デュラリールドロップアウト!?   作:タキオンのモルモット

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タイトルで察してね☆


1.5章 日常〜息抜きドロップアウト〜
ドロップ☆アウト人(?)生


────どうしてこうなってしまったんだろうか。

 

何が、何が、いけなかった!?

 

なんで、なんでなんでなんでなんでなんで!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、歩ー。学校今日休むわー」

 

なんでこうなった!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールデンウィーク初日2日間。一応実家に顔を見せると約束したため1回1泊2日で帰省し、再び池袋に戻ってきた。

 

俺の実家は千葉県にあり、落花生とか梨とか美味しいものがあるためお世話になっている人達にお土産を配り歩き、1日が過ぎた。

 

そして帰ってきた頃には夜11時を回っていたためガヴには後で渡そうと思い、そのまま帰宅し寝る。

 

そして翌日午前10時。

 

ピーンポーン······

 

ガヴの部屋を訪ねた······のだが······。

 

「······流石にゴールデンウィークだから帰省してるのかな······?」

 

返事がなかった。

 

まあ、元の世界とかに帰ってる可能性が高いな。と思い仕方なく諦めたのだが────

 

ピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーン

 

ガヴの部屋にピンポンラッシュしている人物が居るのか物凄いチャイムの音が聞こえてきた。

 

そこに居たのは────

 

「······ヴィーネ?どうしたの?」

 

「あ、歩。ガヴ何処に行ったか知らない?」

 

「いや、知らん。ゴールデンウィークだから故郷(天界)に帰っているのかと······」

 

「え?今日は私と外出する予定が······」

 

··················え?

 

 

 

 

 

 

 

「緊急事態かもしれねえから合鍵持ってきたぜ」

 

もしかしたら何らかの事件に巻き込まれているかもしれないと思いつつ、ドアを開け────

 

 

「······なんだこの匂い!?」

 

「なにこれ······ゴミ?······ガヴー?いるなら返事してー!!」

 

部屋の中に突入すると、ゴミだらけで足の踏み場がなかった。一体何があったのだろうか。

 

ゲシッ

 

何かに躓いた

 

足元を見てみると────

 

金髪の髪の毛のようなものが足に絡みついていて────

 

さらに前を見ると

 

「うーん······サーバーメンテとかマジないわー······ムニャムニャ」

 

寝言を言っているガヴリールがいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうしたガヴ!!頭でも打ったのか!?品行方正で善人の塊のようなかつてのお前は何処に行ったんだ!?」

 

「ガヴ!?どうしたの!?なにか悪いものでも食べたの!?」

 

「いや何言ってんのお前ら少し落ち着けよ。」

 

「落ち着けるか!?お前ゴールデンウィークで何があった!?」

 

「んあ?あー······それはねー······」

 

 

 

 

 

 

 

 

────ゴールデンウィーク初日────

 

「これが遊馬崎さんの言っていたヴァルハラオンラインですか······」

 

ガヴリールはゴールデンウィーク前にパソコン環境が揃ったものの、パソコン関係のイロハが何一つとしてわからず、遊馬崎さんたちに相談したらしい。

 

そして一通り覚えたあと遊馬崎さんからとあるオンラインゲームをやってみないかと誘われた。

 

そして────────

 

1日目

 

「なるほど、ここをこうして······」

 

「ああ······そう言えばもうアニメの時間だなー······」

 

「確か深夜の方が人多いんだっけ······」

 

2日目

 

「んあ······やべえ、もう10時か······」

 

「やべえこれおもしれえなぁ······」

 

「お、1時じゃん。人が多くなるらしいし入ってみよ」

 

 

 

 

 

そして、今日、俺達が踏み込むまで寝ていたのだという。

 

 

「······遊馬崎さんェ······」

 

「ちょっ、あんた最初にあった時『全ての方を幸せにするのが夢なんです』って言ってたじゃない」

 

「はぁ?そんなこと知らないよ、人類とか勝手に滅んでくださいって感じ?」

 

((こいつ本当に同一人物か!?))

 

2日で変わりすぎだろ!?

 

「私は人間達の娯楽に触れて気づいたんだ······天界にいたころの優等生な私は偽りだった······自分を押し殺していたって······本当の私は怠慢でぐーたら救いようのない駄目天使だってことにね!!」

 

((言い切ったああ!?))

 

「······取り敢えずヴィーネ。ガヴを風呂に入れてこい。ゴミに突っ込んで寝てたせいで汚れてやがる······その間にゴミだけは片付けておくから、俺が片付けられねえ下着類とかは任せるぞ。」

 

「ええ······わかったわ······」

 

 

あの時······アニメイトに連れていかなければ······こうはならなかっただろうなぁ······

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「······なるほど、それであんなにゴミ袋が溢れたのですか······」

 

「まさか2日でゴミ袋3つ満タンにするまで汚すとは······」

 

「······にしても······隣の方はガヴリールさんでしたっけ?似たような名前をゲームで見たような······」

 

「お前もゲームは程々にしろよ?」

 

こいつも割とゲームやってるからなぁ······

 

「······何となくですが、私、ガヴリールさんとは仲良くできそうです。」

 

「······珍しいな?お前がそんなこと言うなんて······」

 

本当に珍しい話だ。俺を通して1回会ってからじゃないとどうでもいいなんて言ってた位だからなぁ······

 

「是非とも会ってみたいですね······本当に······」

 

 

 

 

 

因みに、ゴールデンウィーク明け────

 

「ほら、ガヴ。学校ついたぞー」

 

「ん、サンキュ。帰りも頼むわ」

 

「······歩、何してるの?」

 

「ん?いや、ガヴが学校まで歩くのだるいって言うから······」

 

「だからといっておんぶして学校来る奴がいるか!?」

 

この日以来、ガヴリールをおぶって登校するのが俺の日課になった。

 

 

背中の感触は割といい具合に柔らかいです。女の子だもんね。

 

 




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次回、デュラララキャラを何人か出して料理回!

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