鉄華団のメンバーが1人増えました《完結》   作:アグニ会幹部

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※作者名表記:NToz→NT
※フザケまくりです。
※作者が普通にキャラと喋りまくり&メタ発言満載なので、ご注意下さい。苦手な方はバック推奨です。
※一部台本形式。
※そう言うのダメだけど結果は知りたいと言う方がいれば、お手数ですが感想欄までお願い致します。


おまけコーナー報告①
アグニカポイント獲得状況 中間報告


NT「これは蛇足(おまけ)コーナー『アグニカポイント獲得状況』の中間報告です。と言うか、それについてアグニ会が定例会を開くらしいんで潜入して一部始終を」

 

アラズ「いや待て、お前が行くのかよ。そう言うのダメな人とかもいるだろ?」

 

NT「じゃあお前が行けよ」

 

アラズ「嫌だ! 俺は今、グリム・パウリナの整備で忙しいんだ!!」

 

NT「お前がそんなだから、私が行く事になるんだよ。お前が行ってくれれば、それで全部解決なんだぞ         君」

 

アラズ「オイ、バレてんぞ。言っちゃってるぞ、俺の正体。空白になってるけど。いや確かに、読者はもう気付いてるみたいだし問題無いだろうけど」

 

NT「ガリガリ君は今、仮面被ってるし私かお前しかいないんだよ…じゃあ、始めましょうか。行きたくねえなあ」

 

 

 

 

ギャラルホルン本部「ヴィーンゴールヴ」の一角に存在する、アグニ会専用会議室。

部屋の壁はバエルポスターとアグニカポスター、バエルタペストリーとアグニカタペストリーで埋め尽くされており、部屋に掛けられているカレンダーは勿論日めくりアグニカレンダーだ。

 

怖い。

そして、そこにいる者達は。

 

全員がアグニカなりきりセットを着込んでおり、ある者はアグニカ叙事詩を読みふける。

ある者はバエルのプラモを組んでいる。

 

なお、置かれているテーブルは全てアグニカテーブルである。

 

怖い!

 

帰りたい。

帰らせて。

企画したの私だけどゴメンナサイ帰らせて下さい!

 

「会長が来られたぞ!!」

「全員起立!!」

 

会長--マッキー来ちゃった?

すいません、帰るわ。

 

って、もう締め切られてるし!

帰れないよ、どうしよう!?

 

「号令開始!」

『アグニカ! アグニカ! アグニカ! アグニカ! アグニカ! アグニカ!!』

 

全員が腕を上げてアグニカコールを始めやがった。

もう嫌だ、コイツら…

 

いや、大体は私のせい何ですけどね?

 

助けてアグニカ。

 

「ご苦労。これ以降は声を上げず、心の中でアグニカを讃え続けよ。石動、アグニ会会員は全員出席しているな?」

「はい、全員出席です」

 

満足げにマッキーは頷き、懐からアグニカ叙事詩の文庫版を取り出した。

 

「本日も、アグニカ叙事詩の朗読を行う。では」

 

全員が息を合わせ、朗読を始める。

 

『アグニカ叙事詩 編:ギャラルホルン。協力:アグニカ・カイエル。第零章、エイハブ・リアクターの誕生とMS、MAの誕生。P.D.0001年の10年前--ここでは、B.D.0010年…厄祭(Disaster)(Before)10年と表現しよう。天才科学者であったエイハブ・バーラエナは、画期的な新エネルギーシステム「エイハブ・リアクターを開発s』

「ストップ、ストーップ!! ちょっと待てよお前ら、何ネタバレ満載なアグニカ叙事詩の朗読始めてんの!? しかも声揃いまくってるし怖いぞ!!」

 

マズい。

思わず止めてしまった。

 

いや、練りに練りまくった設定をこんな所で暴露されても困るし。

是非も無い…よね?

 

「--そこの作者、前に出ろ」

「何か、指名来た!?」

 

石動クンに引きずられ、マッキーの隣に放り出されてしまった。

帰りたい。

 

「その懇願を聞き届け、今回は朗読を省こう。早速本題だ。作者、今回の企画について説明したまえ」

「ハイハイ分かりましたよ」

 

マッキーに言われたので、説明します。

 

 

本作「鉄華団のメンバーが1人増えました」は、無事原作1期分を終える事が出来ました。

これからは2期分へ入って行くのですが、その前におまけコーナーの奴を整理して欲しいとの要望がございまして。

 

今までアグニカポイントの獲得状況を、後書きで知らせて来ました。

これはそちらを一度合計し、ランキングにして発表して行こうとの企画です。

 

では、注意書きを。

 

範囲は、「#1 謎の男」から「#24 鉄華団」まで。

本編で描写されていない部分は、一切カウント致しません。

あくまで、本編で獲得が確認された分のみです。

 

ランキングは下から発表しますが、個別コメントは3位より上の者のみに付けます。

それ以外は纏めてコメントします。

 

「1位の栄冠を手にするのは誰か! それでは、カウント~ダウン!!」

「アグニカ、万歳!!」

『アグニカ、万歳!!』

「お前ら、ちょっと1回黙れ」

 

 

24~10位

24位

トド・ミルコネン -10AP

 

18位(同率)

アミダ・アルカ 10AP

コーラル・コンラッド 10AP

オーリス・ステンジャ 10AP

エドモントンにいたギャラルホルンの皆様 10AP

アリアンロッドの皆様 10AP

MSを強奪したコロニー労働者の皆様 10AP

 

16位(同率)

クランク・ゼント 30AP

地球外縁軌道統制統合艦隊の皆様 30AP

 

14位(同率)

ラフタ・フランクランド 40AP

アジー・グルミン 40AP

 

13位

クーデリア・藍那・バーンスタイン 50AP

 

12位

ディジェ・バクラザン 60AP

 

11位

カルタ・イシュー 70AP

 

 

「有象無象どもめ」

『ハッ!(嘲笑)』

 

マッキーに続き、アグニ会は嘲笑する。

 

「オイ待て、酷いなお前ら!? いや確かにトドとか同率の10APな奴らは有象無象かも知れんが、ガンダムに乗ったディジェとかカルタとかは有象無象じゃないだろう!?」

『たかだか2桁? 笑わせてくれるわハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!』

 

全員が声を揃えて笑い始める。

やっぱりおかしい、おかしいですよアグニ会さん!

 

「もうコメントすら要らん! 次!」

「マッキー、キャラキャラ。じゃあまあ、うん。次行こうか早く帰りたいし。カウント~ダウン!!」

『アグニカ万歳!!』

「だから黙れよお前ら」

 

 

9位~4位

9位(同率)

昌弘・アルトランド 80AP

ブルワーズの皆様 80AP

 

8位

クダル・カデル 120AP

 

7位

ノルバ・シノ 160AP

 

6位

ガエリオ・ボードウィン 250AP

 

5位

昭弘・アルトランド 380AP

 

4位

三日月・オーガス 730AP

 

 

「--どうだ? そろそろ有象無象じゃなくなって来ただろ?」

「…ふむ。9位は有象無象ですが、それより上はそれなり。3桁とは大したモノです。しかし--5位と4位の差が気になりますね。5位の昭弘殿が300後半なのに対し、4位の三日月殿は700前半と倍近い開きが有る。ここからはインフレなのでは?」

「見事な考察だ、石動」

 

石動の考察に、マッキーが頷く。

そろそろ、私もヒントを出そうか。

 

「正解。3位と1位が、倍近くかけ離れている」

『なぬ』

「では行こう、まずは3位! カウント~ダウン!!」

『アグニカ万歳!!』

「だから…もういいや」

 

 

3位

マクギリス・ファリド 1,320AP

 

 

「--なん、だ…と……!?」

「見下げ果てました、准将」

『会長失格、交代不可避』

 

アグニ会全員が、マッキーをディスる。

酷いな。

 

「有り得ない、有ってはならない! 俺は300年の歴史を持つアグニ会、その現会長を名乗っているのだぞ!! それがこんな無様、こんな失態を晒すとは…!! 申し訳有りません、アグニカ・カイエルよ!!! この命を持って、恥をそそぐ!!」

 

そう叫び、マッキーは窓に向かって走る。

なお、窓の外は海である。

 

「待て、待て待て待て待て!!! お前、何ナチュラルに入水自殺しようとしてんだ!!?」

 

走り出したマッキーを、後ろから取り押さえる。

 

「邪魔するな!! 蒼き清浄なる世界の為に!!」

「ナチュラルって、地球連合の事じゃねェから! と言うか本当にやめろ、この後の展開構想が全部破綻するから!! と言うか手伝えよアグニ会!!」

 

マッキーを縛り付け、ようやく一息付いた。

 

「はー、はー…つ、次へ行こうか。アグニ会会長をも下した2人の内の1人、即ち2位の発表だ! カウント~ダウン!!」

『アグニカ万歳!!』

 

 

2位

アイン・ダルトン 1,980AP

 

 

「--なん、だ…と……!?」

「准将、自爆ですか」

『自業自得、自爆乙(嘲笑)』

 

縛り付けられたまま、マッキーは目を見開く。

対して石動とアグニ会は、ゴミを見る目でマッキーを見下す。

 

「阿頼耶識の手術を3回分受け、阿頼耶識のついたMSで出撃したアインが2位ですね。大体、お前の差し金だよなマッキー」

「違う!! 実際決めたのはガエリオだ! 俺のせいじゃない!!」

「どの口が抜かしていやがる。そのガエリオについてはコメント/Zeroだったクセに」

 

とりあえずマッキーを殴ってから、私は最後の発表へ移る。

 

「それでは、栄冠の第1位!! アグニ会会長と阿頼耶識手術受けたマンを退け、1位に輝いたのは…案の定、コイツだった! カウント~ダウン!!」

『アグニカ万歳!!』

 

 

1位

アラズ・アフトル 2,280AP

 

 

「 知 っ て た 」

 

とりあえず、そうコメントしよう。

予想通り予想通り、まさしく運命の導き。

 

流石は         である。

 

さてさて、アグニ会は…と。

 

 

「アグニカ・カイエル…?」

「アグニカ・カイエル…!」

「アグニカ・カイエルだ!」

 

『アグニカ・カイエル!! アグニカ・カイエル!! アグニカ・カイエル!! アグニカ・カイエル!! アグニカ・カイエル!! アグニカ・カイエル!! アグニカ・カイエル!! アグニカ・カイエル!!!』

 

うるさい。

と言うか、いつからアラズ・アフトル=アグニカ・カイエルだと錯覚していた?

 

 

『え゛』

 

 

その後、狂乱の檻に捕らわれたアグニ会をなだめる事数時間。

何とか、無事に帰還する事に成功した。

 

 

 

 

NT「ふう、死ぬかと思った」

 

アラズ「自業自得じゃね」

 

NT「それを言うなし。とりあえず、中間報告はこんなモンだな」

 

アラズ「こんな滅茶苦茶な中間報告、有ってたまるか。まあとりあえず、こっから物語は変化するんだろ?」

 

NT「勿論。まあ、2期も中盤までは原作通りだよ多分。    の暴れ具合によるけど」

 

アラズ「お前、普通に言ってるよなもう。じゃあまあ、こんな茶番書いてないで本編書けよ」

 

NT「せやな」




と言う事で、中間報告(茶番)はこれで終わります。
次回からは、普通に本編…2期分へ。
本編更新じゃなくて、すみませんm(__)m

治安の悪化してしまった世界に翻弄される、鉄華団。
今一度目覚める厄祭の記憶、モビルアーマー。
混乱に陥る世界の中で、アラズ・アフトルは遂にその正体とその過去を明かす--

的な感じで。
それではまた、次回の前書きと後書きでお会いしましょう。




あでぅ。(蒼月(古谷)さんボイス)

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