今日のカルデア   作:大神 龍

170 / 1263
星四鯖配布ですか……(実質二択な件について)

「はたして、どうしたものか……」

「どうしたのよマスター。高難易度を全力で無かったことにしてるのに、更に何を企んでいるわけ?」

「1000万ダウンロード記念の星四選択一体配布でね? ステンノにしようか、不夜アサにしようかを考えていたんだよ」

(ステンノ)にするべきよ」

 

 即答したエウリュアレ。言うと思っていたオオガミは、それに対して苦笑いで答える。

 

「まぁ、女神さまのお願いだし、ステンノかな……」

「そうよそうよ。私のお願いなんだから聞きなさいよ」

「どうしてこの女神はいつも偉そうなのか……」

「女神だもの。仕方ないわ」

「……まぁ、女神さまだしね。仕方ないか」

「えぇ、仕方ないのよ。という事で、それでいいわね」

「はいはい。それで、いかがいたします? 女神さま」

「そうね……とりあえず、(ステンノ)が来ても良い様にしておかないとね」

 

 エウリュアレはそう言うと、楽しそうに歩き出す。

 オオガミはそれについて行くが、その頃にはネロ祭が終わっているだろう。と思っていたりする。

 

「それで、何をするの?」

「そうねぇ……とりあえず、手に入れたら一日でレベルマスキルマできるようにするのよ」

「馬鹿言わないでください女神さま。周囲からの視線が突き刺さりまくって死にます」

「あら、そんなこと言っても、私の事をレベルマスキルマどころか、絆礼装まで渡されて置いて、今更何を言うのかしら?」

「それはそれ、これはこれだと思うんですけど。というか、スキルマは結構後の事じゃん」

「いいのよ。素材に余裕があるなら大いに使いなさい。というか、アサシンなんかほとんど使わないんだからこういう時にパーッと使っちゃいなさいよ」

「えぇ……メルトリリス用の素材が……」

「口答えしない。良いわね」

「そんなぁ……あ。じゃあ、QPはエウリュアレの実費って事で」

 

 名案とばかりにオオガミは思った事を口にするが、エウリュアレはそれを聞いて、キョトンとしたような表情で、

 

「ねぇマスター? 本当に私がそうしていいのかしら?」

「……あぁ、うん。ごめんなさい。流石にQPくらいはこっちの負担じゃないと心が折れそうだ」

「そうよね。よかったわ」

 

 か弱い女神さまにQPを出させるなど、あってはならないことである。それくらい実費で出さねばなるまい。

 その時のオオガミはそう思ったそうな。

 

「というか、そう考えるとやることはQP集めだけかしら?」

「そうだね。QPが無いだけだし」

「そう……じゃあ、QPを集めに行きましょうか」

「……え?」

「という事で、レッツゴー!」

 

 返答を許さず連れて行くエウリュアレ。オオガミはこの後、頑張る事を強いられているのだった……




 星四鯖配布とか、悩みますよねぇ……期間限定がいたら更に考える……

 というか、ダウンロード記念って、本当にこれだけ……? 1000万だよ? 区切り、めっちゃいいよ?
 期待しながら待つしかないですねこれは!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。