男の娘がIS世界で生きるのは良いのか? 【修理中】 作:ジ・アンサー団
男の娘がIS学園に行って、妹に【LBX】を見せるのは良いか?
(くっ!、これはキツ過ぎる!)
「「「「「ジ―――――」」」」」
(何でこんなことになってるんだ。束が……いや、もういい。束はつい口を出したんだあいつは悪くない。が此処にいても本当に最悪だ!俺の大っ嫌いな姉が此処にいる時点で、悪評価だ!(俺の心の中で))
「全員揃ってますね、それじゃあSHRを始めますよー」
(噂をすればなんとやら、会いたくない教師にまた会ったわー)
「私が副担任の山田真那です、それでは皆さん1年間よろしくお願いしますね」
(イライラするなあ…何で大っ嫌いな姉が此処の副担任だよ)
「・・・・のうえくん。井上創くん!」
「はっ、はいっ」
創が心の中で姉の事を恨んで考えていると、姉に名前が呼ばれるのが聞こえた
「あ、あの大声を出してしまってごめんなさい。怒っていますか?ごめんね?でも自己紹介が「あ」から始まって「い」の井上くんなの」
(もうここまで来たのか…)「いえ、謝らなくても大丈夫です。自己紹介しますから」
「ほ、本当ですか?」
(正直テメエを恨んでいるが、自己紹介ぐらいは言わなきゃいけないだろ?)
「はじめまして。井上創と言います。趣味は機械をいじったり、自分が作りたい機会を作るのが趣味です。まだISの事はまだ調べていないですから。もし、知っている人だったら教えてください。(嘘です。束から教わりました。でもまだ見ていない機体を見たいです)それと、俺は男の子です。決して女の子ではありません。これから1年よろしくお願いします」
自己紹介が終わっても教室内は静まり返っていた
(なんか、スイッチ押したかな?)
「「「「「……き」」」」」
(…まさか…)
「「「「「キャ――――――!!」」」」」
(五月蝿!!)
「男子!男よ!」
「織斑くんに引き続き2人目の男子!」
「しかもすごく可愛くて。機械好き!」
「凄く可愛い!」
「井上く~ん!仲良くしようね!」
(凄く騒いでいる!?何で!?男の娘だから!?ほんま酷いわ―)
それからも2人目の男子の自己紹介はバカらしくて千冬に叩かれたらしい。
それから文字通りセシリア・オルコットが現れ俺の事を探し、「ありがとう」っと、セシリアは言ったでも創は「当たり前の事をしただけだよ」っと答えた
それから創は、大っ嫌いな姉から鍵を貰った。番号は1025号室だった。
「此処が。1033室か」
(凄い長かった。道のりが…この先何か危険な道が待っている……一応、入ってみるか)
そう思いドアを開けたら
「…………」(カタコトカタコト)
パソコンで何かしていた
(えっ?何?パソコンで何かしているの?)
「あのー……」
創の言葉にキーボードを叩く手をや止め、少女がこちらを見る
「…………」
「えっと……井上創です」
「…………更識簪…」
(ん?更識?楯無の妹か!?…何か、すごく引きこもりの子やなぁ)
「よ、よろしくね……」
創がそう言ったら、簪はパソコンに眼をむき、またキーボードを叩き始めた
「えっと……何が好きなの?」
「…………アニメ、ロボット……」
(やっぱり変だ……ちょっと待って、ロボット?だったらこれがあるけど…興味持つかな?
)
そう考え、簪に言ってから、散らかそうと思った(つまりLBXを出す!)
「なあ、更識さん」
「……何?」
「1回散らかしても良いでしょうか?」
「……何を?」
「……ロボットを」
創の言った発言で簪は『ビク!?』っと反応がした
「ロボット!」
そう言って創の前にいきなり来た
「う…うん。ロボット。小さいけど…楽しめるなら出そうかなって」
「どんなの!」
(メッチャ興奮してんな~)
「色々あるけど。注意点があるよ」
そう言ったら、簪は「なになに?」と、聞いてきた
「見せるロボットは。決して誰にも言わない事。じゃないと大変困る事なんだ」
「え?」
「本当にお願いね。決して誰にも言ってはいけないよ?」
「うん、分かった」
(なんか、簪は此処まで子供だったとは……楯無が気に入るのは当たり前か…可愛いな、子供みたいな姿が)
それから、簪に【LBX】の事を話し、楽しく【LBX】を見ていた。
(ん?外に誰かいるのか?まあいい、聞かせてやろう)
(【LBX】?。聞いたことが無いロボット……まさかISと何か関係してる?)
ドアの外にいた楯無は、俺の【LBX】の事とISの事がばれてしまった。