真剣で魔物に恋しなさい!   作:パラガス

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パラガスにございます。
この作品は全て私のノリィで作られております。
何かご不満やアドバイスがあれば是非お知らせください。
さぁ、存分に楽しんでしまえぇぇぇっ!


転生の準備

「・・・・・んぁ?」

 

あるぇ?ここどこだ?たしか布団に入りながらゲームしてたはずなんだけど・・・・なんでこんな何もない真っ白なところにいるんだ?

 

「気が付いたかね?」

 

誰かわかんないけど、このお兄さんに聞いてみよ・・・

 

「あっ、すいません。ここどこかわかります?」

 

「ここは転生の間だよ」

 

えっ?転生の間?テンプレだなぁ・・・なに俺死んだの?いつの間に?寝てただけだよ?

 

「君は死んだわけじゃないよ」

 

「えっ・・・しゃべってないのに答えたってことは・・・もしやあなたが神様?」

 

「そうだよ」

 

またしてもテンプレだなぁ・・・あっ、そういえばなんで俺死んでないのにこんなところいるんだ?

 

「そういえば、言ってなかったね。おめでとう!君は転生する権利が当たったんだ」

 

「転生する権利ぃ?しかも当たったって・・・・」

 

「くじを引いたら、見事に君が当たったんだ」

 

くじ引きって・・・・まぁ、いいや・・・

 

「ってことは転生できるんですよね?どこに転生するんですか?」

 

「君が転生するのは真剣で私に恋しなさい!の世界だよ」

 

うおっ!やった!マジ恋かよ!美人が多いし、ストーリーも面白いから好きなんだよねぇ・・・タカヒロさんは偉大っ!異論は認めないっ!

 

「よっぽど好きなんだね・・・・まぁ、それはともかく、転生するにあたって特典を二つまであげるよ」

 

ホワッッ!!!特典キタコレッ!チートで俺TUEEEEEEEEEEするんだっ!絶対するんだぁっ!

 

「まぁ、男の子だから俺TUEEEEEEEEEEしたくなるよね」

 

おおおっ!神様が世の男の子の心を理解されているぞっ!神はここにありっ!!!!

 

「褒めてくれるのはありがたいけど、はやく特典を決めておくれよ」

 

「ああっ、すいません・・・・・・・・・・じゃあいいですか?」

 

「おや?ずいぶん決めるのが早いんだね?」

 

「はいっ!こんな機会があったらいいなぁってずっと考えて得ましたからっ!」

 

「そ、そうだったんだ・・・じゃあ特典を聞こうか」

 

「まず最初なんですけど金色のガッシュベルに出てくる全ての魔物の呪文を使えるようにしてください!」

 

「えっ、ええ・・・・」

 

「え、ダメですか?」

 

「いや、いいよ。その方がおもしろそうだしね!」

 

「ありがとうございます!じゃあ、二つ目は少しでもいいのでかっこよくしてください!」

 

「プッ、フフフ、かっこよくかい?」

 

「い、いいじゃないですか・・・・・あの世界かっこいい人が沢山いるから・・・俺もかっこよくなりたいんですよ・・・」

 

「フフフ、ごめんごめん。いいよ、かっこよくしといてあげるよ」

 

「ありがとうございますっ!」

 

やったねっ!どうせ転生するんだからかっこよくなってヒロイン達とイチャイチャしたよねっ!・・・まるで踏み台だって?君達だってイケメンになりたいって思ったことあるだろ?・・・・そういう事だよ

 

「誰に言ってるんだい?・・・・まぁ、いいや、準備はいいかい?」

 

「はい!お願いします!」

 

ついに転生だっ!どうせだったらめっちゃ強くなって、男だったら一度は夢見る史上最強になってやる!

 

「じゃ、存分に楽しんでね。ホイっと!」

 

え、今引いた上から垂れている紐はなんですか?まさか・・・・

 

案の定、俺の立っている地面が開いた。

 

「やっぱりテンプレェェェェェェェェェェェェェッ!!!!」

 

こうして俺はマジ恋の世界に転生した。

 




いかがだったかな?
こぉんなもので楽しんでいただけるなら幸いです。
誤字やアドバイスがありましたらよろしくお願いします!

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