この転生者たちに祝福を!   作:サクサクフェイはや幻想入り

3 / 30
前回の投稿から結構空きましたが、投稿しようと思います。まぁホントはプラモ作ろうと思ってたのですが、フルブやってたらこんな時間に。そして関係ない話ですがVS発売日決まりましたね、どうなんでしょうね?一応俺は買うつもりですが。まぁそんなことをしてるなら書けと言われるでしょうが、俺は謝らない!!FAG作りが忙しいんだ!アニメも始まったしね。
さて関係ない話ばかりになりましたが、投下してない方は書いてたので暇になったら書くこの作品、書くことにしました。それでは本編どうぞ!


第二話 このパーティーで初めてのクエストを!

昨日は色々なチートを確かめるために一人でクエストに出たが、今日はカズマ達とクエストに出る約束になっている。そのため結構早い時間から来ているのだが、カズマ達が来ない。この世界連絡手段が口頭などしかないので不便だ、まぁ俺たちの世界が便利すぎたのだろうが。仕方ないので飲み物を飲みながら待っていると、ようやくカズマ達が来た。

 

「オッスカズマ」

 

「悪いな待っただろ?」

 

「まぁ...」

 

カズマが申し訳なさそうに謝ってくるがそこまでは気にしていない、その旨を伝えるとほっとしたようだった

 

「ごめんなさい、遅くなって」

 

「いんや?とりあえずクエスト受けようぜ」

 

そう言ってクエストボードの方に移動する

 

「どんなクエストがいいんだ?」

 

「昨日おすすめされたのはコレ」

 

そう言ってジャイアントトードのクエストを渡す。カズマは渡された依頼書を読んでいるようだ、俺はアクアに話しかける

 

「アクアもこれでいいか?」

 

「ジャイアントトードね、初心者におすすめなクエストって言われたんでしょ?ならそれでいいわよ」

 

アクアは賛成のようなので後はカズマだけだ、カズマは俺の方を向くと親指を立てる。どうやらいいようだ、依頼を受ける旨を職員に言い俺たちはクエストに向かう、わけにはいかず装備を整えることに

 

「よかったのか?買ってもらっちゃったけど」

 

「気にするなって、別に俺はそんなに金必要ないし」

 

チートカタログには防具もある、もしもの時はそれを着ればいい話だ

 

「・・・」

 

カズマはショートソードとダガーを、アクアは杖を。なのだがアクアは、さっきから杖をずっと見ている。感情は...読めない。気になったので聞いてみた

 

「なぁアクア、その杖気に入らないのか?」

 

「は?なんでよ」

 

「いやだってずっと見てたから」

 

気に入らないなら取り換えてもらえばいい話なのだが、よく分からない

 

「別に...」

 

そっぽを向くアクア。よくわからないが、大事そうに杖を抱えてるあたり満更でもないようだ。そんなわけでジャイアントトードを討伐しに来たのだが

 

「助けてくれー!!アクアー!リュウヤー!」

 

まぁ見事に追いかけられていた。ジャイアントトードは鉄製の装備を好まないらしいが、生憎カズマはそういうのを付けていない。それでカエルの前に出れば追いかけられるのは必須なわけで

 

「いや私無理よ?プリーストだし。支援魔法ならともかく、そいつ打撃系効きにくいらしいじゃない」

 

アクアが言うことはもっともなのだが、それでカズマを助けなくていい理由にはならない。なので俺はあの銃を使うことにした

 

「カズマー!しゃがめ!」

 

カズマがしゃがんだのを確認し、454カスール カスタムオートマチックとジャッカルの引き金を引く

 

「あ、忘れてた」

 

撃った後に気付いたのだが、これで撃つと買取ができないじゃないか。失敗したと思いつつカズマに声をかける

 

「カズマー、大丈夫かー?」

 

「大丈夫だけど、やばくないかその銃」

 

カエルの死骸を指しながら俺を見る、少し顔が青いが大丈夫だろう。

 

「試しに打ってみるか?」

 

「いいのか?」

 

「やめときなさい、悪いことは言わないから」

 

アクアが真顔で止めてくる、まぁ当たり前だろう

 

「え?なんでさ、この威力ならこんなカエルに手間取ることはないだろ?」

 

「反動でアンタが死ぬかもしれないけど、それでもいいなら試しなさい」

 

そうアクアが言うと速攻で俺の方を向くカズマ、俺は頷いておく

 

「・・・やめとく」

 

「それが賢明だろ」

 

ここでそれでもやると言ったら、引いていたが。そんな会話をしていると、454カスール カスタムオートマチックとジャッカルが消える。その光景にカズマは目を丸くしていた

 

「神器が、消えた?」

 

「ほら、制約」

 

「あー、五分経ったのか」

 

カズマは納得していたが、武器がないのは困るので次の武器を。今度は洞爺湖の木刀だ

 

「待てその木刀は」

 

真顔で止めてくるが

 

「ダイジョブだ、問題ない!」

 

笑顔で親指を立てておくが、カズマはお気に召さなかったようで

 

「ダイジョブじゃないだろ!?大問題だ!!」

 

「とりあえず制約があるから話はあとな」

 

丁度三体固まっているようだ。距離もちょうどいいので縮地で距離を一気に詰め、二匹を動けなくし一匹は脳天を突き刺す。あまり無駄な時間を消費したくないので、いったん消す

 

「おーい、とりあえず動きは封じたからとどめ刺してくれ」

 

「「・・・」」

 

二人ともポカーンとしているのだが、なにがそんな不思議なのだろうか?というより早くとどめ刺してほしいのだが、一応これでも生きてるし

 

「おーい!」

 

「「はっ!」」

 

仲良いなおたくら、気が付いてくれたようでいいのだが。それからアクアに適当な神器を貸し、俺たちはギルドに報告に向かった

 

-------------------------------

 

「アンタいったい何者なの?」

 

ギルドで夕食を取っていると、アクアにそんな質問をされた。カズマは疲れたということで、先に馬小屋で休むとのことだった。貧弱だねぇ...とそんなことはさて置き、アクアの質問に答える

 

「別に家が貧乏な普通の高校生でしたけど?」

 

「真面目に答えて」

 

真剣な表情だが、真面目も何も今のが答えなのだが。付け足すとすれば、昔金持ちだったが付くが

 

「てか俺の過去は知ってるだろ」

 

「大まかなところは、ね。でも普通の学生が縮地を使えるのはおかしいと思うんだけど」

 

「おかしいと言われても...鍛錬をかかさずやってたとしか言えないが」

 

実際昔護身術というか、武道に興味があった時期があったので習ってはいたが。別に特別なことはしてはいない

 

「それがあれってこと?」

 

アクアは信じられないような顔をしているが、実際そうなのだ。なのでそういう反応されても困る

 

「まぁそういうものってことで納得しておくわ...それで何してるのよ?」

 

俺は今あるものをいじっていた、これも神器というか能力というかそれに準ずるものなのだが

 

「スキルインストーラー」

 

「・・・」

 

今度は苦虫をかみつぶしたような顔をする、はてどうしたのだろうか?てか天界にいたころはすまし顔だったのに、こっちに来てからコロコロコロコロ表情が変わること。いい変化だけどな

 

「なんでそれがその中にあるのよ...」

 

「俺が知るかよ...」

 

多分だが予想はつく。まぁ多分これの原本をアクアは俺に渡したのだろう、うろ覚えだがカズマに渡していたカタログはもっと薄かったような気がするし。多分アクアもわかっているのだろう、頭を抱え始めた

 

「あー、これ久しぶりにポカこいたわね...というかなんで上もチェックしないのよ、これ戻ったら書類仕事かなりあるんじゃ?でもどうせ戻らないわけだし、でもそうなるとエリスに迷惑が...」

 

なんかブツブツ言っているが、こうなるとしばらくは戻ってこないので、放っておくことにする。というよりも俺も忙しいし、制約もあるから早く作業しないといけないし。今俺がやっているのは新しいスキル作りだ。と言っても、元々いた世界の技やスキルをそのままトレースしているだけだが。昨日は初級魔法の解析をしていたので、こいつの使い方は熟知している

 

「まぁ気にしても仕方ないわよね...」

 

「ようやく帰ってきたか」

 

今日は二つスキルを作って終了だ、あまりやると作っている途中で消えるし。作っていたのに消えたら作る気もなくなってしまう、なので引き際は肝心だ。ちょうどアクアも帰ってきたようだし、メンバーの方を相談しておく

 

「なぁアクア」

 

「なに?」

 

「メンバーについてなんだけどさ、火力が欲しい」

 

「火力?アンタのチートで十分じゃないの?」

 

確かに俺のチートで十分は十分だろうが、探したりするのに時間がかかる上、俺の素の魔力は平均値だ。ならば元々ウィーザードの人を入れた方が単純にいいと思う、なのでそこら辺をアクアに相談する

 

「確かにそうね...まぁ募集の方は任せて」

 

「じゃあ頼む」

 

アクアは張り切ってパーティーメンバー募集の紙を書いてるようだ、俺はそれを邪魔するのも悪いと思い、ギルドを後にした

 




なんか書くのに結構かかった、それでは解説の方を

スキルインストーラー 名前の通り、作ったスキルを冒険者カードに反映させるもの。他にも冒険者カードの習得可能欄、習得したもののスキルの仕組みを解析したりすることができる。
今回習得したスキル
スターライトブレイカー
ルシフェリオンブレイカー

というわけで完全趣味に走ってますが気にしないでください

感想などお待ちしてます

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。