ギル祭終了のお知らせ!(ローマには勝てなかったよ……)
「ちょっと~。ギル祭終わったわよ~」
「え、マジか……はぁ、ローマに勝てなかったし、いいよもう……150箱強開けられたし、満足だよ……」
リンゴを片手にふらふらとしていたオオガミの腕を引いているエウリュアレ。
なんだかんだ強くなっている自信はあったので、ローマに勝てなかったことを悔いているオオガミ。
「まぁ来年復刻するかはかなり怪しいけど、正直時間が迫ってたから焦って選択ミスしてただけで、勝てない訳じゃないでしょ」
「いや、正直どうすれば勝てるのか全く浮かんでこないけど……なんだかんだ全体的にレベルが足りないと言うか、宝具レベルが何よりも足りてない……」
「致命的よね……武蔵も、ベティヴィエールも微妙に足りなかったもの」
「攻撃力不足はどうしようもない……」
ぐぬぅ、と唸りながらエウリュアレに連れられるオオガミは、現在自分がどこに向かっているかすら分かっていなかったりする。
「ねぇエウリュアレ……今どこに向かってるの?」
「どこって、貴方の部屋でしょ。今日はもう寝なさい」
「えぇ~……今日はもう少し遊びたかったんだけど……」
「バカ言わないで。連日周回して疲れてるのに遊ぶとか、あの金ぴかみたいな死に方をする気?」
「あぁ……うん。過労死したくはないし、素直に寝よう」
「おい待て雑種。それだとまるで
「げぇっ、賢王様!」
反射的にそう言ってしまうオオガミ。
当然それを聞いたギルガメッシュは不機嫌そうに眉を上げると、
「げぇっ、とはなんだ、げぇっ、とは。良い度胸だなマスター? 良かろう。我直々に貴様に処罰をくれてやろう」
「うおああぁぁ! お許しくださいませ賢王様ぁ!」
「うるさいわねぇマスター。こんなやつ私一人で黙らせられるって言うのに、もう……」
そう言いつつもギルガメッシュを止めようとしないエウリュアレ。
そして黄金の波紋から突如として射出されたそれは、オオガミの頭にぶつかり、自分だけは被害を受けないようにとエウリュアレが手を離したせいで大きくのけぞってオオガミはその場に倒れる。
そして、
「ふ、ふかふか枕だ……」
「あら本当ね。取っても寝やすそう。私ももらえないかしら」
「たわけ。此度はこやつめがボックスを開けまくった褒美よ。あの軍師も言っていたが、こやつは休まぬときは本当に休まぬゆえ、仕方なくだ。とはいえ、当然その枕は我の財宝の中でもグレードは下の方……中の下辺りよ。今の貴様にはそれで十分だろうがな。部屋も整えてやった。感謝しながら寝付くが良い」
そう言うギルガメッシュに、エウリュアレはジト目で、
「……やるときはやるわよね。政治とか、私にはサッパリだけど」
「我は無駄なことに労力は割かぬだけよ。当然必要ならばする。今までする必要がなかっただけのことよ」
「ふぅん、そう。まぁいいわ。私はあれを運ばなくちゃだから」
「あぁ、それはもうよい。せっかく来たのだ。我自ら運ぶと言うのも良いかと思ってな。貴様は部屋に帰ってゆっくりしているが良い」
「……私、そいつと同じ部屋なのだけど」
「……あぁ、そうであったな」
ギルガメッシュは納得し、宣言通りオオガミを抱えてエウリュアレと共に部屋まで向かうのだった。
ローマ強すぎて無理……ベティが宝具4……むりぃ……
という事で令呪三画でもダメだったので諦めの境地に達し、泣きながらチケット回収をしてました。やってられないんだぜ!
あ、戦果は158箱強です。ほぼ159箱。現在所持しているセイバーとアーチャーとライダーの育成が終わったと言う……