天龍ちゃんと狩娘   作:二度三度

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いつもの。

本当はまだ登場人物のまとめをするつもりはなかったけど、次話が未だ作成中なのと、天龍ちゃんの進水日をお祝いしたかったので場繋ぎも兼ねて投稿です。

というわけで3月11日、天龍ちゃんの進水日おめでとう!(とっくに過ぎてる。)





ここまでの登場人物5

 

 

 

 

 

天龍:今回は実質脇役同然の主人公。

途中までは主人公であろうとしたが、いつの間にかその座を雷に盗られてしまった。

新しく作った武器を試しに意気揚々と海へ出掛けたが、活躍シーンも見事にカットされた。

電によると活躍したどころか足を引っ張ったようである。

他にも長門の奇行に振り回されたり、ネルスキュラの不意打ちで昏睡したりといいとこなし。

今後の活躍に期待である。

 

 

 

 

 

龍田:天龍達が長門の世話にてんてこ舞いなのを尻目に、ほとんど事態に関わることなく自分の用事を優先したマイペースな狩娘。

天龍に信憑性の怪しい情報を教えた以外に全く手伝う様子を見せなかったが、勘のいい龍田のことなので内心では長門の正体に勘付いていたのかもしれない。

天龍曰く、入浴時の龍田は異性どころか姉である自分ですらドキドキする程の色気を放っているとのこと。

 

 

 

 

 

雷:今回のお話の実質的な主人公。

自分のせい(実際は長門の自業自得)でコンガになってしまった長門を元の姿に戻すために奔走する。

連れて帰る必要のなかった長門を鎮守府に連れ込んでいらぬ騒動を引き起こした、ある意味今回の事件の元凶の一人だが、そのことについては誰も責めるつもりはないようである。

とても面倒見がよく世話焼きな性格をしているが、実は誰でもいいので世話をしたいという変わった願望を持っており、更にはそんな願望を持っている自分を恥じている。

存分に世話を焼かせてくれる長門のために、ご飯を食べさせたり、歯を磨いてあげたり、一緒にお風呂に入ったり、同じ部屋で眠ったり、狩りを教えてあげたりと大奮戦。

今回の事件でクモが少し苦手になり、それと同時に悪臭に対して多少の耐性が付いたらしい。

 

 

 

 

 

電:ご存じ雷の妹。今回は雷と共にコンガとなった長門のフォローに入るが、途中で嫌気がさしたのか徐々に対応が投げやりになっていき、最後は雷に丸投げした。

やることなすこと何から何まで汚い長門相手にストレスが溜まったのか、いつにも増して毒舌が冴え渡り、黒いキャラを隠す様子すらなくなった。

真っ先に長門の正体に勘付いたが、雷を上手く説得することが出来ずにそのまま鎮守府への侵入を許してしまった。

もし電がもっと強く否定していれば、結末はまた違ったものになっていたかもしれない。

 

 

 

 

 

長門(真):今回の事件の発端となった狩娘。

彼女が見栄を張って不用意にドキドキノコを食べた結果、今回の事件を引き起こした。

全裸でコンガの群れの真ん中に放り出され、そのままドスファンゴとタイマンするハメになったが、お陰でコンガの群れに迎え入れられ、更には次期ボス候補にまで昇格することになった……が本人にとっては不本意極まりない結果であり、一秒でも早く鎮守府へ帰りたがっていた。

臭いコンガに囲まれながら粗末なミノをまとっただけの姿で、食事もとらずに地べたで野宿をするという経験はかなり堪えたようであり、今後の不用意な行動は抑えられた……かもしれない。

今回の騒動で装備を全て失ったが、素材を貯め込んでいたいたため取り返しはついたらしい。

 

 

 

 

 

長門(偽):自分のことを長門だと思い込まれている一般牙獣種。

みんなに長門と呼ばれ続けたため、長門と呼ばれると反応する程度には自分のことを長門だと思っている。

偶然に偶然が重なった結果、長門と入れ替わって生活することになった。

しかしそれを特に疑問に思うこともなく、普通に狩娘に混じって生活を続ける高い適応力を持ったコンガ。

知能も高いようであり、ドキドキノコの効果もあったとはいえ雷の言葉を理解したり、歯磨きや入浴を覚え、大剣も使いこなして見せた。

しかし狩娘ではなくモンスターなので水上戦は不可能であり、海に入ることだけは最後まで嫌がった。

自分によくしてくれた雷に懐いており、雷のためなら自分より遥かに強いネルスキュラにも臆せず立ち向かう勇気の持ち主であり、次期リーダー候補にされるのも納得の高スペックコンガ。

群れに帰る際に持ち帰った長門のヘッドギアとブレイズブレイドは、群れの新たなリーダーである彼を象徴するアイテムとなっている。

 

 

 

 

 

提督:ヌハハハ!提督だ!

コンガの生態についてやたらと詳しいが、これでも一応本土の人間であり、MH世界の人間ではない。

恐らくコンガ以外のモンスターについても豊富な知識を持っていそうだが、現状では特に役に立たないので教えるつもりはないらしい。

自己中心で高慢な性格をしており鎮守府の運営や狩娘のことなど二の次の人物だと思われていたが、長門について悩んでいた雷達にコンガの情報を与えたり、消臭玉について教えたりと実はちゃんと部下のことも考えていたようである。

ちなみに野蛮人同然の姿で帰還した長門を見て再び爆笑したらしい。

 

 

 

 

 

神通:クロオビ鎮守府の秘密兵器であり、経験に裏付けられた実力と知識で鎮守府を支え頼れる秘書艦。

しかし流石の神通もコンガのことは知らなかったらしく、今回の騒動ではあまり役には立たなかった。

潮風丸の話を適当に受け流していたが、その結果今回の事件にまるで貢献出来なかったことを後悔している。

姉である川内の実力を高く評価しており、もっと活躍の場を広げさせるために、川内が気絶したのをこれ幸いとばかりに、介抱するどころか拉致して更生させようとするなど、若干歪んだ愛情を持っていることが判明した。

 

 

 

 

 

川内:夜戦大好き軽巡。

仲間達と生活パターンが異なっているせいか持っている情報が遅れており、コンガのことを知らずに不審者と思って気配を消して近付いた結果、ケツを間近で観察した挙句に放屁を浴びて気絶するハメになった。

正義感に基づいての行動であったが、今回はそれがモロに裏目に出てしまったようだ。

苦難はそれだけに終わらず、気絶したところを神通に拉致され、更生という名目のもとで縛られたまま水を掛けられたり、足の裏をくすぐられたりしているらしい。

 

 

 

 

 

群れのコンガ:長門(偽)が所属している群れのコンガ達。

温厚な性格をしており、突如として現れた長門(真)に対してもフレンドリーに接する。

普通のコンガなら大型モンスターが現れてもその場に居座るが、ここのコンガ達はドスファンゴが現れただけでも身を隠すなど、基本的に無駄な争いは好まない。

しかしいざ戦いとなれば統率された動きで一斉にフンをぶつけてくるなど、決して弱いわけではない。

他にも遠吠えで連絡を取り合ったり、ボス自らが引き際であると感じれば後継者を指名するなど社会性の高さがうかがえる。

長門(偽)が群れに戻った後、歯磨きや入浴を覚え、一般的なコンガの群れと比べて遥かに清潔になった。

とはいえ相変わらず放屁やフンはとんでもなく臭いままである、流石に生理的なものはどうしようもなかったようである。

 

 

 

 

 

ネルスキュラ:クロオビ鎮守府の裏山に巣を張る鋏角種。

雷達の普段使いのマップには記されていないエリアを縄張りとしていたため、今まで発見されることがなかった。

非常に狡猾であり、不意打ちだったとはいえ姿を見せることなく雷を一瞬で縛り上げ、天龍も振り向く隙すら与えずに一蹴するなど高い戦闘力を誇る。

しかし雷を捕食しようと姿を現したところで長門(偽)に攻撃され、更にはコンガ達のフン投げ攻撃を雨あられと喰らうなど散々な目に遭った。

フンまみれになったことで懲りたのか、縄張りを捨てて逃走してしまった。

討伐はされていないので、未だに裏山のどこかに潜んでいる……のかもしれない。

 

 

 

 







MH-Rの初回10連ガチャを試したらいきなり☆3のブラキ装備のマクシスおじいさんが一度に6人も来てくれました!

こんなもんリセットだ、リセット!
初っ端からこんなガチャ運とか先が思いやられる……。




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