やはり俺が魔戒騎士なのは間違っている。   作:アスハラ

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今回は前半プライベートですが後半ホラー回です。八幡弱いな~純粋な子に・・・・。


遊園地

〈夕方〉

 

《遊園地/メリーゴーランド》

 

京華

「さーちゃーん!はーちゃーん!」

 

八幡

「オ~イ。」

 

紗希

「けーちゃーん!」

 

八幡、シルヴァ

「『ジー。』」

 

紗希

「な、なによ?」

 

八幡

「いや、お前がそんなにはしゃぐなんて以外でな。」

 

シルヴァ

『確かに。』

 

紗希

「ウゥ。」//////

 

八幡

「そういえばけーちゃんも魔戒法師になるのか?」

 

紗希

「いや、出来ればけーちゃんはだけは普通の生活をしてほしいんだ。」

 

八幡

「そうかまあでも決めるのはけーちゃんだからな。」

 

紗希

「そうだね・・・・。」

 

八幡

「それにしても遊園地かあまりいい思い出がないな。」

 

シルヴァ

『そうね。』

 

紗希

「それってホラーがらみ?」

 

八幡

「まあな・・・・。」

 

シルヴァ

『ヤシャウルとリングの事よ。』

 

紗希

「遊園地で殺りあったの?」

 

八幡

「ああ、ヤシャウルには勝ったけどリングには負けた。」

 

紗希

「ま、まあ今日は楽しも?」

 

八幡

「そうはいかねえよ。」スッ!

 

八幡は赤い封筒を取り出した。

 

紗希

「指令書・・・・。」

 

八幡

「前回指令書に書かれたホラーを討伐する筈がアズダブを討伐しちまった。」

 

紗希

「指令書確認したの?」

 

八幡

「する前に色々邪魔されたんだよ・・・・。」

 

紗希

「なんかごめん。」

 

八幡

「いや、気にするな。」

 

シルヴァ

『八幡今確認したらどうかしら?人はそんなにいないし。』

 

八幡

「分かった。」

 

カシャ

 

ボォ!

 

ブワァ!

 

八幡

「ホラー“アスモディ”討伐せよか・・・・。」

 

シルヴァ

『奴は人間の心の奥深くにある本音を無理矢理引き出すホラーよ。』

 

八幡

「恐ろしいなそのホラー。」

 

紗希

「え?何で?」

 

八幡

「まあ考えてみな仮にAくんとBさんが婚約者だったりしよう二人は愛しているとお互い言っているが本心までは分からないそこでアスモディが何らかの方法でAくん、Bさんの本音を強制に引き出しAくん、Bさんの本音をだしたがアスモディは狂暴姓まで引き出したら後は分かるな?」

 

紗希

「う、うん・・・・。」

 

八幡

「まあそろそろ・・・・?」

 

紗希

「どうしたの?」

 

八幡

「いや、今誰かに見られていた。」

 

紗希

「え?私には何も・・・・。」

 

八幡

「俺だけ視線を送ってたから分からんのだろ?」

 

紗希

「アンタ誰かに恨まれてんの?」

 

八幡

「心当たりがありすぎるなホラーに憑依された身内かな・・・・。」

 

星川ミサオ

『私はあなたを一生許さない !』

 

八幡

「・・・・。」

 

紗希

「八幡・・・・。」

 

京華

「さーちゃ~ん。はーちゃ~ん。」

 

紗希

「あ、けーちゃん終わったんだ・・・・。」

 

シルヴァ

『八幡あの娘の視線だったの?』

 

八幡

「いや、違うが・・・・確かに俺に視線を送ってた。」

 

京華

「はーちゃん次行こ!」キラキラ

 

八幡

「はい・・・・。」コンコン

 

 

 

 

小町

「フフッ、アイツが遊び呆けてる間にこの“ホラーの返り血”がついたハンカチをばらまいて・・・・フフフお母さんの為にあの男には死んでもらわないとね。」

 

 

 

 

〈夜〉

 

《ビル/社内》

 

男会社員

「ハハハハ!」

 

女会社員

「アハハハハ!」

 

ドガ!バキ!

 

アスモディ

「♪」

 

とあるビルでアスモディが人間を操り喧嘩をしていた。

 

ガチャ!

 

葉山 隼人

「そこまでだホラー!」

 

青人形

『またお前か・・・・。』

 

赤人形

『弱いのにまた挑むなんて馬鹿な奴。』

 

葉山 隼人

「黙れ今度こそ俺が倒す!」

 

ガシッ!

 

葉山 隼人

「!?」

 

男社員

「ハハハハ!」

 

葉山 隼人

「は、離せ!」

 

アスモディ

「♪」

 

赤人形

「じゃ~な~♪」

 

葉山 隼人

「ま、待て!?」

 

葉山隼人は操られた人間に取り押さえられた。

 

葉山 隼人

「クソ!“ザルバ”!」

 

ザルバ

『お断りだね。』

 

葉山 隼人

「な!?」

 

ザルバ

『それくらい自分で解決しな。』

 

葉山 隼人

「クッ!?」

 

男女会社員

『ハハハハ!』

 

葉山 隼人

「クッどうすれば!」

 

ガチャ!

 

「ちょっと貴方魔戒騎士?これ何とかしなさいよ!」

 

葉山 隼人

「そうしたいけどザルバが・・・・。」

 

「ザルバ?もしかして貴方黄金騎士?」

 

葉山 隼人

「そ、そうですが・・・・。」

 

「その魔導輪非協力のようね。」

 

大志

「ど、どうするんすか凜師匠!?」

 

「しょうがないわね。」

 

ヒュ!

 

「ハァ!」

 

バチイィ!

 

男女会社員達

『・・・・・。』

 

凜は筆を出し衝撃波を放ち男女会社員達は気を失った。

 

大志

「す、凄い流石は凜師匠!で、でもホラーが・・・・。」

 

「私がタダで見逃す訳ないでしょ?」

 

大志

「あ、魔界魚ですね?」

 

「フッ、魔界魚もそうだけど“花罪”も羅号も八君に懐くのはいいけど何で私には懐いてくれないのかしら?」ズーン

 

大志

「師匠!そんな事言ってる場合っすか!?」

 

葉山 隼人

「待ってくれ!」

 

凜、大志

『?』

 

葉山 隼人

「僕も連れて行ってくれないか!?」

 

「ダメ。」アッサリ

 

葉山 隼人

「な!」

 

「貴方は弱いそれに魔導輪は非協力で一緒に行ったら足手まといなのよ。」

 

大志

「あ、あの凜師匠俺遊園地に行って来ます!零さんに伝えないと!?」

 

「そう?アイツが向かった先は遊園地よ!」

 

大志

「な、何ですって!?」

 

「それだけじゃないわ大量のホラーが出現している!」

 

大志

「お、俺先に行ってます!」

 

ガチャ!

 

「・・・・あら?あの二人の魔戒騎士この街に来てたのね援軍として行かせましょ。」

 

ガチャ!

 

葉山 隼人

「・・・・。」

 

ザルバ

『おやおや仲間外れだな。』




ザルバ非協力でした~。

次回はアスモディとの対決ですが二人の魔戒騎士出します。お楽しみに!

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