予選の10キロマラソン。これはタカティンの騒動の裏でトッシーが一番にゴール。その次に・・・
「誰だァァァ!!」
タカティンがゴール
「イエーイ!本選勝ち残りー!」
「ちょっと待て!そいつどっから連れてきた!何で知らないやつがゴールしたことになってんだ!!」
「そういうのもういいから」
「なんだその態度!?お前替え玉しておいてそれはねぇだろ!」
「替え玉?証拠は?」
「あるだろうが!こいつがそのまま証拠になって現行犯逮捕できるだろうが!!」
「土方君、マラソンは人生と同じなんだよ。色々な困難を乗り越え、ゴールテープを切るころにはすっかり別人のように・・・」
「言いたいことは分かるがこいつは実際別人だろうが!!」
「お前完結篇観たか?5年で人はああも変わるんだよ」
「でもこいつは5年も経ってねぇだろうが!数十分程度だろ!」
言い合いを始めた土方と銀平。そこへようやくゴールへ着いた山崎が土方にある方向を指さしてこう言う
「土方さん、彼らを許してやってください。それよりもやばいのがありますよ・・・」
「あ?」
「真選組に連れてこられたと思ったらなんだこれは!もういい俺は帰る!」
通選組の桂がスタッフを押しのけ帰宅しようとする
「桂ァァァ!!」
何とか桂を説得した通選組。よって予選を通過したのは寺門通親衛隊と通選組の二チームとなった
次の勝負はクイズ。お通に関するクイズをし、誤答、もしくは正解を相手に言われたチームは回答席になっている滑り台の傾斜がきつくなり、相手を全員落としたら勝ちとなる
「本選一戦目、クイズ勝負開始ー!」
司会者の掛け声の直後、親衛隊隊長の新八(本体)が滑り落ち、下のプールに落ちてしまった
「隊長殿ォォォ!!」
「いったいどうしたんでしょうか!志村氏無念の表情です!」
「つっこめェェェェ!!」
次の瞬間、司会者の後頭部に新八(人間)の蹴りが炸裂する
「あらぁ?ここにも志村氏が?」
「あらぁ?じゃないだろ!」
「あれ?新八君まだついてなかったんだ」
「気づかなかったでござる」
「え?・・・みんな、気づいてなかったの?やめてくださいよその真顔
全員八つ裂きにしますよ」
しかし新八はクイズに参加できず、クイズ勝負が今度こそ始まる
「第一問!『お通が4歳の時に見た、最も愛する映画といえば?』」
新八が『簡単だ』と嘆いている時、土方がボタンを押し、回答権を得る
「ローマの災日」
土方が答える
「不正解!」
「惜しかったですね。正解は、『ローマの災日ッパリハイスクールロックンロール』です」
語尾にうっかりお通語を付け忘れてしまった土方。誤答ということで滑り台が一段階高くなるが、傾斜がきつすぎて滑り台から射出される
この滑り台の傾斜の加減はお通が調整しており、今のは土方がお通語を忘れたことを気に食わなかったようだ
両チームリーダーを早くも失ってしまった。続けて第二問に移るが
「親衛隊タカティン氏!」
タカティンが早押ししてしまった
何やってんだあいつ!?と隊長が見守る中、彼はこう答えた
「スイマセン、オシッコ行ッテキテイイデス門松は冥土の旅の一里塚」
やけにお通語だけペラペラなのが気になるが・・・
どうやら彼はトイレに行きたいだけらしい
「正解!問題は『お通ちゃんが初ライブの時、緊張のあまり最初に客席に言った言葉は何?』でした!」
まさかの正解
そして通選組の滑り台の傾斜がきつくなる
「あの・・・お通ちゃん?なんか俺だけ傾斜がきついような・・・」
「三問目行きます!」
「えっ!無視!?無視なの!?」
そしてまた早押しするタカティン
「ココノトイレウォシュレッポ付イテマス海外の反応」
「正解!問題は『お通ちゃんがこの店で初めて買った品物は何?』答えはウォシュレッポでした!」
「そんないらねぇアイドルのプライベート公開すんなぁ!!」
二連続問題を聞かずに答えを出したタカティン。小さいほうの次は大きい方を我慢している
通選組の滑り台も傾斜がきつくなる。そして近藤が無視され
第四問に移った瞬間、またまたタカティンがボタンを押す
『奇跡がこうも続くはずがない』と土方が思う中、タカティンは
「パンツ取リカエテキテイイデスカールヴィンソン」
こう答えた。滑り台からパンツを浮かせて
「正解!」
「「え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!?」」
「問題は『お通ちゃんがハナクソをほじっているのを友人に見つかった時何といってごまかしたか』でした!」
「あの・・・お通ちゃん・・・?」
滑り台が傾きすぎてそれに必死にしがみ付ている近藤
「もしかして・・・俺のこと・・・嫌い・・・?」
次の瞬間、親衛隊の全ての滑り台が一斉に跳ね上がり、親衛隊全員がプールに落下する
「正解!答えは『生理的に受け付けない』!通選組、敗北寸前からまさかの大逆転!!三本勝負一本目は、通選組の勝ち!!」