今回は前回のルーク視点となっています。
古本屋さんでシナリオブックを安く手に入れることが出来たので、それを元に作成しています。
それを読んで最初に思ったのは、あれですね…
ルーク、ティアのことを名前で呼ぶの断髪の時まで一回も無い…!!
間違えそうで怖いです。
では、本編へどうぞ。
──最悪だ。災難だ。
本当にそれしか言いようがない。
目の前を歩く栗色を見つめながら、朱色の長髪を揺らして歩く男──ルーク・フォン・ファブレはため息をついた。
レムデーカン・レム・23の日。
この日、久しぶりに屋敷へヴァン
なんでも
んで、中庭でヴァン師匠と打ち合いをしてたらなんか歌が聞こえてきた──と思ったら眠くなって立ってられなくなったんだ。……俺だけじゃねぇ、ヴァン師匠も、見てたガイも、ペールも膝をついて…それから女が飛び降りてきたんだよな、屋根の上から。そんでもっていきなりヴァン師匠にナイフで斬りかかったんだよ、そいつ……もうこの時点で色々おかしいよな?……つっこむなよ?後で言いたいことは言うからここではおいておく。
話を戻すぞ……ヴァン師匠に斬りかかった女を見た俺は、持ってた稽古用の木刀でヴァン師匠を守りに入ったんだ。貴族の家に来た客人はその家のものが守るものだろ?……まぁ、師匠に教えて貰った剣術を実践できるって思ったことは否定しないけどよー…
んで、なんだっけ……そーそー、ちょーしんどー?とかいうやつ。それが女の杖と俺の木刀が噛み合った時に発生して……気づいたら、森の中。マジありえねぇ…。屋敷を襲撃してきた女に起こされて、よくわかんねー話をうだうだされて送り届けるとか言われた。自信ありげにあれこれ決めやがるし、ヴァン師匠を襲うくらいだし、強ぇー奴かと思えば初めて見た魔物の前で戦わせられた。そんでもって女は俺の後ろで歌ったり、ナイフ投げたり…前に出てこねぇ。俺は軟禁中に体がなまらないように剣術を習ってるだけであって、実践はしたことねーっての!送り届けるって、人とか物を傷つけないよう守りながら運ぶことを言うんじゃねーのかよ。よくわかんねー……ただ屋敷から初めて出たから、海とか川とか見るのは新鮮だったな。それだけはよかったと言ってもいい、うん。
そっから先も大変だった。
女が馬車の行き先を間違えてマルクトへ向かっちまうわ
(俺は軟禁されてて、……なんでかはわかんねーけど勉強すると気分が悪くなるせいであんまりやってなかったから土地勘なんてあるわけねーだろ)
エンゲーブっつー村では食料泥棒に間違えられるわ
(俺は貴族だし、屋敷から出たことねぇ。買い物の仕方なんて知るわけねーし、やっても使用人にさせてたに決まってんだろ)
ヴァン師匠が行方不明っつってたイオンがフツーにいるわ
(フツーに元気に外で歩いてるじゃんか。訳を聞いても教えてくれねーし)
襲撃してきた女はヴァン師匠の妹だっていうし、色々自覚してねぇーし
(狙いが師匠であれ、俺の屋敷を襲撃してきたことには違いねぇのに「巻き込みたくない」って、色々遅ぇーんだよ。しかも屋根から飛び降りてきたんだ、招いてもねーやつが屋敷にいるってのは不法侵入じゃねぇの?俺が知らねーだけで、外では普通のことなのか?)
……で、今は本当の食料泥棒の犯人だったチーグルから事情を聞いて、イオンがライガに交渉するからってそいつらの巣へと向かってるわけだ。交渉兼通訳は森を燃やした仔チーグル。……大丈夫なのか……?
イオンはエンゲーブに帰してぇけど、ほっとくと重要なやつらしいのに護衛もなしで勝手に行きそうだしな、こいつ。
「はー……ホント、災難だ……」
「何か言った?ルーク」
「……なんでもねーよっ!」
◆
「ここがライガのいるっつー巣か?」
ブタザルに案内されてたどり着いた、ライガの巣。たどり着くまでにも数頭のライガを目にしたが、ライガのボスはブタザル曰く比べ物にならないくらいでかいらしい。木々に囲まれたその中に居たのは、俺たちのお目当てのかなりでけぇ
「……イオン様…?」
「…!!あなた達は…!…」
「は!?ガキ…!?ガキが何でこんなところに…」
「…なぜ、あの子たちは
「女王?」
「ライガは強大な雌を中心とした集団で生きる魔物なのよ……だからこそ統率も取れていて、一筋縄で行く魔物じゃないの」
そこに居たのは2人のガキ。2人ともだいたい俺の胸くらいの身長で桃色の長い髪、なんか変な顔がたくさんある継ぎ接ぎだらけのぬいぐるみを2人して抱えていて、……ん?あいつらの顔、……そっくりじゃねぇか!?あの眉のたれた感じと言い、仕草と言い……外の世界にはあんな瓜二つのやつなんているんだな、初めて知ったわ。反応からしてイオンの知り合いっぽいな…それにしても、あいつらなんで魔物の前に立ってるんだよ、危ねーだろ!
「あの、イオン様…クイーンの近くにいる子どもは…」
「あぁ、そうでした。えぇと……2人は、何故ここへ?」
「……にんむ、かえり…です。きたのもり…かじ…。シャルたち、きになって……」
「ちゃんと、終わらせてから来ました、です。報告は副師団長に任せてあります…です」
「そうですか…ご苦労様です。では、教団へ帰り次第確認しますね」
「あの、いおサマ……ここ、おそと…しゅごやく、は…?」
「ええと、ボクは理由あって外に出ているんです。アニスは別行動で…」
「……別行動?守護役はアニスだけ、ですか?」
「……すいません、寝てたので置いてきました…アニス以外は連れてきていません…」
「…アニス、しゅごやく…ダメ。いおサマ、ずっといっしょにいる、…だいじなのに…」
「で、ですが、この2人がついてますし…」
「……ふたり……よーへー?」
「あ、いえ……あれ、そういえばルークのことを聞いてませんでしたね…?」
「…そーなの…?」
「……って、おい!ここは危険なんだろ!?お前ら呑気すぎんだろ!!」
……いや、前言撤回。こいつら全然そっくりじゃねぇ。少し手前、俺たち側に近い側にいるガキは話し方がたどたどしいし、いろいろ足りねぇ。…奥にいるガキはたどたどしいのは同じでも、まだ分かりやすい言葉遣いしてるっていうのにな。俺には言いてぇことわかるけど、ティアっつー女は「もっとはっきり喋りなさいよ」とか言ってる……小声のつもりかもしれねぇけど、聞こえてんぞ。そんなガキの言葉をしっかり解読できてるイオンすげぇ。このガキ……なんか、親近感っつーか、……や、なんでもねーや。
それにしても、ほんっと危機感ねぇな、コイツら!報告するのは大切かもしれねぇけどもっと安全なとこでやれよ、ここ危険なんだろ!?イオンも止めろよ、のほほんと世間話にもってくなよ!確かに自己紹介はしてねぇーけど!(女にマルクトで迂闊にフルネーム言うなとかで止められたし)
そんなことを内心で突っ込んでいれば、俺の言葉になにか引っかかったのか手前のガキ……チビ助でいいか、が首をかしげた。
「きけん…?…なんで?」
「えっと、それは……」
「なんでって…、ライガの巣にいて危険がわかってないっていうの!?話を聞く限りあなたたちは神託の盾兵なのでしょう?なんでそんなこともわからないで任務に就いているのかしら!?」
「そ、そうだぞ!任務がどうとかは知らぬぇーけど、そいつは危ねぇんだ!」
「ティア、ルークも落ち着いてください。彼女たちは魔物の扱いに長けた双子、普通の人よりは心得ているはずです。……ですが、そうですね。魔物の扱いに長けているとはいえ、ライガクイーンはただの魔物ではありません……この場は流石に危険です。すぐに離れてこちらに……」
「…………え……」
そうだよ、俺らの目的は危険なライガにこの森から移動してもらえるように交渉することだろ。……交渉って言ってんのに武器構えて戦闘姿勢を見せてる
とりあえず、ライガに交渉するには目の前のガキをどかさなきゃならないと、俺が聞いた限りの状況で説得しようとした。……イオンに落ち着くように言われた時、2人のガキは目を見開いて手前のガキは、何かをこらえるように唇を歯で噛んでいる…?
「イオン様……それは、本気で…言ってる、ですか…?」
「……?本気、とは…?」
「ライガクイーンが、ただの魔物ではない、この場が危険だって、言ったこと…です」
「…そう、ですね…。僕は見たことがないですが、ライガクイーンが獰猛なライガを統率している事は知られていますし…」
────きっと、それがきっかけだったんだ。
「ここに……シャルたちの、いえに、……ちかよるな!いおサマの、ニセモノ!!」
「!?なんで……!」
ブチりと、手前のガキが自分の唇の端を噛み切り、手を広げた瞬間、伸びる爪。……爪ぇ!?は、武器か、アレ!?そのままこちらへ突っ込んでくる、と思えば俺らに降り注ぐ
「おい、イオンが偽物って、どーゆーことだよっ!」
「…どいて、どいてよぉっ!!いおサマ、ママに…ごあーさつ、してる、もん!しらない、ないもん!」
「イオン様はアリエッタたちと一緒にママに会ってる!それを、イオン様が、アリエッタたちのママを知らないはずがない…です!」
「ママ…って、は!?まさか、そこのライガクイーンってヤツのことを言ってんのか!?…っ、ぐ、くそっ!いい加減離れろっての…!」
とにかく、重い。体重がどうのという訳ではなく、この子どもの1つ1つの攻撃が。これだけ体格差があるってのに、受け止めるだけで精一杯…っ!しかも、興奮してるのかなんなのか、こっちの話を聞いてるのかわからない。
そして、それを聞いて俺は衝撃を受けた…んだと思う。
──ママ…?
その一言に反応してか、チビ助2人よりもさらに奥に座っていたライガクイーンが立ち上がって、空気がビリビリと震えるような咆哮をあげた。それにブタザルは耳を動かして顔を上げた……かと思えば、衝撃ですっ飛んだ。……まぁ女が駆け寄ったし、いいだろ。
「おい、ブタザル!
「タマゴが孵化するところだから来るなと言ってるですの…」
「タマゴォ!?ライガって卵生なのかよ!?」
「ミュウもタマゴから生まれたですの。魔物はタマゴから生まれることが多いですの」
「まずいわ。タマゴを守るライガは凶暴性を増しているはずよ」
「みゅうぅ…ボクがライガさんたちのおうちを間違って火事にしちゃったから、女王様すごく怒ってるですの……それに……」
「それに?…なんて言ってるの、ミュウ?」
「……お前を信用して娘達を託したというのに、約束を反故にされた、…ってイオンさんに向けて怒ってるですの…」
「娘達…って…」
「……魔物に育てられたんです、彼女たちは。そのおかげで、魔物と会話する力を身につけ、それに目をつけた教団が保護をしたんです。そして、二年前まで僕の守護役を務めていました。ただ、約束とは…」
そうか、コイツらにとってのライガクイーンは母上なんだ。イオンの言葉を聞いて、その考えガストンと俺の中に入ってきた。
俺だって、母上のことを危険だなんて言われたら怒るに決まってる……だからこうやって攻撃してきた。
母上なんだから、危険だなんて思ってるはずがない……だから、俺らが〝危ない〟〝離れろ〟って言っても不思議そうにしてた。
話を聞いている限り、イオンはこの2人の母上と会ったことがあるのか……?イオン自身が困った顔をしているから、絶対とは言いきれねぇ。
光の譜術は収まってたけどいつでも次のを打てる準備は出来てそうだし、チビ助の爪はまだ振り回されていたから、なんとか受け止め続けるだけの俺の腕には小さな傷が出来ていく。ライガの巣へ来る前から女より前で戦わせられてたから傷なんてもう気にしてられなかったし、それに比べりゃいいけどよ…!
「……ですがライガのタマゴが孵れば生まれた仔たちは食料を求めて街へ大挙するでしょう」
「はぁ!?」
「ライガの仔どもは人を好むの。だから街の近くに住むライガは繁殖期前に狩り尽くすのよ」
ルークは思った。
──何を言っているのだろう。さっきイオンが自分で言ってたんじゃねーか。
「……こいつらがいるんなら、それ、違うんじゃね……?」
──コイツらは、魔物に育てられたんだって。
「おい、チビ助」
「……」
「あいつ、お前の母上なのか?」
「はは、うえ…?…ひゃっ、」
俺が話し出したのに驚いたのか、パッと顔を上げて困ったように俺の顔を見つめてきた隙に爪を弾いて、木刀は腰へ戻す。反動で尻餅をついたチビ助は最初、弾かれた腕をかばって睨みつけてきたけど、俺が木刀を手にしていないのに気づいて余計困った顔になってた。多分、下手に声掛けたりしなきゃ、何か言うだろ。……俺も、そうだったし。
「……ははうえ、なに…?」
「あー……あんま言葉知らねーのか?」
──ほらやっぱり。話を聞こうとすれば返すんだ、それが当たり前なんだよ。
……まぁ、俺の言葉の意味が伝わってなかったっていうオチはあったけどな。しかもこいつちっせーからな……10歳くらいか?じゃあ伝わってねぇ〝母上〟はわかる言葉に……わ、わかる言葉ってなんだ?俺にとっての母上ってのは、コイツらにとっての……
「……お前らでいう、ママってことだよ」
「ママ……うん、シャルと、アリエッタの、ママ……」
「……そーかよ。……ここの巣の近くにエンゲーブっつー村があんだよ。ここから出てかないと、ライガは人間を食べるから討伐隊が出されるって言ってたぜ」
「…!ライガ、にんげん…たべない!」
「…嘘を言わないで!ライガの子どもは人間の肉を好むのよ!?」
「アリエッタとシャルロッタ、赤ちゃんの時にママに助けられた……ママに、拾われて育ちました。でも、食べられてません、ママの娘として生きています、…っ」
「シャルも、きいたこと…ないっ」
「……お前らが、信じていても、他の奴らは信じねーんだよ。あいつみたいにな。だから、人間のためじゃねぇ、お前とお前の家族のためにここから移動してくれねぇーか?」
「……いどう……」
「……俺は、信じてやってもいいぜ。嘘言ってるようには見えねーしな」
「…!…ママ…」
俺の話をしっかり聞こうとこっちを見て、しっかり考えようと一生懸命に見えるチビ助。離れたところに立っていて、コイツらにとっての
俺は、ライガのことなんて知らねー。
魔物のことを俺よりも外の世界に詳しい女やイオンの方がよく知ってるのは当たり前だが、その情報よりも長く魔物と一緒にいたらしいこいつらを信じる方がいい気がする……勘だけどよ。
だから、俺が思った通りのことを口にすれば、チビ助はライガクイーンを振り返った。もう一人の桃色のガキも、同じように。ライガクイーンがじっとこちらを見つめてきたから、俺も見返してやった。怖くねぇなんて言ったら嘘になるけどよ、あきらかに被害者なコイツらばかりひどい目にあうのもなんだかな、と思うのも本心だしな。
するとライガクイーンはまた一つ、大きな鳴き声をあげた。さっきのは俺たちを吹き飛ばそうとするようなものだったが、今回は違う……森全体に響き渡るようなそんな声だった。
ふと視線を感じてそちらへ目をやれば、俺のことをじっと見つめてくるチビ助。なんとなく気恥しい気がして、慌てて話題を探した。
「…あー……その、なんだ…タマゴも割れずに済んだし戦わなくていいってことだよな?」
「……」
「おい、」
「…にぃ、……なまえ、なに?」
「は?にぃって、俺か?………、…ルークだ」
「るーく…ルーク…ん、おぼえた。にぃは、ルーク…。……ルーク、」
「あ?」
「…ありがと、です」
俺が話しかけてやったのに、最初は黙りでイラッとした。でも、小さい声で話しかけられていたらしい。……名前、聞かれてた。
そしたら、嬉しそうな笑顔を浮かべてお礼を言い、俺に向かって手を突き出すチビ助。ふわりと、俺らを包むなにか暖かいもの……後からわかったのは、俺にも素養があった第七音素が集束していた感覚を拾っていたらしい。気がついたら……傷が、全部なくなっていた。さっき俺とチビ助がやりあった時の小さな傷だけじゃなくて、ここへ来るまでにも付いた傷とかも、全部。
「…あの……、………」
「……は……?」
「ルーク、また…」
チビ助は俺の怪我を治療し終わると、なんで名前を聞いてきたのかも、お礼を言ってきたのかも、聞けないままにライガクイーンの元へ走り出してしまった。小さな小さなつぶやきを残して。その時俺は意味がわからなくて、誰かに伝える必要があるとも思えなくて、流してしまったのだけど。
そして、ライガたちと2人の子どもは外へ出ていく。片方…チビ助じゃない方が、入口をじっと見て途中で立ち止まっていたのが気になったが……それはすぐに分かることになる。
「やれやれ、気づかれてましたかねぇ…」
「おわっ!?オッサン、いつからいたんだよ!?」
そう、そんな言葉と共に、元ライガの巣へ青い軍服の…エンゲーブで会ったマルクトの軍人が入ってきたからだ。
「いやー、途中からいましたよ?第六音素譜術が放たれたあたりから…」
「それ、チビ助が俺に突っ込んできたあたりじゃねぇか…。居たのなら何とかしてくれたって…」
「何とかして差し上げても良かったのですが…できる限りバレたくなかったのですよ。我々は密命中ですから。特に、彼女たちは神託の盾では有名ですし」
「あ…」
しかも、結構はじめの時からいたらしい。軍人なら俺を助けに来いよ!とも思ったけど、ふつーに流された。……チッ。密命だかなんだか知らねーけどよ、イオンがなんか沈んでるし、後で慰めてやることにする。…てかあいつら、この眼鏡が気にするほどの有名なヤツらだったのか…?
それから、なんだかんだで俺達もここから外へ出ることになった。
外へ出ると駆け寄ってきたのはエンゲーブの宿屋であったガキだった。なんかオッサンに耳打ちされて、イオン預けて行っちまった……あ?あいつ、
そしてチーグルの巣で事の顛末を報告し、森から抜けるというところで兵士たちに囲まれ、よく分からないままにエンゲーブへ戻ることなくオッサンにマルクト軍艦《タルタロス》へ連行されることとなる。
「…あの、……ライガ、なにもしない……エンゲーブに、つたえて…」
────その呟きを、すっかり忘れたまま。
はい、今回ちょびっと出てきました大佐です。導師守護役は、セリフは出てませんがいます。前回アリエッタが気にしていたところにいた人たちですね。
筆者は、ルークは表に出さないだけで、結構純粋にまっすぐ物事を見ているように思うのですよね。なので今回のように内心ではズバズバと色々言ってもらいました。多分外に出せない理由は、話しても聞いてもらえないっていう考えとうまく言葉に表せられないってところからかな、と。
最後の呟きは、シャルロッタからの一応救いでした。
これの意味に気がついた時、どうなるのでしょうか…?
いつか、本編で出します。
では、また次回お会いしましょうです!