やはり俺が魔戒騎士なのは間違っている。   作:アスハラ

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今回は番犬所に挨拶に行くだけです。口調は合ってないと思いますがなるべくご了承下さい。


番犬

《通路》

 

〈昼前〉

 

八幡

「じゃあ此処で待ってて下さい凜さん」

 

「分かってるわなるべく粗相ながないように気よ付けなさいね?」

 

八幡

「はい・・・・シルヴァ」

 

シルヴァ

『大丈夫すぐに開けるわ』

 

ズズズ!

 

八幡はシルヴァを壁に掲げ壁が開いた。

 

八幡

「じゃあいってきます」

 

「いってらっしゃい」

 

ズズン!

 

「ふぅ」

 

???

「お母さん?」

 

「?何であんたが此処にいるの・・・・小町?」

 

 

 

 

《???》

 

八幡は変わった場所にいた。

 

「・・・・」

 

執事服を着ていた男が現れ口の開いている狼の石像に手を向けた

 

カシィン!

 

八幡

「・・・・。」

 

カシュ!

 

ブハァァァァ!

 

八幡は小太刀二本の魔戒剣を出し口の開いている狼の石像に二本同時にさして抜いた後小さな剣が現れた。

 

「・・・・」

 

八幡

「(この男かなり出来る)」

 

シルヴァ

『八幡来るわよ』

 

パアァ!

 

三姉妹

『・・・・』

 

八幡の前に3人の幼い少女が現れた。

 

八幡

「初めまして“西の管轄”から来た涼邑 零と言います」ペコッ

 

八幡は三姉妹に自己紹介をし頭を下げた。

 

少女1

「礼儀正しいわねではこちらも私は“ケイル”」

 

少女2

「“ベル”」

 

少女3人

「“ローズ”」

 

八幡の前に現れたのは番犬所の神官と呼ばれた少女達だった。

 

ケイル

「早速で悪いのだけれど“コダマ”」

 

コダマ

「・・・・」

 

コダマと呼ばれた男は八幡に赤い封筒を渡した。

 

シルヴァ

『また指令昨日ライラを討伐したばかりなのに』

 

ベル

「文句ならこの管轄の“魔戒騎士”に言ってください」

 

八幡

「何故?」

 

ローズ

「リングは覚えているか?」

 

八幡

「リング・・・・勿論覚えています」

 

シルヴァ

『八・・・・零と魔戒法師が苦労してようやく討伐出来たのよ』

 

八幡

「それでリングとこの東の管轄と何の関係があるんですか?」

 

ベル

「関係大有りなのです」

 

八幡

「?」

 

ケイル

「リングが西の管轄に行く前にこの東の管轄にいたのです」

 

八幡

「え?」

 

シルヴァ

『何ですって!?』

 

ローズ

「リングがこの東の管轄にいるホラーに入れ知恵してしまい一人行動する筈が複数で行動する事になったのだ」

 

ベル

「しかも複数でホラーが行動するせいでかなりの魔戒騎士が亡くなりました」

 

ケイル

「だからリング、カルマを討伐した貴方を呼んだのです」

 

八幡

「あの~これは俺の勘なんですがもしかして此処の魔戒騎士リングの口車に乗っちゃったんじゃあ・・・・」

 

三神官達

『・・・・』

 

シルヴァ

『図星ね呆れたわね』

 

ローズ

「返す言葉もない」

 

ベル

「しかもよりにもよって口車に乗った魔戒騎士は――――です」

 

八幡、シルヴァ

「『え゙!?』」

 

八幡

「よ、要するに俺はそいつの尻拭いしろという事ですか?」

 

ケイル

「そうです」

 

八幡

「分かりました依頼受けましょう」

 

ローズ

「そう言ってくれると思っていた」

 

ベル

「では頼みましたよ?」

 

八幡

「はいお任せあれでは俺はこれで・・・・」

 

八幡は三神官に挨拶をすませ番犬所を後にした。

 

 

 

《通路》

 

ズズズ!

 

バシッ!

 

八幡

「?」

 

番犬所から元の場所に戻った八幡は叩く音が聞こえた所を見たら凜が黒髪の女の子を叩いている姿を目撃した。

 

八幡、シルヴァ

「『どういう状況?』」




口車に乗った魔戒騎士は俺ガイルキャラです。

三神官口調は難しいうろ覚えだったのですいません。

次回は凜と小町についてと由比ヶ浜とお出掛けです。

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