文豪達の能力持って、魔法科高校に入学した俺の物語 作:Laziness
連載にするかどうかは分かりませんが・・。
今回もお楽しみください!!
追記・質問も遠慮なくどうぞ!!
「嗚呼、平和ってのはいいものだねぇ。」
沖縄に到着して4日、ようやく平穏な日が訪れていた。
「ていうかもう、午後じゃないか・・。」
気付けば時計は、午後1時を指していた。
「そろそろ起きなきゃ、穂波さんに怒られるんだろうなぁ~。」
階段を上がってくる音が聞こえた。
「・・・・・・・」
「・・あら、炉生さんようやく起きましたか。」
穂波さん、これ絶対怒ってるじゃん。
「・・あの、おはようございます。」
「はい、遅ようございます。」
「・・朝ごはんはできましたか?」
「先刻、昼ご飯が終了いたしました!!」
「え!!・・あらぁ~」
「あらぁ~じゃありません!何故昼まで寝ているのですか!」
「いや、どうにもパートナーがいないと起きられなくてね・・。」
「いい加減、自分で起きられるようになってください!しかもあの子は、パートナーではなくガーディアンです!!」
「いいや、生涯のパートナーだ!!」
「もうどうでもいいです!早く起きてください!!」
俺は、しぶしぶ下の階へ降りていった。
「炉生さん、昨日CADをいただいたそうですね。」
「はい、50口径の銃方デバイスです。特化型ですね。見た目はデザートイーグルです。」
「へぇ、そうなんですか。」
「そして、このデバイスは他の銃デバイスとは違い、銃弾の方に起動式をインストールするんです。一つの銃弾に系統の組み合わせが同じ起動式を一種類だけ入れられます。そのため、魔法の発動速度も視野に入れて、同時に汎用型並の起動式もインストールできるというわけです。」
「50口径ということは、装弾数は7かしら?」
「はい、よって一度に起動できるのは、7系統までですね。」
「ちなみに、それのお金はどうされましたか?」
「どうやら、無料で頂けるそうです。では、俺はCADの調整をしてきますね。」
「はい、夕食時には降りてきてくださいね。」
そうして、俺は自室へ戻っていった。だがしかし・・
「CADの調整なんて、できねぇよ!!」
俺に、CADの調整方法なんて、分かるわけがなかったのだ。
「・・兄さんなら分かるんじゃないか・・。」
俺は、兄さんの部屋に行った。
「・・兄さん、いますか?」
「はい、どうされましたか?」
「あの、CADをもらったんですが、調整方法が分からなかったので・・。」
「ふむ・・俺が代わりにやりましょうか?」
「え!?いいんですか?」
「はい、指定さえして貰えれば・・。」
「はい、ではお願いします!」
俺のCADは、兄さんによって完全なものに仕上げられた。
「すごいです!兄さん!!」
「使いづらいところがあれば、言ってください。」
「はい!ありがとうございました!」
完璧だよ、俺の兄さんは。
俺は、自分の部屋へ戻った。
「・・試し撃ちをしてみるか・・。」
俺は、前回のあの場所へ向かった。
「夜叉白雪!」
俺は、銃を上に向けて打った。
「おお、早いな!!」
短時間で、夜叉白雪を顕現させることが出来た。
「風と共に去りぬ!」
俺は、目の前にあった木を枯れさせた。
「早すぎる!流石だ、俺の兄さん!!」
俺は、完璧すぎるCADにテンションがあがった。
「戦闘は無いだろうけど・・。いつか実戦でも使いたいな!!」
フラグが立ったようです。
「よし、そろそろ帰るか!!」
少年はまだ知る由も無いのだ。後日、戦闘が迫ってきているということを・・。
風化って、木も枯れさせるのだろうか・・。
まあ、そこを深く追求してはいけないでしょう。
ほぼ連載状態になってしまっている本作品。
評価等、よろしくお願い致します!!