やはり俺が魔戒騎士なのは間違っている。 作:アスハラ
《マフィアの泊まっているホテル/通気口》
〈夜〉
ガタガタ
八幡
「全くあの人のいっていた俺のピッタリの浸入口酷くない?」
ピィン
カチ
シルヴァ
『文句言わない八幡、貴方その目だと一発で捕まるわよ?』
八幡
「うっせ」
シルヴァ
『まあ、ジーナの事だから今頃マフィアの手下ボコボコにしてるでしょ』
《マフィアの泊まっているホテル/監視室前》
チンピラ1
「あ、あぐあ・・・・」ドガッ!
ギリリ
ジーナは、チンピラの壁に顔を足で押さえ付けた。
ジーナ
「アンタ達のボスが最上階に隠してる物があるでしょ
?」
チンピラ1
「お、お前“アレ”が何か知ってるのか!?」
ジーナ
「アレ?」
チンピラ1
「あの“パソコン”だよ!?違う・・・・アレはパソコン何かじゃねぇ!?アレは“バケモン”だ!」
ジーナ
「なら、私の邪魔をしない事ね」
チンピラ1
「え・・・・?」
ジーナ
「出ないとアンタ達全員食われるわよ?」
チンピラ1
「どういう事だ?」
パッ
チンピラ1
「ゲホゲホっ」
チンピラ1
「ガハッ!?」バキッ!
ジーナはチンピラ1の顔に足で押さえ付けていた男をはなし蹴り出しチンピラ1は気絶した。
《マフィアが泊まっているホテル/エレベーター通気口》
バシュウ!
カン!
ギュルルルル!
八幡
「上に参りま~す」
八幡は、糸の銃でエレベーターの天井にさして最上階まで上った。
《マフィアが泊まっているホテル/最上階》
ガラッ!
八幡
「フウッ!最上階に到着!」
八幡は、最上階のエレベーターの扉を無理矢理開けた。
八幡
「さ~て後は合図を待つのみ」
シルヴァ
『八幡、“足の重し”を外さないの?』
八幡
「必要ない今回はアレを試したいからな」
シルヴァ
『そう言う事ね』
《マフィアが泊まっているホテル/監視室》
ジーナ
「フフ、八幡お待たせ♪」
カタタタン!
ジーナ
「頼むわよ・・・・」
ピー
ブゥン・・・・
ジーナは、マフィアのボスのDNAが付いているカードをカードキーにスライドさせてシステムがダウンした。
《マフィアが泊まっているホテル/最上階》
ブゥン・・・・
八幡
「ヨーイ!ドン!」
ビュン!
八幡は、システムダウンと同時に走った。
《マフィアが泊まっているホテル/最上階謎の部屋の前》
八幡
「ウォリアァァァァ!」
バゴォォォォン!
八幡
「ヨシ!(フンス」
ブゥン!
八幡が謎の部屋の前に近付いた瞬間に拳で扉を破壊した同時にシステムが復旧した。
《マフィアが泊まっているホテル/監視室》
ガチャチャ!
ジーナ
「・・・・」
ボス
「やってくれたな泥棒ネコ」
マフィアのボスが武器を持った複数の部下を連れて来てジーナに銃を向けていた。
ジーナ
「・・・・」
ボス
「あの部屋に写っている男はお前の仲間か?」
ジーナ
「ええ、そうよあの部屋にある物をいただこうと思ってね」
ボス
「そうかよ。だがアレを盗むのは不可能だ何せアレは“生きているんだよ”」
ジーナ
「(やっぱりホラーか・・・・八幡、早く破壊してね)」
《マフィアが泊まっているホテル/謎の部屋》
八幡
「気味が悪い部屋だな」
シルヴァ
『気晴らしに歌でも歌ったらどう?』
八幡
「そうだな・・・・ま~わるまわるい~とぐるま~♪」
シルヴァ
『その歌好きね~♪』
八幡
「エマさんがよく歌ってくれてたから覚えたんだよ」
ベチャッ!
八幡
「ホント趣味が悪い部屋だな・・・・」
八幡が何かを踏んだと思ったら床に血がついていた。
ブン
八幡
「あん?」
謎の部屋に進んでいたら一台のパソコンがあり勝手に起動した。
パソコン
〈ようこそ魔戒騎士〉
パソコンから文字が出た。
八幡
「フン、俺が来るの知ってたようだなそれに・・・・」
シュルシュル
ビシュ!
ガシッ
八幡
「歓迎されてるな」
ギリギリ
八幡の背後から黒いコードが現れ八幡を襲いかかろうとしたが魔戒剣で防いだが魔戒剣にコードが絡まった。
八幡
「この二本の剣が欲しいのか?ほら、やるよ」
パッ
ヒュドォ!
ビュン!
八幡
「オラァ!」
バキィ!
バチバチ
ズボ!
八幡は黒いコードによって絡まれた魔戒剣を急に離したため黒いコードは壁にめり込んだ。黒いコードの動きを封じたら素早くパソコンまで移動し八幡はパソコンを思いっきり殴った。
八幡
「さて、魔戒剣回収しよ」
ガシッ
シュルシュル
八幡
「まあ、簡単に終わったら苦労しないか・・・・」
《マフィアが泊まっているホテル/監視室》
謎の部屋から一部始終見ていたマフィア達は驚いていた。
ボス
「嘘だろ!?」
ジーナ
「ウフ♪」
シュルシュル
チンピラ2
「?な、何だこりゃ!?」
八幡がパソコンを殴った後突然無数の黒いコードが現れた。
ジーナ
「チッ!」
ガチャ!
ドォン!
バチバチ!
黒いコードがマフィア達を襲いかかろうとしたがジーナは、マグナム銃を使い小さな結界が出現させマフィア達を守った。
ジーナ
「逃げなさい!早く!」
マフィア達
『ヒイィィィィ!』
ガチャ!
ボス
「チクショウ!全部お前らのせいだ!」
ボスはジーナに銃を突き付けた。
ジーナ
「私達が来なかったら何れアンタ達喰われていたわよ」
ボス
「うるせぇ!俺はもっとのし上がるんだ!」
ダァン!
ボス
「グワ!?」
チンピラ1
「・・・・」
ボス
「お、お前・・・・」
ボスはジーナを撃ち殺そうとしたがチンピラ1がボスの腕に当たった。
シュルシュル
ジーナ
「これは不味いわね・・・・八幡急いで」
ドゴゴゴゴォ!
《マフィアが泊まっているホテル/屋上》
パソコン?
〈(#゚Д゚)〉
銀牙騎士ゼロ
「銀牙騎士ゼロ!“アグリゲート”貴様の陰我俺が断ち斬る!」
ホテルの屋上から無数のコードで巨大化したホラーアグリゲートと鎧召喚した銀牙騎士ゼロが現れた。
銀牙騎士ゼロ
「陰陽撥止!」
ズドォ!
ホラーアグリゲート
〈!!( ; ロ)゚ ゚〉
陰陽撥止でアグリゲートのコードを刺しアグリゲートの動きを封じた。
銀牙騎士ゼロ
「牙突!」
ズドォ!
銀牙騎士ゼロ
「“牙突・三式”!」
グリン!
ザァン!
アグリゲート
〈( >Д<;)〉ビー!
ドオォォォォン!
銀牙騎士ゼロは牙突でアグリゲートの画面を刺し方向を植えにむけ牙突・三式でアグリゲートを斬り裂いた。
バアァァァァン!
八幡
「よし、終わり・・・・帰ろ」
《マフィアが泊まっているホテル/監視室》
シュルシュル
ピタ
バサァ!
銀牙騎士ゼロがアグリゲートを倒した為黒いコードは消えた。
ジーナ
「消えた・・・・やったわね八幡」
ボス
「ハア~たす」
バキィ!
ボス
「ガハァ!?」
ジーナはボスの顔に蹴りを入れた。
《街/歩道》
八幡
「ハア~今日は・・・・」
パッパ~
八幡
「?」
ジーナ
「乗ってく?」
ニア
『ミャア♪』
八幡
「お言葉に甘えさせてもらいます」
ガチャ!
バタン!
ブロロ
《街/ジーナの車内》
ジーナ
「今日はありがとうね八幡」
八幡
「いえ・・・・」
ジーナ
「貴方の事色々調べさせてもらったわ今は涼邑 零って名乗っているそうね」
八幡
「はい」
ジーナ
「ホラー喰いの暗黒騎士を倒したら八幡に戻るの?」
八幡
「さあ、分かりません」
ジーナ
「そう・・・・」
《涼邑邸/玄関前》
キキ!
ガチャ!
八幡
「どうもありがとうございました」
ジーナ
「いいのよ八幡気にしないでね。じゃあまた、会いましょうね」
バタン!
ブロロ
ジーナは八幡の前に去った。
八幡
「この東の管轄に移動してからいろんな奴等と再会してるな・・・・」
シルヴァ
『そうね』
八幡
「ハア~家に入ろう・・・・」
ガチャ!
凛
「ハ君ハ君ハ君ハ君ハ君」
操
「ヒイィィィィ!」
戸塚
「ガクガクブルブル」
沙紀
「ブルブル」
八幡
「何事・・・・?」
ジーナ
「フフ、八幡、案外早く会えるかもね♪」
ホラーアグリゲートは牙狼-GARO- -VANISHING LINE-に出たホラーです。