やはり俺が魔戒騎士なのは間違っている。   作:アスハラ

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小町と凜の会話回です。


娘?

八幡

「じゃあ此処で待ってて下さい凜さん」

 

「分かってるわなるべく粗相ながないように気よ付けなさいね?」

 

八幡

「はい・・・・シルヴァ」

 

シルヴァ

『大丈夫すぐに開けるわ』

 

ズズズ!

 

八幡はシルヴァを壁に掲げ壁が開いた。

 

八幡

「じゃあいってきます」

 

「いってらっしゃい」

 

ズズン!

 

「ふぅ」

 

???

「お母さん?」

 

「?何であんたが此処にいるの・・・・小町?」

 

これは八幡が東の番犬所に挨拶に向かっていた最中の出来事である。

 

《通路/東の番犬所前》

 

凜の前に現れたのは髪の色は黒アホ毛と八重歯の女の子小町という娘が現れた。

 

小町

「お母さん何で此処に?」

 

「アンタには関係ないわ」

 

小町

「関係あるよ!だって小町のお母さんだよ!?」

 

「一つ言っておくわ・・・・」

 

小町

「?」

 

「私はアンタの事娘とは思った事・・・・一度も無いわ」

 

小町

「!?何でそんな事言うのもしかしてまだ生き別れになったお兄ちゃん探しているの!」

 

「アンタには関係ないわさっさと“あの男”の元に帰りなさい・・・・」

 

小町

「嫌!?帰るんだったらお母さんと一緒だよ!」ガシッ!

 

小町は凜の手を握るが・・・・。

 

「離しなさい!」

 

ズズズ!

 

バシッ!

 

凜は小町の頬を叩いた。

 

八幡

「?」

 

八幡、シルヴァ

「『どういう状況?』」

 

八幡は、東の番犬所に挨拶が終わり凜の元に帰ってきた。

 

「八君?」

 

八幡

「え~と凜さん何やってるんですか?」

 

「この子が私の事を母親と勘違いしちゃったのよ私まだ若いのにね~」

 

小町

「お母さん・・・・」

 

八幡

「お母さん?」

 

「その子の言うお母さんって私に似ているから勘違いしているのよ」

 

八幡

「・・・・成る、程」

 

シルヴァ

『まあ、理由は聞かないけどその子見習い魔戒法師ね?』

 

小町

「私は見習い魔戒法師の小町。あの貴方は?」

 

八幡

「俺は涼邑 零。魔戒騎士だ」

 

小町

「魔戒騎士?何でお母さんと魔戒騎士が一緒にいるの!?」

 

「アンタには関係ないわ八君行きましょ?」ガシッ!

 

八幡

「チ、チョット凜さん引っ張らないで~」

 

ズルルー!

 

凜は八幡の腕を無理矢理引っ張って小町と別れた。

 

小町

「お母さん何であんな事を言ったの?あの魔戒騎士のせい?あの魔戒騎士目が腐っている癖によくも私のお母さんを許せない!」

 

 

 

 

 

《町/広場》

 

ズルルー!

 

「・・・・」

 

八幡

「凜さん!?」

 

「あ!ゴメンね八君痛かった?」

 

八幡

「いえ、大丈夫です。」

 

シルヴァ

『珍しいわね貴女が怒るなんてあの見習い魔戒法師が原因でしょ?』

 

「まあ、ね」

 

八幡

「それより・・・・」

 

『ワンワン!』

 

三人

『ん?』

 

『ワンワン!』

 

ポスッ!

 

八幡

「わ!?」

 

八幡が言葉の途中犬の声が聞こえ犬は八幡の足下に飛び付いた。

 

『へっへっへっ!』

 

八幡

「何だ~お前迷子か~?」ナデナデ

 

『ク~ン♪』フリフリ!

 

「この子ダックスフンドね?」

 

八幡

「首輪があるし飼い主と別れちゃったのかな?」

 

女の子

「サブレ!もう勝手に何処かに・・・・」

 

全員

『あ・・・・』

 

八幡達はまさかの由比ヶ浜結衣と合流した。


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