やはり俺が魔戒騎士なのは間違っている。   作:アスハラ

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今回かなり長いです。銀牙騎士ゼロが変わります。ではどうぞ


制服

〈昼〉

 

《サイゼ/店内》

 

材木座

「八幡、遅いな・・・・」

 

沙紀

「ゲート封印しながら来るそうだよ」

 

パサッ

 

ボ!ボ!ボ!ボ!

 

戸塚

「え?こんなにゲート封印したの?」

 

材木座

「凄まじいスピードだな・・・・」

 

沙紀は、東の管轄の地図を出し光っていた箇所に銀の色が付き始めた。八幡がゲート封印したと言う印であった。

 

カランカラン

 

店員1

「い、いらっしゃいませ~な、何名様でしょうか?」

 

八幡

「待ち合わせです」シュウゥゥゥゥ!

 

戸塚

「あ、零コッチ・・・・」

 

八幡

「よぉ~お前ら~」シュウゥゥゥゥ!

 

沙紀

「あ、あんたその頭のタンコブどうしたの?」

 

八幡

「このタンコブは、俺が悪いだけです・・・・」

 

材木座、沙紀、戸塚

『何故敬語?/どうして敬語なの?』

 

「沙紀ちゃん、皆ヤッホー」

 

沙紀

「あ、凜さん」

 

「聞いてよ!沙紀ちゃん八君ったらね。私に連絡せずに無断で泊まったのよ~」

 

材木座、戸塚、沙紀

『(あ、連絡しなかったから拳骨されたんだな)』

 

沙紀

「それで八・・・・零は私達を何で呼んだの?それとこのゲート封印の異常な速さは?」

 

八幡

「あ、ああ。それはな、まずはゲート封印が速いのはこの地図のお陰だ」シュウゥゥゥゥ!

 

パサッ

 

材木座

「これは?この東の管轄の地図のようだが?」

 

八幡

「何処にゲートがあるか分かる地図だよ」

 

戸塚

「え?」

 

「零君、この地図何処で手に入れたの?」

 

八幡

「海老名 イズナ。魔戒導師に貰った」

 

「この東の管轄に魔戒導師がいたの?」

 

シルヴァ

『私も驚いたわ』

 

八幡

「こら、シルヴァ」

 

沙紀

「魔戒導師って、詳しく知らないけど確か占い師ですよね?」

 

「そうよ。でも、もういないって聞いたけど、まさか零君が泊まった家が魔戒導師の家だなんて驚いたわね」

 

八幡

「凜さんを驚かせるなんて魔戒導師って凄いな」

 

「私でも、占いまでは無理なのよ」

 

八幡

「へ~意外だな」

 

材木座

「で、零が我等を呼んだ訳を聞こうか?」

 

八幡

「あ、そうだった。これから飯食って西の管轄に行くぞ?」

 

沙紀

「西の管轄に?何で?」

 

八幡

「西の管轄には腕のいい制服作りの人がいる。俺のこのコートもその人に作ってもらったんだ」

 

戸塚

「へ~そうなんだ」

 

八幡

「あ、材木座。お前にこの地図やるよ」

 

材木座

「え?何故?」

 

八幡

「ゲート探しに俺はシルヴァがいるが、お前にはないだろ?だからお前にやるよ」

 

材木座

「では、ありがたく頂く・・・・戸塚は良いのか?」

 

八幡

「戸塚には改造サングラスがあるだろ?」

 

材木座

「あ、そうだったな」

 

沙紀

「戸塚のサングラスがどうしたの?」

 

八幡

「戸塚が持っているサングラスはゲートが何処にあるのか分かるサングラスなんだよ。だから地図は必要ないのさ」

 

沙紀

「成る程ね。だから戸塚に地図は必要ないのか」

 

八幡

「そういえば、操は?」

 

沙紀

「操ちゃんならお手洗いに行ってる」

 

「八兄~」

 

八幡

「お、操が来たな」

 

「八兄待ってたよ~昨日、何で帰って来なかったんだよ~」

 

八幡

「まあ、それは食べながら話してやるからな~」ナデナデ

 

「しょうがないな~」〃〃

 

シルヴァ

『零、トマトも食べなさいね?』

 

八幡

「勘弁してくれ(ズーン」

 

八幡達は、食事をしながら操に昨日の事とこれからの事を話した。

 

 

 

 

 

《西の管轄/糸車店前》

 

材木座

「変な名m・・・・」

 

ギュルルルル!

 

ギュ!

 

材木座の首筋に糸が巻き付いた。

 

エマ

「あら、私とルシアーノの店の悪口言ってるのは誰かしら?」

 

材木座

「く、首が・・・・」パタパタ

 

エマ

「まったく、あんたら確か、坊やと共に戦ってくれた。天弓騎士ガイの称号者の戸塚 彩加、魔戒法師の川崎 沙紀、そして坊やの義妹、涼邑 操だったわね」

 

沙紀

「どうして私達の名前を?貴女は一体?」

 

エマ

「私の名は、エマ・グスマン。糸使いの魔戒法師よ。アンタ達の事は色々、噂で耳にしてたのよ。坊やと共に戦ってくれてありがとう」

 

「坊や?」

 

エマ

「私は、涼邑 零の本名を預からせてもらっているわ。坊やと言うのは八幡の事よ」

 

戸塚

「八幡の事を坊や呼ばわりするなんて」

 

エマ

「フフ、坊やとは修行時代からの付き合いでね。弟のように可愛がってたのよ」

 

「へ~」

 

エマ

「ところで坊やは?」

 

沙紀

「この西の管轄の神官に会いに行きました」

 

エマ

「ガルムに?」

 

沙紀

「詳しくは聞いてはいませんがただ西の使いが来て・・・・」

 

 

 

 

 

〈回想/糸車店に来る前〉

 

シルヴァ

『八幡、メメよ』

 

八幡

「ガルムの呼び出しかメメ?」

 

メメ

『・・・・(コクリ』

 

八幡

「分かった。お前ら先に行っててくれないか?地図渡しとく」

 

沙紀

「わ、分かったよ」

 

シルヴァ

『八幡、“あの事”がばれたんじゃ?』

 

八幡

「さあな、ガルムの奴は、他の神官とは違って感が鋭いからな・・・・」

 

 

 

 

 

 

〈回想終了〉

 

沙紀

「その後、八幡と別れました」

 

エマ

「シルヴァの言っていた“あの事”って何かしら?」

 

沙紀

「分かりません。戸塚アンタは?」

 

戸塚

「いえ、分かりませんがそろそろ材木座君、解放してください」

 

材木座

「・・・・(気絶」

 

エマ

「あ、忘れてた。炎刃騎士ゼンの称号者。確か、子デブ」

 

ブツ!

 

エマは材木座の首に巻き付かれた糸を解いた。

 

材木座

「こ、子デブではn・・・・」

 

エマ

「あ?」ゴゴゴゴ!

 

 

材木座

「こ、子デブです」ガクガクブルブル

 

エマ

「よろしい(ニッコリ」

 

沙紀、戸塚、操

『怖!』

 

エマ

「あ、そういえば凜は?」

 

沙紀

「八幡が『凜さん悪いけど高級ワイン10樽お願いします』って八幡が言って、凜さんをお使いに行かせました」

 

エマ

「ワォ!今夜は豪華よ~」

 

「八兄の知り合いは変わった人が多いな」

 

 

 

 

《西の管轄/番犬所》

 

八幡

「何の用だ。ガルム?」

 

ガルム

『主、私に何か隠しておらぬか?』

 

八幡

「隠す?例えば?」

 

ガルム

『主の鎧は、かなりの邪気がたまっておる“ボルシティ”で“伝説のホラーゼドム”を討伐した後、鎧の浄化をしておらぬと言うのに、何故、無事なのじゃ?』

 

八幡

「さぁな」

 

ガルム

『もし、万が一、主が“心滅”になったら、いや、なったと同時に主の命は消えるぞ?』

 

八幡

「守りし者として人の為に消えるのなら俺にとっては本望だ」

 

ガルム

『主という奴は……じゃが他の魔戒騎士はどうでもよいが、銀牙騎士ゼロ。主は私のお気に入りじゃから死ぬでないぞ?』

 

八幡

「・・・・善処する。あ、今回の土産、バームクーヘンだ(ポイッ!」

 

パシ!

 

ガルム

『アム、美味じゃな!』

 

八幡

「じゃあな」

 

ガルム

『ウム』

 

 

 

 

 

《西の管轄/番犬所前》

 

八幡

「たくっ、気付いてたかやっぱり」

 

シルヴァ

『感が鋭いよりやっぱり邪気の大きさで気付かれるわよ』

 

八幡

「だよな~」

 

???

「おや、そこにいる黒いコートを着ている君はひょっとしたら涼邑 零君かい?」

 

八幡

「え?ルシアーノさん何で此処に!」

 

八幡は黒髪の男ルシアーノ・グスマンが声を掛けてきた。

 

ルシアーノ

「妻に買い出しを頼まれてね。八幡君は何故西に?」

 

八幡

「ええ、実は・・・・」

 

八幡は、ルシアーノに東の管轄の事を話した。

 

ルシアーノ

「成る程。つまりその血にそまりしものを護衛の為、総武高校の制服が必要という事かい?」

 

八幡

「ええ、流石に俺達、魔戒騎士、魔戒法師は裏ならとにかく表の格好はした事がなくて、だから服の事ならルシアーノさん達なら分かると思って、相談しに来たんです」

 

ルシアーノ

「フフ、成る程ね。分かった。これから家に行くつもりだったのかい?」

 

八幡

「あ、はい。俺の仲間が糸車店に行ってます」

 

ルシアーノ

「その仲間は、八幡の名を名乗っても大丈夫な人達なのかい?」

 

八幡

「はい」

 

ルシアーノ

「そうか・・・・じゃあ、行こうか?」

 

八幡

「はい、あ、持ちます」

 

ルシアーノ

「ありがとう」

 

カシャン

 

八幡

「ルシアーノさん・・・・」

 

八幡は、ルシアーノの片腕を見て嘆いた。

 

ルシアーノ

「君が思い悩む必要はないよ。この腕は君を守れたんだからいいんだよ」

 

八幡

「はい・・・・」

 

ルシアーノ

「じゃあ、行こうか?」

 

八幡

「はい」

 

八幡とルシアーノは、糸車店に向かった。

 

 

 

 

 

《糸車店/店内》

 

カランカラン!

 

ルシアーノ

「ただいま。エマ」

 

エマ

「おかえりなさい。ルシアーノ。坊やと一緒だったのね」

 

八幡

「どうもエマさん」

 

ルシアーノ

「偶然会ったんだ」

 

「あ、八兄」

 

八幡

「よ、操・・・・材木座何で気を失っ・・・・この店の悪口言ったのか?」

 

「う、うん」

 

八幡

「やっぱり・・・・」

 

シルヴァ

『馬鹿な奴』

 

エマ

「坊や、事情は川崎ちゃんから聞いてはいたけど制服作らなくても坊やの魔法衣を変装衣に改造してあげるわ。もちろん川崎ちゃん達のもね」

 

ルシアーノ

「夏の時は、魔法衣を夏用に変えさせおけば大丈夫だよ」

 

八幡

「ありがとうございます。で、おいくらになりますかね?」

 

エマ

「1億9千万」

 

全員

『ブッ!』

 

沙紀

「な、な、何でそんなに高いんですか!?」

 

エマ

「その子デブの侮辱罪と魔法衣の改造費でその金額よ」

 

ジトッ!

 

材木座

「グゥ」

 

カランカラン

 

「ごめんなさい遅れちゃって」

 

八幡

「あ、凜さん」

 

「どうしたの?」

 

八幡

「1億9千万おろしてきていいですか?」

 

「・・・・エマ」

 

エマ

「あら、坊や達の魔法衣の改造費と侮辱罪そ・れ・に口止め料(ボソッ」

 

「チッ、分かったわよ。八君お金持ってきて」

 

八幡

「は~い。あ、後、エマさん。魔導ベルあります?」

 

エマ

「あるけどどうして?魔導火ライターがあるじゃない?」

 

ルシアーノ

「あ、ひょっとして八幡君達未成年でライターなんて使ったら色々問題だから魔導ベルが必要という事かい?」

 

八幡

「ええ、そうなんですよ学校とやらは未成年がライターダメだそうなので」

 

ルシアーノ

「成る程ね。分かった。八幡君の初の学校だ魔導ベルは私のオゴリだ好きな色があれば持っていきなさい」

 

ルシアーノは、魔導ベルの箱を取り出した。

 

八幡

「あ、俺貰ったんでコイツらに上げてください」

 

エマ

「あら、誰に貰ったの?」

 

八幡

「魔戒導師の海老名 イズナさんに貰いました」

 

エマ

「魔戒導師・・・・東の管轄にいたのね」

 

「私、銀色にしよう」

 

沙紀

「私は、水色。大志とあの子とけーちゃんはお揃いでいいかな?」

 

戸塚

「僕は青かな?」

 

材木座

「我は赤だ」

 

ルシアーノ

「それじゃあ君達の魔法衣預かるよ。4日まで間に合わせるよ」

 

八幡

「お願いします」

 

パサッ

 

八幡達は、魔法衣をルシアーノ達に預けた。

 

「八君、悪いけど1億9千万おろしてきて。材木座君は、注文したワイン持ってきて罰として一人で持って来なさい(ニコッ」ゴゴゴゴ!

 

材木座

「は、はい」ガクガクブルブル

 

「戸塚君は4日間八幡君達は休むって伝えてくれない?」

 

戸塚

「あ、はい」

 

ルシアーノ

「八幡君、君達暫く“ラインシティ”に行くといいよ」

 

八幡

「ラインシティ?」

 

エマ

「あの街はホラーのいない街よ。魔法衣のない魔戒騎士、魔戒法師なんて格好悪いでしょ?」

 

八幡

「へ~じゃあお金届けた後にその街に向かいます」

 

「かなり遠いから魔戒導使って行きなさい」

 

八幡

「はい。じゃあ沙紀、操金運ぶの手伝って」

 

沙紀、操

『分かった』

 

カランカラン

 

八幡達は、糸車店を後にした。

 

「1億9千万なんて大金よくない金額じゃないの?」

 

エマ

「そうかしら?いつまでも坊やの母親だって黙っている貴女が悪いんじゃないかしら?」

 

「う」グサ

 

エマ

「まあ、話したくても話せないでしょうね。坊やの父があんなにクズいえゴミ違うわねえ~と」

 

「あんなミジンコ以下な奴の事言わないで」

 

エマ

「そうよねあんなミジンコ以下な奴は幼い坊やを捨てた奴なんだからね」

 

ルシアーノ

「娘が良かっただの八幡君に魔戒法師の才能は無いだけで捨てた最低野郎だからね」

 

「はあ、そうなのよね。私の初めてお腹を痛めた我が子を捨てた後、女の子が生まれ今度はかなり可愛がってたのよ。 ま、あんな娘は一切可愛がらなかったけどね」

 

エマ

「あの頃のアンタ坊やを初めて見せた時はかなり可愛いでしょって自慢ばっかりしてたしね」

 

ルシアーノ

「でもまさか導師様の養子になっていた時は驚いたよ」

 

エマ

「アホ毛を見た時に凜の子がなんでと思ったわよ」

 

ルシアーノ

「まあ、導師様に事情を聞いた時・・・・」

 

導師

『ホラーの森に捨てられておったのを俺が拾ったんだよ』

 

ルシアーノ

「って聞いて凜はそんな事する訳無いと直ぐに凜に連絡しようとしたんだけど」

 

エマ

「流石にやめといたわ魔戒騎士の道に行った坊やは流石に凜は邪魔だと思ったからね」

 

ルシアーノ

「でも、導師様とシズナちゃんが殺され八幡君は涼邑 零と名乗った時は、仕方ないって思ったよ」

 

エマ

「まあ、その後坊やは、血の滲む努力し魔戒騎士初の最年少の魔戒騎士が誕生した。まあ、一人立ちできるまで私達と尊師が一緒に旅していたけど坊やの友の裏切り。血にそまりしものを守りながらの戦いで初めて守りし者とは何なのか分かり始めたのよね」

 

「私は、その友の名は知らないけどその友はルシアーノの片腕を・・・・」

 

ルシアーノ

「まあ、彼は導師様の忘れ形見と君の子だからね悔いはないよ」

 

「血にそまりしものを守りながらの戦いはあの子だけでも厳しいと思いエマは私に連絡して私とあの子を再会させた・・・・まあ、黙っていたけどね」

 

エマ

「その後、坊やは、血にそまりしものを消して普通の人に戻してその次に西の管轄に魔境ホラーカルマが現れ魔戒法師の川崎 沙紀、大志と出会いカルマを共に討伐した。その次にボルシティで天弓騎士ガイ、炎刃騎士ゼンと出会い二人の魔戒法師と出会い伝説のホラーゼドムを倒した。その次は、龍騎士との戦いは、坊やは負傷した状態で戸塚 彩加が心滅したのを坊やが何とか戻した。確かその後尋海アリスを戸塚 彩加が助け出した。まあ、彼女は、助け出した後眠ったままだけどね。」

 

「次にリングとの戦いは傘使いの男と女魔戒剣士の二人との出会いリングを倒した。あの子は、人を守ると改めて決めた。あの子にとってはいい出会いでもありよくない出会いでもあったわね」

 

エマ

「そうね」

 

ルシアーノ

「まあ、八幡君は、強くなってる・・・・が彼は何かを隠しているような気がするが、まあ、僕達も隠しているからね」

 

「そうね」

 

カランカラン

 

八幡

「ただいま~」

 

「お、重い・・・・」

 

沙紀

「ほらほら、頑張りな」

 

「お帰りなさい八君」

 

八幡

「はい、エマさん1億9千万お渡ししますね」

 

エマ

「ありがとう坊や」

 

カランカラン

 

戸塚

「凜さん東の神官達の報告終わりました」

 

「ご苦労様」

 

カランカラン

 

材木座

「じゅ、10樽運び終えました(ゼェゼェ」

 

「ご苦労様」

 

エマ

「さて、坊や達直ぐにラインシティに行きなさいたった4日の休日なんだからね」

 

八幡

「分かりました。ほら、行くぞ?」

 

「え~少し休んでから行こうよ?」

 

沙紀

「私は、けーちゃん達と一緒に行くよ」

 

八幡

「じゃあけーちゃんと弟は眠りの札を貼っておけよ?」

 

沙紀

「分かってる」

 

八幡

「じゃあ凜さんいってきます」

 

「いってらっしゃい。休日楽しんでね」

 

八幡達は、糸車店を出てラインシティに向かった。

 

エマ

「いいの?一緒に行かなくて?」

 

「何言ってるの魔法衣の改造なんて二人だけじゃきついでしょ?私も手伝うわ」

 

ルシアーノ

「まあ、確かにありがとう凜」

 

エマ

「まあ、ラインシティにトラブルに合うなんてないでしょ」

 

「そうね」

 

 

 

 

ラインシティで八幡達は、トラブルに巻き込まれた。“阿号”と呼ばれる魔導具が人間を滅ぼそうとしていた。八幡達が何とか阻止しようとしたが阿号の強さに苦戦し阿号の体がテゴルに乗っ取られ戦えるのは銀牙騎士ゼロのみであった。

 

 

 

 

 

《ラインシティ/テゴルの結界内》

 

銀牙騎士ゼロ

「はあ、はあ、はあ」

 

テゴル

『ここまでだ諦めろ銀牙騎士』

 

銀牙騎士ゼロ

「冗談じゃないお前を放っておくかよ!シルヴァ“アレ”を使うぞ!」

 

シルヴァ

『それしかないわね・・・・』

 

銀牙騎士ゼロ

「ウオォォォォ!」

 

カアァァァァ!

 

テゴル

『な、何だ!この光は!』

 

銀牙騎士ゼロは光輝き出した。

 

銀牙騎士ゼロ?

「特と見やがれテゴル!この姿は銀牙騎士ゼロ・ゴールドバージョンだ!」

 

テゴル

『な、何!?』

 

銀牙騎士ゼロG

「魔獣テゴル貴様の陰我俺が断ち斬る!」

 

テゴル

『お、おのr!?』

 

ドス!

 

テゴルの中から大剣が現れた。

 

銀牙騎士ゼロG

「阿号・・・・ウオォォォォ!」

 

ザァン!

 

テゴル

『バ、バカナアァァァァ!』

 

ドオォォォォン!

 

バァァァァン!

 

銀牙騎士ゼロGは、阿号の大剣を使いテゴルを思いっきり斬りつけテゴルを倒した。

 

八幡

「はあ、はあ、はあ。最後は阿号に助けられたなシルヴァ」

 

シルヴァ

『そうね』

 

この事件は、元老院や番犬所からも知らせられたが八幡のゴールドバージョンは知らせが来なかった。

ラインシティを納める“伝説の魔戒法師リュメ”に気に入られた八幡達は何か困った事があったら相談に乗るといいリュメはシルヴァに蓋を付けた。

 

 

 

 

〈4日後〉

 

《西の管轄/糸車店》

 

八幡

「あ~とんでもない休日になったな」

 

戸塚

「そうだね」

 

材木座

「八幡、一体どうやってテゴルを倒したのだ?」

 

八幡

「さっきも言ったろ?内緒だその内話すよ」

 

沙紀

「約束だよ?」

 

八幡

「はいはい。エマさん改造した魔法衣は?」

 

エマ

「ちゃんと出来たわ」

 

「はい、八君」

 

バサ!

 

八幡達は、新しくなった魔法衣を着た。

 

八幡

「余り変わっていないような?」

 

ルシアーノ

「八幡君魔法衣を一回りさせてみて」

 

八幡

「?」

 

バサァ

 

パッ!

 

八幡

「わ!服が変わった!魔法衣も」

 

ルシアーノ

「どう?凄いだろ?」

 

八幡

「はい!」

 

八幡が魔法衣を一回りさせたら服が変わり魔法衣もその服に合わせて変わった。

 

ルシアーノ

「気に入ったかい?」

 

八幡

「はい!ありがとうございます」

 

ルシアーノ

「じゃあ、八幡君皆学校生活頑張りなよ?」

 

八幡達

『はい!』




テゴル、阿号は牙狼GOLD STORM翔に出たホラーと魔導具です。

銀牙騎士ゼロがゴールドバージョンになったのは伝説のホラーゼドムの影響です。八幡が鎧に喰われないのもゼドムのお陰?と言えましょう。
炎刃騎士ゼンと天弓騎士ガイは一度だけゴールドバージョンになりましたがゴールドバージョンの効果はゼドムを倒した後その効果は消えたが銀牙騎士ゼロだけが何故かゴールドバージョンになれる。

銀牙騎士ゼロGは斬れ味も防御力もパワーアップするが体力がかなり減ってしまう時間も“99.9”に戻る。

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