「ひやっほう! これが女神様の真の輝きか!」
「ふふん。見直しなさい見惚れなさい惚れ直しなさい。私も
そう言って、喜び暴れるオオガミに楽しそうな笑みを浮かべるエウリュアレ。
しばらく暴れたオオガミは、
「いやぁ、もう感動ですね。これはもうアトランティス勝利確定。負けないね」
「ふふっ、不思議なことを言うわね。なんで当然のようにアトランティスなんて危険な場所に行かなきゃいけないのかしら?」
「うん……? 女神様は添えるだけで最強ですが……?」
「あら、分かってるじゃない。私が戦うわけないもの。戦うとしたら魅了できる単体の男くらいよ。当然ステンノとアナも一緒だけど」
「高難易度仕様だからね。エウリュアレは」
オオガミの言葉に、うんうんとうなずくエウリュアレは、
「当然よ。私は守られる神だもの。もっと私を守りなさいよ。後ろで見てるから」
「安心して。女神様は船首で船を守る役目もあるからね」
「まぁびっくり。それ盾ってことじゃない。よくそんなことを思いつくわね。射られたいの?」
「いやまさか。エウリュアレ様は一番後ろで見守ってる役です」
「そうそう。それでいいの」
さりげなくとんでもないことをしようとしていたオオガミに笑顔の恐怖を植え付けつつ、自分の要望を押し通すエウリュアレ。
「それで、これから何をするの?」
「うん? 25日までフリータイムだから普通にマナプリ集めに行かないと。わりと足りてないから大変」
「そう……まぁ、私は後ろにいるだけでいいし、楽だからいいのだけど」
「まぁ、エウリュアレはね。今はまだハンティングあるし、それでしばらくやる予定」
「ふぅん。じゃあ、しばらくドライブなのかしら」
「そうそう。スーパードライブタイム。なんだかんだ
「昨日みたいにメルトも連れてドライブってのもいいわよね。三人でのんびりっていうのでもいいけど」
「う~ん……ありだね。今度余裕があったらそういうのもしようか」
「ノッブとかBBも連れてきてもいいけど」
「メルトとBBが戦争しそうだけどねぇ……」
「そういうことも、あるかもしれないわね」
「それに、なんだかんだ最近三人以上でいることが多いし、エウリュアレだけと出かけるっていうのもしたいよね」
「……考えて話してる?」
「まぁ、一応は」
オオガミの言葉に、エウリュアレはしばらく考えるような素振りをし、
「やるときはちゃんと事前に言ってよ?」
「言わなかったときとかあったっけ?」
「……なかった気もするわね。うん。じゃあ、突然言わないでね」
「それはまぁ、当然」
そう言って、オオガミはグッと親指を立てるのだった。
モーション改修えっぐぅい……大好きぃ……なんでこんなにエウリュアレ様たちは神々しいんですか……?
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王道のエウリュアレ
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メルトしかあるまい
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技術部二人と散歩でもいいのよ
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いいから全部だ