待ちに待った、イベントじゃああぁぁぁぁぁぁ!!!(レース、始まるわよ!!)
「ヒャッハー! イベントじゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「レースだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「「全力で戦争じゃああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」
「叔母上達うるさい」
「エルキドゥが来るわよ?」
「もはやエルキドゥはホラーゲームで言うところの接触即死系の敵みたいよね」
「うむ。というか、余以外には天敵であろう」
休憩室で騒ぐノッブとオオガミを見ながら、エルキドゥが来るのではないかと危惧するエウリュアレ達。
今は全員イベントに参加するのを待っているのだが、更新が遅いため、未だに待機しているのだった。
「さて……して、如何に攻めるか、じゃな」
「そりゃ、正々堂々後ろからキラーの如く全てを蹴散らして全速前進?」
「蹴散らしてとか……そんなえげつない事、出来るわけなかろう……というか、撃ち落されるわ」
「残念。さすがにノッブの科学力でも無理か……」
「うむ。まぁ、任すが良い。安心して儂の応援をせい」
「あっ。まだその話を持ち出してくるんだね、ノッブ」
「そりゃ、マスターには応援されたいしな。その方がやる気が出るに決まっとるじゃろ?」
「うぅむ……そういうものかなぁ……?」
「そういうものじゃよ」
ノッブが胸を張ってそう言うので、そんなものか。と納得するオオガミ。
「まぁ、出来るだけ応援するよ!」
「うむ。それ、やらないフラグなんじゃけどね?」
「ハッハッハ~。そんなことないってば~」
「まぁ、期待して待っておるぞ」
「まぁ、任しておいてよ」
苦笑いのノッブに、胸を張って応えるオオガミ。
「っと、そろそろ更新終わったかな?」
「カルデアスのメンテナンスも大変じゃのぅ。全く、恐れ入る」
「BBも手伝って――――いや、確実に遊んでる気がする。もしや遅れた原因はBBなんじゃ……」
「いやいや。さすがのBBも、そんなことしたらエルキドゥと共に来るマルタに叩き潰されるわよ」
「あ、それもそうか。じゃあ、問題ないね」
「えぇ。というか、終わったのなら、もう行きましょ?」
「余の出番はあるのだろうな!?」
「
「予定はあるから安心して。どうせ全クラスあるはずだし……特効キャラ、誰も育ってないし……」
オオガミは遠い目をするが、それを気にするのはいないのだった。
「と、とりあえず! レースだよレース!! 特異点突っ走りレース!! まずは初回!! 行ってみようか!!」
「儂の走りを見せてやるぞ!!」
「まぁ、私は観戦してるんだけどね」
「余も走るからな!! 楽しみだな!!」
「
「うぅん。このメンバー、不穏だなぁ!」
休憩室を出るオオガミは、共に出てくるノッブ達の声を聞いてこの先が不安になるのだった。
ようやく……アップデートが終わった……一時間くらいかかるとか、完全に想定外……コフッ
という事で、イベントやってきます!!