ア「一か月近く放置してたものね」
すみません! なぜか書く気力が! すみません!
ク「それで? あれだったら凍結も考えていたのになんでまた?」
いやー、こんな作品でも一応面白いって更新待ってますと言ってくれる方がいたので
エ「ペッペッペーさん、この場でお礼を言わせていただきますね、ありがとうございます」
そんなわけで、亀更新でアニメ準拠なので二期の終わりまで書いたら止まりますが、それまでお付き合いください
ア エ ク「それでは本編どうぞ!」
自爆機能が作動した、とアナウンスが流れ、辺りに絶望感が流れたと思われたが、冒険者たち、いや、俺以外の男の冒険者たちは何故かもっとやる気になっていた。 手を見ると何かのチケットを持っていた、カズマが持ってて俺が持っていないということは、多分あの店のだろうなんてあたりを付ける
「ねえリュウヤ、あれなんだか知ってる?」
なんて唯一チケットを持っていない俺にリーンが聞いてくるが、この街の男たちの名誉のために言うことはしない
「さあ?にしてもどうする?」
何故か周りに人が集まってきていたので、聞いてみるが
「どうするって言ったって、なぁ?」
「リュウヤの魔法は?」
「やってもいいけど、中にコロナタイトとかいうのあって危険じゃね?」
「それと言いにくいのですが、ダクネスが中に入っていきましたよ」
「・・・・・・」
カズマに背負わられためぐみんが、申し訳なさそうに言うとクリスが絶句していた。 周りの冒険者たちはさらに盛り上がり、ダクネスに続けなんて言う始末
「まぁどっちにしろどうするかは決まったな」
「あのバカ......とっちめてやる」
「んじゃ、行きますか」
流石にめぐみんは連れて行くわけにもいかず、ギルドの人たちに預け俺たちはデストロイヤー内部へと向かった
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「ほんとみんなやる気だよねー」
デストロイヤーの内部に入ったクリスがそう呟く。 まぁ確かに、ゴーレムとかは先行した冒険者たちが壊しまくってるし、壁なんかも壊しているのか、所々に穴が開いたりしていた。 ホントに必至だな他の奴ら
「頑張るのはいいけど、なんか邪な思念を感じるのよね」
アクアはアクアで鋭かった、サキュバスのために頑張ってるもんだしなこいつら。 男たちの名誉のために言わないけど
「まあいいんじゃないか楽して進めるし」
「そうだな、急がないと街に何かあったら大変だし」
「怪しい.......」
女性陣は勘が鋭いようで、カズマのことも怪しがっている。 まぁ仕方ないことと割り切り、デストロイヤーの制御室を探していた。 あるのかはわからないが、そういう部屋があるだろうと、探していた
「おい、あったぞー!」
遠くから叫び声が聞こえ、俺たちはその声がした方に向かう。 するとそこにあったのは、白骨化した遺体だった
「うそ......」
「真相は自立行動していたってわけか」
指示しているはずの科学者は遺体、ということはだ、これを止めることはできないのだろうか。 そんな諦めにも似た空気の中、アクアは遺体の横にあるサイドテーブルに置いてあった、日記みたいなものを読み始めた。 どうもこの科学者はストレスが溜まっていたらしい
「にしても暴走した原因がタバコの火を押し付けてとか、笑い話にもならないな」
「ちくしょう!なめんな!!」
「でもどうやって止めるんだこれ」
他の冒険者たちは非難させ、俺たちはこの場に残っていた。 目の前には、暴走し輝くコロナタイト
「取り出す、にしてもどうなるかわからないものね」
「コロナタイトごと破壊したらどうだ?」
「危険だよカズマ、これだけの巨体のエネルギーを賄ってたものだよ、下手しなくても大惨事だよ」
「だよなぁ......」
色々思いつく限りの案を出すが、どれも危険ということで却下。 なのだが
「スティール、ほ」
「「「「は?」」」」
スティールをし、中からコロナタイトだけを抜き出し、そのコロナタイトを四次元ポケットに入れて、そのまま放置する。 やはり何も起きないようだ
「おいリュウヤ、それ......」
「いわずと知れた四次元ポケットだ」
「あー、そう言えばそんなものがあったわね......」
「まぁなにはともあれ、一件落着、かな?」
なんか納得いっていないようだが、一応コロナタイトの問題は解決した
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外に出ると探していたダクネスがいたのだが、何故か表情は険しいままだ
「あ、ダクネスようやく見つけた! ダメでしょ勝手に突撃しちゃ!!」
「・・・・・・」
「ダクネス?」
クリスもダクネスの様子に気が付いたのだろう、そんなことはお構いなしにダクネスは口を開いた
「まだ終わってはいないぞ」
「どういうことだダクネス?」
「私の危険を察知する嗅覚は、まだ香ばしい臭いをかぎ取っている」
「つまり?」
「これからまた何か起きるということだ」
ダクネスがそう言い終えるのと同時に、周りの冒険者たちが騒ぎ出す。 なぜか熱いと言いながら、急いでデストロイヤーから降りている。 なんか香ばしい臭いが、てか足元が熱い
「ねえ、なんか足元熱くないかしら」
「しかもなんか香ばしい臭いもしてくるね」
「あのう.....多分これデストロイヤーが熱くなってるんじゃないでしょうか.......」
ウィズのその言葉に、俺たちは急いでデストロイヤーから降り始める
「どうなってるんだこれは!?」
「もう、だめなのか!?」
「まだだ、何か可能性があるはずだ!!」
なんて周りで騒ぎ始め、何故か全員俺たちの方に向く
「な、なんだよ」
「そうだカズマだ!」
「カズマなら何とかしてくれる!!」
「割引チケットだ持ってけ!だからこの街を頼む!!」
カズマが若干後ずさりながらそう言うと、男の冒険者どもは、手に持っていた割引券を渡し、カズマにすべてを託したようだ、そしてカズマはというと
「・・・・・・なぁリュウヤ、何とかならないか」
「他力本願だな」
俺に頼ってきた。 確かに俺なら何とかできるかもしれないが、俺よりもウィズに頼ればいいのではないだろうか
「どういう状況なんですかカズマ」
そこにギルドの職員に預けていためぐみんが合流、それを見た俺は
「ちょうどいいのいるじゃん」
「「へ?」」
その俺の言葉に、カズマとめぐみんはポカンとしていたが、俺は説明するとめぐみんは乗り気だった
「さあやりましょう!! 時間は待ってくれませんよ!」
「偉く乗り気だなオイ! でも魔力はどうするんだ?」
「アクアか俺のチートじゃないか?」
「アクアお願いできませんか?」
何故か俺じゃなくアクアに頼っていた、まぁ多分、俺がこの間ルシフェリオンブレイカー使ったからだと思うが。 あれからめぐみんよく突っかかってくるし
「えー......」
なぜかアクアは渋っていたが、そうも言ってられないので
「高級シュワシュワ一本」
「乗ったわ!!」
買収しやすいなアクア、クリスは横で苦笑していたが
「先ほどは遅れを取りましたが、今の私なら、ウィズやこの間のリュウヤにだって負けません!!」
なんて言って詠唱し始めるめぐみん、負けませんて別に競ってるわけじゃないし、それに
「俺のルシフェリオンブレイカーって、空気中の魔力集めてるから、実質制御できれば威力なんていくらでも上がるんだよなぁ」
「今そう言うこと言わないの」
「流石に今はそう言うこと言わないで」
なんて二人から注意を受けた
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デストロイヤー討伐から数日後、冒険者たち、男たちだが、それが女性冒険者たちにぼこぼこにされたり、この件に関しては俺は無罪になった。 行ってないしな。 てなわけで、いろいろ問題にもなったがアクセルの街は先日とうって変わって平和だった。 そうそうルナさん曰く、新人の冒険者たちも増えたようだ、なんでも初心者の街でデストロイヤーを倒したのが有名になり、冒険者になるやつらが後を絶たないのだとか。 俺たちはというと、今日も今日とてクエストだ
久しぶりだけど結構すらすらかけた
では感想評価お待ちしてます