衣「で?どうなの?」

 

川崎「早く答えな?」

 

葉山「はは。俺も聞きたいな」

 

おい隼人張っ倒すぞ。

 

八幡「その...だな?...えっと」

 

川崎「早くいいな!」

 

結衣「楽になるよ?」

 

葉山「諦めろ...」

 

ぐっ...もうだめだ...お終いだ!

 

キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

 

はっ!助かった!

 

八幡「チャイム!戻れ!」

 

川崎「命拾いしたね」

 

結衣「ヒッキー...部室でちゃんと聞かせてもらうから」

 

葉山「はは。修羅場だな」

 

こいつら...

 

 

 

 

 

逃げるは恥だが役に立つと言うことわざがある。

俺も逃げる。

三十六計逃げるに如かず。

挨拶がゴング。

ゴングが鳴れば猛ダッシュ。

 

「そんじゃあHR終了な」

 

キリ-ツキオツケ-サヨナラ-

 

八幡「今だッ!!」バッ!

 

結衣「サキサキ!」バッ!

 

川崎「ああ!」バッ!

 

こいつら仲良しかよ!後ろは振り返るな...振り返れば死ぬ!風になれ!もっと!スピードを上げろ!

 

八幡「ハァハァ..」

 

俺は直ぐには帰らない。何故なら確実に玄関で待機しているのは目に見えている。ならば時間を潰す。体育があれば外履を回収出来たが生憎今日は体育は無い。ならばトイレに籠るのが定石。

 

八幡「行ったか...」

 

よし。出よう。

 

「あれ?比企谷君?」

 

くっ!見つかったか!?

 

八幡「」チラリ

 

城廻「やっぱり比企谷君だあ〜何してるの〜?」ポワポワ

 

よかった城廻先輩だ...

 

八幡「あぁ、いや、なんでも無いですよ?」

 

城廻「ホント〜?ならちょっと手伝ってもらえないかなぁ〜?」ポワポワ

 

時間も潰せるしまぁいいか。

 

八幡「いっすよ?力仕事っすか?」

 

城廻「お!ありがと〜!ちょっと私じゃ重くてねぇ〜」ポワポワ

 

うわぁ!メグリッシュされるぅぅ^〜

 

 

 

 

 

 

 

と、思っていた時期が僕にもありました。

 

八幡「グッ!城廻...先...ぱ...い?」

 

城廻「ごめんねぇ〜?美味しかったかなぁ〜?雪ノ下さんの紅茶は〜?」ポワポワ

 

くそ!仕事終わったら「疲れたでしょ〜?紅茶飲んで〜?」とか飲んじゃうだろ!

 

八幡「眠...い...」ガクッ!

 

城廻「流石雪ノ下さんだね〜薬の回りが早くて助かるよぉ〜」ポワポワ

 

城廻「え〜と、はるさん先輩に連絡入れて...川崎さんに運んでもらわないと!」ポワポワ

 

だめだ...意識が遠のく...天然...恐るべし...

 

意識が暗転した。

 

 

 

 

 

ハッ!

 

八幡「ここは...?」

 

縛られてるだと!捕まったのか...てかここ奉仕部じゃねぇか。

 

雪乃「あら、やっとお目覚め?逃げ回り谷君?」

 

いや、逃げ回る原因あんたらだからね?

 

結衣「ヒッキーなら絶対逃げると思ったし!せんてひっしょう?だよ!」

 

てめぇ立案かよ

 

川崎「あんた...重過ぎでしょ...葉山と2人がかりでやっとだよ...」コキコキ

 

最近筋肉ついてきてんだよ。後首鳴らすなよ怖いだろうが...

 

陽乃「もう!比企谷君!私にも声かけなきゃ駄目でしょ!」プンプン

 

あんた1番関係ないでしょ。

 

城廻「ごめんねぇ〜?比企谷君。騙しちゃった!」テヘペロ

 

演技上手いな〜城廻先輩

 

平塚「言い残す事はあるか?」

 

なんであんたもいんだよ。教師が生徒の安全を妨害してどうする。

 

八幡「俺は何もやっていない!無実だ!」ジタバタ

 

雪乃「そう...なら連れてきなさい。」パチン

 

ガララ

 

いろは「ほら!ちゃんと歩いてくださいよ!」

 

小町「いや〜逃げても無駄ですよ?どっかのゴミぃちゃんみたいに」

 

相模「〜〜ッン!」サルグツワ

 

八幡「相模...何SMしてんの?」

 

相模「〜!!」ダンダン

 

八幡「悪い。こんな状況じゃふざけてらんないよな。」

 

相模「〜。」コクコク

 

はぁ。腹ァ括るか。

 

八幡「どうせ隠しても無駄なんだろ。ほら、なんでも答えてやるから質問してこい。あ、順番にな」

 

結衣「さがみんが愛人ってホント?」

 

八幡「ああ」

 

雪乃「経緯は?」

 

八幡「俺、カフェ店長。『八引』次期当主。愛人作り。条件の1つ。」

 

いろは「え?『八引』って!あの『八引』ですか?!」

 

八幡「どの『八引」かは知らないが一応本社の次期当主だよ。」

 

雪乃「いいえ。違うわ。この前来た人は目が腐ってないわ。」

 

八幡「小町。カバンからメガネ。後ワックス。」

 

小町「あいあいさー」ガサゴソ

 

八幡「手だけ解いてくれ。今更逃げねぇから。」

 

川崎「扉のとこで見張ってるから。」

 

雪乃「姉さん。」

 

陽乃「ほーい。」ギリギリ

 

バチン!

 

八幡「イテテ...縄で縛んなよ...跡残るだろうが...」

 

比企谷八幡→八引八幡

 

八幡「ま、こんなもんか?鏡がねぇとわからんな」

 

全員「///」ポカ-ン

 

平塚「き、君の言う事は本当なのか!?///」

 

八幡「だから言ってるじゃないですか。『alone』の店長で『八引』の次期当主って。まぁ『八引』は雪ノ下の親御さんが認めてくれるまでなれないだけで本当は当主で間違い無いですね。」

 

陽乃「あ〜あ。バレちゃったね」

 

八幡「いや、よくここまで持ちましたよ。雪ノ下さんには一発でバレましたけど」

 

陽乃「まぁね♩私だから♩」

 

川崎「アンタ...年収は?///」

 

八幡「は?...まぁカフェの方だけで〜〜〜万位。まだ貰ってないが『八引』は〜千万か〜〜千万位かな?」

 

陽乃「あれ?今どれ位溜まったの?」

 

八幡「今ですか...こんな感じですね」パッ

 

いろは「...貯金が億って...」ボウゼン

 

八幡「まぁ、これから20億は現金で保管してる。秋乃さんに見せないといけないからな。」

 

平塚「...だが生徒と教師...世間体は...」ブツブツ

 

平塚先生は聞かなかった事にしよう。

 

雪乃「じゃあ...私達が婚約した時姉さんが余裕だったのって...」

 

陽乃「そゆこと♩」

 

小町「小町に黙ってるなんてポイント低っいよ?お兄ちゃん...」

 

結衣「あ!だからお菓子とかデザートが上手に作れるんだ!」

 

八幡「正解。祖父が死ぬまでは夜帯にバーとかもやってたし、そこでディナーも出していたらしい。俺も手伝っていたみたいだが何分小学6年生だったからな。うっすらとしか覚えてねぇんだ。」

 

雪乃「小6レベルって平均の小学生でなく、あなた自身の事だったのね...」

 

八幡「う〜ん。俺的には小町の作る料理の方が上手いからなぁ」

 

小町「ちょ!何言ってるのさ!イケメン過ぎて口説きにしか思えないよ!///」ブンブン

 

結衣「小町ちゃん?」ハイライトオフ

 

雪乃「ん!んん!で...その...私とあなたって...その...婚約者として入るのかしら?///」

 

八幡「まぁそうはなるが基本的に愛人が最初だな。これは相模にも言ったが、籍を入れるのは多分1人だけだから愛人になった人達から選ぶってな。」

 

結衣「愛人作る必要あるの?」

 

八幡「それは雪ノ下夫婦とうちの祖父が「愛人を沢山持てぬような輩にウチの会社は勤まるかよ」って感じでだな。条件の中に入れて来やがった。」

 

城廻「条件って?」

 

八幡「まぁ詳しくは言ってはいけないんですけど俺が雪ノ下夫婦に認められる為の条件。内容は極秘。ウチ2つが現金20億、愛人の大量捕獲。です。」

 

陽乃「でも、私と雪乃ちゃんと南ちゃんだけじゃ足りないよねぇ?」クスリ

 

え?そうなの?3人じゃだめなんですか?いや、それは二位じゃだめなんですか?だな。蓮舫さん何やってっかな。

 

雪乃「何が言いたいの?」

 

陽乃「んっふ〜♩」

 

陽乃「比企谷君の愛人になりたい人!」

 

全員「ノノノノノノノノ」

 

平塚「しかし陽乃...本人は認めないんじゃ無いか?」

 

陽乃「比企谷君...えい!」バッシャ-!

 

八幡「ウェッ!?ナニコレ!?」クンクン

 

八幡「アル...コール?」

 

相模・雪乃・結衣「「「あっ...(察し)」」」

 

陽乃「静ちゃん...既成事実って知ってる?」

 

平塚「...」

 

陽乃「比企谷君はアルコールに弱いんだよ。それで酔っ払っちゃったら後先考えないで本能で動くの。つまり」

 

いろは「色仕掛けで既成事実を『作らせる』ですか」

 

陽乃「大正解!私も南ちゃんもこれでね...」

 

平塚「...」

 

陽乃「静ちゃん?」

 

平塚「ウォォオオオオ!!比企谷!!見ろォォ!!」ガバッヌギ

 

結衣「やばい!先生に先越された!」

 

川崎「チッ!」

 

八幡「...」

 

平塚「比企谷?」ゼンラ

 

八幡「あんた...何してんだ?」

 

平塚「へ?」

 

陽乃「おりょ?」

 

八幡「平塚先生...なんで脱いでるんですか...」

 

平塚「いや...比企谷と既成事実をだな...」

 

八幡「何言ってんすか?俺は準備万端れすよ?///」テントピ--ン!

 

平塚「え?」

 

八幡「ほら、白衣だけ着ろよ静」

 

陽乃(え?比企谷君って白衣フェチ?)

 

平塚「き、着たぞ?///」ゼンラハクイ

 

八幡「はっ、エロいな静。でも...そんな君も素敵だよ」

 

平塚「///」バキュ--ン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「イテテ...途中から記憶が...」

 

ん?なんかイカ臭くね?

なーんかこんな事記憶があるぞぉ〜??

 

チラリ

 

 

 

 

全員「「「「」」」」ゼンラ キゼツ 

 

 

 

 

 

八幡「ヤッたな。おい。ヤッちゃったよ。」

 

陽乃「ハァ...ハァ...比企谷君...全員と生中出しってホント無尽蔵だね...」バタン

 

八幡「えぇ...」

 

また責任取らなきゃ(義務感)

 

八幡「ん?なんか股間に違和感が...」

 

城廻「ふへへ、ひきらやくんのはちまんおいひい!(えへへ!比企谷君の八幡美味しい!)」ジュルジュルジュポジュポ

 

八幡「」プチリプチリ

 

城廻「ん?ろうひたりょ?ありゃ?まりゃだひたりない?わらしれよかったらひゅかう?(ん?どうしたの?ありゃ?まだ出し足りない?私でよかったら使う?)」クパァ

 

八幡「」プチン!

 

城廻「うわ!比企谷君!」ガバッ

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「...あれ?知らない天井だ。」

 

平塚「何を言っとる。部室の天井だろうが」

 

八幡「あれ、平塚先生。」

 

よかった服着てんじゃん。なんだ夢かー。

 

陽乃「比企谷君...あなたどんだけ出すの?あのサキュバスめぐりが伸びてるよ...」

 

城廻「」キュ-

 

八幡「えっ...つまり...?」

 

雪乃「夢じゃないわよ...初めてが部室とは思わなかったのだけれど」

 

八幡「え?夢なのに?夢じゃなかった?」

 

小町「実の妹に手を出すなんてポイント低いんだか高いんだかわからないよお兄ちゃん」

 

八幡「え?俺小町ともヤッちゃったの?」アセアセ

 

結衣「初めてでこんなにイクって最初私達がおかしいかと思っちゃったじゃん!」

 

八幡「イクとか言うんじゃありません!て、てか、なんかの冗談だろ??」アセアセ

 

川崎「あんた...これだけの女の子に手を出しておいてしらばっくれるの?」

 

八幡「あれ?!相模は?!」

 

相模「〜!」ジタバタ

 

え?なんで相模だけまだ裸なの?いや城廻先輩もだけどさ。おかしいよね?相模だけおかしいよね?

 

手錠

首輪

三角木馬

目隠し

鞭で叩いた後

太い蝋燭と相模についている蝋燭

 

おいおいおいおいおいおい!!!!なんで相模とヤル度にハードSMになるんだよ!!®︎18で書けなくなるだろうが!!

 

いろは「せ〜んぱい!」

 

八幡「え?」

 

いろは「責任取ってくださいね?」

 

全員「同上」

 

 

 

 

 

八幡「」バタン

 

 

 

 

おまけ

 

【八幡を愛する会】

 

雪乃<既成事実やったぜ。

 

結衣<はいはーい。それじゃあヒッキーと既成事実出来てない人はタイミング見計らってね〜!

 

いろは<前も言った通りお酒は使えますよ!

 

既成事実作った奴以外((これはチャンス...)ゴゴゴ

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ2

 

八幡(やべぇよやべぇよ...愛人の人数が爆発的に増えたよ...人数指定されてないからいっか!(感覚麻痺))

 

prrrr

 

八幡「ん?誰だ?」ガチャ

 

材木座「我だ」

 

八幡「あっそ」ガチャン

 

prrrr

 

ガチャ

 

材木座「すみませんでした。用件だけでもお聞きくださいませんか?」

 

八幡「簡潔に頼むな?」

 

材木座「はい。我の作ったゲームを体験していただきたいと思い、ご連絡致しました。」

 

八幡「えぇ...ゲーム?どんな?」

 

材木座「はい。作業ゲーの様なもので中身は自分の会社を大きくするサクセスゲームで、社長役を勤めていただき、色々な意見等でゲームを進めていきます。また、何かする度に時間がかかったり、使える人も作業できる時間もきまっており、本来の会社をイメージしたゲームとなっております。」

 

八幡「つまり、サカつくとかパワプロみたいなもんか。で?最終目標は?」

 

材木座「はい。本来なら無限に行えますが、今回の体験では当期純利益及び資本金を2倍にする事です。」

 

八幡「ほう。面白そうだ。インストはどうやる?」

 

材木座「明日USBをお持ちします。」

 

八幡「ん。了解。あ、もう元に戻っていいよ」

 

材木座「けぷこんけぷこん!先程迄の口調はこの剣豪将軍には合わん!」

 

八幡「じゃ、おやすみー」ピッ

 

材木座「まだはなs」

 

八幡「あいつゲーム作れたのかよ...」

 

 

 

 


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