やはり俺が魔戒騎士なのは間違っている。 作:アスハラ
《総武高校/一年D組》
〈朝〉
ガラッ
操
「眠いよ~」
八幡
「同じく・・・・」
沙紀
「あ、零・・・・」
八幡
「おう、沙紀。材木座の事聞いたよ一週間休みだろ?」
沙紀
「何で分かったの?」
八幡
「アイツも魔戒騎士だ。それに共にゼドムを倒したんだ簡単に死なねぇよ・・・・」
ザルバ
『お前さんゼドムも倒したのか?』
沙紀
「え?」
沙紀は操の指に嵌めている物をみた。
ザルバ
『ん?何だ?』
沙紀
「ま、ま、魔導輪ザルバ!?」
八幡
「後で話すから・・・・」
沙紀
「わ、分かった・・・・」
《総武高校/一年D組》
〈授業中〉
教師1
「ウワ~ン!」
八幡
「フン」
女教師1
「ビー!」
操
「眠い」
男教師2
「ナンテコッタナンテコッタ!」
沙紀
「ハァ~」
男子生徒
「おいおいすげぇなあの三人あの教師達を泣かせて帰らせるなんて・・・・」
海老名
「涼邑君達凄いな・・・・」
授業中に寝ていた涼邑兄妹を教師が起こしたがまず初めに教師が八幡に問題だしたが簡単に解いて間違いを指摘し腐った目で睨まれ男教師は泣きながら逃げた。
次の授業操も起こされたが寝惚け状態なのに問題を簡単に解いて女教師が泣きながら逃げた。
次の授業は英語で沙紀も簡単に問題を解いた後英語で話ながら沙紀は指摘して男教師は泣きながら逃げた。
《総武高校/屋上》
〈昼〉
沙紀
「さて、話してもらうよ?」
八幡
「分かった。暗黒騎士ゼクスは俺と同期だ」
操
「八兄と同期で何で暗黒騎士に?」
八幡
「アイツは人間は守る価値は無いと言って暗黒騎士に落ちた」
沙紀
「そうなんだ・・・・」
八幡
「西管轄のルシアーノさん覚えてるか?」
戸塚
「え、うん」
八幡
「俺が甘かったせいでルシアーノさんは俺を庇って腕を斬り落とされちまった」
戸塚
「そんな事が・・・・」
八幡
「ま、話を切り替えて魔導輪ザルバがいる理由は簡単に言うと今回の主に滅茶苦茶に失望したから俺達に付いて行きたいって言ってた」
ザルバ
『簡単すぎだな』
沙紀
「へ、へぇ」
八幡
「で、戸塚お前憑依ホラー見逃してたんだってな」
戸塚
「え、何で知ってるの?」
八幡
「ルークから聞いたぞ」
沙紀
「ルーク?」
八幡
「白髪の男に会ったろ?アイツだよ」
戸塚
「あの人!?やっぱり知り合いだったんだ!?」
八幡
「礼を言いたいんだったら止めとけよ?」
戸塚
「え?どうして?」
操
「あの人八兄しか認めてないんですよ・・・・私なんてガキ扱いだったし・・・・」
戸塚
「そ、そうなんだ・・・・」
沙紀
「八幡、ルークってどんな魔導具使うの?」
八幡
「アイツが使う魔導具は銃だ」
沙紀
「銃?珍しいね」
八幡
「まあ、そうだなアイツの銃の腕前はかなり凄いぞ」
沙紀
「そうなんだ」
操
「八兄お腹すいた~眠い~」
八幡
「俺だって眠いが我慢しろ」
沙紀
「アンタ達何で眠たいんだ?」
八幡
「暗黒騎士ボルグと殺りあったんだよ」
沙紀、戸塚
『え゙?』
ザルバ
『ありゃ凄かったぜ。お嬢ちゃんの結界が無かったらこの街は被害が甚大だったろうよ』
戸塚
「暗黒騎士が二人も現れるなんて・・・・」
八幡
「まあ、この話は終り飯食うぞ」
操
「うん」
八幡達は弁当を食べた。
《総武高校/校門前》
女
「情報じゃあこの学校に通っているようね・・・・何で学校に通っているのかしら?」
《総武高校/下駄箱》
八幡
「早く帰って寝たい・・・」
操
「アタシも・・・・」
男子生徒1
「なあ、学校前にすげぇ美人がいるんだって」
男子生徒2
「胸もデカいんだってよ」
男子生徒3
「見に行こうぜ」
八幡
「元気だな~」
操
「若いっていいよね零兄~」
沙紀
「アンタらも十分若いでしょうが」
八幡
「まあ、早く帰ろうぜ」
女
「八幡、久し振りね」
八幡
「え?」
女
「ハァ~イ久し振りね八幡」
八幡
「“ジ、ジーナ”さん!?なん」ドゴォ!
八幡
「ゴホォ!」
ガクッ
八幡は腹を思いっきり殴られ気を失った。
ジーナ
「フッ♪悪いけどこれから彼とデートなのよじゃあね♪」
ズルズル
八幡
「・・・・」
戸塚、沙紀、操
『・・・・・』
バタン
ブロロ~
ジーナと呼ばれた女は気絶した八幡を引きずって車に乗せてそのまま走った。
操
「って零兄が拐われたー!」
沙紀
「あ、あの女一体・・・・?」
戸塚
「凛さんに報告しなきゃ!?」
ちょっと灼眼のシャナ風をしてみました。
ジーナに誘拐された八幡は一体何処に行ったのやら♪