恋姫バサラ 蜀編 大陸に呼ばれし老鬼と御遣い   作:双龍

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狐難しいですね~出しておいて言うのも何ですが、そして投稿が遅れましてすいませんそれでは14話お楽しみ下さい。


14話

「おりゃー、さあ強い奴出てこいー」

 

文醜は斬馬刀を振り回して兵たちを倒しながら進んでいた、すると同じく戦っている宗茂と会った。

 

「あんたが白蓮様のところにいるっていう強い奴だな」

「手前はそう呼ばれているのですか?手前の名は立花宗茂と申します強いかどうかはこの、雷切で示しましょう」

 

宗茂は雷切を構えると文醜も斬馬刀を構えた。

 

「あたいは文醜だよろしくな」

「なるほど袁紹軍の二枚看板のお一人ですか、相手に不足はありません(こんな戦い久しぶりだな~何時もは布教から入るからかなり警戒されるからな~)」

 

二人はジリジリと構えながら少しずつ横に摺り足をした、先に動いたのは文醜だった。

 

「あたいからいかせてもらうぜ、おりゃー」

 

文醜は斬馬刀を振り下ろした、宗茂は雷切をクロスさせて防御した。

 

「中々の剛剣ですな、ですが手前はもっと強い剛剣と戦ったことがあります」

 

宗茂は雷切の刃を回転させて文醜の斬馬刀を弾いたが文醜も素早く斬馬刀を構え直した。

 

「あたいよりも強い奴か、あんたとどっちが強い?」

「手前等よりも強い方です、日ノ本の武人の頂点に立つ方ですから」

「あたいからしたらあんたも充分強いぜ、でもそうか会ってみたいな、でも今はあんたと勝負がしたいそろそろいくぞ、おりゃー」

 

文醜は斬馬刀を横に一文字に切るが、宗茂はそれを正面から雷切で受け止めて弾いた。

 

「それでは手前も全力を出しましょう、はぁー、伏雷震電!」

 

宗茂は身構えて力をためた、すると雷切に雷がたまり雷切を地面にさした、すると広範囲に電流を流して攻撃した、文醜はそれを正面から受けて吹き飛ばされた。

 

「体が痺れて動けない、こりゃあたいの敗けだな、もう少しやれると思ったけどな~、なあ宗茂頼みがあるんだけど斗詩と姫は許してやってくれないか?あたいの命、あげるからさ」

 

文醜はそう言うと眼を閉じて雷切が振り下ろされるのを待った。

 

「手前の目的は迫り来る袁紹軍を追い返すこと無益な殺生は好みません、それにあなたも悪い人には見えないので、それでは失礼して先に進ませていただきます」

 

宗茂はそう言うと文醜を置いて先に向かった。

 

「敵わないな~、おい肩を貸してくれ」

 

近くにいた自軍の兵士に言って肩を貸してもらった。

 

「麗羽様の所まで連れてってくれ」

 

文醜と兵士は袁紹の待つ本陣に戻って行った、その頃別の場所では鈴々と義光が対峙していた。

 

「髭狐やっと見つけたのだ」

 

鈴々は蛇矛を構えたが義光は玄米茶をすすっていた。

 

「こらこら我輩の事は素敵紳士と呼んでくれたまえ」

「さあ髭狐さっさと構えるのだ」

 

義光は首を横に振りながら仕方なしに自身の武器である羽州武勇伝を構えた。

 

「行くのだー」

鈴々が義光に走って近づくと義光は土下座した。

 

「いや~申し訳ない我輩が間違って、いやしないのだよ~」

 

義光は土下座の体制から跳躍してくるくる回りながら鈴々を切ろうとしたが間一髪のところで防御した。

 

「くそー、汚い髭狐なのだ」

「我輩は素敵紳士だよそりゃそりゃそりゃそりゃそりゃそりゃそりゃー」

 

飛び上がった義光はその体制から連続突きをしたがこれも鈴々は防御し逆に蛇矛を一振りして義光を吹き飛ばした。

 

「コーーン」

「どうだ、髭狐、鈴々の強さ思い知ったかなのだ!」

 

義光は倒れた場所から動かなかった鈴々は恐る恐る近づこうとした時、鈴々は野生の勘が働き、義光の少し手前で蛇矛を地面に刺すと義光に土をかけた、すると凄い勢いで義光は飛び起きた。

 

「君君なんてことをするんだね!我輩を埋めても紳士の木は生えてこないよ~」

「やっぱり死んだ振りだったのだ、本当に汚い髭狐なのだ」

 

すると袁紹軍の兵士が義光に近づいて伝令を伝えた。

 

「義光様、袁紹様から退却命令が出ています」

「それは本当かい!?袁紹殿の頼みじゃしょうがないね~それでは、我輩はこれで失礼するよ~」

 

そう言うと義光は凄い速さで逃げた、回りの袁紹軍も退却を始めた、何故かというと文醜が怪我をして帰ったのを見て袁紹は退却をする事に決めたのだ。

 

「待つのだー髭狐、鈴々は暴れたりないのだー」

 

鈴々が怒っていると宗茂が近づいて来た。

 

「鈴々殿敵方は退却を始めました、我々も退きましょう」

「おっちゃん、髭狐もまともに戦わなかったし鈴々は暴れたりないのだ~」

「手前で良ければ帰ったら一勝負しましょうか(髭狐かー、儂はおっちゃんで良かったなー)」

「本当に!勝負してくれるのかー?」

「ええ、手前で良ければいくらでも、さあ帰りましょう」

 

鈴々は宗茂と戦えることで何とか機嫌をなおして、二人は城に向かって帰って行った。

 

この戦は雷神と張翼徳の勝利で幕を閉じた。

 




さて戦が終わりまして、実は他のサイトでネギまの小説を書いていまして、近々ネギまの小説を投稿させていただきます、こっちの小説も同時平行で書いていきますのでこれからもよろしくお願いいたします、それでは15話でお会いしましょう。

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