しばらく執筆出来なかったので遅れました。(どストレートな言い訳)
パソコンにもゲーム機にも触らない健全(?)な生活。
なお健康になった気は全くしていません。
危機に陥った私を助けてくれた男性(下着姿)。
未だに戦闘中だというにも関わらず、私は彼から目を離すことが出来ません。
あっ、別に彼が下着姿だからとかじゃないんです。私はそんないやらしい目で見ていません!!
そんな彼は力尽きて動けなくなった金剛さんに気が付くと、そちらの方へ駆けて行きます。
私を助けてくれた彼なら、倒れたままの金剛さんを放っておくようなことはしないでしょう。
私も大切な仲間である金剛さんが傷付いたままなのを見るのは辛いです。
ですが、何でしょうこの気持ちは?彼が私を置いて金剛さんのところへ向かったのを見ると胸の奥がモヤモヤとします。
一先ずこの気持ちは置いておくことにして、私も急いで気を失った船員達を起こします。
幸い彼らはニ級の咆哮により正気を失っていただけで、軽く揺すったり頬を叩くだけで目を覚ましました。
「大丈夫か、しっかりしろ!……クッ、駄目か。ダメージが大き過ぎる!」
彼は金剛さんを目覚めさせようとしているようですが、いくら呼び掛けても金剛さんは意識を取り戻しません。
せめてレンタクがあれば彼女を治療してもらえるのですが……。
そもそも連装砲ちゃんはどのようにして倒された狩娘を治療しているのでしょうか?未だにその現場を見たことのある狩娘はいません。
連装砲ちゃんに直接聞いても、それは企業秘密だと言われて誤魔化されてしまいます。その方法が分かれば1オチする狩娘も減ると思うのですが……。
AEDのようなものを使って蘇生をしているのでしょうか?いえ、いくら倒れた狩娘でも呼吸や心拍が停止したワケではないのでAEDは使いませんよね?
仕方ありません。現状治療が不可能な以上、せめて金剛さんを安全なところに運びましょう。
そう考えて彼と金剛さんのところへ駆け寄ろうとする私でしたが、彼が次に見せた行動を目の当たりにして私の動きは完全に止まってしまいました。
彼は紐で直接腰に結んだポーチから回復薬を取り出すと、それを自分の口に含みました。
そして金剛さんの上体を抱えて軽く起こすと、そのまま金剛さんの顔に自分の顔を近付けて…………!?
く、口移しで回復薬を飲ませたぁ!?いくら緊急時とはいえ、そんなことをする人なんて初めて見ましたよ!?
仲間の治療をするなら広域化スキルや生命の粉塵を使うのが一般的です。仮に思いついたとしても実際にやる人なんているでしょうか?
「…………?」
あっ、金剛さんが目を覚ましました!良かった、無事で……。
未だに万全とは言えませんが、最低限の傷は癒えたようです。
そして私の時よりも更に至近距離で、彼と金剛さんの目が合います。ついでに言うとお二人の口は現在も合ったままです。
「………………!!!???EeeeeeeeeeK!!!どどどどうなってるネ!?」
「良かった、気が付いたんだな。」
悲鳴を上げて取り乱す金剛さんですが、そんな彼女の態度はどこ吹く風といった様子で純粋に喜ぶ彼。
ひょっとすると彼は少し天然なのかもしれません。
金剛さんが助かったのは確かですが、緊急時とはいえ女性相手に躊躇することなくそんな方法をとり、口付けしたことも気に留めていないだなんて……。
それにしても金剛さん、どことなく嬉しそうに悲鳴を上げていましたね……。
いくら相手が命の恩人とはいえ、目が覚めたばかりで状況が飲み込めていない状態でこんなことになっていたら普通はビンタしてますよ?
彼女も私に負けず劣らず顔が真っ赤になっていますし、ひょっとしてこれは……。
「あの、金剛さん。本当に大丈夫ですか?」
「アッ、香取!どうしてこうなっているネ!?ここはどこ?彼は誰?そもそもなんでこの人は服を着ていないネ?」
「ここは船の上です。二級は未だ健在、睦月さんはスタミナが切れて戦線離脱しました。そしてニ級に倒された金剛さんをこの人が治療してくれたんです。私も危ない所をこの人に助けてもらったんですよ。そして彼が………………彼が?」
そういえば結局この人は誰なんでしょう?それにどうして服を着ていないのでしょうか?
「おーい、兄さん。待ってくれ!」
この声は……団長!
「ふぅ、俺も歳だな。ちょっと走っただけでバテるなんて。どうしたんだ兄さん、急に嫌な予感がするとか言って飛び出して。外はデカい深海棲艦がいるんだ、危ないぞ!」
船内から走って出てきたのは団長でした。爆撃を避ける為に船の中に避難していたのですね。
「「団長!」」
「おっ、香取に金剛か!お前らどうした、そんなに顔を真っ赤にして?何だ、兄さんの下着を見てビックリでもしたのか?ウブなところもあるもんだなァ。はっは!」
「それは……まぁそんなところです。それよりもこの方はどなたです?団長の知り合いですか?」
「いんや、知り合ったのはついさっきだ。兄さんはこの船の船員の一人さ。」
船員ですか?船員の方の大半は先程のニ級の咆哮で大半が気絶し、良くてもフラフラでほとんど動けない状態です。
しかし彼は落ちてきた私をしっかりと受け止め、金剛さんを助ける際にも走っていました。そんな彼は本当にただの船員なのでしょうか?
「僕はこの船の清掃員だ、下着姿なのは気にしないでもらえると助かるな。さっきまで休息中でシャワーを浴びていたんだけど、戦闘の余波で船が揺れた際に着替えを入れていた棚が崩れてね……それで下着以外取り出せなかったんだ。それに巨大な深海棲艦の襲撃って聞いたらそれどころじゃないだろう?だから最低限の着替えだけ済ませて自分に出来ることをしていたんだ。」
そういう事情があったんですね、良かった。私達の恩人が露出狂だったらどうしようかと……。
「兄さんはこの船に巨大な深海棲艦に有効な武器が積まれていないことに気付いていたんだ。それで船内に避難してきた俺にも手伝わせてさっきまで秘密兵器を作っていたんだが、急に嫌な予感がするとか言い出すと大急ぎで作ったものをポーチに入れてそのまま飛び出していったのさ。俺もすぐに追いかけようとしたんだが深海棲艦の声がうるさくてなァ、しばらくフラついて駆け付けるのが遅くなっちまったんだ。」
秘密兵器とは一体?
しかし凄い勘をしていますね、その勘のお陰で私は助かりました。この勘の良さ、そして深海棲艦の咆哮を浴びても気を失わないメンタルの強さ。いえ、これはメンタルで済ませられるようなものではありません。ひょっとするとこの方は……。
BGM:迎え撃つ大銅鑼
ズオオオオォォォォ……。
「おっと、悠長に話し込んでいる暇は無いみたいだな。みんなあれを見ろ!」
「あれはっ!?」
先程までの大暴れが嘘のように沈黙を続けていた超大型ニ級ですが、その沈黙の原因が分かりました。
船と並走を続けながらも大口を開けて海水を飲んでいます。いや、あれはもはや飲むという次元ではありません。物凄い勢いで大量の海水を吸い込んでいるようです。急に攻撃をしてこなくなった理由は海水を吸い込むのに忙しかったからなのでしょう。
「アレは一体何をしているネー?」
「恐らく飲み込んだ海水を吐き出して攻撃してくるつもりだろうな。あの勢いだ、とんでもない量を飲み込んでいるようだし、吐き出す力も並大抵の物ではないだろう。ヘタしたら一発でこの船がバラバラになるかもしれん。」
「そんなっ!?何とかして阻止しないと!」
でもどうやって?私の攻撃であれを食い止めることが出来ないのは先程の攻防で証明されています。金剛さんと二人で攻めても難しいでしょう。
そもそも私ですら大きなダメージを受けているのに、ついさっきまで瀕死だった金剛さんにこれ以上の戦闘させるワケには……。
しかし放っておけば船は破壊されて団長も彼も海の藻屑、手詰まりとはこのことですか……。
「……船長っ!」
何か閃いた顔で大きな声を上げる彼。近くにいたので少しビックリしました。
「おう、誰かと思ったら新入りの坊主か。こんなときだっていうのにアホな格好をしてるな!」
「船長、大銅鑼を鳴らしてもいいですか!」
「連絡及び号令用の大銅鑼を?何をするつもりか知らんが別に構わん。お前のことだ、きっと何か秘策があるんだろう?」
「ありがとうございます!」
彼は大銅鑼のスイッチの前まで走ると、その場に落ちているピッケルを手に取り大銅鑼のスイッチに向けて振り下ろします。
「上手くいってくれよ!」
カァン!
超大型ニ級の咆哮に勝るとも劣らない凄い音量です。
バルバレ鎮守府でも採用されているこの大銅鑼、鎮守府全体や嵐の中の船内でも聞こえるように大音量が鳴るように作られています。
お腹の底まで響くようなこの音は、スピーカーでは到底出せません。
しかし彼は一体何故大銅鑼を鳴らしたのでしょうか?
『ニ゙イイイィィィ!?』
あれは?あれだけの強さを誇る超大型ニ級が、大銅鑼を鳴らされただけで苦しんでいる?どうして?
「そうかっ!あいつは確かにデカい図体に見合った高い防御力と攻撃力を持っている。だが聴力にまで耐性は付いていなかったんだ!」
理由が分かったのか、興奮した様子で話す団長。
大声でまくし立てているようですが、ニ級の咆哮や大銅鑼の音を立て続けに聞いた後だと大したことないように思えるから不思議ですね。
「でも超大型ニ級はこっちが気絶しそうなほどの大声で咆えますよ?そんな相手に同じ音をぶつけたところで効果があるとは思えないのですが?」
「なぁんだ香取、お前知らんのか?深海棲艦の咆哮で人間や狩娘が動けなくなるのはその音量もさることながら、一番の要因は本能的な恐怖を刺激して身体が怯むためだ。自分の咆哮で動けなくなった深海棲艦なんて見たことないだろう?」
「それは……えぇ、確かにそうですね。」
「そしてそれはこちらも同じだ。この大銅鑼は確かにうるさいが、それで気絶したヤツはいない。だがアイツにとっては違う。この大銅鑼は生き物ではないから本能的な恐怖を感じることは無いだろう。それでも油断しているところにいきなり爆音を叩き込まれたんだ、それも海水を飲んでいる最中にな。」
苦しむニ級をよく見てみれば口から海水を吐き出しています。しかしその吐き方は最初に想定していた船を破壊するための激流ではなく文字通りの嘔吐です。
水を飲んだはいいものの、大銅鑼に驚いたことで飲み続けることが出来ずに吐き出さざるを得なかったのでしょう。
「よしっ、作戦の第一段階は成功だ!」
彼はピッケルを放り捨てると、続いてバリスタ砲台に向かって駆け寄ります。
そしてポーチから一本のバリスタの弾を取り出して砲台にセットすると、超巨大ニ級に向けて発射しました。
勢いよく飛んでいくバリスタの弾。そしてその弾は超大型ニ級の胴体に着弾すると、堅い外皮など関係無いと言わんばかりに深々と突き刺さりました。
船員達があれだけ砲撃を続けてもまるでダメージを与えられなかった超大型ニ級にこうも簡単に有効打を与えるなんてやっぱり彼は……。
ですが驚くのはこれからでした。
あのバリスタの弾、矢羽に長いロープが結び付けてあります。そしてそのロープを辿っていくと、なんと彼の身体にタスキ掛けのように結ばれていました。
つまり彼とニ級は一本のロープでつながっていることになります。
「お手製のロープ付きバリスタも上手く刺さった!作戦の第二段階も成功だ!」
そして彼はロープをしっかりと握るとそのまま船から海に向かって迷うことなく飛び降りました。ニ級の身体に乗るつもりでしょうか?
「って危ない!こんなにスピードを出している船から海に飛び出すなんて何を考えているんですか!?ニ級との距離はまだ数メートルもありますよ、飛び移れる距離じゃありません!」
「そうダヨー!早く助けに行かないと溺れてしまうネ!こんなの自殺行為だヨ!」
案の定海に落ち、そのまま船の後方へと流されて行く彼。
突然の蛮行に驚いて慌てふためく私と金剛さんですが、団長は至って冷静そのもの。
「大丈夫だ、兄ちゃんを信じてやれ。」
「団長がそう言うのなら……。」
納得はしていませんが渋々引き下がります。
「ほら、見てみろ。どうやら上手くいったようだなァ。」
彼は海に流されながらもロープを伝ってニ級の身体に到達すると、そのままニ級の背中によじ登りました。
見ているこちらとしてはバリスタの弾が抜けてしまうんじゃないか、ロープがちぎれてしまうんじゃないかとヒヤヒヤものでしたよ。
「乗れたっ!第三段階も成功だ、これなら……。」
彼は身体に巻いていたロープを解くと、そのままニ級の頭を目指して背中を走り抜けます。
ニ級も自分の身体の上に彼が乗ったのが分かるのか身体をよじり、時には鱗を飛ばして抵抗します。
しかし彼は軽い身のこなしでそれらを躱していきニ級の顔に到達すると、行き掛けの駄賃と言わんばかりにニ級の単眼を踏み付け、更にニ級の角まで飛び移りました。
いくらニ級が巨大とはいえ、手摺りも無く上下左右に揺れる不安定な角の上に命綱も無しに立っている彼の姿は見ていて非常に心臓に悪いです。
「作戦の最終段階だ!」
彼はポーチに手を入れると、そこから2メートル近くもある大きなタルを取り出し角の上に置いていきます。
あのタルは恐らくこの船に積まれていた物資の一部ですね。鎮守府に搬入されてくるのでよく見かけます。
鎮守府で使われているタルのサイズは大きく分けて3種類あり、小タル大タル特大タルの三種類があります。あれは特大タルですから中身はビールかワインのハズですが、そんなものを置いて一体何をするつもりなんでしょうか?
彼は合計で4つのタルを置くと最後に時限式の小型魚雷をその場に置き、そしてそのまま角から助走をつけて勢いよく飛び降りました。
「急げ香取!兄ちゃんを受け止めろ!」
言われるまでもありません、今度は命綱も無いんです。
慌てて背負っていたチャージアックスを投げ捨てると大急ぎで海に降り、落ちてくる彼の下に駆け寄ります。彼が海に落ちる前に受け止めなければいけません。
「間に合って!!」
彼が海に落ちるまで残り1秒も無いでしょう、落ちてくる彼の影に合わせて両腕を滑り込ませます!
「ははは、ありがとう。お陰で助かったよ、さっきとは立場が逆だな。」
「あっ……。」
先程は彼が落ちてきた私を抱き留めてくれましたが、今度は私が彼を抱き留めています。
彼の顔が近い。彼の息遣いが、体温と鼓動が伝わってくる。
「あわ、あわわわわ……。」
再び真っ赤になる私。あまりの恥ずかしさに、頭から湯気が上がっているような気すらします。
「なにをボーッとしているんだ香取!早く船に戻ってこい、そこにいると危ないぞ!」
「はっ、そうでした!?」
「私の前でイチャイチャするなんてズルいネー!ほらお兄さん、私の手に掴まるネー!」
金剛さんに引っ張り上げられて船上に上がる彼。私も団長の手を借りて船に戻ります。その直後……。
空気を震わせる爆音、離れていても感じる熱気。
小型魚雷が小さな爆発を起こすと、それによって特大タルに引火。そして特大タルも魚雷の後を追うかのように大爆発を引き起こしました。
『ニ゙ィアアアアアァァァァァァァ!!!』
苦悶の声を上げる超大型ニ級。あれ程の大爆発が顔の前で炸裂したのです、流石のニ級もこれには耐えられず悶え苦しんでいます。
しかし何故、特大タルが爆発したのでしょう?
「よっしゃあ!どうやら兄ちゃんの作戦は成功したみたいだなァ!」
「団長、何か知っているんですか?」
「知ってるも何もあれは俺と兄ちゃんが作ったもんだ、考えたのは兄ちゃんだけどな。」
「作った?」
私と金剛さんの目線が彼に向かいます。
「あれは物資のワインのタルに爆薬を詰め込んだものさ。同じく物資として積まれていた大型魚雷を分解して爆薬を取り出したんだ。更にハレツアロワナや鬼ニトロダケといった爆発物も手当たり次第に詰め込んだ。あの大きさの相手じゃ大型魚雷でも通用するか怪しかったからな、もっと大きな火力が必要だと思ったんだ。」
「お陰で新品のブレスワインを全部捨てるハメになったけどなァ、一口くらい飲んどきゃよかったよ。名付けて対巨艦爆弾といったところか?」
ブレスワイン!?あの超高級ワインと名高いブレスワインを惜しげも無く捨ててしまうなんて……。
事態が事態とはいえ思い切ったことをしますね。
ニ級の角から罅の広がるような鈍い音が聞こえると、それから間もなくして巨大な角は根元から折れて脱落しました。
バシャアアアン!!
『ニ゙イイィィ……。』
大きな音を立てて着水する巨大な角、信じられないといった顔で己の角があった場所を眺めるニ級。
いえ、表情が変わらないので本当にニ級が驚愕しているかどうかは分かりません。ですが雰囲気で分かります。あれだけの巨躯と力を持っているのです、自分に敵う相手なんていないと思っていたのでしょう。
ですがその自信は打ち砕かれた、狩娘どころか武器も持たないちっぽけな人間に……。
『ニ゙ィ……。』
ニ級は船から離れるとそのまま引き返し、ゆっくりと海中に姿を消していきました……。
「……かった、勝った、勝ったぞぉぉぉ!!俺達は勝ったんだァ!!」
「「「「「ウオオオオオオオ!!!」」」」」
勝鬨を上げる団長、それに合わせて雄叫びを上げる船員達。
先程まで絶望の空気に包まれていた船の姿はどこへやら、今はもうお祭り騒ぎです。
「Wow!最初は下着姿でビックリしたけど、大活躍ですごくカッコよかったネー!お兄さんとってもWildで素敵ネー!」
「ははは、ありがとう。」
金剛さんに褒められて照れている彼。
戦っている時の顔は凛として格好良かったけど、照れた顔は可愛いですね。
二級を追い払ったことで急ぐ必要が無くなり、スピードを落とす船。そんな船の後方から息も絶え絶えといった様子で睦月さんが追い付いてきました。
「はぁ、はぁ、はぁ……。やっと……やっと追い付いたにゃ……。睦月抜きで決着をつけるなんてひどいよぉ……って下着姿の人がいるーっ!?」
彼を見て驚く睦月さん。まぁ事情を知らない人が見れば誰でも驚きますよね。
「……よくやったな、坊主。」
船長も小声で何かを呟きます。そんな船長の呟きは潮風にかき消されて私達の耳に届くことはありません。ですがそれで構わないのでしょう。その誇らしげな顔は言葉以上に心の内を語っているのですから……。
天龍「これいつまで続くんだ?」
卯月「あとちょっとで終わるっぴょん!」
なお次回も遅れる模様、時間が欲しいなぁ……。
金剛さんの新装備
武器:バーニングLOVE
頭:吹雪ヘアゴム
胴:吹雪スーツ
腕:吹雪アーム
腰:吹雪コイル
脚:吹雪ブーツ
護石:城塞の護石
スキル:砲術師、ガード強化、氷耐性【小】
睦月ちゃんの装備
武器:睦月ラウザー
頭:睦月ヘアピン
胴:睦月スーツ
腕:睦月アーム
腰:睦月コイル
脚:睦月ソックス
護石:騎士の護石
スキル:跳躍、状態異常強化+1、毒無効
バーニングLOVEはガンランス、竜撃砲の威力が最も高くなる放射型。Burning Love!!
砲術師は護石と装飾品によるもの。氷耐性は吹雪だから氷っぽくしようという単純な発想。
睦月ラウザーはクローバーの形をした3つの刃がついた操虫棍。強化していくと醒杖睦月ラウザーになる。フロート(小声)
睦月ヘヤピンは椿の花を模したヘヤピン。如月の髪飾りの睦月バージョン。
状態異常強化や毒無効は緑色だから毒に強そうという小学生でも考えなさそうな謎理論によるもの。脳裏にリオレイアやバブルスライムが浮かんだから仕方ないね。緑のフロートさんも毒を使うからセーフ。
モンハンの毒は緑じゃなくて紫だろとか言わないで。
香取さんは変更無し。エコールシリーズに精鋭討伐隊盾斧。鎧玉や武器の強化くらいはしたかも?