今日のカルデア   作:大神 龍

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※ゲッテンデメルングのネタバレ注意!! 攻略済みマスターかネタバレ気にしない方のみどうぞ!!!






空想切除縛りで完走!!(本当にやったのだけど……)

「うっそぉ……初めて最後まで縛りを破らないで完走したわ……」

「ほ、本当に私の出番が無かったのだけど……!」

 

 空想切除。神話対戦の如き戦いを駆け抜け、帰って来たオオガミ達。

 マシュは嬉しそうに笑い、茶々は最後まで出番が無かったので不満そうだった。

 

「聞いてエウリュアレ!! 茶々、結局放置されてたんだけど!! さりげなく暖房扱いだったんだけど!!」

「あぁ、だから妙に寒かったのね……ここで見てる時、ゆっくりと気温が下がっていくから、辛かったわ」

「寒かったわ……茶々さんの所にも門を開いておけばよかったかしら」

「いや、二人とも、シャドウ・ボーダー内なら暖房かかってて温かかったでしょ……?」

「どうしてそう言う事言うのかしら」

「そうよマスター。ここは適当な事を茶々さんに言って、混乱させるのよ」

「実はこの二人が一番の敵なんじゃないかなって、茶々は今思ってるよ」

 

 エウリュアレとアビゲイルの言葉に、戦慄する茶々。

 オオガミは苦い顔をするが、大体いつも通りなので、特に何も言えない。更に言えば、オオガミも同じ扱いにされることが多々あるので、何か言えるわけも無かった。

 

「それで、マシュが凄い良い笑顔なんだけど、何かあったのかしら」

「そりゃもう、前線で張り切ってたからね。最後まで頑張ってくれたから、それでじゃないかな?」

「えぇ。久しぶりに暴れられましたから! 普段のストレスも含めて、精一杯やりましたとも!!」

「……酷い話ね。ストレス発散で殴り飛ばされる巨人……まぁ、そう言う事もあるわよね」

 

 戦いに出る度に言っているような気もするが、マシュが満足そうなので気にしないことにする。

 なので、新素材により整理がまた面倒になった倉庫は、アビゲイルと一緒に手伝いに行こうかと考えるエウリュアレ。

 

「さて、じゃあ、次の異聞帯まで休憩かしらね。また宝物庫?」

「そうなるね。まぁ、宝物庫はアナスタシアの出番なのだけども」

「茶々お休み!! やったぁ!! これでゆっくり遊べる!! 後は任せた!!」

「えぇ、ヴィイは全てを凍てつかせてくれるわ。でも、三連続を何度もやるのは疲れるわ」

「マスター、本当にとんでもない事するよね……三連続宝具とか、よくやるよね」

「普通にやるけども。むしろ、一回キアラ運用も考えてたけども。スキルが足りなかったよ」

「スキルが足りてたらやったの……?」

「まぁ、マスターならやりかねないわね」

 

 茶々の困惑に対し、エウリュアレは冷静に判断した。

 ちなみに、キアラに関しては本当にスキルレベルが上がってたりする。

 

「じゃあ、とりあえず宝物庫周回行ってくる」

「行ってらっしゃい」

「じゃ、茶々は遊んでくる」

「私も行ってるわね」

 

 オオガミを見送るエウリュアレと、遊ぶために部屋に向かう茶々とアビゲイル。

 そして、マシュは倉庫整理に自然と向かうのだった。




 最後の三連続が強かった……そして、何気に初めての縛りで完走……

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