天龍ちゃんと狩娘   作:二度三度

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パソコンの修理が終わったので初投稿です。



ウケツケジョーの足元を小さなモノが這い回っていたから、ゴキ〇リかと思ったらコスチュームの尻尾だったでござる。
紛らわしいんじゃい!




天龍ちゃんと一泊二日の旅6

 

 

 

 

 

「それじゃあ改めて出撃クマ!!」

 

そう叫びながら真っ先に球磨が海面に降り立ち、続いて大井が降り立った。オレも負けじと海へ飛び出し、最後にオレの隣に大きな水しぶきを立てながら木曾が四本の脚で降り立った。

………………木曾?

 

「ハアァァァ!?ウソだろぉぉぉ!?」

 

「いきなり何クマ!?」

 

「急に大声出さないで、うるさいわよ!」

 

二人に怒られてしまった、でも仕方ないだろ?

 

「熊が、アオアシラが…………水の上に立ってるぞォ!?」

 

名前こそ木曾だが、木曾は狩娘ではなく熊型モンスターのアオアシラ。

だというのに狩娘と同じように水面に立っている。泳いでいるのではない、立っているのだ!

 

「なんだ、そんなの簡単な理由クマ。木曾のライドアクションに『水上移動』があるからクマ。」

 

「ライドアクション?」

 

「簡単に言えばオトモン固有の能力みたいなものクマ。木曾は『水上移動』のライドアクションを持ってるから、水の上を歩けるクマ!」

 

コイツは水上移動が可能ってこと?クマなのに?納得出来ん。

 

「ひょっとしてアオアシラってみんな水上移動が出来るのか?」

 

「んなわけねークマ、熊が水の上を歩けるはずがないクマ。普通のアオアシラのライドアクションは『ハチミツ探知』と『岩砕き』クマ。『ハチミツ探知』は自分の周囲にあるハチミツの位置を察知する能力クマ。『岩砕き』はそのまんま、腕力に物を言わせて岩を砕いてしまうクマ。だけど木曾はそこらのアオアシラとは一線を画す特別なオトモンクマ。特別なオトモンだから『ハチミツ探知』の代わりに『水上移動』のライドアクションを使える、それだけクマ!」

 

要約:木曾は特別だから水の上も歩ける!

 

※ちなみに本来なら使えないライドアクションを覚えている特別なオトモンというのは実在し、人を乗せて空を飛ぶ『飛行』が使用可能なイャンクックや、短時間だがステルス状態となり周囲の目を欺いて移動出来る『隠密移動』が使用可能なネルスキュラが存在する。

とはいえ流石に『水上移動』が使用可能なアオアシラは存在しない。ましてや『水上移動』とは水上を泳ぐアクションであり、当然ではあるが水面を歩くアクションではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒャッホークマ!」

 

「グォォォン!」

 

狩娘……というか艦娘と同じように水面を滑って移動する木曾。

熊が狩娘と海上を仲良く並走しているという、常識的に考えてあり得ない光景に頭痛がしてくる。

とはいえ艦娘及び人型の深海棲艦が初めて世界に認知された当初は、人間そっくりの生物が当たり前のように海上を歩行をしているという光景は、当時の人々にとっては非現実な出来事だったのだろう。

それが現在はこうして多くの人々に認知されているという事実を考えると、熊が水上移動しているこの光景も艦娘という前例があるぶん、よりスムーズに受け入れられるんじゃなかろうか…………いやいや、やっぱりこれ受け入れるのは流石に無理だろ。

 

「見つけたクマ!今回のターゲット、ソ級クマ!」

 

物思いに耽っていると、いつの間にやらターゲットを発見していたらしい。

球磨の指差す方向、そこにいたのは一般的な深海棲艦とやや比べて平べったい体型をした、全長20メートルはありそうな黒光りする巨大な4つ目のアンコウだった。

水面から全身の2/3を出しており、ちょっとした小島のようにも見えるその姿は、自分の知識として知る潜水ソ級とは随分と容姿が異なる。

一般的に知られている潜水ソ級の姿は、頭に上顎のみの黒い頭部装甲を乗せた、全身を包み隠す程の長髪を生やした人型深海戦艦である。あと地味に巨乳である。

だというのに眼前の深海戦艦は完全にイ級と同じような大半が黒い装甲で覆われた巨大な魚型をしており、4つ目の顔と頭部に乗っている砲台にソ級の被っている帽子(?)の面影があるものの、人型の要素はどこにもない。

何より普通のソ級は大きさも人間と大差なく、一口で狩娘を2~3人は簡単に丸呑みに出来そうな巨体をしているはずもない。

ハッキリ言って初見でこれをソ級と認識するのは無理がある、深海棲艦特有の黒い外皮と独特の頭頭部を持ったアンコウにしか見えない。

 

 

 

 

 

BGM:『海と陸の共震/ラギアクルス』

 

パォパォオオオォォォーーーン!!!

 

がま口の財布を思わせる程に大きく裂けた口を開き、某メカ怪獣王の逆襲に登場する赤い恐竜を思わせるような独特の咆哮を上げるソ級。

字面に書き起こすと迫力が無いように思えるが、空気を震わせ鼓膜を揺さぶるこの叫びは生物としての本能的な部分を恐れさせ、その身を強張らせる。

そして大きく開かれた口の中、本来ならば舌があるべき場所。

そこには青白い肌をした、黒髪の豊満な女性の上半身が生えていた。

上半身しかなかったり、被り物をしていないという差異はあれど、あの姿は紛れもない潜水ソ級。

間違いなくあの深海棲艦の本体である。

 

「交戦開始クマ!突撃ィィィ!」

 

「いきます!」

 

「ガウ!」

 

ソ級が口を閉じるとほぼ同時に、ソ級に向かって駆け出すモガ鎮守府チーム。

 

「え?」

 

それに対して慣れない咆哮を受けたことで動きが止まり、更にはチームワークもあったもんじゃない天龍は出遅れる。

そしてそんな隙だらけの狩娘を見逃す程、深海棲艦は甘くはない。

 

「天龍避けるクマ!」

 

球磨の声にハッと我に返ると、長さ2メートルはありそうな鋭い氷柱がこちらを串刺しにすべく、空気を引き裂きながら真っ直ぐ飛んできていた。

 

「うおおっ!?」

 

慌てて横に動いて避けたが、回避がギリギリだったため髪を2、3本ほど持っていかれる。

氷柱はそのまま海面へと着弾し、水しぶきを上げて海中へと消えた。

 

「もう戦闘は始まってるのよ、ボーッとしないで!」

 

天龍は大井に怒られつつも、遅ればせながら戦闘に加わる。

 

「今ので分かったと思うけど、ソ級は氷を使った攻撃を得意としているクマ!だからコイツが暴れるとその周辺は大きく気温が下がるクマ。一隻だけなら影響は少ないけど、もしコイツが大量発生しちゃったら温暖な環境のモガの海は大打撃を受けるクマ!だからモガ鎮守府の狩娘にとってソ級は他の深海棲艦と比べても狩猟優先度の高い、絶対に避けては通れない相手クマ!」

 

球磨はソ級に飛び掛かると、手にしたスラッシュアックスを薪割りのように艤装の頭部に勢いよく振り下ろす。

 

「球磨と木曾の絆の証、青熊斧の一撃を受けてみるクマ!」

 

「パオオォォォ!!」

 

球磨の持つアオアシラ素材で作られたスラッシュアックス、青熊斧で脳天を叩き斬られたことにより、ソ級は青白い体液を撒き散らしながら悶えた。

 

「まだまだぁ!まだまだ狩りはこれからよ!」

 

大井は悶絶して動きの止まったソ級の懐に素早く潜り込むと、左手に持つ片手剣で斬り刻む。

 

「プオオォォン!!」

 

しかし体勢を立て直したソ級はヒレ状になった右の前脚を持ち上げると、足元にいる大井を押し潰すべく勢いよく振り下ろした。

 

「ガオォ!!」

 

しかしその脚が大井を潰すことはない。

素早く木曾が割って入り、振り下ろされた前脚を両腕で受け止めたからだ。

 

「グルァァァ!!!」

 

「パォォォ!?」

 

木曾はそのまま受け止めている前脚を掴むと、そのまま横に一回転しながら自分より大きな体格のソ級をまるでハンマー投げのように思い切り投げ飛ばした。

空中ではどうすることも出来ないのか、ソ級の巨体は数秒程宙を舞った後、無抵抗のまま海面に叩き付けられ海面が爆発したかのような高い波飛沫を上げる。

 

「みんな!離れるクマ!」

 

しかし球磨が叫ぶ声と同時に、冷凍液がまるで高圧水流のような勢いで波飛沫の壁を突き破って放たれる。

辺り一帯を薙ぎ払うように放たれたその攻撃は、周囲一帯の海を瞬時に凍り付かせ、波飛沫は氷の壁と化す。

常夏の海であるはずのモガの海は、あっという間に流氷の浮かぶ極寒の海となってしまった。

 

「だがこれは咄嗟に放った苦し紛れの牽制攻撃だろ!」

 

波飛沫で視界が効かない上に、誰かを狙ったワケでもなく周辺を薙ぎ払うように放った時点でソ級がこちらを認識出来ていないということは明白だ。

 

「これはひょっとすると、ひょっとするんじゃねぇか?」

 

天龍は目の前の流氷に迷わず飛び乗った。

 

「やっぱり乗れたな、だが脆い!」

 

流氷には無事乗れた。

しかし表面しか凍っていないのか、流氷はすぐさまパキパキと音を立てて崩れていく。

 

「だったら速攻だ!」

 

天龍は背中の太刀に片手を掛けつつソ級目掛けて駆け出す。

アクションゲームの崩れる足場のように天龍の足元の氷は失われていくが、それに構うことなく走り続ける。

 

「どっせい!!」

 

そして勢いそのまま目の前の氷の壁にジャンプで飛び込む。

天龍は固い氷壁に無様に激突……ということはなく、氷の壁も足元の薄氷と同じように脆く、飴細工のように砕け散り天龍を素通りさせた。

 

「パォ!?」

 

「貰ったァ!」

 

まさか氷を突き破って狩娘が現れると思っていなかったのか、呆然とした表情を浮かべるソ級。

その隙を逃しはせず天龍はソ級の広い額に着地し、着地の勢いを利用して太刀を深々と突き立てた。

 

「パォォォオオオオオォォォ!!!???」

 

予想だにしない攻撃で大打撃を受けたソ級は額に太刀が刺さったまま暴れ出す。

当然太刀を握った天龍も額に乗せたままだ。

 

「うおおっ、やべっ!一体どうしたら……。」

 

「乗り状態クマ!」

 

「は?」

 

「天龍!お前の今の状況は乗り状態クマ!深海棲艦の上に乗った状態のことを乗り状態と呼ぶクマ!」

 

「ま、まんまじゃねーか。」

 

「名称はどうでもいいクマ!天龍、そのまま耐えるクマ!そしてソ級の動きが鈍くなってきたら剥ぎ取りナイフでメッタ刺しにして弱らせるクマ!」

 

天龍は球磨に言われた通り、暴れるソ級から振り落とされないよう必死に耐え、動きが鈍った隙を突いては何度も剥ぎ取りナイフを突き刺した。

 

「動きが完全に止まった?い、今だッ!気刃四連斬りッ!」

 

痛みと疲れによるものなのか、荒く息を吐くだけのソ級。

天龍は刺さったままの太刀を掴み、顔面を抉るように渾身の力で甲殻を斬り裂く。

顔面を斬り刻まれたソ級は呻き声と共に力を失ったかのように海に倒れ伏し、乗っていられなくなった天龍も海面へと投げ出された。

 

「た、倒れた。やったか!?」

 

「やったかじゃねークマ、フラグ以前の問題クマ!このくらいで深海棲艦をやれるワケねークマ!」

 

「倒れているこの隙に攻撃するの!乗り状態の本命は相手からダウンを奪うことなのよ!いいからボサッとしないで攻撃する!」

 

倒れたソ級に群がるように総攻撃を開始するモガの狩娘達。

球磨の斧が鼻先を穿ち、大井の剣が下顎を斬り裂き、木曾の鉤爪が脳天を抉り取る。

天龍も攻撃に参加し、太刀を脇腹に突き立てる。

 

 

 

 

 

「たぁっ!!」

 

「パ……ゥ……。」

 

大井の斬撃が7、8回ほど決まると、突然ソ級はビクリと痙攣しながら口元から白い泡を吐き、くずおれるとピクリとも動かなくなった。

 

「決まった?決まった、決まったわ!みんな攻撃中止、攻撃中止よ!特に天龍、絶対に攻撃禁止よ!止まりなさい!」

 

ソ級が動かなくなったのを確認すると、モガの狩娘達は先程までの猛攻が嘘のように攻撃の手を止めた。

しかし現状を把握しきれていない天龍は、車は急に止まれないと言わんばかりに太刀を振り下ろしそうになり、大井が飛び付き羽交い絞めにすることで無理矢理動きを止める。

 

「な、何で止めんだよ!?」

 

「この状態のソ級を殴られると困るからよ、少しは考えなさい。」

 

そう言って天龍を開放した大井が見せてきたのは黒い包帯で幾重にも縛られた独特なデザインをした片手剣。

 

「これが私の武器、居眠り加古。睡眠属性の片手剣よ。片手剣はほかの武器に比べると小振りだから物理的な威力は低めだけど、その代わりに属性攻撃に秀でたものが多いわ。火や氷といった直接的な攻撃属性だけでなく、毒や麻痺といった間接的に狩りを有利に進める属性を持っている片手剣も多いの。」

 

大井は納刀すると、ポーチをまさぐりながら眠っているソ級に近付いていく。

 

「そして睡眠属性は見ての通り、相手を眠らせる。眠った相手は完全に無防備になるわ。無防備だからこそ、相手に与えられるダメージは通常の3倍にまで跳ね上がる。その代わり、どんなに些細なダメージでもすぐに目覚めるのよ。だからあなたの攻撃を止めたというワケ。せっかく作った大ダメージのチャンスが太刀一発で終わりなんて勿体ないでしょ?」

 

大井はそのまま眠りこけるソ級の眼前まで移動すると、ポーチから大タル魚雷Gを取り出し、それをソ級の顔の前に置いていく。

 

「そうクマ、相手を眠らせたら魚雷で爆破するのがマナークマ。この一連の流れを睡眠爆殺と呼ぶクマ。超強力な大剣持ちがパーティにいるならそっちに目覚めの一発を任せてもいいけど、基本は魚雷クマ。」

 

そう言いながら球磨も魚雷を並べていく。

ちなみにこの世界ではスリンガーはまだ一般的な装備ではないので、睡眠ぶっ飛ばしも一般的ではない。さもありなん。

 

「……どうしたの?早くあなたも魚雷を置きなさいよ。早くしないとソ級が起きちゃうでしょ。」

 

ボーッと見ているだけの天龍を疑問に思ったのか大井が急かす。

 

「えっとゴメン、魚雷持ってねーわ。」

 

睡眠爆殺どころか目覚めの一撃すら知らない天龍が魚雷など持っているはずもない。

しかしその返答を受け、大井の雰囲気はユラリと変わる。

 

「はぁ?あなたねぇ、そういうのは事前に準備しているものでしょ!?睡眠爆殺を知らなかったとしても、狩りを有利に立ち回るための準備は惜しまないのが狩娘よ!使う使わないじゃなくて持ってくることが大事なの!しかも鬼人薬とか強走薬みたいに入手に一手間掛かる物ならともかく、魚雷なんて貴重品でもなんでもないわ!必要な時に準備してなかったからありませんでしたなんてあなた狩りを舐めているの!?どうせ狩娘は艦娘と違って轟沈しないからって気楽に考えているんでしょう!?」

 

「ヒエッ、ゴメンナサイゴメンナサイ!!」

 

「わーっ!わーっ!大井、そこまでにするクマ!あらかじめ戦法を説明してなかった球磨達にも責任はあるクマ!それに天龍を責めたって新しい魚雷は出てこないクマ!今やるべきことを見失ってるクマ!球磨達の目的は喧嘩じゃないクマ、ソ級の討伐クマ!さっさとしないと本当にソ級が起きるクマ!敵を前にして呑気に仲間割れしてたなんて提督にバレたら愛想尽かされるクマ、そんなことになってもいいクマ!?」

 

「チッ、提督に迷惑が掛かるということは、秘書艦の北上さんにも迷惑が掛かるということね。北上さんを困らせるのは本望じゃないわ。べ、別に提督に嫌われるのが嫌というワケじゃないんですから勘違いしないで下さいね!!」

 

「へいへい分かってるクマ、みなまで言うなクマ。」

 

天龍が魚雷を持ってないと分かった途端、キレ散らかして激しく天龍を責め立てる大井。

しかし球磨になだめられて落ち着きを取り戻すと、ポーチから石ころを一つ取り出した。

 

「石ころ?それで何をするつもりなんだ?」

 

「起爆に使うのよ。大タル魚雷は時限式ではないから、起爆するには何かしらの衝撃を与える必要があるわ。武器で叩いたり、手っ取り早く蹴り飛ばしても爆発するけど、そうすると私まで爆発に巻き込まれるでしょう?だから遠くから石ころをぶつけて起爆するのよ。」

 

そして石ころを魚雷に投げつけた、次の瞬間……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオォォォォォォォォォン!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バオォォォォォ!!!???」

 

魚雷の爆風の中から悲鳴と共に現れた煤塗れのソ級は頭部に大きな亀裂が入っていた。

 

「やった、部位破壊成功クマ!」

 

 

 

 

 

睡眠爆殺を成功させたことにより狩りを有利に進める天龍一行。

しかし顔が割れる程の大ダメージを受けたにも関わらず、ソ級の瞳に怯えや諦めの色は一切見えず、明確な闘志があった。

そして天龍は知ることになる、モガの狩りはここからが本番だということを……。

 

 

 






次回はモガの狩りならではのアレ!皆さんご存じのアレ!
今後復活するか非常に怪しいアレ!個人的には復活してほしいアレ!


ソ級の鳴き声はアーケード版参考です。
「ソー!」って鳴かせるのは流石に迫力が無いと思った。
「パオーン!」も迫力無いって?ガムートの迫力を思い出すんだ!


それにしても特に改造されたわけでも放射能浴びたわけでもないのに怪獣王と渡り合う恐竜ヤバイ。



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