やはり俺が魔戒騎士なのは間違っている。   作:アスハラ

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アングレイ戦です。色々考えてアングレイはちょっと面倒くさいですかね?まあ、無印牙狼最初のホラーです。出る俺ガイルキャラはあの人です。では、どうぞ!




《美術館/館内》

 

女の子

「ん?ん~あれ?私確か・・・・」

 

八幡

「起きたか?」

 

女の子

「あ、目が腐ってる」

 

八幡

「目が覚めたならどいてくれないか?」

 

女の子

「え?あ、ゴ、ゴメンなさい」

 

八幡

「まあ、男の膝枕何て良くないがな・・・・」

 

女の子

「いや、そんな事ないよ・・・・所で君はこの美術館に何しに来たの?」

 

八幡

「仕事」

 

女の子

「仕事?私と同い年に見えるような?」

 

八幡

「まあ、俺の事はいいだろ・・・・その前に」

 

カシャ

 

ボォ!

 

女の子

「?」

 

シーン

 

カシャン

 

八幡

「(反応なしか)悪かったな。ここまだオープンしてない筈だろ。何で此処に?」

 

女の子

「私、此処のオーナーと知り合いなんだ。だから自分が作った絵を見に来たんだよ」

 

八幡

「ほう・・・・何で鼻血があんなに出たんだ?」

 

女の子

「えっと~そ、それは・・・・(アセアセ」

 

「海老名さん?」

 

海老名

「あ、オーナー」

 

オーナー

「こちらの方は?」

 

海老名

「そういえば名前言ってなかたったね。私は、海老名 姫菜。君の名前は?」

 

八幡

「涼邑 零だ」

 

海老名

「涼邑 零?変わった名前だね」

 

オーナー

「何しに此処に?」

 

八幡

「あ~イヤ、この絵が欲しくってねオーナーを探そうとしたんだけど・・・・」

 

海老名

「あ、あの絵は・・・・(モジモジ〃〃」

 

オーナー

「まあ、展示会は明日からなんですが・・・・まあ、いいでしょ。この絵ですね。では、お帰り下さい。」

 

八幡

「ん~?まだこの絵以外もっと素敵な絵がありそうだな・・・・見せてくれませんかね?」

 

オーナー

「・・・・いいでしょう」

 

海老名

「あ、あの!涼邑君!」

 

八幡

「?」

 

海老名

「この絵私が作ったんだよ!」

 

八幡

「へ~とてもいい絵だな」

 

海老名

「そ、そうかな?私が作った絵は変なのって言われてたんだ。初めて私が作った絵を褒めてくれたの君だけなんだよ」

 

八幡

「そうか・・・・まあ、頑張っていい絵描きになりな」

 

八幡は、オーナーと美術館の裏に向かった。

 

 

 

 

 

《美術館/裏》

 

オーナー

「此処に貴方が気に入る絵があるとは思えませんがね」

 

八幡

「その箱は?」

 

オーナー

「ああ、これは、“ただの箱”ですよ」

 

タン!

 

八幡

「それの・・・・“中身は?”」

 

オーナー

「空です。元々“空っぽ”でしたよ」

 

八幡

「それの中身は、“アンタが喰われたのか?それともアンタが喰っちまったのか?”」

 

オーナー

「まさかきさm・・・・」

 

カシャ!

 

ボォ!

 

ギギギ!

 

カシャン!

 

八幡

「見~つけた」

 

オーナー

「魔戒騎士か?」

 

シルヴァ

『八幡、そいつが“アングレイ”よ』

 

アングレイ

「デェイ!」

 

ビュン!

 

バシ!

 

八幡

「ハッ!」

 

ドガッ!

 

アングレイ

「グハァ!」

 

八幡

「舐めるな」

 

八幡に殴ろうとしたが反撃をくらった。

 

アングレイ

「チィ!」

 

ビュン!

 

八幡

「逃がすかよ!」

 

 

 

 

 

ブン!

 

《美術館/館内》

 

ギ!

 

海老名

「あれ?取れない?」

 

館内に残っていた海老名が八幡が頼んだ月の絵を取り出そうとしたが取れなくなっていた。

 

 

 

 

 

《美術館/???》

 

八幡

「見失った・・・・いや、違うな」

 

シルヴァ

『奴の結界内よ』

 

八幡は、アングレイを追っていたが不気味な絵が飾られていた。

 

八幡

「アングレイって確か別名・・・・」

 

シルヴァ

『トラップよ』

 

ブゥン!

 

不気味な絵から赤布の人間が現れた。

 

八幡

「・・・・来な」

 

シルヴァ

『八幡、あの子が危険よ』

 

八幡

「分かってる。エマさんから貰ったコイツを奴に括り付けてる」

 

ギュルルル!

 

赤布1

『!?』

 

赤布

『!?』

 

シルヴァ

『あら?何時の間に?』

 

八幡

「此処に入った時に・・・・コイツらと遊んでる場合じゃないから・・・・な!」

 

ピン!

 

ドバァ!

 

八幡は、エマから貰った糸車の銃を使い赤布達の動きを封じ赤布達を倒した。

 

シルヴァ

『このエマから貰った魔導具の糸車役に立つわね』

 

八幡

「ああ、急ぐぞ!」

 

ギュルルル!

 

シルヴァ

『奴はかなり焦っているようね?』

 

八幡

「そのようだ」

 

 

 

 

 

《美術館/館内》

 

海老名

「何で取れないの~」

 

オーナー

「海老名さん・・・・」

 

海老名

「あの、オーナー絵が取れなくて・・・・あれ?涼邑君は?」

 

オーナー

「あの男は、変質者だ。今、警察を呼んだからもう安心だ」

 

海老名

「え、彼はそんな人じゃ」

 

オーナー

「まあ、いいじゃないかハラが減ったゆっくり“飯でも喰いながら”話をs・・・・」

 

ビン!

 

オーナー

「!?これは糸!」

 

八幡

「悪いなお前の“トラップ”と遊んでる暇は無かったから直ぐに出て来ちまったよ」

 

オーナー

「貴様・・・・」

 

海老名

「涼邑君?」

 

オーナー

「やはり、魔戒騎士だな?」

 

海老名

「魔戒、騎士?」

 

八幡

「さっきもそう言ったろ?」

 

オーナー?

『キシャア!』

 

海老名

「ヒッ!」

 

八幡

「そいつは、もうお前の知ってるオーナーじゃない。そいつは人の皮を被った魔獣ホラーだ」

 

ギュルルル!

 

アングレイ

「!」

 

ブン!

 

ズドォン!

 

八幡は、糸車の銃を使いアングレイを海老名から離しアングレイを床に叩きつけた。

 

海老名

「オーナー!」

 

八幡

「さっきも言ったが彼奴はもうお前が知っているオーナーじゃない」

 

海老名

「え?」

 

アングレイ

「おのれ魔戒騎士!」バシャ!

 

八幡

「ハァ!」

 

ズバァ!

 

アングレイ

「チィ!」バシャ!バシャ!

 

ザン!ザン!ザン!

 

八幡

「おいおい、お前の溶解液で俺が買おうとしている絵を当てようとすんなよ!」

 

バッ!

 

ザシュ!

 

アングレイ

「グハァ!チィ!」

 

ドパァ!

 

アングレイ

『キシャア!』

 

海老名

「ヒッ!オーナーなの?」

 

ドポン!

 

ビュン!ビュン!ビュン!

 

八幡

「・・・・」

 

ズポ!

 

八幡は、溶解液を吐くアングレイを魔戒剣で斬りさきアングレイは、オーナーの仮の姿を破り捨て地面に潜りアングレイは、姿を消した。

 

海老名

「終わったの?」

 

八幡

「いや、まだだ・・・・」

 

カシャ!

 

ボォ!

 

八幡

「・・・・」

 

ユラ!

 

八幡

「・・・・フゥ!」

 

ボワ!

 

ドクン!ドクン!ドクン!

 

八幡は、魔導火を付け一回り周り火は揺れる事は無かったがドクロの絵の所で揺れ八幡は、魔導火の火をドクロの絵に飛ばしドクロの絵から心音が鳴り響いた。

 

海老名

「な、何?」

 

八幡

「羅号」

 

羅号

『バウバウ!』

 

海老名

「わ!」

 

八幡

「海老名を守っててくれ」

 

羅号

『バウ!』

 

八幡

「・・・・」

 

魔獣アングレイ

『ギィィィィ』

 

海老名

「な、何あれ?」

 

八幡

「あれは、ホラー・・・・人の邪心、陰我から生まれた魔獣だ」

 

海老名

「魔獣?」

 

八幡

「その魔獣ホラーを倒せるのは・・・・」

 

ジャキ!

 

キュカン!

 

パァァァァ!

 

銀牙騎士ゼロ

「俺達魔戒騎士だけだ!」

 

海老名

「銀の狼?(あれ?何処かで見たような?)」

 

銀牙騎士ゼロ

「銀牙騎士ゼロ!魔獣アングレイ貴様の陰我俺が断ち斬る!」

 

魔獣アングレイ

『ギィィィィ!』

 

バシュ!

 

銀牙騎士ゼロ

「ハァ!」

 

ザシュ!

 

魔獣アングレイ

『ギュアァァァァ!』

 

八幡は、鎧を召還し銀牙騎士ゼロになり魔獣アングレイが片手を飛ばしたが片手を絶狼剣で斬った。

 

銀牙騎士ゼロ

「終わりだ・・・・」

 

ドパァ!

 

アングレイ

『キシャア!』

 

シルヴァ

『逃げる気ね』

 

アングレイ

『キシャアァァァァ!』

 

ガキィ!

 

ドン!

 

銀牙騎士ゼロ

「ハァ!」

 

ズバァァァァ!

 

アングレイ

『ギシャアァァァァ!』

 

ドパァァァァァ!

 

ゼロは、魔獣アングレイを斬ろうとしたが魔獣アングレイは、また殻を破りアングレイとなりゼロに突っ込んで来たがゼロは、二本の絶狼剣を合体させ銀牙銀狼剣にさせ床を思いっきり踏み込みゼロは、アングレイを真っ二つに斬りアングレイは消滅した。

 

ビシャァ!

 

羅号

『アオーン!』

 

ブァァァァ!

 

パシャン!

 

バァァァァン!

 

八幡

「羅号、バリヤ貼りご苦労様」

 

羅号

『クゥン』

 

海老名

「終わったの?」

 

八幡

「終わったぞ」

 

海老名

「あ、あのこの子さっき何したの?」

 

八幡

「バリヤ貼らせたホラーの返り血をあびた人間は斬るのが掟だからだから羅号を君にガードをさせたんだ」

 

海老名

「そ、そうなんd・・・・」フラッ!

 

八幡

「無理もないな・・・・今は寝ておきな」

 

海老名

「ウン・・・・(スゥスゥ」

 

八幡

「・・・・」

 

シルヴァ

『八幡、貴方魔戒騎士の事を話すなんて何を考えているの?』

 

八幡

「絵を買うんだからその礼金でもあるし。巻き込んだ迷惑料だから教えただけだ・・・・」

 

シルヴァ

『余程あの絵が気に入ったのね』

 

八幡

「まあな・・・・この子の家に送るから凜さんに連絡しといてシルヴァ」

 

シルヴァ

『分かったわ』

 

八幡は、気を失った海老名を家まで送った。




何とか終わった・・・・この物語の海老名は、腐は少し抑えてます。海老名が作った月の絵は、牙狼に出たあの絵です。


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