「それで、どこから行くの?」
「まずはメリーゴーランド。どうかな?」
そういう二人の前には、想像以上に人気のあるメリーゴーランドがあった。
ラムダはそれを見て若干不機嫌そうに、
「何よ……プラスチック製の馬? これならまだあの工房に作らせた方が面白いと思うのだけど」
「あそこはメリーゴーランドを魔改造して兵器に変えるのでNGです」
「……言われてみると、確かにやりそうね。BBがいるからなおのこと」
「でしょ? まぁ、とりあえず乗ろうよ。面白いかどうかはその後でも遅くはないでしょ?」
「……まぁ、それはそうなんだけど」
そう言いながら、二人は列に並ぶ。
回転率も良いもので、かなりの早さで進んでいく。
そんなとき、ふとラムダが、
「ねぇ、アトラクションマネージャーがいるって聞いたのだけど、ここにはいないの?」
「あぁ、黄金を持ってる? それならエウリュアレがさっきアナと一緒に辻斬りみたいに倒していったよ」
「……そんなことをしてたの? 言ってくれれば私も参加したのに」
「う~ん、それはまぁ、エウリュアレなりの優しさというか、なんというか。あまり触れない方がいいところだよ。うん」
「ふぅん……まぁいいけど。それよりもほら、進んでるわよ」
「え? あ、ほんとだ」
そう言って、オオガミは進むのだった。
* * *
「まぁ、うん。正直ちょっと楽しかった」
「そう? 私は物足りなかったのだけど、まぁ貴方が楽しかったのなら今はそれで良いわ。さ、次に行きましょ」
そう言って、オオガミの腕に掴まるラムダ。
次に二人が向かった先は、ティーカップ。あまり並んでいないのは、ティーカップの雰囲気のせいだろうかと考える。
「何が楽しいのかしらね、これ。ずっとぐるぐる回ってるから、人間は目が回っちゃうんじゃないの?」
「ん~……普通そこまで回んないし、目を回さない乗り方もあるからなんとも言えないね。正直乗ってみないとわからないや」
「そう……じゃあ乗りましょう。でも、速度は貴方がやってちょうだい。私だと回しすぎるわ」
「別にそれでも構わないけど、メルトが言うなら回すよ。自重しないくらいでいこう」
「私もそれで構わないけど、酔って吐かないでよ?」
「最低限は守りますけどね!?」
言いながら、乗り込む二人。
狭いカップの中で、ピッタリと横についてくるラムダ。
オオガミは複雑そうな顔をし、
「えっと、正面とかは?」
「何よ。隣は嫌だって言うの?」
「そういう訳じゃないんだけど……うん、まぁいいや。ちゃんと掴まっててよ?」
「えぇ、どんどん回しなさい」
ラムダがそう言って左腕をしっかりと掴むと同時、片手で回さなきゃいけない事実に気づくオオガミ。
だが今さら話してくれとは言えないオオガミは、なんでもないかのようにカップを回し始める。
「……意外と、悪くないわね。こういうのも」
「そう? それならよかった」
「えぇ、貴方と一緒で良かった。だって、一人だったら乗らないもの」
「まぁ、あんまり一人で乗りたいものじゃないしね」
「本当にそうね。一人で乗るのは、何が楽しいのか分からないわ。周りにカップルしかいないじゃない」
「まぁ、ここもその一つな訳ですけども」
「それ以上言ったら膝よ膝。いえ、今なら頭突きでも良いわね?」
「メルトはすぐそうやって照れ隠しで膝をしてくる。おかげで防御力が上がるんですが」
「良いじゃない、頑丈になれて。また一段と蹴りやすくなるわ」
「照れ隠しを別の手段に変えるとか」
「……どう言うのよ」
「ん~……抱き着いてくるとか?」
「……鯖折りにされる覚悟はあるかしら?」
「う~ん即死ですね!」
そう言って笑うオオガミ。
メルトも釣られて笑い、また地味に距離を詰める。
完全に密着されてオオガミは笑顔のまま冷や汗を流していた。
「えっと……メルト? これどういう状況?」
「どういうって、見ての通りだけど。嫌かしら」
「いや全く。むしろどんとこいって感じです」
「……堂々と言われるとなんか嫌ね」
「えぇ……」
どことなく嫌そうな顔をされたオオガミは悲しそうな声をあげる。
すると、ラムダは楽しそうな笑い声をあげ、
「そんな捨てられた犬みたいな顔しなくても良いじゃない。でも面白かったわ。またやってもらおうかしら」
「それはそれでなんか悲しい……まぁ、メルトらしいと言えばらしいけどね」
「ふふっ、分かってきたじゃない。さ、もっと回転をあげなさい。マスター?」
「はいはい。分かりましたよ~」
そう言って、オオガミは台を回す。
* * *
「ふふふ。案外楽しめたわね」
「ん~……大分危ないレベルまで速度が出てた気もする……まぁ、事故が起こってないなら大丈夫か」
そう言いながら降りる二人。
すると、オオガミは視界の端にノッブとBBを捉える。
目を向けると、悪そうな顔で紙に何かを書き込んでいるようだった。
止めた方がいいだろうかと悩んでいると、隣でラムダが、
「ねぇマスター? あの二人は放置で良いのかしら。絶対ろくでもないことを企んでいるのだけど」
「ラムダと一緒にいるからどうしようか考えたんだけど……止めた方がいいかな?」
「別に急いでる訳じゃないもの。むしろこういうハプニングを楽しんでいきましょう。ほら行くわよ」
そう言って、オオガミの袖を引くラムダ。
オオガミは諦めたようにノッブ達に近づくと、二人の声と書いているものが見えてくる。
「ここを、こう……したら、どうですかね?」
「おっ、じゃあ、これをこうするとかどうじゃ? 良い感じだと思うんじゃが」
それは、メリーゴーランドのようで、かけ離れたナニカ。馬ではなくペガサスで、不規則な動きを取り、ボタン一つで狙った場所を爆発する。もはや一部の人物を狙っているかのような設計に、思わずオオガミは、
「うんうん。じゃあ帰ってから実行しようか」
「いやここで実行するのも……ん?」
なんだ? とばかりに顔をあげる二人に、笑顔で対応する。
何故か二人は顔を引きつらせた笑みを浮かべ、
「えっとぉ……いや、なんでもないんですよ? ただほら、メリーゴーランドとか、ちょっと面白味がないかなぁって……」
「ふぅん……でもさぁ……メリーゴーランドの空中歩行機能って、もうメリーゴーランドじゃないよね。これ別のアトラクションじゃない?」
「いや、それはちょっと否定できないですね……まぁ、楽しそうなので作るんですけどね?」
「うんうん。それじゃ……ちょっと邪魔になるのでエルキドゥを呼ぼうかな」
「後生ですやめてください!」
流石のBBも、エルキドゥだけはダメなのか、本気で止めに来る。
逆にノッブは何かを悟ったように目を閉じ、諦めきっているようだった。
そんな二人にオオガミは笑みを浮かべると、
「じゃ、こうしよう。今諦めて投降すれば二人まとめてエルキドゥ。それか、今から二人でティーカップに乗って回転させ続けて、先にダウンした方に極刑。どうする?」
「よっしゃBB。さっさとティーカップに乗るぞ」
「圧倒的手のひら返し。というか、いつの間に服を着替えたんですか」
素早い速度でアーチャー装備に着替えたノッブは意気揚々とティーカップへ向かい、BBもそれを追う。
二人は楽しそうに、
「それじゃ、サクッと勝って免除されますか」
「うわははは! いや儂負けぬけど?」
そう言って、二人はティーカップに乗り込む。
すると、オオガミは少し早足で距離を取っていたラムダの手を掴むと、
「じゃ、次はフードコートで。そろそろお昼だし、ごはん食べよう」
「え、えぇ、良いけど……何をそんな焦っているの?」
「焦ってはないよ。ただ危険地帯から逃げるだけ。それに結果はフードコートからでも見れそうだしね」
「そう? なら、行きましょうか。フードコートは……あっちね」
そう言って、二人はその場を離れるのだった。
* * *
「あら、また働いているの? 貴方どこでも働いているわね。そんなに楽しいの?」
「わざわざ来て言うことはないだろう。それとも、注文か?」
「えぇ注文よ。ハンバーガー一つ」
「承った。が、君は手を使うのは大丈夫だったか?」
「残念。今日は私専用の手があるの。貴方は作ってくれるだけでいいわ。食べてみたかったのよ、ハンバーガー」
「ふむ。まぁそこまで言うのなら作らないわけにはいかないな。待っていたまえ」
そう言って調理を始めるエミヤ。
ラムダがその様子を見ていると、
「メルト。食べるの決まった?」
「あらマスター。私はハンバーガーよ。ちゃんと持ってきてね?」
「あぁ、うん。それは持っていくけど、大丈夫? 食べられる?」
「えぇ。貴方がいるじゃない。ちゃんと食べさせてね?」
「……なるほどそう来たか~」
先に席に行っているわね。と言って去っていったラムダ。
オオガミは手に持った焼きそばのパックをペコペコと鳴らして、ハンバーガーが出来るのを待っていた。
すると、
「やれやれ、君も大変だな。マスター」
「エミヤさん。いやまぁ、大変だけど見返りは貰っているから良いかなって」
「そう、か。それなら良いのだが。ほら、出来たぞ。持っていけ」
「ん。ありがとね。エミヤさん」
そう言って、オオガミはバーガーショップを後にする。
テーブルに先に座って待っていたラムダは、足を組み、頬杖をついて今か今かと待ち続け、ようやくオオガミが来るのを見つけると、
「ちょっと、遅いじゃない。そんなに時間がかかったの?」
「ちょっとね。はい、ハンバーガー。って言っても、食べさせるんでしたっけ」
食べさせるというのを思い出したオオガミは、正面ではなく、真横に座る。
ラムダはそれを見て何故か自慢気な笑顔を浮かべ、
「あ~」
「……いや、早いですメルト様」
「むっ。貴方が遅いの。なんで準備してないのよ」
「すごい言い分。まぁいいけども。はい、あーん」
「あ~……んっ」
一口。想像よりも小さめに食べられたハンバーガー。
エウリュアレはもっと豪快に食べていたような。と思うも、すぐにあれはエウリュアレがおかしいのか。と思い直す。
「どう?」
「ん。悔しいけど、美味しいわよ。流石というところかしら。そういうところが気にくわないんだけど」
「まぁ、エミヤさんはねぇ。たまに言動が残念というか、なんというか。でもごはんが美味しいので逆らえないんだよね」
「やっぱり胃袋を握られるのは生物として危険よね……食の豊かさは味に対して敏感になるもの……具体的には美味しくないものに対しての忌避感が強くなる……!」
「うんうん。美味しいは正義。食が一番ということだね」
「あぁもう、もっと寄越しなさい。全部食べるんだから」
「はいはい。どうぞ、あ~ん」
「あ~……んっ」
また一口、小さく食べるラムダに、どこか微笑ましさを感じるオオガミ。
すると、ラムダは首をかしげ、
「な、なに? なにかおかしかったかしら……」
「うん? いや、可愛いって思っただけだけど?」
「っ! そ、そんな面を向かって言わなくても……それに、ただ食べてるときに言われるのは、なんか納得いかないわ……」
「十分魅力だと思うんだけどね。まぁ、メルトが認めたくないのならそれでも良いけど。はい、あーん」
「あ~……んっ」
もはや有無を言わせず食べさせるオオガミ。
なんだかんだと言って、この食事において主導権を握っているのはオオガミのようだった。
「ん~……スッゴい食べさせてて飽きないんだけど、どこかでこの構図を見たんだよなぁ……」
そう言いながらも、オオガミの差し出しているハンバーガーをチマチマと食べているラムダ。
そして、残り少しとなったところで、
「あぁ、水天宮の時に餌やりをしたペンギンそっくりなのか」
「っ!?」
なにかショックを受けたようなラムダは、最後の一口を大口で食べ、その勢いのままオオガミにロケット頭突きを叩き込む。
その攻撃により吹っ飛ばされ、二転三転と地面を転がり倒れる。
そして、頭突きをしたラムダは起き上がると、口の回りをペーパーで拭き、
「次は彼方までぶっ飛ばす……!」
「本気だぁ……」
そう言いながらヨロヨロと起き上がるオオガミ。
ラムダはオオガミに近付くと、
「ほら、さっさと起き上がって焼きそばを食べちゃいなさい。時間が経つと冷めちゃうし、他のところに行く余裕もなくなるんだから」
「だったら盛大な頭突きを叩き込まないでくれませんかね……?」
そうオオガミが言うも、そっぽを向いて聞いていないと言いたげにアピールするラムダ。
仕方ないとオオガミはため息を吐き、ラムダと一緒にテーブルへ戻ってペーパーを一枚取ると、
「雑に拭いたら伸びちゃうから。じっとして」
「んっ、んくっ、ちょ、や、やめ、やめなさいよ!?」
言いながら、なんとか突き飛ばすラムダ。
だが、オオガミは何もなかったかのようにペーパーを丸めるとゴミ箱へ捨て、
「取れたので良し。じゃ、すぐに焼きそばを食べちゃうね」
「……えぇ、そうして」
どこか調子を狂わされる。そんな状況に、ラムダはちょっと不満そうに頬を膨らませるのだった。
* * *
「ここがミラーハウスね」
「うん。バラキーが苦手な迷路。しかも全面鏡だから頭がおかしくなりそうになるよ」
ミラーハウスの前で、そんなことを話す二人。
既に準備は万端で、今にも入りたそうにしているラムダ。
オオガミはそれを見てラムダの手を取ると、
「じゃ、行こうか」
「えぇ、離さないでね」
そう言って、ミラーハウスの中に入っていく。
中は前と変わらず想像通り鏡だらけで、どれが通路でどれが鏡か見分けるのも一苦労する場所だった。
ラムダは少し考えると、
「よくこんなのを作れるわよね。正直普通に迷子になるのだけど」
「まぁ、構造自体は普通の迷路と大差無いんだけど、問題なのは鏡のせいでどこが通路か分からない点だよね。行けそう?」
「ん……まぁ、大丈夫だと思うわ。最後はしらみつぶしでいけば出れるはず」
「う~んゴリ押し。緊急脱出用アビーを読んでおくべきだったかな……?」
「そんなの要らないわよ。気合いで突破するもの」
「なんという強者発言。流石メルト。信じてる!」
そう言って、歩き始める二人。
しばらく歩いていると、後ろからヒソヒソと声が聞こえてくる。
「だと思う。本当はどうかはわからないけど」
「ん~……あれ? でも、マスターさんって、エウリュアレさんと付き合ってるんじゃ……?」
なんとなく嫌な予感がしてきたオオガミは、すぐさま声のする方へと進んでいくと、そこにはイリヤ、美遊、クロエの三人がいるようだった。
「でも、告白もしてないし、何かがあったって訳でもないみたいだから、正式に付き合ってるとは言い難い状況じゃない?」
「ん~……それだと、二股ってこと……?」
「いや待って。そこまで間違ってない気もするけど待って。その現実を突きつけないでっ」
思わず声をあげるオオガミ。イリヤと美遊は驚いて固まったが、クロエは一人だけニヤリと笑うと、
「それで、どっちなの? マスターは、どっちと付き合ってるの?」
聞かれたオオガミはどう答えようか悩み、しかし次の瞬間妙な寒気が背筋を駆け抜けた。
そのせいで顔を青くしながら、
「……あやふやにね、しておいた方がいいこともあるんだよ……」
「え、目が本気なんですけど……触れない方がいいところ?」
「えぇ、それ以上はNG。あやふやにしておかないと、変なのが飛んでくるもの。スキャンダルとか、今は遠慮したいの」
そう言って、三人とオオガミの間に入るラムダ。
スキャンダルはもう回避できないのでは? という突っ込みはぐっとこらえ、ラムダの話を聞く。
「あなた達、迷子かしら。一緒に来る?」
「え、良いんですか? お邪魔だったりは……」
「しないわよ。というか、私が言わなくてもコイツが言うもの。どっちが言っても変わらないわ」
ラムダが言うと、イリヤが『本当に?』と言いたげな視線を向けてくる。
それに対してオオガミは素直に頷いて答えると、
「そ、そうですか……じゃ、じゃあ、お願いします!」
「えぇ。じゃ、任せたわよ。マスターさん?」
「う~ん、目が笑ってない」
いたずらな笑みを浮かべながらも、どこか不機嫌そうなラムダに言われ、五人でミラーハウスを脱出するために歩き始めるのだった。
* * *
「ありがとうございました! 私たちだけだったらもう二度と太陽を見れなかったかも……」
「それはちょっと大袈裟な気もするけどね。というか、もう夕方……というか、夜か。パレード始まっちゃうじゃん」
「パレード……? って、見に行く予定だったやつ! じゃ、じゃあ私たちはこれで! じゃあね! マスターさん!」
「そっちもね~」
そう言って、見送るオオガミ。
もう空は暗く、代わりに大地はイルミネーションで彩られていた。
「ん~……そろそろ鬼王タイム。パレード、行ってみる?」
「そうね。ちょっと寄ってみましょうか」
そう言うと、二人はパレードが一番賑わっているメインストリートに向かって歩き出す。
すると、小鬼がわらわらと集まってきて、
「お客様のご迷惑になりますので……!」
「お客様のご迷惑になりますので……!」
「お客様のご迷惑になりますので……!」
「……なによコイツら」
「障害。蹴散らした方がいいやつ」
「そう……じゃ、遠慮なく行きましょうか」
そう言って、ラムダは戦闘態勢になるのだった。
* * *
バラキー達を助けた後、観覧車に向かう二人。
鬼王はアナが討ち取ったという報告が既に流れていて、早いなぁと思いつつ歩いていく。
「鬼王、案外すぐ終わっちゃったわね」
「まぁ、今回のイベントの性質上ねぇ。攻撃力500%は異常だって」
「ふぅん……まぁ、そんなものかしら」
そう言いながら、二人は最後のアトラクション、観覧車に乗り込む。
昼間の喧騒はどこへやら。観覧車の駆動音だけが静かに響く密室で、隣り合わせに座る二人。
「今日はどうだった?」
「そうね……まぁ、総合的には良かったわ。満足とは、言い難いけど」
「うむむ。やっぱり難しいなぁ。でもまぁ、楽しんでくれたなら良かった」
「えぇ、なんだかんだ要所要所で私を気遣ってくれたもの。それだけで、十分よ」
「……それならよかった」
二人は暫し沈黙する。
観覧車は二人に構うことなく動き、ちょうど真上に来たときだった。
「ねぇマスター……いえ、オオガミ」
「なに? メルト」
「その……次はあるのかしら」
「……メルトが望むのならね」
「……その言い方は、なんだかズルいわね」
そう、少し残念そうな顔をしてオオガミに寄りかかるメルト。
その手は、オオガミの腕を強く抱き締めるのだった。
っはあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああぁぁぁぁ!!!(吐糖
なんでしょうね。なんなんでしょうねこれは! なんで最後しんみりさせたんでしょうね分かんないなぁ!
でも観覧車なところはエウリュアレと一致。可愛いメルトを愛でろよなぁ!?
今回序盤は筆が乗らず難産状態でしたけど、中盤から一気にネタが降り注いで書ききれないんじゃないかと青い顔になったけど書ききれたので私の勝ち! もっとメルトを愛でろください!
それじゃあアンケート入りまーす!
次のデート回
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王道のエウリュアレ
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メルトしかあるまい
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技術部二人と散歩でもいいのよ
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いいから全部だ