本編も現在書いているので、もうしばらくお待ちください。
次はすぐ出来ると思う。多分、きっと、でいどぅい。
daydream syndrome
今思えば、彼の歩むべき道筋は初めから決まっていたと言える。
何故なら、彼はどこまで行っても単なる作り物の命でしかないのだから。
彼が生まれた時、一つの生命の誕生に立ち会ったのは白衣を着た大人達だった。
彼等の出で立ちは医者のそれではなく、どちらかと言えば科学者のようなものだった。
そしてその彼が産まれたのは母親の子宮からではなく、無機質な鉄の子宮だった。
そう、彼は産まれたというより、生み出されたのだ。
それを望んだ創造主達の思惑によって。
それこそが、彼等『シグルド機関』が望んだ、最高の
フリード・セルゼンと名付けられた一人の暴力装置の生い立ちだ。
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フリード・セルゼン。
協会より追放されたはぐれ悪魔祓いであり、悪魔とそれに関わる人間達を無差別に殺して殺して殺し尽くし、殺戮の限りを尽くした狂人。後に殺害に快楽を見出し始めた彼を教会は異端と断じ、彼を追放した。その実力は教会所属の悪魔祓いや執行者の中でもトップクラスに分類される。独特の戦闘センスと身体機能、そして容赦のない戦い方やそれを活かした奇抜な戦術を巧みに使いこなす当代最強とも言える悪魔祓いだった。
教会の暴力装置として知られるデュランダルの前所有者、ヴァスコ・ストラーダをして「才能のある者」と太鼓判を押す程には、彼の戦士としての力は折り紙付きのものだった。
それだけに、教会にとって彼を手放すのはかなりの痛手とも言えた。
そんな快楽殺人者として、生粋の狂人として知れ渡ったフリードにも、純粋と言える時代あった。
むしろ、彼の働きぶりを見ていた同期の者達からすれば、どうしてあんなことになったのかと口をそろえて言うくらいだ。
そして、彼が今のような狂人に成り果てたきっかけ、彼の元の人となりを知っている同僚達は、あの事件が引き金だろうと誰もが確信していた。
それではお聞かせしよう。
神を信じ、友を信じたが故に、神を捨て、信じることを辞めた一人の男の話を。
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彼が物心ついた頃、細かくいえば彼が7年の時を生きた頃に、自分自身が生まれた意味をその身をもって知ることになる。
もうお気づきの者もいるだろうが、結論を述べると、フリード・セルゼンはいわゆるデザイナーベビーという存在である。
そう、作り出された命であり、生まれた時から兵器としての役割を担わされた哀しき命だ。
そして、フリードを創り出した『シグルド機関』の研究者たちは、彼を最高峰の生体兵器に改造するための施術を施し始めた。
『シグルド機関』。
教会の戦士養成機関であり、現役の悪魔祓い達を輩出するこの機関。そもそもの始まりは魔剣グラムを扱える真の英雄シグルドの末裔を生み出すための機関だったが、その完成系と言えた存在、ジークフリートの生誕を以て、彼らの宿願は果たされた。
彼らにとって、その後の研究は単なる遊びと言っても過言ではないのかもしれない。
戦士育成機関としてのシグルド機関のその裏には、人徳に反する実験にまで手を伸ばす秘密研究機関としての面を持っていた。
フリードはその実験体の第一号にして、シグルド機関が望んだある意味での完成例の一つだった。
彼に施された施術は様々だが、主に特筆するならば自然治癒能力の向上として、彼を設計した段階で細胞単位に埋め込んだ再生術式の活性化を促進。
更には筋力増加のための薬物を投与、脳の思考処理を最適化するための記憶領域、思考能力の拡張。及び武器の扱いや戦い方を予めインプットさせる記録処置。また第六感に近い超感覚を再現するための五感の強化。これらの施術を研究者達は少しづつ彼に施し、最高峰のキリングマシーンの完成を目指した。
その結果として、フリード・セルゼンという殺戮兵器の下地が完成したのだった。
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ヴァチカンの教会本部では今日も多くの信者達が祈りを捧げ、それぞれの任を全うすべく動いていた。
教会本部の廊下を歩く白髪の神父が一人、実に爽やかな面持ちで、大理石の床をカツカツと音を打ち鳴らしながら廊下を歩いていく。紙の束を抱えていて使えない腕の代わりに、片足を使って木製の扉を開け放ち、軽快な挨拶をかけた。
「おっはよーございまーす!」
「おーっすフリード。今日もお疲れ様ー。」
「ハイハイそれじゃあバイちゃ──って何やらすんすか!」
「ほんとにノリいいなお前は。」
「誰のおかげっすか全く。」
「わりぃわりぃ。ちょっとからかいたくなっちまってな。」
部屋の中は整頓されているとは言えそうになく、調度品があちらこちらに散乱していた。部屋の中には金髪の筋肉質な男性が一人、本を片手に座っていた。手にしているのは聖書······ではなく肌色多めな女性がプリントアウトされた表紙の本を開き、それ明らかに色欲の罪に問われるのではないか、というかあんた神父だよね?と問い詰めたくなる感じで堂々とエロ本を読み漁っている男は悪びれた様子もなくケラケラと笑っていた。
「まあいいや·········それよりリチャード、また苦情が来てくれやがりましたんスけど?またか?またッスか?またそこら辺のシスターナンパしてんスか?」
「何でそれが苦情になっちゃってる理由!?別にいいだろが!それくらいしてもさ!」
「被害報告。ミーナちゃんからはすれ違いざまに尻を触られた。クリスからは酒を飲まそうとしないでくださいと。アンタ本当に神父っすか?そして事務担当のアリアさんからは「その不愉快な視線をどうにかしてください」等など──」
「OKOK!分かった!ほんとに悪かったスマン!というかアリアのヤツ!なんか俺を目の敵にしてねぇかな!?視線どうこうはどうすりゃいいの!?」
その男。リチャード・レグナント。
フリードの若き日の同僚にして、最高の親友と呼べた存在であった者。
狂人神父が過ごした、
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ヴァチカン本部直属独立機動神父隊特務一課。
それがフリードの所属する部隊の名だった。部隊員構成は彼を含めたったの四人。
されど侮ることなかれ、なればこその4人であり、所謂少数精鋭の部隊である。
そんな天命十字隊の隊長、その名をリチャード・レグナント。
お調子者な性格で酒と女があれば生きていけると豪語するほどの酒豪であり女好き。役割は近接戦闘役で、総合戦闘力は隊の中でも抜きん出て高い。
いつも腰に下げている無銘の剣をエクスカリバーと名付け、戦場を縦横無尽に駆け回るその様も相まってか、人は彼を
「
イヤホンを耳につけて賛美歌を口遊み、自分の世界に浸る黒髪の男。
ウィリアム・マッケンジー。
光槍の使い手であり、恐らくは教会史上最速を誇る悪魔祓いである。が、いつもいつも聖歌や賛美歌を口遊んでおり、会話が成立しなかったりと残念な人認定されている男。付いた渾名は光芒の騎士。
「ところで、今回こっちに回されてきたのは一体どんな仕事?」
そう声をかけるのは紫のロングヘアをポニーテールのように一括りに纏めた男。
ジェルマーノ・サヴィーナ。
神父でありながら魔術に精通しており、自身も簡単な魔術を扱う事が出来る。
頭脳労働を担当する後方支援役であり、S&W M945とトーラス・レイジングブルmodel480を改造した儀礼法式洗礼銃を使用する。本人曰く魔術は敵に使ってくる者がいるだろうから対抗する術を模索するために学んだと言っている。のだが、その知識と技量は既存の魔術師すらとうに超えており、お前本業魔術師だろと陰で噂されている。通り名は明星のサンジェルマン。
「いつものッスよ。いつもの。」
そして、フリード・セルゼン。
儀礼法式洗礼銃と光剣を使用する万能型遊撃手。隊の中ではジェルマーノと同じく常識組。しかし好物のスモークチーズが絡むとてんで役立たずになってしまうという残念属性を持ち合わせている。ちなみに通り名は
と、以上の四人で構成された部隊であり、戦闘力の高さはダントツであるが、上記したように全員が何かしらの残念な欠点を持ち合わせてしまっているのが唯一の残念ポイント。故にいつからか残念隊と言われるようになってしまったという裏話があるが、敢えて割愛させていただく。
「ふむふむ·········まーたはぐれ討伐かよ。」
「ちょっと面倒臭いな。」
「~~~♪」
「いい加減取れ。」
「あだっ!ん?何か?」
「話聞け。またはぐれ討伐だとよ。」
「ああ〜はいはい。」
「っつう理由で、さっさと行くっスよー先輩方?」
「さーてお仕事お仕事。」
「神父なのに社畜同然の働きぶりだよね······」
「
「どんだけ歌ってんだよ···」
至って普通の神父達、とは言えないが。とても物騒な雰囲気を纏っているようには見えない彼らではあるが、そんな彼らの本来の姿は
天命十字隊は教義を護り不浄なる存在を祓うべく、今日も先行きの見えぬ道を征く。
▼
「
「ぐぁぁぁぁぁぁ!?」
「
薄暗い夜闇の中、男の鼻歌とザシュッという切断音と共に上がる断末魔のみが耳に残る。
一人、また1人と、はぐれ悪魔はその数を減らしていった。
「この、クソ神父──」
「邪魔。」
鼻歌のリズムで槍をぶん回し蹂躙するウィリアムを背後から強襲するはぐれ悪魔だが、ジェルマーノが弄ぶ右の手のS&W M945の銃口から吐き出された光の弾丸によって頭蓋を砕かれ絶命した。
続いて襲いかかる者も四肢を撃ち抜かれ、無防備に晒した左胸にトーラスレイジング・ブルの
「何なんだコイツら!こんなデタラメな──」
「余所見は禁物、ってなぁ!」
フリードの振るう光剣と銃によって切り裂かれ、穿たれるはぐれ達。
最早戦いにすらなっていない、一方的な蹂躙劇だった。
「数が多いだけ。冷静に対処できれば簡単。」
「
「危なっ!ちょいとウィリアムサーン?!敵と味方の区別ついてるっすよね!?」
「(´・ω・)スマソ」
「その顔文字みたいな表現方法わかりずれえぇっす!」
文句をたれてはまた一人、左手の拳銃で頭蓋をぶち抜く。そして余裕すらも感じさせる、いや余裕しか感じられない会話を他所に、はぐれ悪魔の数はどんどんとその数を減らしていく。
「クソ!何でだ!何で何もかも上手くいかねぇ!クソッタレ!この力があれば何でもできるんじゃなかったのか!」
「知ったこっちゃねえよ、クソッタレ。」
遂には最後の一人になってしまったはぐれ悪魔の筆頭らしきもの、本体は壁際でへたりこみ、キャンキャンと負け犬の如く吠えていた。その眼前にリチャードの剣を突きつけられている状態で。
「クソっ!クソっ!テメェらみたいな脆弱な人間共に、敗れるなど···!」
「悪いな。もうお前は、俺たちにゃ救えねぇよ。」
救えない者へと向ける憐憫の視線。
叶わぬ願いをに苦悩し続ける諦観の目。
哀しき目で罪人を見据えて、断罪者は言う。
「だからよ───
これがせめてもの救いだ。今度はマシな人生歩んどけ。」
剣を振り、顔が恐怖に歪むはぐれ悪魔の首を裁断し、その息の根を止めた。
「───あっ、そういえば悪魔は転生しないんだっけか。」
あっけらかんと断罪者は言い放つ。
その軽い口調とは裏腹に、目は憂いを帯びたままだった。
「状況終了。さってと、帰ったらまた始末書だろうな。」
「~~~♪」
滅ぼすべきものとはいえ、たった数秒前まで
「ほんっと、うちの隊はイカレてるっすわ。」
その内の一人ではあるが、こうも切り替えの速さを見て自分が身を置いている環境がいかに異常かを再認識する。
慣れというのは本当に恐ろしい。
彼らが出てきた都内の廃工場には、数百体に及ぶはぐれ悪魔の分身体が存在していた。自身の人格を分裂させ、分身体を作り出す能力を手にしたはぐれ悪魔だったが、そんな彼の群体意識とも呼べた影の軍隊は、一つの人格も残らず全て、ただの塵に変じた。
暗闇の中にポツリと佇む廃工場の奥に遺るのは、
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「またここに居たのか。」
陽光が眩く照らす昼下がりの礼拝堂にて、白髪神父は祈りを捧げていた。
神父である自覚があるのかないのか、仮にもリーダーを務めるこの男が礼拝を行っている所すら見ることがない。主へと祈りを捧げるどころか信仰心がそもそもあるのかと疑われているのだ。
「よくもまあ飽きないねぇ、そんな毎回真剣に祈っちゃって。」
「信徒であるなら当然というか、そもそも神父のアンタが主へ祈りを捧げないっていうのがそもそも不思議なんすけど。アンタホントに何で神父になったんすか。」
ジト目で睨みつつ今更ながらの疑問を投げ掛けるも、''暴食''と''色欲''の大罪にどっぷりと浸かっている破戒神父は豪快に笑い、
「俺は別に、ただそれが向いていたってだけだよ。もちろんカミサマだって信じてるし、信仰心もある。」
「そうっすか、何とも適当な受け答えなことで。」
「お前信用してないなさては。」
もとより信用されることをしているのだろうかこの同僚。そう思ったフリードは間違ってはいないはず。
「·········俺もアンタみたいに気楽に生きられりゃいいんすけどね。」
「·········やっぱ気にしてんのか?」
「嫌な記憶ってのは、簡単には抜け落ちてはくれないんで。」
苦々しい顔で脱色したかのように真っ白な髪を弄りながら、フリードは呟く。
一つの素体として完成を喫した後に、彼は戦士の養成を兼ねている寮制の学校へと通わされることになり、戦士としての道を進む事を義務付けられた。
そして、生まれ持った白髪と赤い目の彼を、共に切磋琢磨する筈の仲間たちは歓迎してはくれなかった。
人間の集団心理というものはどこまでも自己の確率と保身、そして異常と異端の排除、排斤を突き詰めてしまう。
詰まるところ、フリードはその大多数の者達から
''こいつは悪魔の子だ''だの''我らが主に逆らう愚者の分際で''だの宣い、徹底的にフリードを拒絶、いや、攻撃していた。
これをフリードは最初、自分が弱いからだと断じた。力の無い者に居場所はないのだからと教えようとしている、そう解釈した。だからこそフリードは修練を積み、主の教えを守り、いち早く一人前の戦士となろうとした。
だが、フリードへと向けられる敵意はちっとも変わることがなかった。
むしろ今まで向けられていた畏怖の目が、嫉妬の入り交じった視線に変じただけだった。
それからは特に嫌がらせが顕著になっていった。
主の教えに反している、七つの大罪を犯している、食べ方が汚らしい、髪を切れだのとひたすら粗を探しては指摘し、花瓶を割った、部屋を汚したと謂れのない罪まで被せようとしてくる。
そんな定められたような人々の在り方に、フリードは若くにして絶望した。
力をつけても認められず、常に自分たちが正義だと示し虐げ、みっともない自尊心を満たす者達に苦を強いられる日々。
この時点で、フリードの人格は一つの方へと定まりだした。
天に使えるべき者達が集う聖域は、ある種の地獄よりもおぞましい人の業が煮えたぎる釜と化す。少なくとも、切り捨てられた少年にはそう感じられた。
それも、異端が彼一人だけの話ならば、である。
「だからこそ、アンタらに救われて今は良かったって思ってやすけど。」
大多数が一人を切り捨てるのを正義だと言うなら、オレはソレを正義だとは認めない。
かつてそう言ったバカが居た。
彼が主の教えに反しているのなら、彼に救いの手を差し伸べずに排斤するのを良しとしたお前達は、果たして主の教えを全うしていると言えるのか?
かつてそう言ったインテリが居た。
主は何者にも平等である、なら彼も私達と同じく平等である権利があるはず。それを貴方達は彼から奪い取ろうとしているなら、私はこの槍を貴方達に向けます。
かつてそう言った後の聖歌ジャンキーが居た。
自らを正義と主張する多数の意を、彼ら三人の異端が堂々と否定する。
そして切り捨てられた少年へと告げるのだ。主はお前を救ってくれる、と。
「そうだっけかな?」
「別に今更惚ける必要ねェでしょうに。」
今の同僚達のお陰で、今の自分がある。
それを感謝せずにはいられなかった。
何より、フリードは自分という異常な生い立ちを経た得体の知れないモノに分け隔てなく接してくれるリチャード達との出会いによって、歪み荒みゆくはずだった心は正常を保っていられる。
そしてこう確信するのだ。コイツらとならどんな所でもやって行ける。と。
ちなみにフリードを虐げてきた者達は極小数はそれなりに活躍しているが、フリード達天命十字隊と比べれば微々たるものであり、大半は技量不足で殉教、若しくはそもそも事務仕事で書類の山に埋もれる日々と、散々な目にあっている。ざまぁ。
「あっそうだ、確かミリアルドさんからお前の好物のスモークチーズが届いてた──」
「それを早く言えよそっちの方が急務だろうが何処だ何処にある!」
「急務じゃねえだろ。」
チーズと聴き血相を変えて礼拝堂から走り去るフリード、そしてそれを呆れ顔で追いかけるリチャード。その目はこの弱点が無けりゃマジで完全無欠の人材なんだがな······と憂いを帯びていたのは明らかであるが、それを知る者はいない。
間違いなく幸せと呼べた時代。そんな微睡みの時が、かつての彼にも存在していた。
「それとさフリードくん?ついでにこの書類の束肩代わりしてくれると先輩嬉しいかなって。」
「却下で。あと殆ど同期でしょうが。」
そんな白昼夢の如き時間も、もうすぐ終わる。
フリードって結局どうしてあんな狂人になったのか、割と不思議な筆者でございます。元からああだったのか、それとも何かきっかけがあったのか。
少なくともあの髪の色からして真っ当な幼少期を過ごしたとは思えんのでした。
何より原作読んでると救われる者と救われない者の差が激しい気がしてなりませんでした。
あれが勧善懲悪な内容なら納得はできますけど、最初期は割とギャグテイストにシリアスを混ぜ込むような炊き込みご飯風だとすれば、後半からシリアスが顕著になってきてそして差別問題にも触れてきたりと、路線がシリアス寄りになってきた、のですが、なんというか途中から要らなくなってきた余分な要素を取り込みすぎて何が何だか分からない闇鍋ーな感じが否めなくなってきました。特に筆者が思ったのは、一誠がはぐれ悪魔の問題に関してどうにかしようといきり立っていましたが、その手の問題にはそれ以降触れていないように思えてならないのです。そんでもって救われる者達は大体正義側、というか一誠サイドですが、はぐれ悪魔の方の問題はこれどうにか出来なかったのん?と疑問を感じずには居られません。少なくとも何かしらの行動をして欲しかった。
少しどころか大脱線してしまい申し訳ございません。
まあ詰まるところ、本編では救われることのなかったキャラにも何かしらの焦点を当てていきたいと思います。ただ原作の方うろ覚えなのもあって少しづつ原作から乖離して行きますが、その第1弾としてフリードの過去編、つまり伏線?の設置です。
現在のフリードのように狂人と化したのは何故なのか?私なりに書いてみました。
これともう一つ、後日投稿する後編にてそれを語りたいと思います。Silverは語りたい。
あとは廃人化してその先が分からないレオナルドを初めとした英雄派の面々とか、はぐれ問題としてオリキャラのはぐれ悪魔とか、その他諸々です。
え?リゼウィム?あいつは知らん。
長々と書きましたが、これからも投稿頑張って行きますのでどうか暇つぶし程度に見てやってください。それが作者にとっての歓びです。語り続ける歓びを!
では後編でお会いしましょう。それでは。ノシ