やはり俺が魔戒騎士なのは間違っている。 作:アスハラ
由比ヶ浜結衣と偶然再会した八幡達は・・・・。
《町/スイーツ店外テラス》
サブレ
『ク~ンク~ン。(撫でて~撫でて~)』スリスリ!
八幡
「お~お~撫でて欲しいのか?」
サブレ
『ワン!』
八幡
「分かった。」ナデナデ!
サブレ
『♪』
由比ヶ浜
「サブレがあんなに懐くなんて珍しいな~。」
凜
「そうなの?」
由比ヶ浜
「あ、はい余り人に懐かないんですましてや初対面の人に対して・・・・。」
八幡
「よ~しよ~し!」ナデナデ!
サブレ
『ク~ンク~ン。』フリフリ!
由比ヶ浜
「あんなに懐くなんて初めて見ました。」
凜
「フフッあの子何故か動物に懐かれるのよね。本人も何故懐かれるのか分からずじまいだけど。」
シルヴァ
『(凜機嫌が直ったわね。)』
ガチャーン!
八幡
「わ!?」
サブレ
『キャン!?』
店員?
「お待たせしました!ご注文すべて持ってきました!」
サブレを撫でている途中に店員が八幡が注文したスイーツを乱暴に置いた。
凜
「ひ、酷い店員ね?」
サブレ
『ク~ン・・・。』ビクビク
八幡
「大丈夫だぞサブレ。」ナデナデ!
店員?
「あのすいません私の存在忘れてませんか?涼邑 零君。それとももう一つの名前で言いましょうか?」プルプル
八幡、凜
『え?』
店員?
「久しぶり・・・・涼邑 零君、凜さん。」
八幡
「めぐりか?」
凜
「“城廻めぐり”ちゃん!?」
めぐり
「お久しぶりです凜さん。」
シルヴァ
『(これは思わぬ再会ね。)』
八幡
「久しぶりだなめぐり・・・・何で此処に?」
めぐり
「私“あの一件”で画家になろうと思って留学金を集めてるの。」
八幡
「そうか、頑張れよ高校生。」
めぐり
「うん。あ、凜さんとこの娘が頼んだスイーツは先に零君のを全部届けた後にしますがよろしいですか?」
凜
「私はそれでいいわ由比ヶ浜ちゃんもそれでいいかしら?」
由比ヶ浜
「え、あ、はい。」
めぐり
「相変わらずの甘党だね零君」
八幡
「フッまあな。」
めぐり
「じゃあまた持って・・・・。」
カラン
八幡
「ご馳走様めぐり凜さん達の持って来て~」
由比ヶ浜
「はや!?テーブル全部に置かれたケーキ無くなってる!?」
サブレ
『ク~ン。』アングリ
めぐり
「あ、相変わらずの早食いね・・・・此処のケーキ美味しかったの?」
八幡
「美味かっただから凜さん達の持って来て。」
めぐり
「分かったわ・・・・。」
めぐりは店内に戻った。
由比ヶ浜
「え、え~とあの人と知り合いなの?」
八幡
「ん?まあな彼奴は城廻めぐり前の街で色々あったんだ・・・・そう色々と。」ズーン!
凜
「(めぐりちゃん元“アレ”だったからな~。)」
サブレ
『ク~ンク~ン。』タシタシ!
八幡
「ああ、スマンスマン。」ナデナデ!
サブレ
『ク~ン』//////
凜
「平和ね・・・・。」
由比ヶ浜
「(いいなサブレ・・・・。)」
城廻めぐりでした~凜が言ってたアレって分かる人は分かりますが言わないで下さい次回は・・・・どうしよう。