やはり俺が魔戒騎士なのは間違っている。   作:アスハラ

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ルーク登場


ルーク

《街/BAR》

 

八幡

「久しぶりだなルーク」

 

ルーク

「ああ、久しぶりだな八幡」

 

八幡とルークと名のる男と何故かBARにいた。

 

八幡

「お前此処の“銃法師”になっていたのか?」

 

ルーク

「残念ながらな」

 

八幡

「そうかい・・・・まあ、それはそうとお前に伝えたい事がある・・・・」

 

ルーク

「何だ?」

 

八幡

「暗黒騎士ボルグに会った・・・・」

 

ルーク

「何!?八幡奴は今何処にいる!?」

 

八幡

「まあ、まあ、落ち着けルーク。話してやるから落ち着け」

 

ルーク

「分かった・・・・」

 

八幡は、ナイトの事を話した。

 

ルーク

「そうかそんな事が・・・・」

 

八幡

「すまんな仕留められなくて」

 

ルーク

「イヤ、お前が無事ならそれで構わん・・・・それより八幡」

 

八幡

「?」

 

ルーク

「そのガキは誰だそれに何故魔導輪ザルバを持っている?」

 

「ガキって・・・・」

 

ザルバ

『こう見えてかわいいお嬢ちゃんだぜ?』

 

八幡

「そう言えば言ってなかったな・・・・この娘の名前は涼邑 操。血の繋がりはないが俺の妹だ」

 

「涼邑 操です」

 

八幡

「で、操。コイツの名前はルークだ」

 

ルーク

「フン」

 

「(態度悪!?)」

 

八幡

「コラ、ルーク」

 

ルーク

「で、コイツの事はいい何でザルバを持っている?」

 

八幡

「それは、ザルバから聞いた話だと牙狼の魔戒騎士と縁を切ったんだとよ」

 

ルーク

「そうかそれなら納得した。今回の牙狼は最弱と聞いたからな」

 

八幡

「そういう事だ・・・・で、まだ俺に何か言いたげだなルーク?」

 

ルーク

「・・・・総武高校で天弓騎士ガイに会った」

 

八幡

「そうか・・・・で、お前から見てどうだった?」

 

ルーク

「未熟だなあの魔戒騎士は目の前の敵しか見ておらず隠れていた憑依ホラーに気付けずにいた」

 

八幡

「ハハハ、厳しいねぇ・・・・でも、お前がカバーしたんだろ?」

 

ルーク

「ああ・・・・」

 

八幡

「ま、ありがとよ」

 

ルーク

「フッ・・・・八幡何故奴に名を教えた?」

 

八幡

「伝説のホラーゼドムと竜騎士事件知ってるだろ?アレの苦労で名を教えただけだ」

 

ルーク

「そう言う事か・・・・」

 

店員

「あの、お客様?」

 

八幡達

『?』

 

店員

「未成年者ですよね?」

 

八幡

「そうだけど?」

 

八幡は、普通に答えた。

 

店員

「で、では、学校側には黙って・・・・」

 

チリーン!

 

八幡は、店員が話の途中で魔導ベルを鳴らした。

 

店員達

『グッ!』

 

客達

『グウゥ!』

 

ギギギィ

 

ルーク

「魔導ベルか?」

 

八幡

「未成年者がライターなんてしたら色々ややこしいんだよ」

 

リンリン

 

八幡

「暗黒騎士ボルグとの戦いは手加減されてたからな腹いせに此処で暴れるぞルーク」

 

ジャキ!

 

ルーク

「ああ」

 

ジャキ!

 

ルークは、魔導銃を構えた。

 

「え?何あの魔導具?」

 

ザルバ

『あれは魔導銃だお嬢ちゃんあの魔導銃はホラーを倒せる魔導具だ。まあ、しっかり使いこなさねぇと宝の持ち腐れだがな』

 

八幡

「操、結界頼んだぞ?」

 

「了解」

 

 

 

 

 

〈朝〉

 

《街/BARの前》

 

八幡

「フワァ~」

 

「フワァ~」

 

ザルバ

『お疲れだなお嬢ちゃん』

 

ピィン

 

カチ

 

シルヴァ

『お疲れ様八幡、操』

 

ルーク

「それじゃあ八幡必要があったら呼んでくれ」

 

八幡

「ああ、またなルーク(ヒラヒラ」

 

ルーク

「ああ」

 

コツコツ

 

ルークは八幡の元から去った。

 

「ルークさんって八兄以外の魔戒騎士しか認めてないの?」

 

八幡

「まあな・・・・アイツとは一緒に修行していたからな」

 

「ふうん・・・・そう言えば八兄、ルークさんに暗黒騎士ボルグの事言った時ルークさん凄く興奮してたような気がしたんだけど」

 

八幡

「暗黒騎士ボルグ。ナイトはルークの親父だ・・・・」

 

「え!?」

 

シルヴァ

『それだけじゃなくナイトはルークの母親を殺したのよ』

 

「!?だ、だから八兄あの時怒ったんだ・・・・」

 

八幡

「この事は凛さんや他の奴等には言うなよ?あまり人の過去話していい訳じゃないからな」

 

「分かった・・・・」

 

八幡

「じゃあ帰って朝飯食ってシャワー浴びて学校行くぞ?」

 

「眠いよ~」




普通未成年者がBARに行くわけが無いし魔戒騎士の話するわけ無いでしょ?

雑魚ホラーだったので略させていただきました。

この物語のルークは八幡以外には愛想が悪い

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