スーパーロボット大戦V~次元を渡る者達~   作:ジンオウガ

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本当にお待たせしました。仕事の忙しさに投稿が遅れてしまいました。
今回は三日月の名瀬達との再会と竜牙の大切な人との再会です。


第7話~再会~

アヌビスとの後、ヤマトと合流した竜牙達。名瀬は沖田艦長達と状況説明をする為にヤマトに行き、竜牙はハンマーヘッドと百錬とフラウロスのリアクター改修をしていた。更にハンマーヘッドの改良作業をしていた。

 

「しかし、こうやって三日月と再会出来るなんてな」

 

「うん、俺もシノと再会出来て嬉しいよ」

 

ハンマーヘッド艦内にて三日月とシノはドリンクを飲みながら再会を喜んでいた。

 

「にしても、まさか別の世界に飛ばされるって事が本当にあるとはな。まぁ難しい話はわっかんねぇがよ」

 

「竜牙が言うには平行世界?ってらしいよ」

 

そう言って三日月は外でシュヴァルベグレイズを使って改良作業を終えてハンマーヘッドに着艦している竜牙を見る。そして数分後、ドリンクを持った竜牙とアミダが三日月達の所にやって来た。

 

「お疲れ様、改修と改良作業は終わった?」

 

「フラウロス「4代目流星号だ!」……4代目流星号以外は全て完了した。ハンマーヘッドはヤマトにあった連邦軍の船のデータで大気圏の飛行が可能、後はガミラスの船の残骸にあったパーツを使ってワープも使えるようにしたぜ」

 

「本当にウチの整備士が見たら驚くよ。まさかほんの数時間で作業を終わらすなんて……」

 

「なぁなぁ!俺の4代目流星号はまだ終わらねぇんのか?」

 

「流星号はまだ掛かるよ。各部のパーツを新品に変えたがノウマンの攻撃でリアクターに不具合が起きてるから再調整にちょっと掛かる。その代わりにバックパックのレールガンを改良してヤマトの三式融合弾とショックカノンを使えるようにしとくさ。アミダさんの百錬はバタラのビームライフルとビームサーベルにナノラミネート仕様のシールドと両脚にミサイルポットとX1のスクリューウィップを追加しといたぜ」

 

そう言って二人に詳細を書いた電子端末を渡し、二人はそれに目を通す。

 

「驚いたね。私の百錬、元の世界の百錬よりかなり性能が上がってる」

 

「すげぁなお前!」

 

「こんぐらいなら朝飯前だよ。まぁ本業はパイロットなんだがな」

 

そう言って竜牙がドリンクを飲むと話し合いを終えた名瀬がやって来た。

 

「お帰り名瀬」

 

「ただいま、これからの方針だがこのままヤマトに付いていく事になった。向こうじゃもう死亡扱いになっているし地球を救うってのも悪くないって思ったしな」

 

「私はあんたに付いていくよ」

 

「俺もだぜ名瀬さん!」

 

そう賛同する二人を見ていた時、ふと名瀬は竜牙の方を向いた。

 

「そういや、お前って確か竜牙って名前か?」

 

「ん?そうだがなんで名前を知ってるんだ?」

 

「いや、実はお前達に助けられる前に宇宙を漂ってた機体を拾ってな。んで助けたパイロットがなんかお前を探しているって話してたんだよ。今そのパイロットは医務室で休んでいるがな」

 

「機体?それってどんな奴だ?」

 

「確か……こんな奴だな」

 

そう言って名瀬はその機体の画像を載せた端末を渡しそれを見た竜牙は驚いた顔をした。

 

「こいつは『ドロレス』!?ま、まさか!」

 

そう言って竜牙は急いで医務室に走りだし、名瀬達も後を追う。そして医務室に着いた竜牙は慌てて中に入った。

 

「あ!アミダさん?どうしたん……ですか……っ!」

 

「や、やっぱりお前だったのか……《イオン》!」

 

「り……竜牙君!!」

 

そう言ってイオンと呼ばれた少女は竜牙に抱き付き、後に到着した名瀬達はどういう状況か全く分からなかったのだった。

 

 

~次回に続く!~


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