冥界金髪ロングツインテ天使系ポンコツ女神にチェンジできませんか!!(たわけ! 新たに石を稼いでくるがいい!!)
「だあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!! どうしてそこで王様なんだぁぁぁぁぁ!!!!」
「無礼者め。
「違うけど合ってる!! 金髪は金髪でも、ロングツインテ美少女冥界系スーパーポンコツ天使女神が良かったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「それほどまでにあの女神が良かったのか。まぁ、だからと言って、
机に頭を叩き付けながら叫ぶオオガミに呆れるギルガメッシュ。
曰く、ギルガメッシュを引くために回した10連で石が尽きたので、これから全力で石を集めに行くそうだ。
そのための準備時間らしいが、明らかに無駄だろう。と思うギルガメッシュ。なにせ、彼を除いて基本は準備が終わっているわけだ。
「ふん。そこで騒いでいてもどうにもならんだろうて。むしろ、今は一刻でも早く資源を集めるべきだと思うのだが、違うか?」
「うぐ……否定できないですけど……」
「なら、急ぐがいい。何時までもチャンスがそこにあると思うなよ?」
「……行ってきます!」
走り去っていくオオガミ。それを入れ違いで、今度はエルキドゥが入ってくる。
「ギルじゃないか。本当に召喚されていたんだね」
「エルキドゥか……お前も呼ばれていたとは驚きだ」
「僕もだよ。まさかここに来てギルが来るなんてね。一年もかかるなんて」
「お前が呼ばれたから
「そうだね。バビロニアの時は、共に戦わなかったからね。これからどこかで共に戦えると思うよ」
「そうだな……その時は、魔術だけと縛ってはいるが、
「ギルが本気を出すような相手なんてほとんどいないだろうに。まぁ、確かにそうだったら楽しいだろうね」
エルキドゥはギルガメッシュの対面に座り、机に両肘をついて、ギルガメッシュの顔を眺める。
「……何をしている」
「ギルの顔を眺めてるだけだけど?」
「楽しいのか?」
「割と気に入ってるけどね。エウリュアレがマスターにしてるのを見て、いつかギルにやってみたかったんだよ」
「そうか……互いに知らない間に色々と見てきたようだな。して、ここがどのような所なのか……聞かせてもらおうか」
「そうだね。まぁ、割と楽しい所だよ。二勢力に分かれていたりするけどね」
「ほぅ? 内部分裂とはまた……カルデアとやらも、色々あるという事か」
「いや、主にマスターが遊んでるだけなんだけどね。そのうちギルも分かるよ」
「ふむ……あの小僧、中々面白そうなことをしてると見た。良い、後で調べてみようじゃないか」
「ふふふ。ギルがどっちに着くか……楽しみだね」
二人はそう言って、楽しそうに笑うのだった。
えぇ、はい。10連でギルガメッシュでした。前回王様の話してたから……?
でもでも、王様は宝物庫開放して私がエレシュキガルを引くのを手伝ってくれるって信じてますから(発狂