地球の戦士 クリリン   作:蒲鉾侍

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第4話

もう、こちらの体力は少ない、決めるしかない!

 

この新技で!!

 

____

 

 

 

「勝たせてもらいます!!」

 

俺は地面を蹴り、力を込め思いっきり武天老師様に殴りかかった。

 

「ふ、正面からきよったか!バカめ!」

 

武天老師様も腕を伸ばし俺を殴ろうとした。

 

 

その時!!

 

 

気功波がジャッキー・チュンのアゴを打ち上げた。

 

 

よし!!行くぜ!!

 

顔は上をむき、無防備な体にボディーブローをいれて連続攻撃!!

 

そして!!

 

「出てこい!かめはめ波!」

 

「な、なに!?」

 

地面から出てきたかめはめ波はジャッキー・チュンに命中した。

 

さきほど、地面に"消えた"かめはめ波だ。

かめはめ波は完全に消えたのではなく、

姿を消しただけだったんだ。

 

さっきの気功波だって、俺が大量に撃った気功波だ。

あれも全てを地面に沈んでいっただけだったんだ。

実はあのまま、地面に沈ませて置いたんだ。

ちなみにヤムチャさんの操気弾を参考にした。

俺の戦いかたは相手の懐に入って攻撃すること。

でも、相手はそう簡単に懐を見せてくれない!

ならこじ開ければいい!っと考えで作った技、技名は…。

 

「新技、小人の攻撃(リトルラッシュ)

 

「く、やるのう、今のは危なかった、お主、もう少し攻撃力があれば完全に負けていた所だった」

う、嘘だろ!?今ので気絶しないなんて!?

……負ける訳には行かない、次は頑張ればいい?いや、ダメだ!

諦めてどうする!!俺はそんなことばっかりじゃないか!!

ここで諦めてまた、悟空に差をつけられるのか!?

違うだろ!!!?

前世では、いつも悟空を頼ってた、今度は!!自分の力で勝ちたいんだ!!!

俺は負けない!絶対にこの試合は負けない!!

そして、悟空と戦うんだ!!

 

 

▽ジャッキー・チュン△

 

あんな攻撃方法は初めてじゃ。

かなりのダメージを受けてしまったからもう手加減はできん!!

 

 

「もう、手加減はせん「うわぁーー!!!」

 

「ぐ!!!」

 

こやつ!急に攻撃してきおった!!

なんってやつじゃ!

こちらも反撃せにゃ負ける!!

 

「ハッ!!」

 

「ハッー!!」

 

わ、ワシの正拳突きを避けて、殴ってきおった!!?

全く!いくら天下の武天老師が鍛えてやったからって強くなりすぎじゃ!!

 

「かめはめ波っー!!」

 

それにしてもかめはめ波をいつどこで修得したんじゃ?…ま、まずいこちらも打ち返さんと!

 

「かめはめ!!」

 

「とりゃーっ!!」

 

な、貴様… !今はかめはめ波を撃っているはず!!なぜ貴様がワシの目の前におる!?

 

 

▽クリリン△

 

「かめはめ波っー!!」

 

 

俺はかめはめ波を打った、相手も撃ってくるはずだ!その時になったらヤムチャさんの操気弾の要領で、かめはめ波を固定して、俺も突っ込む!!

 

「かめはめ!!」

 

今だ!!

 

「とりゃーっ!!」

 

俺の突きだした拳は見事命中し、更にかめはめ波も命中した。

ジャッキー・チュンは場外に倒れ、俺の勝ち!!

 

「か、勝ったー!!!やったぞ!!悟空!!俺勝ったぞ!!」

 

「あぁ!おめえ、あのじいちゃん倒すなんて、すげーぞ!」

 

「全く、クリリンとやらお主本当にやるのう」

 

やった!勝ったぞ!!俺は勝ったんだ!!

 

あれ、そう思ったら、急に眠気が……

 

 

▽審判△

 

す、すごいバトルだった!あ、判定!

 

「ジャッキー・チュン選手場外により、勝者クリリン選手!!」

 

 

「か、勝ったー!!!やったぞ!!悟空!!俺勝ったぞ!!」

 

「あぁ!おめえ、あのじいちゃん倒すなんて、すげーぞ!」

 

「全く、クリリンとやら、お主、本当にやるのう」

 

本当に微笑ましい光景だ!あ、こんなすごいバトルだったんだ、選手にインタビューしなくては!!

 

私が走って、選手の元に向かおうとすると、勝者のクリリン選手が倒れた。

 

「クリリン選手!?は、早く!担架を!!早くー!!」

 

 

 

____

 

 

ここは、どこだろう、俺は確かジャッキー・チュンに勝ったはず……白い枕に白い布団……いや、死んだ訳では無さそうだ。

あ、もしかして、病院かな?天下一武闘会はどうなったんだ?

 

「く、クリリン!?起きたのか!おぬし心配したんじゃぞ!一週間も寝ておってからに!」

 

武天老師様が部屋に入ってきた。

起きている俺に驚きながら話かけてきた。っていうか、一週間!?

 

「た、大会はどうなったんですか!?」

 

「あぁ大会は中止になった、優勝者はなしじゃ」

 

そうなのか、悟空と戦えなかった、くそー!悔しいぜ!

そういえば、悟空は?

 

「悟空は?」

 

「悟空の奴ならもう、行ってしもうたよ ドラゴンボールを探しにな」

 

 

「お主は次の大会までどうするじゃ?」

 

 

修行。

前世だと、武天老師様の所で修行したんだっけ。

 

カリン塔に行きたいしなぁ。

ま、そんなに急ぐことないか

 

「ちょっとの間だけ、武天老師様の所で修行するつもりです」

 

「そういえば、なぜお主舞空術を使えたんじゃ?」

 

「え、いや、その、飛びたいなぁーと思ったら飛べました」

 

そんな訳ないんだけど、これでごまかせたかな?

…そんなはず、ないか…?

____

 

 

1週間ぐらい過ぎた時

買い物から帰ってきたら悟空がいた。

確か何かと戦うんだよな。

一週間、修行したけど勝てるかな……悟空に差つけられてんじゃ?

 

なぜかブルマさんにパンツさんと言ってしまった、なぜだろうか。

 

どうやら、海の中にドラゴンボールの反応を見つけたようでそれを手に入れるには潜水艦が必要らしい。

それを武天老師様に借りにきたようだ。

 

悟空に誘われて、おれも行くことになった。

 

~~~~。

 

潜水艦で洞窟を進むと空洞があり、息が出きるところだった。

地面が感圧板になっていて踏むと横に空いている穴から無数の矢が飛んでくるっていう罠があったけど 俺と悟空はジャンプでクリアした。

ブルマさんは、そこまでジャンプすることが出来ないので悟空に如意棒を使ってもらって、渡った。

 

 

また、侵入者を倒す為の海賊型の巨大ロボットがいたけれど、それは悟空が引きつけて俺はブルマさんと先に進んだ。

 

宝を見つけるとブルー将軍と名乗る おかま がきた。

こいつには前世でボコボコにされたやられたからな、仕返しをしないと。

 

「でりゃっ!!」

 

「は、はな血!!?」

 

くる!確か…超能力だ!

 

 

「許せない!!」

 

「なっ!?動かない!!」

 

…本当に動かない、餃子とは違う超能力だな。

でもこれくらいなら気を解放すれば…!

 

「殺してやるわ!」

 

「ハァ!!」

 

「なっ!?」

 

これで動くぞ、以前のやり返しといくぞ!!

 

「ダアッ!!!」

 

「くっ、超能力をかけれたら!!」

 

超能力はもう、気を解放すれば大丈夫とわかったから。餃子のもそれで行けるかな?

俺は連続攻撃をして、構えをとる。

やっぱり、シメはこれだな!

 

「かめはめ波っー!!」

 

「ぐえっ!」

 

オカマは倒したら、洞窟が崩れはじめて悟空が来て、ドラゴンボールをゲットした。

なぜか悟空がネズミを口の中にいれて外に出てきた。

確か以前は、あのネズミのお陰で勝てて悟空に救われたけど…。

今回は悟空の気まぐれで救われた、あのネズミ恵まれてるなぁ。

 

武天老師様の所に帰ると、オカマの超能力で縄に結ばれてしまった。

気を解放すればちぎれたと思うけど、その時はやめておいた。悟空が解決してくれそうだし。

カリン塔にそろそろ行くか。

 

俺は、舞空術でカリン塔に向かった。

 

____

 

舞空術だと結構時間がかかった。

虎のような人が子供を拐おうとしていた。

服をみると赤リボンのマークが描いてあった。

 

「そうか!!!「「お前レットリボン軍だろっ!!!」」

 

ん?声が二重に?横を見ると悟空がいた。

そのあと悟空が虎みたいな悪いやつを退治した。

 

あぁ、この時にカリン塔に来たのか。

 

俺は登り始めたが悟空はボラって人と会話していた。

 

何時間すると悟空の声が聞こえた。

悟空も登ってくるのか?

数日たって 頂上につくと、カリン様がいた。

すると、間もなくして悟空も訪れた。

 

悟空はせっぱ詰まってるようなので、先にカリン様の修行を譲った。その間俺は瞑想をすることにした。

 

____

 

3日たった。

 

遂に悟空が超聖水を奪い取った。

 

「別に、どうってことねえような気がするぞ…」

 

「超聖水はなんてことない、ただの水じゃ」

 

そして、悟空は降りていった。

本当にあいつは、嵐のように来て、嵐のように去っていったな。

 

「お主は挑戦するのか?お主も聞いたじゃろ、超聖水はただの水じゃ」

 

「それでも、悟空はとてつもなく強くなりました」

 

そう、あいつはとてつもなく強くなった。

追いつくには同じここの修行をしないと。

 

「まぁ、いいじゃろ」

 

「いかせてもらいますよ!」

 

____

 

1日…これが俺の記録。

悟空に勝ったが…カリン様にこう言われた。

 

「お主、その年でどんな人生をあゆんできたんじゃ?」

 

前世の記憶もあるからな、カリン様は心配で仕方なかったらしい。

それからカリン塔を、自主的に10回ぐらい登ったり、降りたりを繰り返した、力は手にいれた、しかし悟空に勝てるかどうか。

修行を終えて、下にいくと悟空がいた。

ついていくことにした。

 

____

 

占いババの所で戦う、らしい。

 

勝てるだろうか?

 


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