鉄血のオルフェンズの最終回を見てもし火星で最後を遂げた三日月がスーパーロボット大戦Vの世界に主人公と共に現れたらと思いこの形にしました。
見てくれるとありがたいです!
「……んっ……此処……何処だろ?」
「お?目が覚めたみたいだな」
何処かの部屋。その部屋にて一人の少年が目覚め、その少年が寝ていたベッドの隣にあるソファーに座っていた青年が話し掛けてきた。
「あんたは?」
「俺か?俺は竜牙、流竜牙だ。お前は?」
「三日月、三日月・オーガス。ところで此処は何処なの?」
そう三日月は起き上がりジャケットのポケットから火星ヤシを取りだして食べて竜牙に聞く。
「何処かの地下施設らしいが俺もよく分からないんだよな。そういや、なんで三日月は此処にいたんだ?」
「分かんない。俺、鉄血団の皆を逃がすために昭弘と一緒に殿をしてその後、目の前が真っ黒になって気が付いたらこのベッドに寝てた。竜牙は?」
「俺は……所属している研究所のイカれ研究者の実験に巻き込まれてこの施設にいた……あの腐れジジィ……戻れたら覚えてろよ……っ!」
そう言って竜牙は顔に怒りマークを付けながら拳を握り締めていた。その時、三日月は竜牙を見てある事に気が付いた。
「あれ?竜牙のその右腕と左目って……」
「ん?あぁこいつか?まぁ昔戦いで仲間を庇った時に右腕と左目を持ってかれてな。だから義手と義眼で代用しているんだよ」
「ふーん……」
「さて、とりあえずこの施設を探索するかね。行こうぜ」
「分かった」
そう三日月に言い、竜牙は三日月と共に部屋から出て施設を探索する事にした。
(あれ?そういえば何で俺、普通に
☆
部屋を出てから数分後、二人は施設の格納庫ブロックに着いていた。そこには巨大な扉がありその扉には笛のようなマークが描かれていた。
「このマーク……チョコの人の乗ってた奴の肩のマークだ」
「チョコの人?誰だよそれ?まぁちょっと待ってろ。今この扉のロック解除するから……」
ピー!ガシャン!ウィーン……
「これは……!」
「……ッ!!」
扉を開き、その中を見た二人は驚愕した。そこには膝を着けた状態で静止している二機の機体があった。その二機はどちらも同じ機種であるが、それぞれの機体の装甲と装備が違っていた。
「……ガンダム・バルバトスルプス」
「バルバトスルプス?そっちの機体の名前か?」
「うん、俺が乗ってたモビルスーツ。でもそっちのモビルスーツはチョコの人が乗ってたモビルスーツ」
「確かに、そのバルバトスルプスと違って何かこいつは変わった奴だな」
そう言って竜牙は白と青の外装の機体のコックピットに座り、手元の端末でデータを確認していた。三日月もバルバトスルプスのコックピットに座り、懐かしむように触っていた。
「三日月、今この施設の情報をこの機体『ガンダム・バエル』を通して確認したんだが……」
「どうだったの?」
「どうやら、此処は俺の世界でも、三日月のいた世界でもないみたいだ」
「?どういう事?」
「まぁ簡単に言えば平行世界って奴だ」
そう言って竜牙は三日月に説明するが、三日月はいまいち理解していなく首を傾げていた。
「平行世界?よく分かんないや」
「おいおい……υ」
ドガァーン!!
「「!?」」
三日月の言葉に竜牙は苦笑いしていたその時、突然爆発音が格納庫内に響き渡ったのだった……
次回に続く!
鉄血のオルフェンズの最終回、色々ありますが皆はどうでしたか?自分は三日月達の生き様に感動しました。ちょっと泣きそうになりましたが……υ
という訳で次回も楽しみにしていてください!