まぁダメな方のですが、よい子は真似しないように。まぁ疲れて出かける気しないだけなんですが
ア「ダメな大人の言い訳...」
まぁぐーたらですから
エ、ク「「あはは...本編どうぞ!」」
追記:誤字の方修正しました、報告の方ありがとうございました
「まったくよぉ、上級職のパーティーでおんぶにだっこで、それでゾンビメーカー討伐失敗ぃ?それでクエストのレベル落とすぅ?どうなのよそれぇ?」
遅れてギルドに入るとなぜか、カズマが煽られていた。どういう状況だこれ
「お?もう一人の冒険者様じゃねえか、どうせお前らが足引っ張ったから失敗したんだろぅ?」
肩を組んでくるチンピラ、酒臭いところを見るからに、相当飲んでいるようだ。度々見かけるやつなので同じパーティーメンバーを探す、見ると少し離れたところで見ているようだ。指をさし回収するように見るが、伝わってないのかわからないが回収する気はないらしい。耳元で何か言っているが無視、というかうるさいんだが、酒臭いし。俺の反応がなくてつまらなかったのだろう、またカズマを煽りに行ったようだ
「まったくよぉ、お前ら上級職におんぶにだっこで楽しやがって。苦労を知らなずによろしいこって!おい、俺と代わってくれよ兄ちゃんよ?」
あー、その言葉はカズマには禁句だろ。このパーティーアク強すぎて、カズマが苦労してないなんて絶対ないのだから。まぁ他の人から見たら、そうなのかねぇ
「大喜びで代わってやんよぉぉぉぉぉ!!!」
カズマの声でギルド内は静まり返る、まぁ当たり前ですよね
「え?」
チンピラは間抜けな声を出して、固まっていた。そりゃそうだ、代わってくれるなんて誰も思うまい
「代わってやるよって言ったんだ!おいお前、さっきから黙って聞いてりゃ舐めたことばっかり抜かしやがって!」
「え?え?」
詰め寄るカズマ、事態が理解できないチンピラ。俺に実害はなさそうなので、静観する
「大体お前その後なんつった!」
「そ、その後?その、いい女連れてハーレム気取りかって」
「いい女!ハーレム!!ハーレムってか?おいお前、顔にくっついてるのは目玉じゃなくてビー玉かなんかなの?どこにいい女がいるんだよ、教えてくれよ!いいビー玉つけてんな、俺の濁った目と取り換えてくれ!!」
いい女...まぁ性格や普段の言動などを知らなければ、レベルは高いと思う。ちなみに今日はクリスは居ないので、この言葉はアクア、めぐみん、ダクネスに言われている。当の本人たちは面白い顔をしているが
「まぁドンマイ」
一応言葉をかけておく
「大体なぁ!大体なぁ!!上級職におんぶにだっこだと!人の苦労も知らないでぇぇぇぇぇ!!」
掴みかからんばかりの勢いで突撃しそうなので、後ろから羽交い絞めにしておく。最早チンピラはひいていたが
「まぁ交換するってんならしてもいいんじゃないか?カズマもこの様子だし」「放せリュウヤ!俺はもっと言わないと気が済まない!!」
「あ、あぁ今日のクエストはコボルト退治だからな」
「おいお前らそれでいいな!!」
「あのぅ...私たちの意見は?」
代表してアクアは聞くがカズマは無視、俺は俺で
「まぁ多分交換すれば気が済むから一日だけ」
ということで手を打ってもらう
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「俺はテイラー、このパーティーのリーダーをやっているクルセイダーだ、よろしく頼む」
「私はリーン、ウィザードだよ。よろしく!」
「俺はキース、アーチャーだ。よろしくな二人とも」
あのチンピラはダストというらしい、さっきこの三人から聞いた。俺たちは今、クエスト場所に向かいながら、自己紹介をしていた。まぁお互いの名前とか知らないと不便だしな、そんなわけで次は俺たちの番だ
「俺はカミキリュウヤ。冒険者だ」
「俺はサトウカズマ。冒険者で、一応前のパーティーではリーダーやってた」
カズマの言葉に驚いたようだが、すぐに気を取り直し荷物を持たしてくる三人。今回俺たちは、荷物持ちだけでいいらしいので楽だ
「あっちが心配か?」
「まぁな。いつもはカズマが手綱握ってたから機能してたけど、たぶんボロボロになって帰ってきそうな気がする」
「あいつらにはいい薬だろ」
俺が少しおかしいのに気が付いたのか、声をかけてくるカズマ。カズマもそうはいっているが、心配なんだろう微妙な表情をしていた。
「ん?」
「お前もか?」
一応俺はソロでやることもあるので、敵感知を覚えている、カズマは言わずもがであるが。その敵感知に反応があった、どうやらカズマの方ものようで顔を見合わせる。とりあえず先頭を歩いてる三人に声をかける
「ちょっと待ってくれ、敵感知に反応があったんだ」
「お前ら敵感知なんて持ってたのか?」
「近くだから隠れよう」
カズマの潜伏で俺たちは身を隠す、目の前を黒い猫?虎のようなモンスターが通り過ぎた。リーンはそのモンスターを見ると、青い顔で震え始めた
「そんなに恐ろしいモンスターなのか?」
「初心者殺しだ、聞いたことぐらいあるだろ?」
「あぁ...あれがね」
初心者殺し、主にゴブリンやコボルトなどの、弱いモンスターの近くに生息して、それを討伐する初心者冒険者たちを狩るとこから、その名が付いたモンスターだったか
「ならこの先にコボルトとかがいるのは、間違いなさそうだな」
「そうなのか?」
「まぁ初心者殺しの習性的にだけど。それよりも戻ってきたら厄介だし、さっさとコボルト討伐して帰った方がよくないか?」
「そ、そうだな」
テイラーの号令で森の奥に行く俺達、また敵感知に引っかかったわけだが
「どうだ?」
「・・・少なく見積もって十五以上?」
「こっちも大体そんなもんだな」
少し距離が離れているので確証は出来ないが、カズマも同じくらいだったらしい
「どうするんだ?」
「いつもより数多いよね?」
「敵の数が分ってるんなら楽勝だろ!」
「おいキース!」
アーチャーなのに先行するキース、それを追いかけ続くテイラー。残った俺たちは顔を見合わせる
「ど、どうする?」
「追いかけるしかないだろ...」
「リュウヤはあれの準備一応頼むな」
たぶんチートのことなので頷いておく、仕方なく追いかけていくと
「おいこんなにいるじゃないか!」
「流石にこの数は...」
キースが大きい声を出したせいで、見つかったらしく、矢がかなりの数飛んできていた。見ると大体二十弱だろうか、流石に矢をどうにかしないと攻撃すらままならない
「リュウヤ!」
「あいよ!」
俺はカタログから虎徹を出し、魔力を込める。この刃の長さは、込めた魔力に比例して長くなったり、太くなったりする。横凪に一閃、飛んできていた矢を切り落とす
「リーン魔法で何とかできないのか?」
「えっと、少し待って!」
カズマがそう言うと、リーンが詠唱を始める。どうやら奥にもいたようで、コボルトの数が増えていた、その数大体二十強。なので俺は数を減らすため、虎徹をしまい、454カスール カスタムオートマチックと、ジャッカルを出しコボルトを狙い撃つ
「ウインドカーテン!」
どうやら詠唱が終わったらしく、魔法が発動したようだ。そのおかげで矢が俺たちに届く前に、落ちる
「すまない助かった」
「まさかここまで多いとはな」
俺は銃をしまう。あまり悠長なことはしていられないが、作戦会議をするようだ
「どうする?リュウヤのおかげで、あと十七、八くらいになったが」
「リュウヤお前の魔法で何とかならないか?」
「火属性だぞあれ、森自体が燃える」
「だよなぁ...となるとキースとリーンは、遠距離から狙い撃ち、テイラーとリュウヤで、接近して切るってところか?」
「なら半分くらいお前の初級魔法コンボで、動き封じた方がいいと思うぞ」
「だな」
なんて俺達が作戦を決めていると、何故か三人は驚いた顔で見ていた
「えっと?」
「いや、本当にリーダだったんだと思ってな」
「まぁその話は後にしようぜ、それでいいか」
「「「ああ(うん!)」」」
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臨時とはいえ連携したわけだが、驚くほどうまくいき俺たちはコボルト退治を終えた。リーンやキースは興奮していたが、テイラーは難しい顔をしていた。カズマは二人から褒められて嬉しそうだ、俺は敵感知を使っているのだが反応が、すごいスピードでこっちに何かが向かってくる
「おい!何か向かってきてるぞ!」
「は?」
「え?」
「おい、初心者殺しだぞ!!」
何故か俺たちの後ろから初心者殺しが、迫ってきていた
「走れ!」
俺がそう言うが突然のことで、リーンとキースは固まっていた
「チィッ!!」
動けない二人を放っておくことも出来ず、俺は木刀を出して応戦する
「おい、リュウヤ!やめろ!!」
「ならその二人どうにかしてくれ!!」
テイラーが制止するが、それなら二人をどうにかしてほしかった。だが
「おい、リーン、キース行くぞ!」
「ごめん、足動かない...」
流石に絶望的だった。リーンを抱えて走ってもいいが、確実に追いつかれる、なら
「ここで倒す」
初心者殺しに蹴りを入れ、強引に距離を作り、俺はある構えをする
「おいリュウヤ、それって...」
カズマはどうやらわかったようだ、まぁ勝負は一瞬だ。俺は足に力を籠め、縮地をし、近くに木に初心者殺しを縫い付けた
「縮地からの牙突とか...お前もう人間じゃないだろ」
「お前も大概失礼だよな」
引き抜くと、地面に落ちる初心者殺し。眉間を貫いただけあって、絶命しているようだ
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あの後、妙に俺に低姿勢になった三人だが、街に帰ってくる頃には、普通に戻っていた。それどころかお礼を言われたぐらいだ。そしてアクアたちはというと、散々だったようでアクアは俺に泣きついてきた。そして夜になって合流したクリスは
「えーっと...どういう状況?」
俺が聞きたい
3000字オーバーまぁ良いんですけど、まぁ明日は投稿できたらします。なんせ午前中は仕事なんでね...
あぁ~FAG欲しいんじゃあ~