相方は伏せさせて頂きます。
鈴谷「ん?何これ?突然変な通信機能が搭載されたんだけど?
誰かに聞こえたりするのかな?
もしもーし?誰かー?提督ー?」
相方「おわっ?!なんか突然声が聴こえてきた‼誰だ?」
鈴谷「あれ?その声ってもしかしなくても○○?鈴谷だよー」
相方「なんだ鈴谷かよ、びっくりさせやがって。てか何この通信機能?何かやるのかこれ?」
通信機能
「あなた達は共有者です。あなた達は村人達をまとめあげて、人狼を処刑し、平和へと導いて下さい」
相方「あぁ?共有者ァ?」
鈴谷「知ってる、これ。人狼ゲームやったことあるからね私。てか本当なんだね、人狼と狐が紛れ込んだって話は・・・」
相方「お、そいつは頼もしいなー。あたしはこーいうのはからっきしでさ。なら、簡単に勝てそうか?」
鈴谷「いや、人狼は安定して勝利するための戦術ってのは一応あるけど、それが必ず勝ち筋になるかって言われると違うからねぇ。最初に誰か役持ってたらやばいし」
相方「あぁ?役?」
鈴谷「あ、そこから?じゃあこの夜の間にざーっと説明するね」
相方「おう、頼むぜ」
鈴谷「あ、初心者なら特に狐は複雑だから気をつけてね。人狼だけ吊っても負けだし、人狼が綺麗に生き残っても狐いたら狐の勝ちだから」
人狼ゲームとは
村に紛れ込んだ人狼を全て処刑するゲーム。
人狼は見破られない為にも嘘をついて村人を混乱させます。
昼時間では議論を交わし、誰か一人を人狼候補として処刑する(吊る、とも)。
続いて夜時間では各役職はその能力を使用する。
人狼は夜時間に一人、殺害することができ、殺害に成功した場合は翌朝に死体が発見される。
人狼がいなくなるまでこの昼と夜を繰り返すが、人狼の数が村人の数と同数、または同数以下になった場合、人狼の勝利となり、村は滅ぼされる。
また、狐という第三の陣営も存在し、ゲーム終了時に生存していた場合、村は狐の魔力によって滅ぼされる。
村人は狐と人狼という二つの陣営を倒さなければ、平和な明日を迎えることは出来ません。
簡単な単語説明
白 黒 白なら人間。黒なら人狼。
SG 村人なのだが、そのときの状況から狼によって、狼っぽく仕立てあげられてしまう村人。
GJ 狩人が仕事をした場合の死体なしのこと。
呪殺 狐を占って殺すこと。
吊る 処刑する。
CO カミングアウトの略。
配役 20人
村人陣営
共有者2 お互いが村人だと分かる。確定村人。
占い師1 1ターンに1度、夜時間に誰か一人を指定し、その人が人狼であるかそうでないかを知ることが出来る。
霊媒師1 夜時間に、昼に処刑された人が人狼であるかそうでないかを知ることが出来る。
狩人1 夜時間に誰か一人を指定し、その人を人狼の襲撃から守ることが出来る。
猫又1 処刑されると誰か一人をランダムに道連れする。人狼に襲撃されると襲撃した人狼を道連れにする。
村人7 何の能力もないただの村人。
人狼陣営
人狼4 夜時間に誰か一人を殺害出来る。ただし、襲撃した先が狩人に守られていた場合は死体なしとなる。
また、狐を襲撃した場合も死体はなしとなる。
狂信者(狂人)1 村人でありながら、村の破滅を願う人狼サイドの村人。占われても霊媒判定されても村人と判定される。
また、人狼が誰かを最初から理解している。
なお人狼からは狂信者が誰かは分からない。
狐陣営
狐1 最後まで生存していれば勝利となる第三の陣営。
占い師に占われると村人判定が出るが、身体全身が灼けつくような痛みに襲われ、翌朝死体となって発見される。
また、普通に処刑されても死亡する。
人狼に襲撃された場合は、その襲撃は失敗となる。
村人及び人狼陣営の敵。
背徳者1 狐を主と崇める村人。占われても村人判定。
しかし、狐が死亡した場合、翌朝に死体となって発見される。
つまり、処刑で狐を殺しても、背徳者は直ぐには死なず、翌朝に人狼の襲撃先の死体と共に発見される。
また、狐死亡後に人狼が背徳者を襲撃した場合、その場合は1死体だけとなる。
なお、後追いメッセージは表示されません。
死体として発見されるだけです。
鈴谷「てこと。大体分かった?」
相方「おうよ。てことはつまり、共有は村を導く大事な役ってことだろ?」
鈴谷「んー、まぁそうだね」
相方「じゃあさ、私がわざと潜伏して、もし人狼だとか言われたら、その占い師は偽が確定するってことだよな?」
鈴谷「そだね。共有トラップってやつだね」
相方「それで行こうと思うんだけど、どう?」
鈴谷「よし。じゃあ、共有出る流れになったら私から出るね」
相方「了解‼任せたぜ‼」