「なんか、ここに来てからずっと遊んでるだけの気がする……」
神妙な顔をして言うイリヤに、美遊とクロエは顔を見合わせ、
「大分今更じゃない?」
「むしろ、イリヤ以外まともに戦闘に出てない。トレーニングはしてるけど、それでも技術は衰えるから、一度実戦をしたいんだけど、そんな機会がなくて困ってる……」
「いやっ、戦いたいって意味ではないんだけど……! ほら、なにかこう、お手伝いとかしなくていいのかなぁ~って思って!」
決して戦いをしたいわけではないと強調しつつ、そう聞くイリヤに、クロエは呆れたようにため息を吐くと、
「別に、やりたいならやれば良いでしょ? 出来ない訳じゃないんだし。この前美遊は厨房で料理作るのを手伝ってたわよ」
「えっ!? なんで誘ってくれなかったの!?」
「あれは、ブーティカさんとの話の流れで作ることになっただけで、自発的と言う訳じゃ……」
「うぐぐぐぐ……これじゃあ私とクロエだけダメ人間扱いされてしまう……!」
「いやいや。私は私でちゃんとやってますぅ~。やってないのはイリヤだけよ」
「嘘でしょ……!? じゃあ私だけなの……!? あれ、でも、私いつもどっちかと一緒にいる気がするんですけど! なんで!?」
「いや、なんでも何も、こっちだって不定期だしね? そもそも働いてない方が多いもの。サーヴァントの本業は戦闘。それがないなら基本やることはないの。分かる?」
「で、でもぉ……」
「でもも何もないの。休憩も仕事の内。暇ならレクリエーションルームに行きましょう。あそこはいるだけで結構楽しいわよ?」
そう提案されたイリヤは神妙そうな顔をすると、
「あそこは危ないって聞くんだけど……大丈夫なの?」
「あ~……そうねぇ。自制心があれば怖くはないわ。あそこはほら、堕落させようとしてくる大人ばっかりだから……」
「ガネーシャさんと刑部姫さんが遊んでるのがほとんどだから、他の人は逆にあまり気にされないんだけど、でも、興味深い話が聞けるから、行ってみるのもありだと思う」
「絶対ロクでもないことを吹き込まれてるんじゃないかな!? あのタイプは例を見なかったけど、でもなんとなくダメダメにしてくる雰囲気だけは分かる!」
「でも、おかげで必殺コンボとか、魅せる戦いとか分かったし……」
「既に手遅れな感じ! どうして誰も止めなかった!?」
「本人がノリノリだし、何よりも周りが持て囃してたから止めるに止められなかったのよね~」
「大丈夫。二日しかやってないよ」
「その二日が、合計プレイ時間数時間かそれとも48時間かで意味合いが全然変わっちゃうやつ……!」
「安心してイリヤ。後者だから」
「どこに安心しろと!?」
そう叫ぶイリヤ達は、何だかんだと言ってレクリエーションルームに赴き、続々と集まってきた
弊カルデアは魔法少女ではなく、NP軍師とアルケミストと花嫁皇帝とスタァで回っております。魔法少女はお休みです。
正直周回は固定メンバーだし、イベントはイベント特効編成だし、絆上げ裏配置以外で運用とか、メインストーリーするか、塔イベントで縛り編成してるときくらいしか使わないんですよね。しかも裏配置はエウリュアレとメルトorラムダが占領するので入る隙間はないと言う。
正直他のサーヴァントの絆上げはエウリュアレ・メルト・ラムダの三人が絆15になってからでは……あとはネタ編成で攻略してるときくらい……?
果たしていつになったら絆レベル全員5に出来るのか。先は長そうです。
次のデート回をどうするか
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エウリュアレ一択
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メルトを忘れるな
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技術部二人とぶらり旅