せかんどらいふ   作:にゃー1

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3章
26 歪


私の箱庭、育ちに育った綺麗な花々。でも、見飽きてしまったからこの辺は新しくしましょうか。

 

さぁ、私を楽しませて退屈させたりしないでね。

 

 

 

 

 

ベグレッド王国王城は壮絶な喧噪に包まれていた。

国王アレクトル・リガル・モート・トリグレッドの唐突な急死は王城内の主要な人物達に知らせられた。原因の究明と共に、早急な世継ぎの選定を迫られる中、国王の一人娘であるエアリス・リガル・モート・トリグレッドにも父親の死が知らせられた。

つい先日13を迎えたばかりの少女には余りにも酷い知らせだった。

 

「そんな・・・お父様が、こ、殺されたのですか!?・・・な、何故・・・どうして!!」

 

エアリスは気品のある愛らしい顔を歪ませ、声を荒げる。美しく結い整えられた長い髪は彼女の震えと共に小さく揺れ続けた。

 

「まだ確定した情報では御座いません、姫様。殺された、などとは口走らぬようお願い致します」

 

エアリスの守護騎士であるフィスリス・ロインズ・ブレイがエアリスを諌めるように口を開く。

ただ、フィスリスはこの状況の危機感を犇々と感じていた。国王暗殺ともなれば次に狙われるのは王妃様か王女様になる。この国の転覆が望みならその後継者を断つことこそ最重要になるだろうと。

 

「お母様は・・・何処へ?」

「現在、信頼できる者のみで王妃様は同盟国であるフォンリシュタイン城へと救援を申し込みに行っておられます。―――良いですか姫様、これから先信用出来る者だけを傍に、絶対にお一人で行動するのはお止め下さい」

「・・・分かってます。分かって、います・・・っ」

「アイシャ、姫様のお部屋に暫く人をお通しするなよ」

「はい、畏まりました」

 

扉の傍に控えていたエアリス専属のメイドにフィスリスが声を掛け、そのまま部屋を後にした。

 

「―――・・・姫様はこの命に変えても、必ず」

 

部屋の外、自分の主のすすり泣く声を聞き、フィスリスは拳を握りしめて呟いた。

 

――――国を揺るがす何かが始まろうとしていた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「イツキ!そっち行ったぞ!!」

 

僕に視線を向けること無く、ニックが声を上げた。その刹那、深い草むらから飛び出してくる、体長1m程度のウサギとネズミを足したような姿のモンスター、ボイドラビットを視界に収めた。

 

5番展開(イノ・エクス)

 

何の魔術構築も無く、トリガースペルをただ唱える。寸分のタイムラグも感じさせず、雷撃が迸り、ボイドラビットを感電させた。それは泡を吹きながら痙攣し、もう動くことも出来ないようだ。

後方からの声を拾い、僕はそのまま草むらを駆ける。

 

木々に囲まれた、森と言っても遜色のない一帯に生えた僕の腰辺りまである丈の長い草は、こういう手合を相手する時には非常に厄介だった。

 

「イッチャーン!!ヤバイんじゃあ!お助けじゃあ!!」

「クロードさん!こっちまで走って!!」

 

抜き身のロングソードを手に簡素な鎖帷子に肩と胸当ての付いた鎧を身に着けた人物が、ドタドタと走りにくそうに駆けてくる。その後ろにはガサガサと音を立てながら追ってきている数匹のボイドラビットがいるようだった。

 

数メートルまで近付いてきたクロードを僕はその視線の中央に収める。

 

3番展開(シア・エクス)

 

瞬時に3つの魔術円が出現、クロードがそれを受け、身体を反転させながら草むらごと薙ぎ払う。

彼を追ってきていた数匹のボイドラビットはその剣閃に纏めて両断されて吹き飛んでいった。

 

「キタキタァ!!漲って来ましたぞぉ!イッちゃんありがとさん!!」

「馬鹿野郎がぁ!イツキに頼ってばっかりいるんじゃねぇよ!クロード!!」

「うっわぁ、きたよぉ。俺らの仲良し連携に嫉妬すんなよオッサン」

「―――・・・後でぶっ飛ばす」

 

近隣の村の畑を食い荒らす異常繁殖したボイドラビットの駆除がギルド協会に来た依頼だった。

それを受けたニックとクロードから魔術連盟に正式に登録された僕にヘルプ要請をし、それを受託した僕ら3人は王都から馬車で数時間の村へと向かい、今に至る。

 

――――親元を離れ、フィーナの弟子として過ごしはや、4年と少し。僕は13歳になっていた。

魔力は以前と比べ物にならないほどに上昇し、身体能力ですらニックやクロードに世話を焼かれた結果、魔術師とは言えないレベルに達している。体付きも細身だがしっかりとしてきて、身長は既に160を超え、イリスと同じくらいにまで成長していた。

 

先程使っていた魔術と関係するのだが、僕の身体で変わったことがもう一つあった。

それは目だった。僕の左目は僕のものではない、真っ黒な目の代わりに宝石のような黄金色の瞳がそこにはあった。そして、フィーナの左目には僕の瞳が移植されている。

 

フィーナは僕に自分に備わるローゼンタインの血にのみ、秘中の秘である魔術によって持って生まれる金色の瞳を文字通り片方譲り渡した。

瞳自体が既に神秘へと昇華しており、その瞳に刻まれた魔術は持たない者には使うことはおろか理解することさえ出来ないだろう。

 

その魔術は12翼の血の盟約者(ルシフェ・セラフィメント)

物凄く簡単に説明すると、1番から11番までの番号に事前に魔術構築をしながら記録させる。

すると、ゲームでショートカットキーを使うように即座に記録させた魔術が発動するという頭がおかしいレベルのチート魔術だった。口頭でのトリガースペルは必要だが、それでもその発動速度は他の追随を許さないだろう。

ただし、それは瞳自体が持っている神秘であるからこそ、対象は視界に収めないとならない。

ただそれを差し引いても強力すぎる力だった。ちなみに、3番に記録させたのは、肉体強化、体力増強、限定解除8割という順序で順番に記憶させたのだが、発動するのはほぼ全部が同時だった。

 

僕はこの魔術を教えられ、フィーナに瞳の交換を持ち掛けられた時に断った。

だが、フィーナは頑なに譲らず、僕の目の前で自分の左目を抉り取ってしまったのだ。

そして僕の左目にそっと指を添え、―――昔言ってたわね、物理的は痛くて嫌だって・・・でも今回ばかりは我慢なさいね?貴方は特別で痛い思いはさせたくないけどこれは仕方ないわ。と告げると僕の左目を抉り取った。

 

そして、僕は12翼の血の盟約者(ルシフェ・セラフィメント)を得、フィーナは、そのことを自国に知られた後、国宝級の秘術の漏洩とされ王国裁判へと掛けられた。

勿論ここで動いたのがフィーナを敵視していたヴェイデリム家だったらしく、フィーナが王族であることと、僕が正式な弟子であることを加味し、魔女の称号の返還と王位継承権の剥奪で罪を精算としても良いのではないかと発言した。

ヴェイデリム家は王族の中では先代の王だったこともあり、発言権が強く、誰もが彼を支持した。

結局、ヴェイデリム家は王位継承権第一位をまんまと手に入れ、魔女の称号は女王へと返還されることになった。

フィーナは王族でこそあれ、事実上の勘当を言い渡されたようなもので、王位継承権を剥奪された上に魔女の称号さえも失ってしまった――――。

 

だが、そのことをフィーナは、何でもない事のように―――貴方のお陰でくだらないしがらみまで取り払うことが出来たわ。ふふ、ありがとうね?イツキ。なんて笑っていた。

というか元々そうするつもりだったような気さえするのが彼女の本当に恐ろしい所かも知れない。

彼女は今の僕とお揃いのオッドアイが大変気に入っていて、街中を歩くと仲の良い姉弟のように見られるのをとても嬉しそうにしていた。

 

 

―――さて、現状に戻ろう。今は依頼のあった村から近い林の中、3人で討ち取ったボイドラビットの数は既に90を超えていた。草の少ない場所に陣取り、僕らは休憩を取っていた。

 

「ふぅーい。イッちゃんも飲むかい?」

「それ酒じゃん。仕事中に飲むの止めなよ、クロードさん」

「ほっとけほっとけ、そいつに何があっても助けなくていいぞイツキ。自業自得だ」

 

僕は半目をクロードに向けながらもステッキホルスターから魔杖を取り出し、内蔵した魔石(ジェム)の消耗を確認する。ストックした魔石(ジェム)の数も見ながら手入れしていると、ニックが嬉しそうに口を開く。

 

「それ、まだ大事に使ってくれてるんだな、イツキ。きっとゾイも喜ぶな、ははは」

「そりゃそうだよ。二人にプレゼントしてもらったものだからね」

「・・・お前ってやつぁっ!」

 

ニックが僕を撫で回すのを見て、クロードが酒を仕舞い込み、挙手を繰り返しながら喚く。

 

「俺も!俺も!イッちゃんに何かプレゼントするから!!何が良い!?」

「してもらう理由がありませーん」

「えええええええ!?いつも世話になってるお礼とか!?そゆやつ!?」

「そういうのはニックさんとゾイさんに送れば?」

「はっはっは、全くだ、今度俺らに奢れよクロード」

「イッちゃーん・・・そりゃないぜ~~~」

 

クロードは少し長めの真っ白な白髪をかき混ぜるように掻いた。彼は23でニックからは7歳程年下になる。瞳の色は深いグリーン、目つきは獰猛で、顔付きがシャープなこともあり怖がられることも多いそうだ。彼との付き合いはもう3年になるだろうか、出会いについてはまた今度語ろう。

何にせよ、彼は僕のことをとても気に入ってるらしく、事ある毎にちょっかいを掛けてくる。

 

悪い人では無いのだが、すぐにベタベタとくっついてくるのは止めて欲しい。

 

「今日はゾイさんは別件なの?」

「おう、アイツもAランクに上がって、本格的に名指し依頼も多くなってきてな。忙しいらしい」

「同じAランクのくせにオッサンは暇そうなのな。やっぱさぁ体力だけが取り柄です、みたいな見た目がダメなんじゃねーの?」

「俺は、本当に困ってる奴を助けられりゃ別に構わんさ」

「おぉ、カッコいいね!万年Bランクの誰かさんと違って」

「止めてぇ!イッちゃん止めてぇ!!イジメるんはやめるんじゃあ」

 

一頻り談笑しつつ休憩を取った僕らは、その後も討伐速度を加速させ日が落ちる前には200程討ち取っていた。ほぼ倒し尽くしたと判断した僕らは村へと報告も兼ねて戻り、報酬を貰った後、村人の好意でど田舎に泊まるよりは直ぐにでも王都へ戻りたいだろう、と馬車を出してもらえることになった。王都に到着したのは8時を過ぎた辺りで、二人はギルドに報告した後飲みに行くとのことだったので僕は二人に報告を任せ、フィーナの工房に戻ることにした。

 

フィーナの工房は住居も兼ねた魔術研究工房で、王都の中心から少し離れた場所に建てられていた。

基本的には石造りだが、住居部分は殆どが木造になっている。見た目は洋館だが内部の工房部分は1階2階の4部屋分がぶち抜きの相当に広い場所を確保されていた。

ちなみに屋敷全体の大きさで言えば、イリスの家とほぼ同等といったところだった。

ただ、王都ということもあり、イリスの家のような広い庭園を持つことは出来なかったようだ。

 

僕は程よく疲れた身体を伸ばしながら、工房の扉を開いた。

 

「おかえりなさいませ、イツキ様。お仕事お疲れ様で御座いました」

「ただいまーアリス。はい、今日のおぜぜだよ」

 

アリスは薄紫色の瞳を輝くように見開き、両手を組んで頬に当て愛らしい口元にニコリと弧を描く。

 

「それでは確かにお預かりしますね!あぁ本当にイツキ様のような方に仕えることが出来てアリスは幸せでございます♪」

「聞こえているわよ?アリス、何時から私のイツキに仕えてたのかしら?」

 

僕が帰ってきたのを気付いたのか、フィーナがリビングから顔を出してくる。

アリスは別段困った表情を浮かべること無く、肩辺りまでの綺麗な赤い髪を耳にかけるようにかき上げるとエプロンドレスを翻しながらフィーナに振り向いて言う。

 

「姫様が私達のお給金を支払えなくなった頃からですけど何か?」

「――――・・・おかえりなさい、イツキ。今日も疲れたでしょう私が癒やしてあげましょうか」

「あ!おかえりなさいませーイツキ様~。夕食すぐにお出し出来ますよ~」

「ちょっと!?リズ、さっきまだ時間掛かるって言ったわよね?」

 

キッチンから出てきたリズが一礼して僕に微笑み、夕食へと誘ってくれる。

フィーナの問いかけに彼女は深く蒼い瞳をキョトンとさせ、顎に指を添えて応える。

 

「ええ、姫様の夕食はまだ時間が掛かると申し上げましたけど?イツキ様は私達の雇い主様ですもの、お先にお出しするのは当然ではないでしょうか?」

「・・・」

「フィーナ、今度一緒にお仕事しよう?それならいいでしょ?」

「・・・うん、イツキと一緒ならいいわ・・・」

『まぁまぁ!流石ですイツキ様♪』

「もうやだこいつら嫌いよ・・・」

「あんまりフィーナをイジメないであげてね、二人とも・・・」

 

フィーナは魔女として君臨していたこともあって、魔術連盟から名指しで依頼が来ていたが、魔女の称号を失った後、今までの素行も相まって名指しの依頼はほぼ無くなってしまった。

自国からは殆ど勘当状態で、今まで擦り寄ってきていた王族もいなくなり、収入源が全く無くなっていたのだった・・・。

当然そうなると生活など出来るはずもなく、僕が魔術連盟の仕事を受託することで何とか切り盛りすることになっていた。そして、今姿がないイリスだが、彼女も僕が働くのに自分が何もしないわけにはいかないと、酒場でアルバイトをしている。

何故と思うだろうが、彼女曰く、己の剣は天使様を護るためにあるもの、それ以外で振るうつもりは毛頭御座いませんとのことだった。

 

ただ、そんな状態に陥って尚、リズもアリスもフィーナの傍を離れるつもりは無かった様子で、きっと彼女達はフィーナのことを内心では慕っているのだと思う。

 

「っと、僕はイリスを迎えに行くよ、皆で一緒に夕食にしよう」

「ワン子なんて放って置いても勝手に帰ってくるでしょうに、イツキが迎えに行く必要ないわ」

「フィーナそんなこと言わないの。イリスだって頑張ってるよ?」

「そうですよ?姫様、ユライリス様の収入源は我々の生活水準向上に一役買っていますので」

「そうね、リズ。ユライリス様は姫様よりよっぽどこの屋敷の生活を支えていますね」

「・・・、イツキー・・・こいつら嫌いよ!!」

「よしよし、じゃあ行ってくるね?」

 

フィーナを優しく撫で付け、工房を出て酒場へと足を向けた。

程なく酒場へと到着した僕は、丁度酒場から出てくるイリスに出会うことになった。

 

「天使様!え!?まさか私を迎えに来てくれたのでしょうか!?」

「うん、一緒に帰ろう。もう夕飯も出来てるってさ」

「あぁ!!私は何て幸せ者なので御座いましょうか!!仕えるべき主に想って頂けるなんて!」

「はいはい、帰るよーイリスー」

「はい♪天使様♪」

 

街道を二人で歩きながら、イリスが神妙な顔付きで口を開く。

僕はそのいつもとは違う顔付きに茶化すこと無く耳を傾けることにした。

 

「最近、少しおかしいのですよ。誰彼構わず、傭兵として雇おうとする人物が多いのです」

「酒場で?ギルドに直接依頼すればいいのに・・・」

「ええ、もしかしたら・・・何かが起こる前兆かも知れません・・・。私も声を掛けられたくらいですよ?きっと、女子供関係なく、人をかき集めている・・・そんな感じがしました」

「―――・・・」

 

確かに、今はイリスは腰にソードホルスターに剣を備えているが、酒場でウェイトレスをしている姿は普通に可愛らしいウェイトレスにしか見えない。

そんな人物を傭兵に誘う?あり得ない・・・。

誰でも良い、動ける人であればそれが何であれ役に立てればいい、そんな考えが透けて見える。

 

一体何が起ころうとしてる?・・・この世界では見ることがなかった事態ではある。

僕は、顎に親指を当てつつ、思考を重ねる。―――そして、一つの結論に辿り着く。

それは―――――戦争。国家間の戦争という最悪の事態が思い浮かんだ。

ただ、これは僕の推測に過ぎないものだと軽く頭を振り、その考えを振り払うことにする。

 

「イリス。情報が欲しい、これからは些細な会話でも拾うようにしてくれ」

「はい♪天使様♪」

 

イリスに情報収集をお願いしつつ、僕らは工房へと帰宅する。

さほど時間を費やしたつもりはないが、玄関先にリズとアリスが待ち構えているのを見て、首を傾げる。一体どうしたのだろうか。

 

「イツキ様!良かった、お帰りになりましたね」

「アリス?どうしたの?何があったの?」

「そ、それが・・・ベグレッド王国から宮廷魔術師様がいらっしゃいまして・・・姫様への依頼があるとのことだったのですが、お話がその・・・とても聞いていられないほどの険悪な雰囲気になりまして・・・私達はとても同室致しかねる程でして・・・イツキ様をお待ちしていた次第で御座いました」

「・・・よく分からないな、仕事の依頼に来たんでしょ?その人は」

「ええ、ですが・・・何というか、姫様のお知り合いなのか・・・よく分からないのですが、相性が酷く悪いと申しましょうか・・・」

 

要領を得ないアリスの説明に、焦れたのかイリスが取り敢えず行ってみれば分かることですと僕についてくる意思を示す。仕方ないと、僕はリビングで応対しているというフィーナとその人物の元へと足を向けた。

 

一応ノックを2回すると、不機嫌そうな声のフィーナの返事が聞こえ、リズかアリスと思ったのかさっさと入ってきなさいと次いで聞こえてきた。

 

僕がリビングの扉を開くと正面にふんぞり返るようにソファで足を組むフィーナが目に入る。

その対面にテーブルを挟んでソファに腰を下ろしている人物の後ろ姿を見ることが出来た。

 

宮廷魔術師の衣装なのか装飾の施された薄いヴェールから流れる美しい銀色の長い髪が目に映る。

その人物はゆっくりと立ち上がり、こちらを振り返った――――。

目鼻立ちの整った気品のある顔立ちで、青い瞳を細め微笑む。その懐かしい顔を見て僕は自然と笑顔を浮かべて応えていた。

 

 

 

 

「――――――お久しぶりです・・・先生」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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