やはり俺が魔戒騎士なのは間違っている。   作:アスハラ

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はい、漸く出来ました銀の馬出ます。ではどうぞ!


銀の馬

《遊園地/スタッフ控え室》

 

男性スタッフ

「城廻さん、今度はこれ着てね?」

 

めぐり

「は、はい・・・・。(お、お姫様の衣装って恥ずかしいな~で、でも、八君どんな反応するかな?)」

 

 

 

 

 

〈妄想〉

 

めぐり

『は、八君このドレスどうかな?』〃〃

 

八幡

『似合ってるよめぐりそのドレス。』

 

めぐり

『あ、ありがとう。』〃〃

 

八幡

『めぐり・・・・。』

 

めぐり

『八君・・・・。』〃〃

 

 

 

 

〈妄想終了〉

 

めぐり

「何て・・・・あるわけ無いか~。八君、魔戒騎士だし守りし者だし八幡だしなぁ~。」ズーン

 

 

 

 

 

八幡

「クシュッ!?」

 

シルヴァ

『八幡どうしたの。風邪?』

 

八幡

「いや、分からん。」

 

ザシュ!

 

素体ホラー

『キシャア!?』

 

 

 

 

 

男性スタッフ

「城廻さん?」

 

めぐり

「あ、すいません。着替えますね・・・・。」

 

めぐりは着替えるために試着室に入った。

 

 

 

 

 

男性スタッフ

「うへへ……あの娘いい体してたな~」

 

ガタッ!

 

男性スタッフ

「何だ?」

 

ピエロ?

「♪」

 

赤人形

『この鼻に注目!』

 

カァ!

 

男性スタッフ

「・・・・・。」

 

 

 

 

 

《遊園地/スタッフ試着室》

 

めぐり

「あれ、このハンカチいつの間に?それに黒い血?まさかね……。」

 

めぐりが着ていたウサギの着ぐるみの背中、黒いシミの付いたハンカチがあった。

 

ドカァ!

 

めぐり

「ヒッ!な、何!?」

 

男性スタッフ

「ふ、フヒフヒヒヒヒ!」

 

めぐり

「ヒッ!こ、この人の目ヤバい!」

 

男性スタッフ

「いい体だな。俺の女にしてやるよ!」

 

めぐり

「た、助けて八君!!」

 

シュカン!

 

バカン!

 

八幡

「ウオリァ!」

 

ゴス!

 

男性スタッフ

「ウゲ!」

 

バタ!

 

天井に円い斬りくちができ、そこから八幡が登場、男性スタッフを殴り飛ばし気絶させた。

 

八幡

「めぐり大じょb!?」サッ!〃〃

 

めぐり

「八君来て?どうして目をそらすの?」

 

シルヴァ

『めぐり貴女、自分が今どんな格好してると思っているの?』

 

めぐり

「え?・・・・あ。」//////

 

八幡

「・・・・。」//////

 

此処は試着室。しかもめぐりの姿は下着姿・・・・。

 

めぐり

「は、八君、外に出てて。この人を操っていたホラー…まだいると思うから・・・・。」//////

 

八幡

「わ、分かった・・・・。」//////

 

シルヴァ

『何?この空間?』

 

 

 

 

《遊園地/スタッフ控え室》

 

青人形

『あれ?声がしなくなったぞ?』

 

赤人形

『変だな?』

 

ヒュン!

 

アスモディ

「!?」

 

ドン!

 

青人形

『わ!何だ!?』

 

赤人形

『あれは破邪の剣!?』

 

スッ!

 

カシャ!

 

ボォ!

 

アスモディ

「!?」

 

ギギギ!

 

パチン!

 

八幡

「お前がアスモディか。貴様もホラーの返り血に誘われて来たんだろうが、もう思い通りにはさせんぞ。」

 

青人形

『こいつ魔戒騎士。しかも、あいつより強そう。』

 

赤人形

『なら、おい!目の腐った魔戒騎士!』

 

八幡

「?」

 

赤人形

『この赤い鼻に注目!』

 

カァ!

 

八幡

「・・・・。」

 

めぐり

「八君大丈夫?」

 

赤人形

『さぁ、目の腐った魔戒騎士。その人間の女を殺せ!』

 

八幡

「・・・・。」

 

ジャキ!

 

八幡は、魔戒剣を出しめぐりに向けた。

 

めぐり

「は、八君・・・・。」

 

八幡

「・・・・。」

 

めぐり

「・・・・私、八君になら斬られてもいいよ。あの時、私を斬りたかったのに斬れなかったんだよね。」

 

銀牙騎士ゼロ

『ホラーの返り血を浴びた人間は斬る。それが掟だ・・・・。』

 

めぐり

「八君優しいから。だから、私を斬ってもいいよ。」

 

青人形

『覚悟があるようだね。』

 

赤人形

『じゃあ目の腐った魔戒騎士。その女を殺しちゃえ。』

 

八幡

「・・・・。」

 

ジャキ!

 

ザン!

 

めぐり

「・・・・あれ?」

 

めぐりは八幡に斬られると思い、目を閉じたが斬られていなかった。変わりに・・・・。

 

赤人形、青人形

『ウワァ!』

 

ブワ!

 

八幡

「たくっ!鬱陶しい人形だったな・・・・。」

 

めぐり

「八君?」

 

八幡

「めぐりお前、良くあんな言葉を言えたな?」

 

めぐり

「聞いてたの!?操られたんじゃなかったの!?」//////

 

八幡

「俺が簡単に操られるわけないだろうが・・・・さてアスモディ。今度は何して遊ぶ?」

 

アスモディ

「グルルル!」

 

ジャン!

 

アスモディは二本のジャグリングを取り出した。

 

八幡

「お、二刀流か俺もだぜじゃあやるぜ!」

 

ビタァ!

 

八幡

「何!?」

 

アスモディ

「♪」

 

ビシュ!

 

八幡

「ウォ!」

 

アスモディは、八幡の攻撃を止め、顔に攻撃を当てようとしたが、八幡は何とか避けた。

 

八幡

「成る程パントマイムか・・・・おい、もう一回攻撃してやる。ちゃんと防げよ?」

 

アスモディ

「♪」

 

八幡

「ハァ!」

 

ビタァ!

 

アスモディ

「♪」

 

八幡

「フッ!掛かったな。」ニヤ!

 

ブン!ガキィ!

 

八幡

「二刀流“陰陽交叉”!」

 

キィィン!

 

アスモディ

「!?」

 

八幡

「よし、斬れた。」

 

八幡は陰陽交叉でジャグリングを叩き斬った。

 

八幡

「次行くぞ!」

 

ビタァ!

 

八幡

「手でもアリかよ・・・・だが両手で防いだのはダメだな。何故なら、腹ががら空きだからだよ!」

 

ドゴォ!

 

アスモディ

「!?」カハァ!

 

八幡

「まだまだぁ!二刀流陰陽撥止!」

 

ガキィィ!

 

ズドォ!

 

アスモディ

「!?」

 

ドサァ!

 

めぐり

「八君・・・・。」

 

八幡

「今の内に外に出るぞ。」

 

めぐり

「う、うん。」

 

ガチャ!

 

素体ホラー

『キシャア!』

 

めぐり

「キャアァァァァ!」

 

ザシュ!

 

素体ホラー

『キシャア!?』

 

八幡

「安心しろ。お前は俺が守る。」

 

めぐり

「うん。」

 

ダッ!

 

ガクン!

 

八幡

「チッ!」

 

めぐり

「八君どうしたの!?」

 

八幡

「此処に来る途中、素体ホラーに足やられた・・・・。」

 

めぐり

「そ、そんな!?」

 

八幡

「先に逃げろ。羅号!」

 

羅号

『バウバウ!』

 

八幡

「めぐりを守りながら沙希達のいる場所まで行け!」

 

めぐり

「で、でも八君その足じゃあ!?」

 

八幡

「安心しろ。俺にはまだ“切り札”があるのを忘れたのか?」

 

めぐり

「う、うん分かった。羅号ちゃん、道案内お願いね!」

 

羅号

『バウ!』

 

ズズン!

 

バカァァァァン!

 

魔獣アスモディ

「おやおやどうした?魔戒騎士。足から血が出ているぞ?」

 

八幡の前に魔獣化したアスモディが現れた。

 

八幡

「魔戒騎士を舐めるなよ。アスモディ!」

 

ガキィ!

 

魔獣アスモディ

「鎧召喚かさせるか!」

 

ビョーン!

 

キュカン!

 

カアァァァァ!

 

ズドーン!

 

魔獣アスモディ

「フハハハ!魔戒騎士を踏み潰してやったわ!」

 

???

「そいつはどうかな?」

 

魔獣アスモディ

「!?」

 

バゴォォォォン!

 

アスモディ

「ゲファ!な、あの足でどうやって!?」

 

銀の馬

『バルル!バヒヒーン!』

 

魔獣アスモディ

「な!?あれは!?」

 

銀牙騎士ゼロ

「銀牙騎士ゼロ!“魔導馬ギンガ”!!」

 

魔導馬ギンガ

『バヒヒーン!』

 

銀牙騎士ゼロ

「魔獣アスモディ。貴様の陰我、俺が断ち斬る!!行くぞギンガ!」

 

魔導馬ギンガ

『ヒヒーン!』

 

ドカラ!ドカラ!ドカラ!

 

魔獣アスモディ

「小癪な!」

 

ビヨーン!

 

トン!

 

ドカァ!

 

魔獣アスモディ

「ガフゥ!」

 

魔獣アスモディは腕を伸ばしたが避けられ、ギンガは魔獣アスモディの腕に乗り、後ろ足で顔を蹴った。

 

 

 

 

 

材木座

「オオ!八幡!魔導馬を出せたのか!?」

 

ザン!

 

戸塚

「久しぶりに見たな~。」

 

ドシュ!

 

材木座

「え?我は初めて見たのだが・・・・。」

 

沙希

「私は見た事あるよ。」

 

大志

「えぇ!姉ちゃん俺初めてだよ!?」

 

沙希

「そりゃ私はカルマの鏡の中にいたからね。」

 

めぐり

「八君・・・・。」

 

戸塚

「心配しなくても大丈夫。八幡は勝つよ。」

 

めぐり

「う、うん所で君達も魔戒騎士?」

 

材木座

「うむその通り我は・・・・。」

 

素体ホラー

『キシャア!』

 

ザン!

 

カァァァァン!

 

材木座

「見せてやるぞ!我の鎧を!」

 

キュカン!

 

カァァァァ!

 

ガシャーン!

 

???

「“炎刃(えんじん)、騎士ゼン”!」

 

材木座は素体ホラーを縦に斬り、魔戒剣を地面に付けて自分の周りに円描く。すると、地面から赤い鎧が出て来て材木座は

炎刃(えんじん)騎士ゼンとなった。

 

戸塚

「材木座君も鎧召喚したなら、僕も!」

 

素体ホラー達

『キシャア!』

 

戸塚

「ハァ!」

 

ドス!ドス!

 

素体ホラー達

『キシャア!?』

 

キュカン!キュカン!

 

ドパァ!ドパァ!

 

カァァァァ!

 

ガシャーン

 

???

「“天弓騎士、ガイ”!」

 

戸塚の場に左右から素体ホラーが襲いかかったが、弓で左右の素体ホラーを刺した状態で左右の円を描き素体ホラーは消滅した。それと同時に青い鎧天弓騎士ガイとなった。

 

めぐり

「赤と青の魔戒騎士・・・・。」

 

大志

「ス、スゲー!」

 

炎刃騎士ゼン

「貴様等の陰我、我が断ち斬る!」

 

天弓騎士ガイ

「君達の陰我、僕の矢で断ち射る!」

 

 

 

 

銀牙騎士ゼロ

「お、あいつ等も鎧召喚したか。」

 

シルヴァ

『久しぶりに見るわね。炎刃騎士ゼン、天弓騎士ガイ。』

 

魔獣アスモディ

「魔戒騎士共!何故人間を守る!?」

 

ンベェ!

 

銀牙騎士ゼロ

「ハァ!」

 

ザシュ!ザシュ!

 

魔獣アスモディは口からボールを出し銀牙騎士ゼロに当てようとしたが、銀牙騎士ゼロはボールを斬っていく。

 

魔獣アスモディ

「人間共の醜い本性を見ただろ?常に自分を偽りながら生きている存在。それが人間だ。そんな醜い存在を本当に守りたいと思うのか?」

 

銀牙騎士ゼロ

「・・・・確かに、貴様の言葉にも一理はある。だが、それでも!人間は守るに値する!」

 

めぐり

「八君・・・・。」

 

アスモディ

「貴様も人間と同じか!」

 

ンベェ!

 

銀牙騎士ゼロ

「一気に決めてやる!」

 

カシャ!

 

ボォ!

 

ポイ!

 

ボボボボ!

 

銀牙騎士ゼロ

「“烈火炎装”!ハァ!」

 

ボォ!ボォ!

 

ボボン!

 

魔獣アスモディ

「グギァ!」

 

銀牙騎士ゼロ

「ギンガ!」

 

魔導馬ギンガ

『ヒヒーン!』

 

ドカラ!ドカラ!ドカラ!

 

銀牙騎士ゼロ

「ウオォォォ!ハァ!」

 

ザン!

 

魔獣アスモディ

「ガ、ガアァァァァ!」

 

ピュールルルル!ドン!ドン!

 

銀牙騎士ゼロは、魔導火のライターを上に投げ絶狼剣をに魔導火を纏わせ、魔獣アスモディに目掛けて烈火炎装を放った。烈火炎装が当たり魔獣アスモディは弱り始め、その隙に銀牙騎士ゼロは魔導馬ギンガで進み、魔獣アスモディの鼻を斬った。同時に魔獣アスモディを倒し花火が上がった。

 

バァァァァン!

 

八幡

「フン、汚い花火だ・・・・。」

 

めぐり

「八君・・・・危ない後ろ!」

 

八幡

「!?」

 

素体ホラー

『キシャア!』

 

???

「ハァ!」

 

バチィ!

 

素体ホラー

『キシャア!?』

 

ドパァ!

 

めぐり

「え?誰あの娘?」

 

八幡は油断して素体ホラーが襲いかかろうとしたが誰かが八幡を助けてくれた。

 

八幡

「お前、操か?」

 

「久しぶりだね、八兄。涼邑 零の妹、涼邑 操、ただいま閑岱から修行を終えて帰って参りました。」

 




オリ妹出しました。え?小町じゃないの?と思っていますが・・・・妹だと分かったらお互い認めるかな?特に八幡はね。

材木座と戸塚の鎧は『闇を照らすもの』の鎧にしてみました。材木座はどうやってぽっちゃりからスマートになったのかは聞かないで下さい特撮七不思議だと思って下さいねデカマスターの鼻だってどうなってんのか分からないし。

オリ妹の操ですが次回に紹介します。

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